ももいろクローバーZが女子も魅了する理由

June 22 [Fri], 2012, 5:00
Z女戦争(初回限定盤A)(DVD付)
ももいろクローバーZ
キングレコード (2012-06-27)
売り上げランキング: 19


 今、ももいろクローバーZの勢いがすさまじい。4月に横浜アリーナでの2日連続公演が大成功。6月に入ってからはじまったツアー、やくしまるえつこが作詞・作曲を担当した「Z女戦争」(おとめせんそう)のリリース、そして8月5日の西武ドームでのライブ決定と、加速度的に活躍のボリュームを増していっている。
 6月に入ってからは、さまざまな雑誌が表紙&特集を組み、Parsleyがお仕事させて頂いているニュースサイト『オタ女』でも取り上げさせて頂いた。

 新曲発売間近!ももいろクローバーZの勢いを各誌が大特集(オタ女)

 記事では触れなかったが、他にも『日経エンタテインメント』7月号が「会いに行ける最前線」という特集を組みももクロを表紙に起用しており、「"生"ビジネス」の代表格といった扱いをしていたことも特筆すべきだろう。

 他のアイドルに比較して、ももクロの特異点として挙げるべきなのは、アイドルファンに限らない女性の心も掴んでいるということだろう。20歳前後向けの女性ファッション誌のスナップにメンバーが登場する機会は2011年末頃から見かけられるようになっていたが、2012年に入ってからは、そのダンスの振り付けが注目され、『Popteen』4月号でエクササイズの特集が組まれるまでになった。それだけ、10〜20代の女子にも彼女たちの存在が認知されるようになっている、ということになる。

 私は、たまたま3月24日に開催された『HARAJUKU KAWAii!!!! 2012 SPRING』でのももクロのステージを観ることが出来たのだが、これが圧巻のステージだった。普段の衣装とは違い、古着ショップ「スピンズ」とのタイアップのファッションで登場したのだが、ミュージックビデオと変わらない激しい振り付けのダンスを楽々とこなし、「行くぜっ!怪盗少女」では百田夏菜子が四連続馬跳びまで披露した。
 『『HARAJUKU KAWAii!!!!』は原宿・渋谷のファッションブランドのウォークを中心としたイベントで、アイドルに興味のない女子たちも会場には多数集まっていた。しかし、そのダンスと歌で彼女たちの視線も釘付けにし、最後にはモノノフ(ももクロファン)たちに混じって声援を送っている女子たちの姿を見かけることが出来た。また、記念撮影の際に、モデルたちの多くがももクロのそばに寄ろうとしていたことも印象深かった。
 
 彼女たちが女子にも支持されるのは、一言で表すなら「徹底したプロ意識」になるだろう。
 「Z伝説〜終わりなき革命〜」に代表されるように、特撮やアニメなどコミカルに見えるPVでも、本気で「役」になりきる。コマネチのような一見するとヘンなポーズを織り交ぜながらも、激しく動くダンス。そして、5人とも歌唱力という面でもネタ曲からバラードまで歌い上げることが出来ることも見逃せない。
 また、スターダストプロモーションという大手事務所に所属しながらメジャーデビューまで2年の時間を費やし、ライブを中心に活動していたという経緯や、ファンへの感謝で深くお辞儀をする謙虚な姿も、共感を集めるポイントだろう。
 つまり、idol=才能が特出している上に、努力を怠らず決しておごった姿勢を見せることのない5人だからこそ、同姓からも尊敬を含んだ支持を集めているのだ。

 『アイドル戦国時代』といわれて久しく、「会える」ということを売りにしているグループが多い中、ももクロは頭一つ抜け出しそうなのは、ネタ的なコンテンツでも全力で取り組み、身体能力や歌唱力といったパフォーマンスが圧倒的であるという、基本的なファクターだというのは、いろいろ示唆に満ちているように思える。

 ちなみに、Parsleyとしてはももか(有安杏果)推しであることを付け加えておこう。ももか超かわいいっす!



 

AKB48はデフレカルチャーの象徴か?

