フランス・フォアグラ専門店を訪れる。
2008.07.16 [Wed] 07:27


 キャビア、トリュフに並び、世界三大珍味と称される、フォアグラ(Foie gras)。フランス料理の中でも、最も高級な食材のひとつとなっています。

 同じ世界三大珍味といっても、フォアグラはちょっと不思議な食べ物。チョウザメの卵であるキャビアやキノコであるトリュフと違って、フォアグラは人の手が加わって初めて生み出されます。フランス語で「フォア(foie)」は「肝臓、肝」を、「グラ(gras)」は「脂身、肥大した、太った」という意味。つまり「フォアグラ」とは「脂肪肝」。ガチョウやカモなどに強制的に大量の餌を与え脂肪肝を人工的に作り出したものが、フォアグラなのです。人間とは、色んな食べ物を考え付くものです。

 さて、先日お世話になっている方に、フォアグラをご馳走になりました。
 
 訪れたのは、専門店「Valette」です。
 こちらでは、フォアグラの主産地フランス南西部ぺリゴール地方直送のフォアグラを扱っています。お勧めは、なんと言ってもフォアグラのサンドイッチ!注文をすると、店員さんが目の前で美しいクリーム色のフォアグラを厚切りにして、フランスパンに挟み込んでくれるのです。
バターもサラダも入っていない、フォアグラとフランスパンだけのシンプルなサンドイッチ。これが、お・い・し・い!フォアグラの脂肪分の濃厚な甘さと香りを、フランスパンがこれでもか!と引き立ててくれています。しかも、フランスパンのおかげで、舌に残る脂のしつこさがまったくありません。すばらしい!

 厚切りフォアグラをしっかりと堪能できて、お値段は5ユーロ少々(約850円)。一般的なレストランで同じ量のフォアグラを注文すると15ユーロは覚悟しなくてはならないことを考えれば、破格に安いと言えるでしょう。瓶詰め、缶詰等お土産用のフォアグラも、手ごろな価格で買い求めることができます。フォアグラ好きには、オススメです!

 ところでこのフォアグラ、動物愛護の観点から強制飼育は動物虐待に当たるとし、アメリカや欧州各国をはじめ、多くの国と地域で生産や販売を禁止されています。現在では、ほぼフランス一国で生産しているに近いという状況。日本では「捕鯨禁止か、食文化か」という問題がしばしば注目されますが、動物愛護と食文化、なかなかに難しい問題のようです。


フォアグラ専門店「Valette」
112,Boulevard Haussmann
75008 Paris
tel:01-4522-5404
最寄り駅:地下鉄Saint augustin
(地下鉄2番出口を出てすぐ。お隣はスターバックス・コーヒーです)


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