なぜ誰もチェックしないのか問題が起きるワケ

June 30 [Thu], 2016, 2:20
 ちょっと眠れないのでざざっと考えたことを。

 女性雑誌に載ってた擬音がアウトなやつだった「何を思ってこれ使ったんだ」「誰か止めてやれよ…」 (Togetterまとめ)

 「くぱぁ」がダメな擬音だというのは、紳士な嗜みをもつ男子ならばすぐにピンとくるけれど、女子ばかりの編集部ならばそれがわからなかったのかもしれないね、ということがまずあるにせよ。「誰が止めてやれよ…」ということで誰も止めないロジックというのはいろいろ考えられる。

 今回の場合、アイディアだし(編集会議)⇒デザインへの落とし込み⇒読み合わせ⇒編集長チェックといったプロセスが想定されるけれど、まず最終段階の編集長が「くぱぁ」を知らなければそのまま通ってしまうだろう。読み合わせでも、もし誰かが気づいたとしても、担当外だとケチをつける=批判と受け取られないように黙るという「空気」が生まれやすい。デザイン段階ではオーダー通りに作るのがお仕事なので基本的に「これおかしいです」と指摘するのは、同じような理由で難しい。つまり、発案者の意見がひとたびOKになってしまうと、そのまま通ってしまいがちになるケースが多いように思うんですよね。

 これはネットメディアでもそうで、一応は事実関係を確認するにしても、書き手より詳しくない人間が調べることには限界がある。特に幅広いジャンルを扱っていると、どうしても知識より深い「文脈」というところまでは見ることができないケースって多々あるんですよね。
 最近だと、福島みずほ女史たち社民党が駅のホームで「選挙活動」をして公選法違反の疑いがあるのではないかと話題になった。個人的には主張を書いたプラカードらしきものを掲示するのは選挙活動と見做せるのではないか、と思うのだけれど、候補者がタスキをかけて電車に乗ることは名札をつけて乗車するだけなのと一緒で、ビラを配らなければ単純な「移動」に過ぎず、公選法違反ではない。ここの線引きはグレーな部分があるにせよ、公選法を読み込んでいない人がチェックをすると「違反」というトーンをそのまま通してしまってもおかしくないだろうなー、と思う。
 そして、編集長ではない、編集・ライターと同格の人間がそれに気づいたとして「待った」をかけることができるかというと、速報性が求められるし、「じゃあお前が調べろ」という余計な仕事を背負うハメになるかもしれないし、いろいろな意味で難しいんじゃないか、と感じる。ディスコミュニケーションだと言われそうだが、多くの媒体の編集部でそういう場面があるのではないか、と思うわけ。

 結局、世に「なんでこれ通ったの」というコンテンツが多く流れてしまうのって、書き手と媒体(あるいは編集長)の信頼関係に依っている場合が多いから、書き手や発案者の「知識」や「見解」、「アイディア」がそのまま通ってしまう。そこを抑えることができるのかどうかが、媒体としての危機管理になるわけなのだけれど、まぁ全部のジャンルを押さえるのは難しいよね、という話でした。

 そろそろベットに潜るのでこの辺で。

ライターのブレイクスルーは「誰と出会うか」

November 14 [Sat], 2015, 10:15
 朝、ぼんやりネット周回をしていたら、オバタカズユキ氏の連投ツイートを見かけたので、簡単に思ったことをメモ。

 オバタカズユキ氏 20151113 朝の連投 - Togetterまとめ

 連投ツイートはいちいち頷けることばかりなのだけど。ひとつだけ。ブログを書いているうちに物書きのお仕事が貰えて、ぼやぼやしていたら会社をクビになり、そこではじめて本気でライター一本で食べていかなくなった身としては、それ相応の環境がないと「必死」になれず、多くの場合はお仕事や人のより好みをするだけの「贅沢」を許しているから稼げないのでは、と我が身を振り返って思う。
 オバタ氏は、「ネットよりまだ書き手の価値を解する編集が残っている」という理由で、紙媒体の仕事をすることを勧めている。個人的には、縮小産業でもある出版という枠ではなく、広いレンジ(ネットもそうだし、広告や社内報、タウン誌といったものもある)で「書く」というお仕事を探す方が良いように思うが、「書き手の価値を解する」人に出会う率は、確かに出版が多いのかもしれない。
 ただ、私も紙媒体でお仕事をしたことはあるけれど、実感値としてウェブでのお仕事と変わりはなかった。となると、メディアの形態によらず、「誰と出会うか」ということがライターのブレイクスルーとして不可欠だということがわかる。私の場合にもさまざまなポイントでそういう出会いがあったからこそ、今ウェブライターとして「食べて」いけているのだとしみじみ実感する。
 