December 28 [Tue], 2010, 23:15
 田中秀臣先生の『AKB48の経済学』、とても楽しく読んだ。特に第5章の「アイドルグループの経済分析」が面白い。「集団化によるリスク分散」や「アイドルの会社組織化」といった論考は興味深かった。何より、「パッケージ売りとバラ売りの経済的論考」で比喩として用いるのが、「ファン田中・ファン池田・ファン山形」とあるところにはニヤリとさせられた。
 また、アイドルがTV中心としたスターから身近な「小さな物語」へと変容しているといった指摘など、さまざまな示唆に富んでいる。経済に興味のあるひとは一読の価値ありでしょう。

 ただ。アイドル好きの方々からは、嵐のようなツッコミが入りそうな部分も散見されたので、韓リフ先生にはまだまだこの世界のことやファン心理について勉強してもらわなきゃ、と感じたのも正直なところ。
 まず、ファンとの距離を近くする、という戦術は2000年代に入ってから、グラビアアイドルの商品がDVDやトレーディングカードになるに連れ、秋葉原・神保町の店舗でのイベントが定着したもの(本書は「地下アイドル」という言葉が数度出てくるがもしかして韓リフ先生は混同しているのかもしれない)。AKB48はその流れに沿って常設の劇場を秋葉原ドンキホーテの上に置いた、と言うべきだ。
 そして、消費の形式も、グラドルとAKB48は一緒だ。複数枚購入する客への特典を豪華にする、というのはグラドルの店舗イベントの常套手段だが、AKBの場合でもファンがCDを多数枚購入することを促す戦術を取っている。
 AKBの劇場が開設当初入場料が破格だったことはおっしゃる通りだが、その後に出たライブDVDなどはBOXだと市価で6000〜7000円はするし、CDもシングルで1500円前後、アルバムは3000円前後と、他のアーティストと大差ない。繰り返すが、これを複数購入することを促すシステムになっている。あえていうなら、コアなファンは市場原理主義の中で、新自由主義経済そのものの戦いを繰り広げている、というわけだ。その象徴が、総選挙で1位になった大島優子なのではないだろうか?

 本書では、テレビや雑誌のグラビアでAKB48を見てお金を払わずに消費する層と、好きなメンバーを人気投票で上位にするためには同じCDを何百枚も買うことを厭わない層を、「ファン」の一言で一緒くたにしてしまっている。
 前者の視点からすれば、お金を払わずに「心の消費」をする。ここでの中心は、テレビ。『ミュージックステーション』がその典型だが、個人的には音楽バラエティー、特に『うたばん』が与えた影響は多大だったように思える。一万字インタビューを読まずとも、トークの内容からアーティストの「素顔」を見たような気にさせられ、親近感を抱く、という作用が働いている。
 このようなコンテンツで、「好き」になったり「癒し」を感じたりするライトな層は、お金のない10代の学生や、30代の主婦層だ。
 しかし。こういった「無料経済」を下支えするのには、番組のスポンサーだったり、誤解を恐れずに敢えて挙げればレコード会社の買占めなどがあったりしたわけだ。それが効かなくなり、AKB48が登場した2000年代中ごろからコアなユーザーを引きつける「インセンティブ」の設計にシフトしていく。
 アイドルが高年齢化している、という話がちらりと出てくるが、同時にコアファンも高年齢化している。たぶん、AKBに湯水のようにお金を落としている層は30〜40歳代で、彼らが20代の頃は別の何かにお金を落としていたと推察される。

 Parsleyならば、AKB48に限らないアイドルファンの経済構造と格差社会をリンクさせるだろう。また、別の見方をすれば「フリーミアム」で説明ができるかもしれない。つまり、こじつけようと思えば何とでも出来る気がするのだけれども。
 いくら韓リフ先生でも、「デフレ」とAKB48を結びつけるのは、牽強付会が過ぎるんじゃないかしら、というのが個人的な感想になるなぁ。

 でも、繰り返しになるけれど本書が面白いことには変わりがない。文化・社会といった部分に若干斜に構えた上で、「A KB48と大相撲が日本型雇用である」といった指摘に膝を打ちつつ読む、といった読み方をオススメしたい。


