スピーカーズ・コーナー

November 12 [Mon], 2018, 22:41



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ロンドンのハイドパークの一角に、毎週日曜日になると人が集まる場所がある。

「スピーカーズ・コーナー」と呼ばれるその一角は、議会政治発祥の地・イギリスならではの、誰もが自由に演説できる場所。

王室批判と政府の転覆に関することでない限り、誰もが自由に発言し、「言論の自由」を堪能することができる議論好きにはたまらない場所。

かつて、マルクスやレーニンもこの場所で演説していたという。



自分で脚立のようなものを持参して、熱弁をふるい、聴衆に語りかける。

夫のポールは議論好き。

30年くらい前にロンドンに住んでいた時は、毎週日曜日になると通い詰めていたのだそう。

そんなわけで、懐かしのスピーカーズ・コーナーへ。



1人が演説して聴衆がそれを聞いているわけはなく、何人も、この時は5、6人が演説していて、それぞれに小さなグループができていた。

あるグループは「女性は男性と同じ仕事をするべきではない」という議論、あるグループは「人種差別」問題についての議論、またあるグループは宗教をめぐる議論。

私が遠巻きにその様子を見ていた時に、話しかけてきた初老のイギリス人男性は、「地球は丸くない、本当は平らなんだ」と熱弁をふるってくれた。



夫婦で一緒に行動する予定だったけれど、議論に参加して、あまりに楽しそうなポールの様子を見てしまい、パブで昼食を取った後は、ポールにはまたスピーカーズ・コーナーに戻ってもらい、私はオックスフォードストリートで買い物へ。

そして夕方。

そろそろ飽きて、時間を持て余している頃だろうと思いポールを迎えに行ったところ、昼間より人が増えてる〜。



日本ならポールを探すのは簡単だけど、イギリスだと難しい。

携帯で連絡を取ろうにも、議論に夢中できっと気づかない。

諦めてホテルで集合。

結局、議論を満喫して、夕方暗くなってからホテルに帰ってきたポール。

朝から晩まで見知らぬ人たちと議論を続けられるのが凄い。

しかも寒空の下で立ったまま。



ポールはもともと相当な議論好きだけれど、日本は「和」を尊ぶ人が多い分、なかなか受け入れてもらえない。

日本人は国民性として議論が苦手だとよく言われる。

反対意見を言うことは、「和を乱すこと」、「空気を読めない厄介者になること」につながりかねないから、意見が違っても言えないというのがその理由だと思う。

次々と発覚している国内の様々な業界のスキャンダルの根本原因はきっと多少なりともここにある。



本来、「反対意見=敵」ではない。

「反対意見」があることよって、さらにいい結果につながることもある。

変化が早く、「正解」がわからない今の時代だからこそ、議論というプロセスは、より良い結果を導き出すために必要なこと。

まともに議論できる人が増えない限り、社会は変わらない。

自戒を込めて。




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後追い、するの?しないの?

November 11 [Sun], 2018, 22:01



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私たちが不在の2週間、ドッグトレーナーさんのところに預かってもらっていたバブー。

みなさんに可愛がってもらって、体調を崩すこともなく、何の問題もなく穏やかに過ごしていた様子。

とはいえ、さすがに寂しかったようで、帰宅した直後は「後追い」が激化。



常に私を目で追って、ちょっとでも動くとついてくる。

トイレもお風呂もついてくる。

そして、それから1週間が経過。



お散歩中は後追いどころか、相変わらずのわがままぶりを発揮。

お散歩コースが気に入らないと座り込み。



置いていくよ〜、って離れても座りこみしたまま。

「来るの?来ないの?」。

いつもの私とバブーのお散歩風景。




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外国人の英語アクセント

November 10 [Sat], 2018, 23:00



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米中間選挙後のトランプ大統領の記者会見を動画で見た。

大統領とCNN記者の間で激しいやり取りがあり、その後、CNN記者がホワイトハウスへの「出入り禁止」処分となったことは、日本のメディアでも報じられた。

この記者会見は酷かった。

記者らの質問にいら立ち、質問を遮ったり、ののしったり、聞いてもいない話をし続け、話を逸らしては持論をまくしたてたり。

これが世界をリードする国の大統領が行う記者会見なのかと驚いた。



そして、日本人記者が質問した場面は見ているのもつらかった。

日本人記者が質問をしはじめた瞬間、「何?!」という感じで思いっきり顔をしかめた大統領。

質問をしようとしているのに、「どこから来たの?」と逆質問し、「日本」と答えた記者に、「シンゾーによろしく!」。

そして、アクセントの強い英語に「何を言っているか全くわからない」と言い、記者が質問を繰り返すと、その中から「貿易」というひとつの単語だけを聞き取って、質問そのものを理解しようとすることもなく、日本とアメリカの貿易に関する持論を一方的にまくし立てて終わった。

アクセントの強い英語を話す、他の外国人記者2人にも、「言っていることが理解できない」、「何を言っているかわからない」と同様の対応をする場面があった。

このことについて、日本と海外の反応が対照的だった。



日本では、「この程度の英語しか話せない記者を送るのがそもそも間違ってる」、「日本の恥」、「余計なことを」、「英語もロクに話せないのに駐在員って・・・」と、この記者の英語力や質問内容について非難するコメントがほとんど。