 それで、これからライターを目指そうという人や物書き仕事を増やそうしている人に言えることがあるとするならば、ライター講座や多くある編集・執筆者のコミュニティの中に入ろうと努力することよりも、とにかく気になる本の著者とか、憧れている人に対して、何らかのアプローチをすべきだ、ということだ。著書の感想をブログやSNSにメンション付きで書くのもいいし、自分の悩みを書いてメールするのでもいい。その方が深い情報が得られて、なおかつ深い一対一の繋がりが生まれる可能性が高いからだ。
 長年、ライターの講座とかネット上のコミュニティを見ているけれど、居酒屋談義以上のものが生まれている形跡はないように感じるし、そこから活躍者が出てくる可能性もあまり見えてこない。そういう場で時間を費やすならば、「この人」という一人を見つけて繋がる方がいい。
 私もそういうことに気づいたのは後年で、一時期はコミュニティの「中」に入ることに努力したりもしたけれど、結局はその文脈とは別のところでお仕事をしている。人生ってそんなものだし、大勢で戯れるよりも孤独を愛する程度の方が生き残っていける可能性は高い。そして、孤独だと思っていても、アウトプットをしている以上、見ている人は見ている。

 まぁ、大変なことも多くて気持ちが折れることも多いけれど。いろいろな人に会ったり、いろいろなところに行けるライターというお仕事がスリリングで楽しいということは間違いない。平穏に生きたい、という人には向いてないかもしれないけれど。

 そんなこんなで時間切れ。今日も書いて生きよう!

『グルコミ6』出店&『もじめし』のこと

October 03 [Sat], 2015, 3:45


 明日、というかもう今日なのだけど、10月3日にさいたまスーパーアリーナで開催される『グルメコミックコンベンション6』に出店します。といっても、Parsleyがというより、相沢ナナコ女史のサークル『タヌキリス舎』がブースを出して、そこで頒布する『川崎の空の下、焼き鳥の煙は流れる』という同人誌を共同で作った手前、自分も売り子をします。

 『グルコミ』についてご存知のない方にざっくり説明すると、調理OK、飲食OK、飲酒OKな同人誌即売会です。出店ブースの気合の入った調理に舌鼓を打つだけでなく、一般参加者の方の中にはなぜか珍酒を振る舞う方がいたりして、なおかつ同人誌も頒布されています。はっきり言って楽しいです。
 イベントの雰囲気は下記の記事でもご参照下さい。

 飲み食いしつつ同人誌も買える! 『グルコミまんぷく大宴会』がカオスすぎた件(ガジェット通信)

 『川崎の空〜』は、我が家の近所にある『竹沢』という焼き鳥屋さんの非公式ファンブック、という位置づけです。売られている焼き鳥のほぼ全部を食べ比べてレビューしたり、コラムを書いたり、写真を撮ったり、DTPをしたりしました。ナコ女史いわく「愛が高じて作ってしまうのが同人誌だとしたら、これはまさしく同人誌であると胸を張って断言できる本」というのに、Parsleyも全面的に同意できます。つまるところ、そんな本です。
 ちなみに、オールカラー。一冊500円です。



 もう一冊。『タヌキリス舎』から出す新刊の『もじめし』についても。こちらはナコ女史と、添嶋譲氏、たかなしみるく女史のオリジナルレシピ15品と短いエッセイが添えられています。Parsleyはちょこっと編集に協力しました。
 詳しくはお手にとってほしいのですが、三者三様、好対照なレシピは「文字」なだけに、読む者は想像力が膨らまされます。
 添嶋氏のものは小林カツ代リスペクトというだけあって端正だけど、男子っぽいざっくり感がそこはかとなく感じられるし、みるくし女史のは「たるいな〜」と思いつつきっちり真面目に作ってしまう光景が見えるような気がする。ナコ女史のは食材や調味料が少ないのに、「そうきたか」と唸らされるようなメニューで、試行錯誤が好きなんだろうな、と思わされるはずです。

 また、エッセイも「文章書き」が書いているだけに、どれも素敵。みるくし女史の「自分のためのごはん」に至るまでのプロセスには自炊経験者ならばグッと来るところがあるだろうし、「書く」ことと「ご飯を作る」ことをリンクさせるナコ女史の話の地に足がついた感性は、『もじめし』という本を明確に位置づける役割を果たしています。
 そして。個人的には、添嶋氏のエッセイにはきゅんきゅんさせられてときめいたことを告白しなければなりません。彼は創作文芸同人のコミュニティではひと目置かれている存在で、それは「本来自分が経験してこなかった少年・青年時代」というノスタルジーを圧倒的な説得力で読ませるからだと個人的には考えていて、だからこそ一部の男子に熱狂的な「添嶋ファン」がいたりするわけなのだけど、このエッセイでは彼の書く話に欠いている「過去」がノスタルジーを補強する役割を果たしていて、かえってそれがある種の人にとっては妄想を掻き立てることになるだろう、と思うわけです。そういったものを、さらっと短い文に瑞々しく込められていて、フィクションよりもフィクション的。根っからの書き手なんだと、尊敬の念を新たにした次第です。