「最適化」時代のヒロインとしての宮崎あおい

January 12 [Mon], 2009, 23:23

 先週、地下鉄に乗っていて『non-no』の最新号の中吊り広告で彼女を見て、あまりにnon-noナイズされている姿に、軽くのけぞった。人妻&幼妻ですよこのひと。で、周囲を見回すと、『少年メリケンサック』でキャンディ舐めて眉をしかめ「好きです!パンク!嘘です!」と叫んでいて、EKI−CHIKAの広告でカフェで本を読んでいる。どれもが、全然別の存在感を醸し出していて、それが「宮崎あおい」という記号によって総体化されている、といえばいいのかな?
 そこまで見るものに思わせる程に、各メディアに溶け込んでみせるあたり、どんな場でも「空気」に合わせることが要求される、「最適化」時代のヒロインとして相応しく、ゼロ年代の国民的女優とされるのもさもありなんと思わざるを得なかった。
 『AERA』08.12.29-09.1.5号のインタビューで「正しいことをしていたとしても、そのやり方を一歩間違えてしまうと、相手には伝わらない」という言葉が、彼女のスタンスを端的に表した言葉だろう。
 とすると、インタビューの巻末が以下のように締めくくられるのは、全然違う。

「宮崎あおい」という一本道を、これからも彼女は引き返さずに進んでいくのだろう。

 どんな道でも「宮崎あおい」という名前に、してしまうんだよ。

「巨乳好き」は何カップを巨乳と見なしているの??

May 19 [Sat], 2007, 8:25
 pal様の「何故男はおっぱいが好きなのか」を拝読して、思わず考え込んでしまった。

 いや、もうparsleyは「巨乳」という言葉で具体的なイメージが沸かなくなってしまったのですよ。
 グラビアアイドルの狭い世界の中では、バストサイズのインフレが進みすぎ、「巨乳」が差す範囲が際限なく広がりすぎて、その人がどれくらいのおっぱいを差しているのか、まるで分からない。
 この言葉が発明されたのは、1985年と見られるが(参照)、当時はDカップ・Eカップの女優をそう呼称していた。20年以上経った現在では、D/Eクラスだとむしろ「美乳」であることが求められている。

 では、一体何カップならば、「巨乳」なのだろう??

   

「下手の横好き」は止められないからなぁ

March 13 [Tue], 2007, 16:00
 『アンカテ』様の「ロールモデルとしてのショコたん」を拝読して。

 エントリーの前段にある、分析力や断片的な情報をつなげる構想力がないメディアは生き残れないというのは禿同なのだけど、中川翔子について書かれている部分は、うーんという感じだった。

 彼女は、女性アイドルの基本をきちんと踏まえつつ、ほとんど制限がないダイレクトな個性の発信をしているように見える。そして、両者がうまく噛み合って、タレントとしての価値につながっている。「女性アイドルの基本」とは、事務所やテレビ局や広告代理店が女性アイドルに期待することで、それは一般化して言えば「組織の要請」である。そして、異様に回数が多いブログ更新やオタク趣味に代表される変わった個性は、ほとんど組織からの制限がなく、ショコたん本人の個性というか意思決定がダイレクトに発露していると思う。
 
 たぶん、去年4月の、エントリー大量削除騒ぎはご存知ではないのだろうな。(『にゅーあきばこむ』様の記事を参照)
 「しょこたん」というロールモデルの行間で、中川翔子が涙を飲んだということを、さらりと流すか重く受け止めるかは、情報の消費者それぞれだとは思うけど。「ロールモデル」という言葉によって彼女を記号化しようという試みには違和感を覚えずにはいられなかった。

 そういえば。『H-Yamaguchi.net』様も、グラビア雑誌についていろいろ書かれていたけれど。(参照
 私淑させて頂いてる方に対して、「ググれ」とか「はてなで聞けよ」とか思っちゃうのは、そこそこしんどい。個人的な感慨で申し訳ないのだけど。

 パーソナルメディアだと、「下手の横好き」を止めることは出来ないし、「巣(専門分野)に帰れ!」とは言っても効力はない。自分も言われたら困るし。
 でもなぁ…。あーなんだろこの奥歯に何かが突き刺さった感は。悶々。

ままならない世界

February 15 [Thu], 2007, 11:20
 忙しい割に実にならない感じがしないでもなく悶々とした日々を過ごしております。parsleyです。相変わらず自分と仕事のマネジメントがなってない奴です。少し、いやかなり落ち込んでおります。
 
