フランス・三角包み。
2005.04.29 [Fri] 08:27


 フランス・ケーキ屋さんの秘技(?)、三角包み。小さなイチゴのタルト2つくらいなら、箱に入れずに、紙一枚で上手に包んでしまいます。

 日本ではよく包装過剰が言われていますが、逆にフランスでは、全くそっけないほどに包装にお金をかけません。「これ、プレゼント用なんです。」と店員さんに言っても、「あら、素敵じゃない。」なんてニコニコするばかりで、そのまんまビニールの手提げ袋に入れてお終い。ちょっとしたお店でもない限りは、何重もの包装をしてもらえることはありません。その代わりに、デコレーションのための美しいリボンや包装紙など、かなりの種類が売られています。つまり、自分でしろと言うことなのです。

 そんなそっけないフランスの包装事情のなかにあっても、いつもかわいい!と嬉しくなってしまうのが、この「ケーキ屋さんの三角包み」。街のケーキ屋さんなら、箱に入れてくれるのは、だいたい小さなケーキ5個以上から。そんなにたくさん買わない場合は、どこでもこの包み方をしてくれます。

 簡素な包装なのに、小さなピラミッド型がなんだかお洒落。フランスで好きになったものの1つです。ついつい、ケーキを買って帰りたくなる、ご機嫌な形ですよね。


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フランス・春のお野菜。
2005.04.28 [Thu] 10:51


 フランスの春のお野菜、asperge blanche(アスペルジュ・ブロンシュ ホワイトアスパラガス)。土の中で育てるので、あんなに真っ白なんだそうです。

 ホワイトアスパラは、缶詰に入っているものだ!と思い込んでいた私にとって、このホワイトアスパラは、2年前に初めて出合った、フランスの春の味覚。市場に並んでいるのを見ると、春がやってきたな、と嬉しくなります。

 私のお勧めの食べ方は、たっぷりのお湯で湯がいてから、ちょっと良いお塩をほんのちょっとだけつける、というもの。ホワイトアスパラの新鮮な香りと、水分をたっぷりと含んだ独特の歯ごたえを楽しむことが出来ます。簡単ですし!

 それにしても、日本にいた頃は、どうして「ホワイトアスパラ=缶詰」と思い込んでいたんでしょう…?グリーンアスパラを、もやしのように育てるとホワイトアスパラになる!とまで思っていました。


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フランス・家庭のスープ。
2005.04.27 [Wed] 06:31


 フランスに来てから知ったお気に入りの料理の一つに、「じゃがいもとねぎのポタージュスープ」があります。

 パリに到着してまだ間もない頃、様々な手続きや生活の変化に疲れ果てていて、お料理をする元気も、食欲も無い状態になりました。何か食べられるものがあるかな?と思い、スーパーをうろうろしていると見つけたのが、出来合いスープのコーナー。日本でよく見かける1回分の紙パックジュースと同じパックに入った、様々な種類のスープが並んでいたのです。

 「魚のスープ」「きのこのクリームスープ」「色んなお野菜のスープ」など、様々なスープの中でも特に気になったのが、この「じゃがいもとねぎのスープ」でした。こんな組み合わせ、聞いたことが無い!と思いながらも、購入してみました。

 それ以来、パックのスープを購入するときは、これ。後で、オニオングラタンスープに並ぶ、フランスではごく一般的なスープと知りました。基本の材料はねぎ、じゃがいも、牛乳か、生クリームだけと、とてもシンプル。家庭で作ることもできるようです。


 フランスのスーパーでは、小さなパックが2つで約260円くらいから購入できます。


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パリ・オペラ座、G・P見学。
2005.04.25 [Mon] 12:16

 
 パリ・オペラ座で2005年4月26日(火)から上演される、オペラ「ボリス・ゴドゥノフ」。その、G・P(General Practitioner いわゆる、本番前の通し稽古)を見学するという幸運に恵まれました。

 「展覧会の絵」(原曲ピアノ)で知られるロシアの作曲家、ムソルグスキー(1839〜1881)。このオペラをきちんと観るのは初めての体験でしたが、その楽曲の美しさに感動しました。
 
 G・Pとはいえ、オーケストラ団員が普段着で演奏することを除いては、舞台演出も、歌手達の衣装も本番どおり。通常の上演となんら変わりはありません。「今日は、ボリス役の歌手がちょっと風邪気味なので、ご容赦くださいませ。」なんて場内アナウンスも、かえって微笑ましく思えました。休憩中は、プログラムや軽食を購入することも出来ました。