 いささか語りすぎてしまった感がありますが、『もじめし』の方も500円。「竹沢本」と合わせて、お手にとって頂けると嬉しいです。
 お時間がある方は、さいたまスーパーアリーナ、通常24ブースでお会いしましょう。ではでは!

ライター志望の学生に同人誌を作ることをおすすめする3つの理由

September 29 [Tue], 2015, 9:00
 秋になり常に喘息気味で、作業に汲々としている状況は変わらず、関係各位に「大丈夫?」と心配のお声がけをいただくのですが、「…だ、いじょう…ぶ…」といった返事でさらに心配をおかけしているであろうことが心苦しいParsleyです。ごきげんよう。

 ちょっと前になるのだけど、「ライターになりたい」という学生さんとお話をする機会があって、その時に「同人活動はしてますか?」ということを尋ねたら、思いもよらなかったという表情で「してませんね」というお答えだった。ブログはWordPressで作っていたりして、「外」に向かったアプローチをしているタイプの方だったから聞いてみたのだけど、意外と薄い本を作る事とは距離があるのだなぁ、と思ったりしたのだった。
 それで、今をときめくマンガ家の先生がコミケ出身だったり、これまた今をときめく西田亮介先生も『.review』という活動を『文学フリマ』中心にしていた時期があったという話をしたりしたのだけど。自分自身も学生の頃は奨学生だったこともあり、同人をやる余裕がなかったし、自分が活動するとは思いもよらないものだよなぁ、と我が身を振り返ってみたりした。

 とはいえ。将来的にライターしろ編集にしろ、メディアでお仕事をしていきたいのならば、学生のうちに同人誌を作って即売会に出て頒布する、という行為をやっておくメリットは確かにあると思う。それには主に3つの理由がある。

 ■本を作るプロセスのすべてを経験できる

 書きたい内容やコンセプトを決めて、タイトルをつける……ということならば、ブログなどでもできるが、ページ数を決めて台割を切って、文字や画像のレイアウトを組んで、表紙のデザインを決めて……という本を作る一連のプロセスを知ることができる。
 あと、印刷所に自分で持っていって、ページ数あたりいくらなのかを知ることも、大事なノウハウ。特に、早く入稿すればするほど割引が利く、ということはスケジュール管理をする上で、早め早めの入稿を心がけるクセをつけることができる……かも。
 いずれにしても、データを作るだけでなく、入稿から搬入までのプロセスを一度経験すると、本がどのように作られて流通しているのか、ミニマムながらも体感することができるので、将来的にそのお仕事が「なぜその原稿料なのか」とか、かかる工数とかが読めるようになる。そのきっかけという意味でも、一度薄い本を作ってみるというのはおすすめだ。

 ■「マーケットの厳しさ」を身をもって体験できる

 もちろん本は作るだけでなく売るということも必要なのだけど、基本的に同人誌即売会というのはスーパーフラットなマーケットで、人気サークルの本は先行者利益もあってとことん売れるし(とはいえ、内容イマイチだと出数もイマイチになるが)、何の告知もしないでただ長机の前に本を並べているだけでは惨敗は必至だ。「時間があったら行くよ」と言っていた友達がいつまでも来なくて「友情の量数」を測りだしたりする羽目になることだってある。
 とはいえ、だからと言って「一冊も売れない」という事態はどんな内容にしろほとんどないのでは、というのが個人的な感覚。フリーペーパーなどを用意しても、まったく手にとってもらえなかった、ということはないし、正真正銘の「空振り」になるということはない。出れば誰かには届く。
 この「届く」ということが大事で、「お客様は神様」という言葉が実感できるし、「本一冊を売る」という行為がいかにとてつもない事なのか、身をもって体験できる。

 ■Adobe製品が学割で使える

 これが一番大きいかもしれない。Creative Cloudコンプリートプランは個人向けだと年間費59760円(参考)だが、学生・教職員版だと23760円と半額以下。ちなみに、2015年10月30日まではキャンペーンで19800円となっている(参考)。うらやま。
 特にPhotoshopとIllustratorは特にウェブでライターをする際に画像の加工でお世話になることが多いし、InDesignもDTPソフトとしてスタンダードなので、手元でいつでも使える状態だといつでも作りたい時に薄い本が作れる環境になる。それを学生のうちから慣れておくのは、絶対に無駄にならないと思う。

