フランス・ローラーブレードに憧れる。
2006.03.16 [Thu] 04:30


 フランスはストライキやデモの多い国。何日間も(あるいは何週間も!)公共の交通手段が麻痺してしまうことも珍しくありません。そうなると頼りになるのは自分の足か、自転車やキックボード、ローラーブレードなど。長期ストライキが行われると、ローラーブレードなどの売れ行きが伸びるんだそうです。

 日本では、交通量の多い道路でのキックボードやローラーブレードの使用は禁止されていますが、フランスでは普通の移動手段としてこれらに乗っている人をよく見かけます。冬も終盤に差し掛かりお天気の日が多くなると、ローラーブレード使用者はいっぺんに多くなります。

 気持ち良さそうに走る人を見ると、やっぱり挑戦したくなる!私は足が小さいので子供用のものを購入していたのですが、最近ブレード部分がブーツから外せるタイプで、私の足にあうサイズのものが中古で売りに出されているのを見付け、早速購入することにしました。わーい!

 ローラーブレードとは通称で、正式な名称はインラインスケートというんだそうです。ローラーブレード社の製品が知れ渡ったことからこの名前が一般化したとか。ブレード部分が着脱式のものは、このローラーブレード社とHYPNO社が作っていましたが、今はHYPNO社のみが生産しているそうです。今回私が譲っていただくのも、このHYPNO社製。楽しみです。

 譲っていただくのは数日後なのですが、なんだか楽しみでそわそわ。下の住人さんがお留守なのを見計らって、今日の午後はお部屋でローラーブレードを履いて過ごしました。うひひひ。お皿を洗ったり、本棚を片付けたりするのもローラーブレードを履いたまんま。途中遊びに来てくれた友人は呆れていましたが、私はご機嫌でにまにましていました。

 写真は譲っていただく方から見本として送っていただいたもの。新しい靴は購入しても、まだまだきちんと停止するのもままならない下手っぴさんなので、しばらくはブレードを外して歩くほうが多くなること必至です…。


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フランス・少ない健康診断。
2006.03.12 [Sun] 09:50


 フランスは、日本と比べると定期健康診断のシステムが充実しているとは、言い難いようです。日本の社会人ならば年に一度行われる検診ですが、フランスでは数年に一度、それも希望者のみに行われるようです。また、日本では一般的な胃カメラによるチェックや血液検査も、フランスの一般的な検診では行われません。

 実は、渡仏して以来お世話になっていたフルートの先生が、なんと先日ご病気のために入院されてしまいました。びっくりしました。今年度中の仕事復帰はご無理ということで、私の通う学校内のほかの先生に変更されることに決まったとのお話しが、副校長からありました。

 いつもエレガントで、チャーミングな紳士。パリ・オペラ座を数年前まで務められ、最近はパリ郊外の音楽学校の校長と、エコール・ノルマル音楽院のフルート教授を兼任。各地でのコンクールの審査員や講習会の講師活動で、一年中フランスだけでなく世界中を飛び回る生活をされていました。「君は、多くのことをいっぺんにやろうとしすぎる!一つ一つ、確実にやらなくてはね」と、いつもやさしく叱ってくださる、私の大好きな先生。彼にしばらく会えないのは、本当に寂しいです。

 もっとフランスの健康診断制度がしっかりしていたら良かったのに…。もっと早くに彼の健康状態がわかっていれば、あるいはこんなに長期に入院する必要も無かったかもしれません。とても残念です。

 今回新しく師事することになった先生は、入院なされた以前の先生と親友同士。私も以前講習会でお会いして以来、尊敬していた方です。この方と一緒に勉強を続けることが出来るのは、不幸中の幸いと言えるのかもしれません。

 大好きな私の先生の一日も早い回復をお祈りしつつも、新たに出会えた素敵な先生との勉強に気持ちを切り替え頑張りたいと思います。


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フランス・数独ブーム。
2006.03.04 [Sat] 23:52


 フランス人はクロスワードパズルが大好き。電車の中などで、時間つぶしにパズルに興じる人をよく見かけます。そんなパズル好きフランス人に今大流行中なのが、数のクロスワードパズル、「数独」です。

 ルールはシンプル。基本は、9×9のマス目に1から9までの数字をひとつずつ埋めていくだけです。元はナンバープレイス、という名のパズルだったようですが、日本の会社が「数独」と名づけて以来、その名前が世界的に大ヒット、「SUDOKU」として広まりました。やさしい問題なら、初心者でも簡単に解けてしまいますが、難しいものになるとなぜか全然分からない!マス目に数字が並んでいる、という見かけは変わらないのに、何でこんなに難しくなっちゃうんでしょう。

 本屋さんのクロスワードパズルコーナーには、必ず数独の本が並べられています。先日、何やら妙に感慨深〜い数独本を発見してしまったので、皆様にご報告。ずばり、「横綱・朝青龍が表紙の数独本」!!

 う〜ん!なんだかよく分からないけど、日本の香り〜!

 私のフルートの先生に「スドクって知ってる?これ、日本語でしょ?」と聞かれて初めてしったこのパズル。彼も、この数独に夢中です。


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フランス・一足早い春。
2006.03.02 [Thu] 10:49


 フランス・パリは「晴れ、時々ところにより雪」の不思議なお天気。マドレーヌ寺院脇に止められた車もうっすらと雪化粧です。

 昨日も一日、晴れ、雨、あられ、雪、とめまぐるしい変化をみせていたお天気模様ですが、3月に入った今日も、びっくりするような寒さです。ひえ〜、とにかく寒い!

 私のフルートの先生のお住まいは、マドレーヌ寺院のすぐ近く。今日はご自宅でのレッスンだったので、帰りに以前にもご紹介した源吉兆庵に寄り道しました。和菓子・源吉兆庵パリ支店は、マドレーヌ寺院のすぐ脇。同じ門下の友人の話によると、もう桜餅が店頭に並んでいるとのこと。最初は桜餅を購入するという彼女にくっついていくだけのつもりでしたが、1つ約370円と手が届く贅沢であることが分かったので、私も購入することにしました。

 あまりの寒さに心の中で悲鳴をあげつつも、うきうき持ち帰ってみると、ささやかな我が宮殿内は一気に春!春風が吹いております!日本の和菓子って、やっぱり素敵です!

 フランスにだって、王様のガレット(galette des rois 1月)やブッシュ・ド・ノエル(buche de Noel 12月)といった季節のお菓子はありますが、和菓子とはやはり全く趣きが違います。桜の季節、端午の節句、夏の花火や、お月見、雪景色…。春夏秋冬の様々な情景を小さなお菓子という表現方法で繊細に写し取ってゆく和菓子の文化は、日本人独特の柔軟な細やかさを感じさせる世界です。 

 久しぶりに味わう桜餅は、塩漬けされた桜の葉と上品な餡が絶妙なバランス!おいしーい!こういうとき、お供は緑茶に限ります。最近ちょっと疲れ気味だったのですが、緑茶と和菓子ならではの上品な美味しさに、すっかり元気回復。勇気百倍!です。むふふ。単純な私。

Minamoto Kichoan
17, Place de la Madeleine
75008 Paris
tel: 01 40 06 91 28
地下鉄マドレーヌ駅(Madeleine)下車。
マドレーヌ寺院の周りを歩けば、すぐ見つかります。
両隣は、フォアグラとキャビアの専門店!


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