 歌手もオーケストラも、素晴らしい仕上がりでした!「ボリス・ゴドゥノフ」という演目は、世界でもトップクラスの実力を誇るオペラ座合唱団の実力を堪能するのに、最もふさわしい演目の1つと言えるでしょう。弦楽器も、いつも以上につやのある響きです。そして、全くスキのない金管群!重厚でありながら、輝かしい響きに聞き惚れてしまいました。

 演出は、フランセスカ・ザンベロ。舞台全体を1つの大きな四角形の枠で捉え、その枠を様々なイコン(聖画)で彩りました。奥行きと緊張感のある演出で、空間の使い方の妙には感心させられました。

 G・P終了後、知り合いのオペラ座団員達とお酒を飲んでおしゃべり。すると、「指揮者が全然やる気が無さそうにふってて、なんだか不満だよ!」なんて、言っています。ひょえ〜、素晴らしい演奏だったのに!やっぱり仕事となると、色々不満も出てくるんだな〜、なんて、感心してしまいました。

 またもう一度、チケットを購入して見に行こうと思います。


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フランス・未知の乳製品。
2005.04.22 [Fri] 07:31


 乳製品大国、フランス。中には、日本で見かけることの無かったびっくりするようなものもありました。
 
 そのひとつがこちら、「Lait Ribot」(レ・リボ)。友人が、普通の牛乳と間違って購入してきたことがきっかけで、その存在を知りました。

 牛乳かと思いこんで買ってきたものの、よくみたらどうやら違うことが判明。でも、料理にでも使えるだろうと封を開けてみると、なにやら酸っぱいヨーグルトのようなかおり…。恐る恐る口に含んでみた瞬間は、ちょっと古い牛乳!を連想させるお味がしたので、私はすぐに逃げ出してしまいました。

 「役に立たない訳が無い!」と諦め切れない友人は、早速インターネットで調査を開始。色々調べてみるうちに、これはこのまま飲むことが出来るものだとわかりました。

 この不思議な風味の乳製品。じつは、フランス・ブルターニュ地方の伝統的な飲み物だというのです。牛乳から乳脂肪分を除くために上澄みだけを採ったもので、断食の金曜日にガレット(フランス版クレープ。ハムやチーズをはさんで、お食事として食べたりもする。)と一緒にいただいたりするのだそうです。

 友人曰く、「この風味になれたら、普通の牛乳より飲みやすい!」とのこと。牛乳ではいつもお腹を壊してしまうのですが、こちらなら大丈夫なことが分かったので、最近はいつもこのLait Ribotを購入しているようです。

 私は、あれ以来勧められても遠慮していますけどね。


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キックボードで、パリ散歩。
2005.04.21 [Thu] 09:30


 パリでの立派な交通手段の一つtrotinette(トーチネット)。

 キックボードという名前で日本にも入ってはきて、大流行しました。しかし事故が何件か起きた後は道路交通法で規制され、日本では公道での使用は出来なくなってしまいました。

 フランスでは本当によく見かけるこのキックボード。流行っている、というよりは、自転車に近い感覚で利用されています。中には電動式のものもあり、普段の通勤通学に利用している人もちらほら見かけます。

 ストライキの多いフランスでは、公共の交通機関が突然機能しなくなってしまうことも珍しくはありません。そんなときフランス人たちは、徒歩、自転車、キックボード、そして、ローラーブレードも!とあらゆる方法を移動手段とします。パリは、東京の地下鉄山手線の中にすっぽりと納まってしまうくらいに小さな街。時間はかかりますが、これらの手段でも移動は不可能ではありません。

 写真は、仲良しの杏奈ちゃん。今日は私も、小さな友人と一緒にトーチネットでお散歩です。


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ドイツの激安ビール。
2005.04.19 [Tue] 09:54


 フランスでは、世界各地のビールをたくさん発見することが出来ます。

 フランスに来てから知った、日本でお目にかかったことの無かったビール。そのひとつが、なんとロング缶一缶が約42円という、驚異的な安さを誇るビール「ottweiler pils」です。アルコール度数4.6%、すっきりしていて、お味もなかなかです。どうやらドイツビールのようです。

 私の周りでは郊外のハイパーマーケットでのみ見かけるこの商品は、1缶からでも、2ダースセットでも購入することが出来ます。2ダース購入しても、約1,008円!一般的には、ビールロング缶1缶100円前後が普通ですから、フランス国内でも特にお安い!と言えるでしょう。

 今日は友人と一緒に買出しに出かけたので、2ダースセットを購入してえっちらおっちら帰ってきました。当分はビール代を気にせずに楽しめそうです。むふふふ。


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パリ・古本事情。
2005.04.18 [Mon] 08:22