 中でも、三連休の最終日に例によって秋葉原に張り付いていたのだけど、こちらのDVD発売記念イベントより、ホコ天にいるレイヤーの方が人集めていたのには心底参った。
 私が遭遇したのは多分、『アキバblog』様で紹介されていた娘たちだと思われるのだけど(参照)、それはもう、皆寄って来るのですよ。こっちは有料(DVDの購入費は4000円する)で向こうはタダという差があるのだけど、敗北感を覚えずにはいられなかった。もう何枚もイメージDVD出している、そこそこ購買希求力のあるタレントだとしても、秋葉原という街ではそういったフラットな戦いを強いられるようになっている。
 というか、商業ラインに乗っていようが趣味だろうが、自己プロデュースを正しく理解しない娘は生き残っていけない。例えその子が小中生だとしてもだ。
 
 最近、YouTubeでは『アイドルマスター』の動画がアップされて人気だし、綿矢りさの『夢を与える』も登場して、世間的には「アイドル」回帰なのかな、と思ってみたりもする。けれど、多くの人は歌って踊れて脱げる90年代のアイドルを今になってもイメージしている。細分化・分業化が進んでいる現在の情勢に対するカウンターは虚構の中にしか存在しない、ということになるのだろうな。

 まぁ、あとしばらくは、ままならない世界でもがき続けなきゃいけないのだろうな、私は。
 

最近気になっていること@ 「のりピー語」

January 27 [Sat], 2007, 10:27
 『死に忘れましたわ』様の1月18日の日記を拝読して。しょこたん語やこりん星語の分析にギザ鋭ス(なんて言葉があるか知らないけれど)と思いつつ、「ネットや少女漫画や先輩アイドルなどからヒントを得て、パッチワークされたもの」のルーツの一つであろう「のりピー語」のことを思い起こした。

 「のりピー語」とは、勿論あの酒井法子が使っていたジャーゴン。
 彼女は、いろいろな意味で現在のアイドルの雛形と言える存在だと思うが、その中でも白眉なのが独自の言語体系を築いたことであろう。たとえそれが、所属事務所からの強制だったとしても、だ。
 このことは、Wikipediaにも簡単な記述があった。

 ニックネームはのりピー。デビュー当時「のりピー語」と呼ばれる言葉を使い、「ヤッピー」「いただきマンモス」「うれピー」などといったフレーズを流行させた。後年、本人がTV番組で語ったところによると「のりピー語は事務所から無理矢理言わされていたもので嫌だった」とのこと。
酒井法子-Wikipedia


 本人の好むと好まざるを関わらず、のりピー語には酒井法子の小宇宙が凝縮されているのと同じように、こりん星語には小倉優子の「物語」が紡がれているし、しょこたん語には中川翔子の「半生」が垣間見える。そう言い切るのは言いすぎだろうか?

のりピーちゃん
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『QJ』「総力特集グラビアアイドル」を今更読んでみた

October 30 [Mon], 2006, 23:44
クイック・ジャパン (Vol.68)クイック・ジャパン (Vol.68)

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 既に『エロ本編集者の憂鬱と希望』様が、雑誌産業の構造と世代という切り口から見事な分析をなさっていて(参照)、遅きに失した感ありありだけど、『クイックジャパン』Vol.68のグラビアアイドル特集について、私もうだうだ記してみようと思う。

 グラビアアイドルを支えているのが青年コミック誌と週刊誌の読者層で、トップアイドルの高齢化は読者層が変わらないから、というのはまさしくその通り。
 ただ、ジュニアアイドルを愛好している層も、やはり「団塊ジュニア」層が中心だったりする。これは、『死に忘れましたわ』様が指摘されているように(参照)、経済力の問題が大きい。写真集(3000円前後)&DVD(4000円前後)のイベントに参加するため秋葉原や神保町まで来る交通費を捻出出来る層は、20代後半〜30代独身男性が中心にならざるを得ない。
 …と、ここまで書いてみて、この特集が、そういったコアな層を相手にしてはいない、ということに気づいた。問題にしているのは「マス」に対するグラビア。あくまで、「見る」対象と「見られる」対象を、「見せる」側の視点から描かれた企画、なのだ。

 そういった意味では、「トップ写真家五人が語る、グラビアアイドル論」は重要な文献。やっぱりこの方々が「時代」を作ってきたんだ、と再認識させられる。逆に言えば、現在一番勢いがあるグラビアアイドルでも「世間的にイマイチ」なのは、写真家の感性が時代から外れてきたからだとも思うけれども。山岸伸氏が安田成美のオーラと秋葉原のイベントを対比し、野村誠一氏が制作側の「堕落」を語るのに、ちょっとムッとしたのは確かです(笑)。

