かれこれ1ヶ月半前になる
3月の「肉の日」の報告です。
2019年最初のイタリア開催となったのは、弊社フィレンツェ駐在事務所近くにある
Trattoria Le Mossacce(トラットリア・レ・モッサッチェ)。
あまり広くない店内なので、いつもより少ない人数8名で開催しました。
ドゥオモから近く、車も通る結構賑やかな通りにあるものの、「エッ、ここにトラットリアがあったの

」という感じで存在する所です。
昼間はあまり目立ちませんが、夜になると
TRATTORIAと書かれた縦看板が緑色に光って出迎えてくれます。
この縦看板、すご〜く好きです。

お店の入り口には、フィレンツェの老舗店を示す
ESERCIZI STORICI FIORENTINIのマークもあり、昔ながらのフィレンツェを感じたい方はぜひ訪れて欲しい1店です。
中に入ると日めくりカレンダーになにやら時間と名前らしきものが書かれていました。
よ〜く見ると、これはその日の予約で私達肉の日メンバーの予約もしっかりと書いてありました。
今はコンピューター管理をする所が多く、そうでない場合は分厚い1年分の予約帳に手書きで書いている所が多いのですが、カレンダーに書くものいいですね。
味があります。
カレンダーの写真の隣りにあるボトルはここのハウスワイン。
Fiasco(フィアスコ)=藁やトウモロコシの皮に包まれたボトルに入っているのは赤ワインが主なのですが、白ワインが入っているのは結構珍しく、参加メンバーの撮影対象になっていました。
さて、頂いたものはこちら。
まず前菜は
Formaggio Pecorino(ペコリーノチーズ)と
サラミや生ハムの盛り合わせ・Affettati Misti(アッフェッターティ・ミスティ)。
ペコリーノチーズ1枚ドーン、盛り合わせは薄切りのはずですが、いやいや
かなり分厚いサラミや生ハムがこれまた
ドーンと登場しました。
この写真ではよく分かりませんが、このお皿が出て来た時に参加者達から、
「おーーー、なんだこの大胆さは

」
と笑いと共に歓声が上がりました。
いつもは薄切りを食べているのですが、この分厚い状態で頂くのも美味しく、なんだか癖になりそうです。
セコンドは、4種類。
・Involtini della casa(自家製インヴォルティーニ)
・Trippa alla Fiorentina(フィレンツェ風トリッパ)
・Cotolette alla Milanese(ミラノ風カツレツ)
・Controfiletto alla Griglia(コントロフィレット=サーロインのグリル)
フィレンツェではあまりミラノ風カツレツを見ないので、思わず頼んでしまいました。
好きです、カツレツ。
付け合わせは定番の、
Patate Arrosto(ローストポテト)と
Verdura Saltata(野菜のソテー/ ほうれん草)。
パスタ類に戻ろうということになったので、メニューを再度見てみたのですが・・・。
ん
メニューに書いてあるのは、Spaghetti、Rigatoni、Tagliatelle、Cannelloniとパスタの種類名だけ。



ソースは


テーブルをサービスしてくれたアレッシオさんに、
「どんなソースがあるんですか? Spaghetti alla Carrettiera(ニンニク・ピリ辛トマトソースのスパゲッティ)が食べたいんですが。」
と聞いたところ
「普通のトマトソースかラグー(ミートソース)かトマトが入っていないラグーの3種類だけだよ。」
あら〜、潔い。
相談した結果、ラグーのタリアテッレと普通のトマトソースのスパゲッティを頼みました。
で、運ばれたのがこちら。
奥にあるのはなんと希望をした
Spaghetti alla Carrettiera
「厨房に頼んで作ってもらったよ。」って、アレッシオさん。
やるではないですか
厨房ではコックさん二人が笑顔でVサイン。

ちなみにこの厨房、テーブル席からこの状態が丸見えです。
そのくらいこぢんまりした店内なのです。
最後ドルチェを頼み、後半の予約の人達が到着し始めたのでここでお開きとなりました。
8名だったのでそれぞれの料理を2皿ずつ注文し、どの料理もしっかりと味わえ、アレッシオさんとのやり取りも楽しく、そしてそして
一人25ユーロというとてもお得な料金で、楽しく満足した「肉の日」となりました。
安すぎる
開始時間が19時といつもより早かったので二次会へ繰り出しカクテルを飲み、完全お開きになったのは23時過ぎ。
3月も楽しく美味しい「肉の日」となりました。
既に開催終了している4月、GW・平成最後の「肉の日」の報告はまた改めて。
5月の「肉の日」ももうすぐ告知します!
ご興味ある方、ぜひお声をおかけ下さい。
宮崎
今月の肉ニククリックありがとうございます