 
 そんなこんなで。ブログを作って頻繁に更新する、というのもおすすめなのだけれど、同じくらい薄い本を作ってみることはメディアでお仕事をしたいという希望があるならば糧になるよ、というお話でした。単純に、自分の本がだんだんと出来ていくプロセスは楽しいし(もし楽しくないというのならば、書き手という仕事は向いてないかも)、出来上がって、印刷所で紙を選んで、即売会の申し込みをして、当日頒布するということを「ひとり」でこなす、ということが経験にも自信にもつながると思う。なので、ぜひ一度はチャレンジしてみてください。

 そんなこんなで。散文的な世界に戻るとします。ではまた!


キンドルが売れるこれだけの理由

November 22 [Thu], 2012, 18:40
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 AmazonのKindle Paperwhite、既に出荷がはじまっているご様子。ParsleyはCloud Playerを楽しみたいのでKindle Fire HD待ちだけど久しぶりにワクワクするガジェットになっている。ネットに上がっている評判はおおむね好評みたいだし。

 とはいえ、2010年に言われた「電子書籍元年」に期待よりも広がらずに、シャープのGALAPAGOSや楽天のkoboが残念なハード・サービスだったことも加えて、懐疑的な声も主に出版業界の中から聞こえてくる。
 その急先鋒が、東洋経済オンラインでの山田順氏の連載「紙メディア VS ネット 最終決戦」だろう。連載第一回目のタイトルが「キンドルが売れないこれだけの理由」。見事な逆張りですね。
 ここで山田氏は、以下のような理由を挙げて「日本は電子書籍専用端末の墓場」という説を唱えている。
 
 ・売れた端末がない
 ・品揃えが少ない
 ・価格が高い
 ・コミックが弱い


 しかし、Amazonは2007年に登場以降5年間米国などで展開しているサービスと最新の端末を日本市場に投入してきた。Parsleyは山田氏の仮説は当たらないと考えているので、その理由をつらつらと記していきたい。

 ★圧倒的に便利なkindleのサービス

 GALAPAGOSやkobo、それにソニーのReaderなどとkindleが違うのは、既にiOSとAndroid無料アプリが用意されており、スマートフォンやタブレットでも読むことが出来る点。しかもしおりやハイライト、ノートが同期されるので、端末を選ばない読書ができる。しかもkindleの場合は各端末一台ずつにメールアドレスが割り当てられていて、簡単にファイルを送ることが出来るのが自炊ユーザーにとってみれば嬉しいところ。
 また、サードパーティからさまざまなアプリが開発されているため、ネット上の文書を転送して保存し読むことなど、使い方は単なる「読書」に留まらない。ある程度リテラシーのあるユーザーなら、魅力に感じるスペックのあるモデルとサービスと言えるだろう。

 ★「kindleでしか読めない」コンテンツが増える

 kindleが優れているもう一つの点として挙げられるのが、ダイレクト・パブリッシング。html、ePab、XMDFだけでなく、Wordのdoc形式にも対応しているので、難しいプログラミングの知識がなくても比較的簡単にkindleで出版・販売することが出来る。これは、コミケやコミティア・文学フリマなど同人誌即売会に出店しているサークルや個人にとっては有力な選択肢になるはずだ。
 そして、早くもロールモデルも誕生している。藤井太洋氏のSF小説『Gene Mapper』は、kindleストアで発売して以来ランキング上位の常連になっている。
 今後は、無料のフリーペーパーといったコンテンツも出せるだろうし、より安価な価格で勝負するダイレクト・パブリッシング本が増えていくのではないか。そうなると、「kindleでしか読めない」ものが増え、結果として端末やアプリの利用する人が多くなるだろう。特にコミックの無料本はまだ競争が起きていないブルー・オーシャンなので、急に注目される作者が現れる可能性が高い。無名の新人が話題をさらう日は近いかもしれない。

 ★値段が高い本も案外売れる

 クリス・アンダーソンの『MAKERS―21世紀の産業革命が始まる』は 1714円という価格にも関わらず、ランキングでトップ10入りを果たしている(ちなみに通常版は1995円)。ほかにも、500円前後の書籍やコミックも著者やタイトルによっては、かなりの数が売れている。本好きなアーリーアダプターが多いことを差し引いても、ちょっと驚きの傾向だ。
 しかし、数百円とはいっても通常の書籍よりも安いことを考えば、より多く読むひと程、kindleなど電子書籍を選んで節約する選択をするのかもしれない。
 また、コミックや作者単位での「まとめ買い」といったパッケージでディスカウントをする販売なども考えられるし、書籍・雑誌の再販制度にとらわれない、弾力的な価格設定をしてくる可能性は充分にあるように思われる。そうなると、購買層の「おとな買い」が自然と増えるのではないだろうか。

 ★コミック誌というパッケージをkindleが破壊するかも?

