"快楽"の肯定に必死になるわけは

July 11 [Tue], 2006, 7:45
 『婦人公論』7/22号では、「女を豊かにするセックス」特集が組まれている。
 更年期を迎えた女性(と男性)がどのように性に向き合うのかといったテーマは、雑誌の立ち位置としては、むしろ直球で違和感は覚えない。鏡リュウジのセックス運占いとか、ど真ん中だし(笑)。
 ただ、叶恭子の記事「メイクラブと知性の深い関係」もそうだけど、性欲を肯定的に捉えようとするには、逆効果に働くような気はする。それにしても、叶姉の肩書きが「ライフスタイル・プロデューサー」となっているのには苦笑するひとの方が多いのでは?

 面白かったのは、アダルトグッズを買いに行くルポ。「ボディ・ショップ・ミント」「キュリウス」で取材しているのだが、「まず網タイツからはじめよ」という言葉には痺れた。あと、超小型ローターを20名にプレゼントするのが、また正しい。「編集部から発送」とあるのだが、中公の編集さんが梱包するのだろうか。まぁどうでもいいけど。欲を言えば、グッズの通販サイトの紹介があれば完璧だった。

 しかし。性を肯定的に捉えるためにここまで必死になる必要があるのか、という疑問は残る。男性週刊誌的マッチョメディアがネガティブに書き立てるスキャンダルな事象としてのセックスに対しての反証のような感じもしないでもない。
 自分はまだ青二才なのでアレだけど、40過ぎて培われた人生観を変えようとするには、相当なエネルギーを要するように見える。そこまでして男女間のセックスに対する齟齬を埋めなければいけないほどなんだ。parsleyが思っている以上に深刻な断層だなぁ、というのが、率直な感想。
 これが世代的なものなのか個人的なものなのかは分からないけれど、分解されつくしたSEX観を持つ身としては、そこまで熱心にパートナーへの不満足や不倫への理由づけをすることもないのに、と感じた。

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