 個人的なトンデモ見解だけど、カメラ目線で作られた表情をしたピンナップは、被写体を化粧品カタログの広告写真と同列に扱っている。マスを相手にした週刊誌の表紙は、未だにそういう文脈上にある。
 そんな中、「恋写」に代表されるような、写真家とアイドルとのパーソナルな関係を強調するような作品が世に出るにつれ、ファンの視線が、「みんなの○○」から「ボクだけの○○」へと変化していったのではないか? それが高じて、「素」の部分を掘り起こす作業を見るだけでは飽き足らない人が現れて、アイドルのファンのコア化が進んでいったのでは?

今も昔も、これからも変わらないであろうこと

September 29 [Fri], 2006, 19:17
 弊社のグラビアアイドルDVDレーベルが素材を提供した記事が掲載された某誌の見本誌をチェック。
 ……あんまりこんなことは言いたくないのだけれど、激しくメゲた。
 紋切り型の文章にいちいち突っ込むのは大人げないのでやめるけれど、一点だけ、以下のフレーズは聞き捨てられない。

 僕たち着エロファンは、よりアイドルが可愛くセクシーに見れればいいのです。ビデオメーカーに、より精進してもらうことを願うばかりです。

 画像・動画を問わず、見る側の欲求は、いかに女の子が、「素」を見せるか、というところに集約されていく。コスプレとか小道具とかを使った場合でも、その役どころに「なりきった」ところではなく、なりきろうとするのだけどなりきれないという「恥じらい」という「素」が求められているのだよ!
 そして、多くの場合「素」を曝け出すというのは女の子の才能に依存される。つまり、そういった子が発掘できるかどうかにかかっている。
 メーカーに出来ることなど、実は何もないのだよ。
 
 「素」という要素を追い求め続けると、行き着く先は「無防備」な「素」ということになる。勿論、経験を積んで「素」らしいものを作るスキルを得る子もいるが、結局はほんとうの「素」に放逐される。
 このサイクルと、「素」への需要は、昔も今も、これからも変わらないと思う。

ジャスミンの受難を考察してみる

August 17 [Thu], 2006, 21:20
 個人的に木下あゆ美は永遠にジャスミンなわけなのだが、彼女が日曜日にとんだ受難に巻き込まれていた。「マスター・オブ・サンダー 決戦!!封魔龍虎伝」&献血キャンペーンを路上で敢行したところ、撮影禁止に怒った観客がスタッフを殴り逮捕されたというのだ。

アイドル危機一髪!アキバ献血イベントで大暴れの男逮捕(sanspo.com)

 事件が起こったのは午後1時半のイベント開始直後。捜査関係者らによると、場所取りなどで興奮した男が「危ないぞコラ」などと叫び、制止しようとした映画スタッフを数発殴ったという。男性スタッフ、出演者にけがはなかった。
会場は一時騒然となったが、木下が「キャンペーン参加をきっかけに、血の気を下げてほしい」と呼びかけるなどして予定通り行われ、別会場でもトークイベントが行われた。


 ちなみに、私は例によって某グラドルイベントが終了したところで近くにいたのだけど、パトカーがいることに気付いたくらいだった。
 前に拙エントリー「涼宮ハルヒのイベントの憂鬱」で「怪我人も逮捕者もいなかっただけでもよかったんじゃないかな」と書いたのだけど、現実の事態になると想定して記したわけじゃなかった。タレント・スタッフの方々は本当にご愁傷様でした。
 それにしても、お盆で芸能ニュースのネタに困っていたであろうスポーツ新聞にとっては福音だったのではないか。ウチのイベントも、タレントの知名度からすれば過剰な程取り上げられていた。
 東京スポーツなんて、ゴシップ持ちのタレントの時しかアキバにはいない印象なのだけど、15日付の芸能面では「アキバ暴行逮捕これが一部始終」という見出しで、かなりの紙面を割いていた。以下に引用してみる。

profile
Name:Parsley
Birthday:1976/4/8
Point:首が長い。つまりエロい
Favorite:エイガにケイバ
タバコ:Davidoff GOLD
ウィスキー:アーリータイムズ
おしごと募集!!
カワサキシティーで布団と同化中
コメントは返したり返さなかったりです。
parsleymood@gmail.com
さらに詳しいことはこちら

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