 出版社におけるコミック誌の売上げの比率が高いことはいうまでもないことだが、1990年代から比べて部数が大幅に減っていることも周知の通り。しかし、コミック本単体の冊数は増えており、雑誌ではなく単行本で読むニーズが増えていっている。
 日本においては、2006年頃から携帯での月額課金制コミック読み放題サービスが電子書籍市場を牽引してきた。特に伸びたのがBLやレディスコミックといった、一般書店ではレジに持っていくのに躊躇する作品だ。kindleがアダルト作品を扱うようになるのかは未知数ではあるが、もしそういったコンテンツも販売されるようになればかなり浸透するのではないだろうか。
 いずれにしても、若年層を中心にコミック誌ではなく作品単体で読むというスタイルに移行しつつあるのは間違いないところだろう。となると、出版社としても一話ずつをバラ売りした方が、コストパフォーマンス自体はコミック誌を上回る可能性がある。そうなると、パッケージとしての雑誌というプレゼンスは徐々に減じていくように思える。 

 ★とはいっても、kindleは「紙」を殺さない

 村上福之氏によると、ご著書の『ソーシャルもうえねん』はリアル書店がAmazonの約7倍の売上げだったという(参照)。ということは、15%はAmazonで販売したということになり、ちょっと出版業界にいた身としては驚異的だなと思うのだけれど。未だに取次流通の全国展開が機能しているということは間違いないところだろう。
 また、山田氏も連載の二回目で「電子書籍はデジタル時代に登場した新しい表現形態で、これまでの紙の本とは別のモノ」と述べている(参照)。Parsleyも2011年に「電子書籍は紙の本に勝つ必要はない」と題したエントリーを記しているが、ネットや各種SNSと連携したソーシャルリーディングの可能性など、ただ「読む」だけに留まらない読書体験をディレクションされたコンテンツはまだ現れていない。
 藤井氏は、BLOGOSのインタビューで「執筆や編集という役割を1つ1つ違う人がやっていると、甘えが許されないところはあるのですが、やはり1人でやっているとそういう部分は甘えてしまう」と述べており、出版社・編集者がエージェント的な役割を果たすことを期待する発言をしている。
 そうなると、電子書籍の普及には、出版業界のシステムの変化やコンテンツのあり方など価値観の転回が不可欠だろう。また、電子書籍ならではの編集やディレクション、プロモーションといった専門家が必要とされるようになっていくのではないだろうか。

 ★ここでkindle大好きな方にお知らせです。

 2012年11月23日に、『コミティア・文学フリマ後夜祭』と称して、kindleをはじめとする電子書籍とセルフパブリッシング、そして出版のあり方についてをテーマとしたトークを行います。
 出演者は、藤井氏のほか、作家の内藤みか女史、編集者の仲俣暁生氏、KAI-YOU代表の武田俊氏、TINAMI代表の篠田匡弘氏といった幅広い顔ぶれで、kindle上陸した後の「出版」や「同人」の境界があいまいになった中の「表現」についてお話をうかがいます。

 当日でも大丈夫ですので、ご興味のある方は是非お越し下さい。

Gene Mapper (ジーン・マッパー)
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第十四回文学フリマ『PPP』出店いたします

May 06 [Sun], 2012, 10:00


 2011年5月6日第十四回文学フリマに、『PPP』として出店いたします。
 ミニコミ『箱-HAKO-』を発表してから、約二年ぶりの活動。今回は自前でのブースです。

 ■ブース詳細

 第14回文学フリマ
 2012年5月6日(日)11:00〜16:00
 東京流通センター 第二展示場
アクセス

 『PPP』ブース 1F D-35会場内ブース配置図

 ※相沢ナナコ女史の『エンハンブレ企画』との合体配置になります。

 『Letter from the Underground』 Yuki Fujisawa & Yumi Fuzuki

 どこからともなくやってきた、メッセージ。それが、『Letter from the Underground』です。鉛筆画×詩のコラボレーションによる、イメージの拡がりによって、知らない世界が現出させるための「お手紙」。
 今回は、空想鉛筆画家の藤澤ユキ女史に「アリス」というテーマだけお伝えして自由に作品を描いて頂きました。
 そして、その細密かつ繊細、饒舌な作品を、文月悠光女史に余計な情報を伝えることなくご覧頂いて、やはり詩をご自由にお書き頂きました。
 結果的に、企画したParsleyの想像をはるかに超えた「異世界」が生まれました。
 画家・作家さんの想像力の素晴らしさを、より多くの方に知ってもらえる機会になればいいなぁ。

