物語は後半から佳境へ。

2006年11月07日(火) 15時54分
塔は高揚する。
作詞作曲涼平

さあさあ、宴は始まった。
兎も猫も、今日はここ、櫂の目塔にてお初あわせ。

揺れて揺れて、不思議な気分に酔いしれて。

さささ、どうぞ、お先へ。
この乗り物は、旧式ながらこの塔のすべてを見せてくれるジェットコースター。

ふわんきらん、不思議な乗り心地なのだろう。

この勢いで塔の先端まで駆け抜けて、この疾走感でみんなを驚かせて。
高みから大勢で見る景色、まだ誰も見たことの無い。
僕が約束しよう。二つとない絶景。

三時間かけて、じっくりと塔を見物した彼らは、
「これは十分なビジネスチャンスになりえますね。」
ただ、それは個人で出来ていることではないと、誰もが肝に銘じていた。
彼らはなるべく大勢とそれを実現したいと考えていた。

ららら、いかがでしたか?
ねずみはたずねる。もう先ほどの歌たちで十分意気を挙げてきたでしょう。

しらりしゃなり、言葉は透き通る。
しらるしゃらる、意識はガラス張り。

ピアノをけたたましくならす翁、どんなリズムにも合わせる蟻の列。
僕らも自然と乗るしかない、この夜のリズム、この曲のリズム。

ぎらぎら眼の彼らも踊るが、僕らは彼らと協力しなくちゃ。
貪欲さっていうのは卑しいことではない。それはこの4年で知ったこと。
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