お嬢様学校少女部卒業式典に列席したよ

April 08 [Fri], 2011, 23:55

 ちょっと銀座まで行く用事があったので、せっかくだからヴァニラ画廊で開催されたお嬢様学校少女部の卒業式典に列席してきました。

 お嬢様学校とは…昨年の4月にはじまった胡子女史のプロダクト。黒髪の「少女」ならば誰でも入学でき、これまで写生会や文化祭、修学旅行、水族館への課外授業などを行ってきた。より詳しいことを知りたいという方はサイトをご覧の上、『卒業記念アルバム』を入手すること!

 式典は、父兄に立ち見が出る程で、ヴァニラ画廊にこんなにひとが入っているところはじめて見た、という感じだったのだけど、進行はクラシカルなスーツ姿が麗しい美少女先生によって厳かな雰囲気ですすめられた。
 お嬢様学校の生徒さんたちに共通するのが、凛としたたたずまい。それが10名集まり、共通の空気を発散させていると、教会で神父様を待つ時の静寂さのような一種の聖的なものが無意識のうちに生まれる。それが、お嬢様学校を記録した写真たちの魅力なのだけれど、そのクライマックスとしての卒業式典ということで、父兄(オーディエンス)の側もその「学校」というコミュニティに上手に組み込まれていたのではないかな。
 とはいえ、「ギミック」としての卒業式として、校歌を歌うと見せかけて「一同、黙読」と声が掛かり「ズルッ」となったり、卒業証書の授与では胡子先生が、「ただし少女を辞めるものではありません」と添えたり、「クスッ」としてしまうアイロニーもまぶされている。
 それは、『卒業記念アルバム』から逆算して立てられたというプロダクトの成り立ちが内在するものでもあるのだけれど、少女性というものを突き詰めると、社会に対する「抵抗」といった存在にもなり得るというあたりが彼女たちの存在意義の一つで、それは写真評論家の飯沢耕太郎氏とのトークセッションでも話題になった。

 個人的には、少女達が、セクシャルな存在から逃れよう逃れようとすればする程、フェティッシュな存在になっていく、というアイロニカルな構造と、それとは切り離されたカタチで切り取られた少女たちの時間の記録、という二重構造になっているところが、お嬢様学校のユニークなところだと思うので、第一期生の卒業後のこのプロダクトの行方が気になるところ。
 胡子先生のこれからの展開に引き続き注目してみたい。


お嬢様学校少女部 卒業記念アルバム (TH ART Series)
胡子
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