 そうそう。この『Letter from the Underground』は文学フリマ限定での頒布です。他では一切出さず、ネットにも上げないつもりです。もしかして幻の一品になるかもしれません。

 頒布予定価格:500円(限定100部・シリアルナンバー入り)

 頒布物

 ☆『せいへきかるた 白昼社版』
  
 スペシャルバージョン : 600円(限定10部)
 通常版 : 300円


 一部で話題をさらった「せいへきかるた」白昼社泉由良女史よるスピンオフです。自分の企画が広がっていて嬉しい!

 ☆『The Monster Room』 ※委託販売

 「せいへきかるた」にも素敵なイラストを描いて頂いたぴすどり氏率いる非実在生物系創作集団。
 詳細情報はこちらでご確認下さい。

 ☆CD『キュー・ファンファーレ! Vol.1』 ※委託販売

 一枚:2000円(文学フリマ特別付録 ショートショート「耳の長いうさぎちゃん」)

 グリニッヂ・レコードが放つ”「いま」を旅する音楽ファンのための、魂のサウンドトラック”。 プロデューサー/代表の津田真氏は、おそらくいま首都圏のライブを一番足を運んでいる方かもしれません。そんな彼がチョイスした17曲が織りなす物語は、映画的でもあるけれど、「文学的」でもあります。

 ■展示品

 ☆藤澤ユキ 『Letter from the Underground』

 最初に彼女の作品を観た時の「鉛筆だけでこれだけのものが出来るのか」という驚きは忘れられません。
 かなり大きくて迫力あります。当然ながら初展示です。ぜひご覧下さい。
 
 ☆横田沙夜 『キュー・ファンファーレ!』

 絵本をモチーフにしながら、兎頭を被る少女という独特のモチーフを展開する横田沙夜女史。今、都内ギャラリストの間でもっとも注目を集めているといっても過言ではないのでしょうか。
 そんな彼女が描いた『キュー・ファンファーレ!』のジャケット原画。展示は初となります。

 ☆蒼鬼ハル 「秘めた悲目の姫」

 「せいへきかるた」の裏面を描いて頂いた原画。展示販売もいたします。
 蒼鬼ハル女史は初夏にかけて数々のグループ展も控えています。妖しく肉感的な作風は、原画だと印刷物やデータとはまた違った魅力があります。

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 このように、売り物も展示する作品も多くて、にぎやかなブースになりそう。
 ご来場頂いた方にぜったいに損はさせません。
 5月6日、東京流通センターで逢いましょう。

『奇刊クリルタイ6.0』付録「せいへきかるた」

November 04 [Fri], 2011, 23:27
 11月3日の文学フリマで、面白集団『クリルタイ』は新刊『奇刊クリルタイ6.0』を頒布いたしました。結果的に好評だったようで、企画・編集担当としてはほっとしております。
 詳細については、こちらをご参照頂くとして。Amazonでの予約もはじまっておりますので、是非よろしくお願いいたします。

奇刊クリルタイ6.0
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クリルタイ 能町 みね子 雨宮 まみ 手塚 真輝 republic1963 ふじいりょう
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 さて。今回の文フリでは付録として、「せいへきかるた」を『6.0』お買い上げの方にもれなく配布いたしました。ちなみに通販・委託書店で付けるかは未定です。冬コミに当選しているので、そちらでは多分配布することになると思います。



 絵札は左から、成瀬ノンノウ女史、Ray女史、横田沙夜女史の作品。



 左が絵葉書屋長崎堂・長崎頼子女史、右がぴすどり氏の作品です。



 そして、裏面は蒼鬼ハル女史に担当して頂きました。

 この「せいへきかるた」、文字通り「性癖」について書かれたカルタ、です。
 まず文学フリマ常連の文芸クラスタの方を中心とした15名の方に文字札を考えて頂きました。その後で、絵札を5名の絵描きさんにParsleyが個別にお願いして、お描き頂きました。「文字札のことばに合わせてイメージを膨らませてお描きください」と、なんとも曖昧なオーダーをしたので、皆様お困りになられたとは思います。
 しかし、ご覧のように、見事にテーマを皆様なり解釈して頂いて、素敵な作品をお描き頂きました。
 お買い上げ頂いた方はもちろん、文字札を考えて頂いた皆様、そしてこのエントリーをご覧の方にも、「絵描きさんってスゴい!」と感じて頂けたならば、とても嬉しいです。
 逆に、絵をお描き頂いた皆様に、「文学やっている人たちちょっと面白いかも」と少しでも思って貰えたとすれば。企画者冥利に尽きます。 