 パリにも、日本の古本屋さんがあります。それが、ブックオフ パリ・オペラ座店

 2004年6月、パリに出店したブックオフ。ニューヨークやハワイには、もう既にお店があったそうですが、パリは欧州1号店になるそうです。日本食店等の小さなコーナーを除いては、それまでパリには本格的な古本屋さんはありませんでした。

なんといっても良いのは、気楽に日本語の本を探せることです!他にもJunku堂という日本書店はありますが、こちらはお値段が高すぎ!のために、普段は手を出すことが出来ません。

もちろん、海外で日本語の本入手の基本手段は、友人同士の貸し借りですね。


BOOK OFF パリ・オペラ座店

29 rue St-Augustin
75002 Paris

01-42-60-00-66


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フランス・病院体験。
2005.04.15 [Fri] 03:19


 前回のblogでご紹介した、パリの高級(?)病院、「アメリカン・ホスピタル」。

 今回は、診察の様子等をもう少し詳しくご紹介したいと思います。

 まずフランスでは、どこでも予約が基本。行きたい病院を見つけたら、電話で予約を取らなくてはいけません。アメリカン・ホスピタルでは日本語でのホットラインがあり、楽に予約を取ることができました。海外保険に加入している場合には、保険会社が予約を取ってくれる場合もあるそうです。

 予約が取れれば、病院へ。時間通り行けば、そう待たされることもありません。

 こちらでは医師が白衣を着ていないことも多く、一見普通の人と変わらないいでたちです。私の場合も、「この素敵なおじちゃんは、事務員さんでしょうか〜?」と思っていた人が、担当医でした。このラフなシャツスタイルの先生と握手を交わしてから、診察開始です。

 アメリカン・ホスピタルの場合は、日本語通訳を無料でお願いすることが出来ます。病気のときは元気もないし、ここは頼っちゃおう!と思い、通訳スタッフをお願いしました。しかし、通訳スタッフが到着する前に診察が始まってしまったので、症状の説明や、投薬の指示、今後の治療方針等の会話は、自分のつたないフランス語で頑張りました。このとき、お薬の処方箋もいただきました。

 結局、通訳スタッフの方が到着したのは、診察終了後。しかし、その場で医師と、通訳スタッフ、患者(つまり、私です。)の3人で、もう一度状況を確認しました。一応フランス語は理解出来ていたとはいえ、日本語で伝えていただけるということには予想以上の安心感がありました。

 アメリカン・ホスピタルは、私の加入している海外保険会社の提携病院ともなっているので、キャッシュレス、つまり、お金を一銭も支払うことなく診察を受けることが出来ました。こうした準備がなされていない場合でも、診察料を現金や小切手で支払うことが出来ます。

 フランスでは、病院でお薬を受け取ることは出来ません。直接薬局へ行く必要があるのです。このことも、ご報告したいと思います。


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フランス・高級病院(?)体験。
2005.04.13 [Wed] 10:29


 中山美穂さんをはじめ、たくさんの有名人さんがここで出産したという、「アメリカン・ホスピタル」に行ってきました。

 パリ郊外にあるこの病院。実は一般の病院よりも診察料等が高いので、普通のフランス人が利用することはほとんど無いそうです。外国人は大抵海外保険に入っているので、治療費のほとんどか、あるいは全額が補償されます。だから利用できるというわけ。

 例えば一般的な病院の場合、初回の診察費用は2,600円程度。フランスの普通の社会保険に加入(義務)していれば、そのうちの1,950円ほどが、保険金として戻ってきます。しかし、アメリカンホスピタルの初回の診察費用は13,000円ほど!社会保険で戻ってくる額は同じなので、ずいぶんお金がかかってしまうことになります。

 海外保険に入っていない限りは、かなりの高額を必要とするこのアメリカンホスピタル。しかしお金の心配さえなければ、とても頼れる病院と言えると思います。

 ホテルの受付と見まごう立派なエントランスに、明るい内装。室内にはゆったりしたソファーや大型フラットテレビが備え付けられ、白衣を着たスタッフさえ歩いていなければ、ここが病院内であることをほとんど感じさせません。

 また、病院内には日本人医師や通訳者の勤務する日本セクションがあり、24時間通訳つきで診察を受けることが出来ます。その際、通訳に別途料金がかかることもありません。

 最近、海外保険に入っておいて良かったと実感することが多いです〜。

 
 アメリカン ホスピタル オブ パリ
 01-46-41-25-15(日本語)


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