一方、海外のコメントは、「日本人記者の扱いが酷かった」、「明らかに差別的で失礼」、「強いアクセントのある英語を話す記者をばかにしているようで不快」、「このような態度をとるべきではない」と、大統領の態度が失礼極まりないと非難するコメントがほとんど。

日本人記者の質問場面を見ていたポールは、「確かにアクセントは強いけど、聞く意思があれば問題なく理解できる。質問の内容も良かっただけにとても残念」、と言っていた。

日本のコメントで多くみられた「日本の恥」などとするコメントには本当に残念な気持ちになった。

テレビ中継もある記者会見で、大勢の人たちが見ている中、一癖も二癖もある大統領に質問するのは母国語の記者だって、とても勇気のいることだと思う。

そんな中で、勇気をもって堂々と日本とアメリカの貿易や経済について質問しようとした日本人記者を心から尊敬する。

少数派ながら、擁護する人もいて、「大恥をかくのが怖くて何もできない99パーセントの日本人より、この記者が良い」、とツイートしていた人がいたけれど、この意見に賛成だ。

英語に接する機会が多いので、アクセントの強い英語を話す外国人を見下したり、ばかにしたりする人は、ある程度いるのは経験上わかる。

私自身、英語の発音矯正には苦労してきた。



もう20年以上前のこと、日本とアメリカ、数人のグループで飲んでいた時、私の「really」という英語の発音が変だと、一人のアメリカ人に大笑いされたことがある。

その後しばらく、人前で英語を話すことが怖くなり、完全に萎縮してしまった時期がある。

そのおかげで発音矯正に取り組み、「R」と「L」の違いがわかるようにはなったけれど、多くの人はどんな発音だろうと、言葉が通じればそれでいいと寛大だけれど、外国人とあまり接したことのない人の中にはたまにこんな人もいる。

この時の記憶はきっと一生消えない。

夫のポールは日本語を学び、私は英語を学んできた。

自分の母国語ではない外国語を、多大な努力と時間を費やして学び、その言葉を使って現地に溶け込み、仕事をしたり、生活をしたり、コミュニケーションを取ろうとするのは、たとえその言葉が拙くても恥かしいことでもなんでもない。



今回の場合は、それが特派員という特殊な立場だったからこそ叩かれたのかもしれないけれど、英語が完璧ではないからといって、聞こうとする姿勢を見せなかったり、馬鹿にしたり、見下したりすることの方がよっぽど恥ずかしいことだと思う。



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アートフィルターで撮ったイギリス

November 09 [Fri], 2018, 23:14

ストーンヘンジ。


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今回のイギリス旅行の写真。



愛用のカメラ、オリンパスPENのアートフィルターを使って撮った。


ポールの故郷にあるElvaston Castle


斬新なデザインのロンドン市庁舎


ロンドン塔


ウェストミンスター公園のチャーチル像


ウェストミンスター寺院


グリニッジ展望台から見たロンドン市街


テムズ川と大観覧車ロンドン・アイ


紅茶運搬船カティーサーク号


グリニッジ展望台にあるウルフ将軍像とベンチで休憩するポール

歴史と重厚な建物。

どこか重々しい空気をまとったイギリスの街並みを撮るには、アートフィルターがぴったり。

スマホで写真を撮る人はたくさんいるけれど、「カメラ」を使って写真を撮っている人は稀。

ポールと2人の写真を撮ってもらいたくて、20代前半くらいの若い男性に写真を撮ってくれるようにお願いしてカメラを渡したとき、とても珍しいものを見るかのように、「わぉカメラだ!超クール!!」と感動された。

カメラで写真を撮ったことがない人が増えているんだな〜、と実感。



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スーの犬

November 08 [Thu], 2018, 21:21



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スーの家には犬がいる。

フレディーとバーティー。

2匹とも、愛犬家のスーが引き取った保護犬。



こちらのフレディーは、飼い主夫婦が離婚して両者とも引き取れない状況になったため保護施設に預けられていたところをスーが引き取った。

まだ5歳で、とってもやんちゃ。



自由に家の中を歩きまわり、広い裏庭を自由に出入り。



フレディーの出入り口は、ドアの取っ手がわんこのオブジェ。



一度は飼い主さんたちに捨てられてしまったけれど、今は、犬もうらやむ生活を送るフレディー。



犬好きは、旅行中でも愛犬を思い出して、旅先の「犬」が気になるもの。



そんな気持ちの私を察して、大喜びで迎えてくれたフレディーにしばし癒されたのでした。



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■名前:eri-pon■
■趣味:愛用のデジタル一眼レフで写真を撮ること、バブーとのお散歩、食べ歩き&飲み歩き、海外ドラマの大ファン(好きなチャンネルはFOX、AXN、ミステリチャンネル)、旅行(東南アジア、ヨーロッパ方面限定)■
■家族:イギリス人の夫ポール、子犬のバブーと2人と1匹暮らし。■
■メール:お問い合わせは、eandpheap@hotmail.comへ■
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ウェスト・ハイランド・ホワイト・テリア(通称ウェスティー)の人懐っこくて、やんちゃな女の子。 体重7.6`
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