 この「せいへきかるた」は、観賞用としても実際に遊ぶことも出来ますが、ひとつ謎かけもしています。それは、文字札を誰が書いたのか、私Parsley以外は知らない、ということです。これは墓場まで持っていきます。
 それでも、文字札の担当の一覧を付けたのは、「もしかしてあの人がこんな性癖を持っているのかも」と見た人に想像して楽しんでもらうためです。あと、書き手により自由に表現してもらうために、あえてどの札を書いたのか明示しない、ということにしました。

 このようにいろいろな趣向を凝らしたこの企画、半ば私Parsleyのわがままでやらせてもらいました。そのわがままを許してくれたrepublic1963編集長をはじめとするクリルタイメンバーにも感謝です。
 そして、快く「せいへき」を垣間見える文字札をお考え頂いた15名の皆様、素敵な作品をお描き頂いた6名の皆様に、改めて御礼いたします。

 この「せいへきかるた」、このままで終わらすには、名残惜しい気持ちが、私の中にはあります。
 今回は15組の札ですが、さらに加えて…そうだな、「せいへきかるた48」として、48組の「性癖」を並べてみたらどうなるだろう?
 
 商品化というところも視野に入れつつ、ブンガクとアートを「性癖」で結ぶプロダクトを続けていきたい。今はそう考えています。その実現に向けて、いろいろ暗躍してみるつもりです。

 今回「せいへきかるた」を入手した方は、是非とも『クリルタイ』twitterアカウントまでご感想を寄せて頂けると嬉しいです。
 また、ご興味のある方は私までご連絡下さいませ。

 どうぞよろしくお願い申し上げます。

『クリルタイ5.0』&『箱[HA-KO]』冬コミ頒布情報

December 26 [Sun], 2010, 23:48
 先日第11回文学フリマで発表した『奇刊クリルタイ5.0』ですが、『マジレス!』様のご厚意でコミックマーケット79にて委託販売させて頂けることになりました。

 ■日付・ブース
 12月31日(木) 東ホール P-10b

 また、東京のカルチャーシーンの最先端を行く、アニソン・ボカロDJバーMOGRA、男の娘バーMEW TYPE、BLマンガカフェcafe801をフィーチャーしたミニコミ誌『箱[HA-KO]』(目次はこちら)も、撮影を担当して頂いたすいづたくみ様のブースでの委託販売が決定しました。当日は私Parsleyも売り子として参加させて頂きます。

 ■日付・ブース
 12月31日(木) 東ホール ヒ-05b

 当日は、文学フリマ大交流会で配布したシンガーソングアニメーター・フレネシ女史のインタビューを掲載したフリーペーパー『奇刊クリルタイ5.0.1』を持って行くかも?

 いずれにしても、コミケにお越しの戦士の皆様方は、是非ともお立ち寄り下さいませ。よろしくお願い申し上げます。



『奇刊クリルタイ5.0』でいろいろやっています。

November 25 [Thu], 2010, 6:50


 冬の足音が近づくとともにやってくるのが、『奇刊クリルタイ』の新刊発表です(笑)。
 というわけで、『奇刊クリルタイ5.0』でいろいろやっています。「やりました」ではなく、現在進行形で「やってます」です。つまり編集&入稿作業の真っ最中でございます!!
 ラインナップは、公式発表をご参照して頂くとして。

 主に私が関わったのは、ロングインタビュー3本のブッキング&聞き手、ミニインタビュー数本のブッキング&聞き手、MOGRA DJ'sの座談会の企画・司会・構成、表紙デザイン、DTPもろもろ...etc です。

 今回の注目コンテンツは、なんといってもロングインタビューが、ITジャーナリスト・佐々木俊尚氏、文士/事物起源探究家・松永英明氏、ミュージシャン/旅人・早川大地氏という豪華すぎる三本立てだということです。これは自画自賛させて頂きます!

 ミニインタビュー・コラム・レビューも、盛りだくさん。おなじみnitino女史のイラストもご覧の通りステキです♪

 来る12月5日の文学フリマより入手できます。これだけ充実した内容で700円というのははっきり言って超お得だと思います。是非当日は蒲田まで足を運んで頂いて、お手にとって頂ければとっても嬉しいです。
 何卒ご愛顧の程、よろしくお願い申し上げます!!

