グローバリゼーションとアウトノミアのフラクタル

2016年04月27日(水) 0時00分


先週末は福井にて、次回作「フラクタル」のための第1回目の撮影でした。
どんな作品集になるのか私自身まだ見えていないけど、ぼんやりと頭に浮かんでいるキーワードは「フラクタル」「マオイズム」「アウトノミア」「ラプンツェル」などなど。

911そして311そしてグローバリゼーションとアウトノミアのフラクタル。



5作目の作品集「眠る」は、ウェブ出版サービスのデータ保管期限の都合で、2016年5月末(来月末)で販売を終了いたします。
購入希望はメールにて。

abantaban@@yahoo.co.jp(@を1つ消す)

次回作「フラクタル」も同じく、半年間限定販売の受注制作の作品集になる予定です。

気の持ちようだとかそういうことにすり替えて、きれいごとにして蓋をしてしまう輩は最低だ。

2016年04月24日(日) 0時00分
他者を「私も同じだ」「私と同じだ」と自分の尺度に押し込めてしまう圧力から解放されるには、どうすればよいのか。
私とあなたは「同じ」であると思い、違いに目を向けようとしない。そうやってマイノリティは社会から切り捨てられて居場所を奪われていく。

人は、相手のことを、わかって、自分の中に落とし込んで、納得したいから、自分の価値観に相手のことを押し込めてしまう。

人それぞれだよねえ、みたいなところからどうしたって洩れてしまう、わかりあえない(わかりあいたくない)部分を大切にしたいのです。あなたと私は「違う」という居場所を奪われたくない(奪いたくない)のです。

近づいては離れていく人を眺めることをしているようです。

2016年04月23日(土) 0時00分
私は症例の少ない遺伝する病気を患っていて20歳のときに大腸を全摘しました。妹も同じ病気で大腸を全摘しました。
症例の少ないこの病気の専門医が鳥取県にいたので大腸全摘手術のために実家ごと鳥取県に引っ越しました。
10年前に妹は30歳で悪性リンパ腫で死にました。持病と悪性リンパ腫に因果関関係があったのかわかりませんが、妹が息を引き取ったのを確認した主治医が、振り返って私を見て「次はお兄さんの番ですね」と言い放ったのを今でもはっきりと覚えています。
それで私は主治医を替えて、今は京都に主治医がいて定期的に治療に通っています。
私はこの持病があるせいで、外泊や泊まり掛けの旅行などに不安があって、20歳以降はほとんど日帰りの外出しかしていません。
この持病の影響で、骨が変形したり、身体に脂肪の塊ができたりもします。

目に見える差異があまりないので、人とちがうということをアピールしたり理解してもらうことが難しくて、そういうことがストレスになったのか20歳の頃から吃音でうまく話せなくなり、もともと寡黙だったのがさらに寡黙になりました。
今のような写真を撮るようになったのはこの頃からです。
なぜだか妹が死んだ頃から吃音は軽くなりました。
滋賀に来てから、ずいぶん人と喋るようになったなあと思います。

小さな頃から、どんな環境にも馴染めない疎外感がずっとあって、自分の気持ちをうまく人に伝えられないという劣等感が根深くあります。
私は、近づいては離れていく人を眺めることをしているようです。写真もそんな作業なところがあります。

あなたと私はちがうということを丁寧に扱うこと。

2016年04月22日(金) 0時00分
障害者に見えないとか難病には見えないとかって自分の尺度で相手を見てしまっていることに気づいてない。それぞれの人が抱えている病気や障害には難とか易とか程度はないのだ。
たとえば私も症例の少ない難病を患っていてもう20年以上も治療を続けているのだけど、そう見えないから差異を感じ取れないでしょう。
あなたと私はちがうということを丁寧に扱うこと。それは相手に対しても自分に対しても誠実であろうとすること。
私はいつでもそこに向こうとしていたいです。人と向き合うことは、同じであることではなくて、ちがうということを認め合うことだと思います。

次回作「フラクタル」の構想メモ

2016年04月14日(木) 0時00分
弱者に向き合わない社会構造が浸透してしまっていて、「自分しだい」と切り捨てていることに気づけない。
社会には、自分しだいでどうにかなる人ばかりではない。
自分と人はちがうのだと区別できなければ差別に気づけない。私たちは誰もが無意識に人を差別している。私たちの誰もが差別を受ける側でもあり差別をする側でもある。
すべてのシステムは組み込むものであり組み込まれるものであり、線引きして除外するためのもの。
マイノリティはシステムから除外されて受け皿をどんどん無くされていく。
大切なのは、社会が個の尊重ということをどれだけ丁寧に扱えるかということ。

目を潰された王子が見る閉鎖病棟のラプンツェルの夢とラプンツェルの内なる魔女ビッグブラザーの入れ子の果てなきフラクタル。

弱者に冷酷な社会

2016年04月12日(火) 0時00分
社会的弱者からまず人権が奪われていくのに、それを当事者は知らなかったり知らされなかったり知ることが困難だったりする。みんなマジョリティでありたい。多数派でいたい。人と違うのはこわい。村八分はこわい。弱い者がさらに弱い者を叩くフラクタル。寒々とします。
みんなで楽しく仲よく盛り上がろう!っていう場所が肌にあわない人はマイノリティの中でさらにマイノリティとして切り捨てられて受け皿のない社会。社会的弱者の人権からまず奪われていくのに、それを当事者は知らなかったり知らされなかったり知ることが困難だったりするし、権利を主張する人は変り者や疎まれ者に見えてしまっている。自民党政治がつくり上げてきた社会。とてもよくできた構造。弱者に冷酷な社会。弱者切り捨てがあらゆる階層に行き渡っている社会。自分が弱者だと気づけない構造。殺されても気づけない構造。

フラクタル

2016年04月08日(金) 0時00分
リベラル右派がリベラル左派に見えてしまっている構造があらゆる階層に行き渡っているのが今の日本の社会。フラクタル。まるで末期がんのよう。安倍政治を許さない!とか言ってるままでは見えてこないこと。

歯車

2016年04月06日(水) 0時00分
これから人がどんどん死ぬから保険に入る人が増えるけど、放射能で死んだら保険金が下りないから、そうして放射能の影響はなくされていく。そして保険金からも徴収するためのマイナンバー。

うそ

2016年04月05日(火) 0時00分
滋賀に来て4年目。室内撮影できる環境をそろそろ整えたいなあ。滋賀に来てからは、あたしよしこさんとeerieさんと作品集「眠る」を制作した以外はほぼ、妊婦さんの撮影とちびっ子さんの撮影ばかり。女性を撮り続けて辿り着いたのがお母さんとちびっ子というのはそれはそれで面白いけど、室内で人工光を使った「ウソ」もきちんと撮り続けていきたいのです。

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