「文庫」を売る難しさ(書評に替わりに)

October 06 [Wed], 2010, 23:25
本当に使えるウェブサイトのすごい仕組み
佐々木 俊尚
日本経済新聞出版社
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 献本頂きました。ありがとうございます。

 本書『本当に使えるウェブサイトのすごい仕組み』は、著者が優れたウェブサイトを厳選し紹介、情報が信用出来る理由や、ユーザーに支持されている理由について記されている。
 紹介されているサイトは、下記のように多岐に渡る。

 プーペガール  ・アトリエ  ・アットコスメ  ・食べログ  ・サンプル百貨店  ・Alike  ・おとりよせネット  ・Shufoo!  ・クックパッド  ・スマイティ  ・リビングスタイル  ・TUTAYA DISCAS  ・filmo  ・本が好き!  ・ニコニコ動画  ・まぐまぐ!マーケット  ・SPIDER  ・一休.com  ・ポイ探  ・フォートラベル  ・iコンシェル  ・QLife  ・OKWave  ・All About プロファイル  ・マニュアルネット  ・発言小町  ・ウェブポ  ・エキサイト恋愛結婚

 どのサイトも、確かに知っていると知らないとではだいぶ違う、生活に影響を与えるものばかりだ。
 しかし、クックパッドは以前に料理本からのパクリ転載が問題になったし、アットコスメも化粧品販売会社の社員が総出で口コミで高評価を付け、強ステロイド品を販売されたという事件があった。発言小町やエキサイト恋愛結婚を取り上げることにも是非があると思う。
 が、まぁ挙げればキリがないのでここではひとまず置いておくとする。
 ただ、著者がプーペガールのアカウントを作っていろいろお着替えさせたりクローゼットのワードロープを増やしたりいそしんでいるところを想像すると、ちょっとクスリとしてしまうのを禁じえないのは、許して欲しいかな。

 それにしても。疑問なのは、本書がターゲットとしている層にちゃんと届くことが出来るのかな、ということ。
 第一章に、「おしゃれ」、まっさきにプーペガールが紹介されていることから想像するに、本書のメインターゲットは20〜30代女性が読者に念頭を置いているものだと思う。オビに「使わないともったいない!」とあるのも、お財布を握る主婦層に響くだろうし、全編「です、ます」調で統一されているのも、読みやすさや取っ付きやすさを意識したものだ。
 タイトルの「仕組み」というところで男性ビジネス層ももちろん狙ってはいるのだろうが、これはあくまでサブターゲットで、主に届けたい相手はF1層だったのではないだろうか?

 しかし、書店で日経ビジネス人文庫が置かれているのは大型書店の文庫棚の隅が多い。私が都内の書店をざっと見てみた限り、新刊書のところに面陳または平積みにしている店舗は三分の一くらいで、なかなか女性が手にしなさそうなビジネス系の場所に混じって置いている例がほとんどだった。

 つまり、本書を「文庫」として出したことにより、本来のターゲット層に届かないという可能性が高いのではないか、という懸念が拭えない。
 新書ブームが一段落して、最近は文庫へシフトしていく傾向がちらほら散見されるけれど、売り方としてどうなのかなぁ、と若干の疑問が残る。本書は700円とやや高めの値段設定をしているからいいのだけど、ますます安売りをして著者の稿料&印税を減らそうという胸算用なのかしらん、と勘繰ってしまう。

 ほんとうは、本書のようなウェブを扱った書籍こそ、HTML5でプログラムしたiPad向けコンテンツとして販売して貰いたいなぁ、というのがParsleyの偽らざる気持ちなんだけどな。各サイトにそのまま飛べるし、動画で事例紹介といったことも考えられる。書籍を見ながら、Google検索をするなんて煩わしさが一発で解消されるのは言うまでもない。

 著者は『ユリイカ』2010年8月号のインタビューで、iPadについて「都市部の女性にはものすごい人気なんですね。今は入手困難だからけっこう大変かもしれないけれど、普通に買えるようになったらみんな買うようになるのかもしれない」と、北米のような40〜50代男性層ではなく、若い女性から広がっていく可能性を示唆している。
 それだけに、そのベンチマーク的な意味でも、本書をiPadアプリで販売して貰いたいなぁという気持ちが募ってしまうのだ。

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 <20:00:追記>

 ということをぐだぐだ書いていたら、佐々木俊尚氏本人が以下のようなツイートが!

もうひとつお知らせ。先月刊行したばかりの新刊『本当に使えるウェブサイトのすごい仕組み」を出版社を通さず、DRMフリーのPDF/ePubで販売します。iPadでもケータイでもパソコンでも自由に読めます! しばしお待ちを!less than a minute ago via Seesmic Web



 ePab&PDFというのが若干残念ではあるけれど、版元からではなく独自で出されるというのが画期的なのでは、と思う。いずれにせよ、販売状況やコンテンツの出来という意味でも注目度大です!



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