シャコンヌ

July 28 [Sat], 2007, 21:59
7月28日、バッハの命日。

7年前の今日、つまり、バッハの没後ちょうど250年のその日、デビューCD「シャコンヌ」の録音初日、パルティータ第2番のシャコンヌを含む四つの楽章を録音しました。

そして今日、軽井沢でのオルガンとの演奏会。無伴奏曲を10分ほどということで、最初はテレマンのファンタジーでも弾こうかと思っていたのですが、少し長いけれどバッハのシャコンヌを弾くことにしました。

バッハの無伴奏曲、昔は「バッハ=オルガンの作曲家」ということで、オルガンのイメージを持っていたのですが、バロック楽器と出会い、その楽器の特徴と素直に向き合ううちに、オルガンのように音を持続するのは不可能なので、無伴奏曲のイメージは、オルガンではなくリュートのような音の減衰する楽器になっていました。そして、デビューCDから最新のCDまで、そのイメージで演奏していました。

今日の会場は、空席時の残響が約7秒、満席でも約4秒とのこと。一昨日の時点でまだ予約は半数ほどで、かなりの残響を覚悟していましたが、駆け込みのお客さんが多くて結局ほぼ満席。
それでも残響4秒は、演奏会場としては長すぎるといえるでしょう。

前半のイタリア物(フォンタナ、チーマ、カステッロ)も、今までのイメージとはかなり違う感じで楽しめましたが、シャコンヌの最初の音を弾いた瞬間、バッハ=オルガンのイメージがふっと湧いてきて・・・・・・
今までのシャコンヌとは全然違う世界になりました。
もちろん、オルガンのように音を持続することは出来ないのですが、残響をうまく利用することで、そのような世界に入り込めたような気がします。

来年もまた、この会場で演奏出来ることを願って・・・

リハーサル

July 27 [Fri], 2007, 8:08
 一昨日は宇都宮で、来年1月に行われる弦楽合奏団「エテルニータ」演奏会の、初練習でした。
テレマンのヴィオラ協奏曲に、メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲(初期のニ短調の作品)のソロ、メインの曲はゲストコンマスとこき使われる予定。メンデルスゾーンは、第1稿と第2稿があり、両方音を出してみて第2稿に決めました。でも、楽譜を見ただけではあまりそうは思わなかったのですが、第1楽章は第1稿も結構魅力あり、いつかどこかで出来るといいなあ。

 そして昨日は軽井沢。明日の演奏会のリハーサル。なんと、残響7秒というとんでもない空間。これほど残響時間が長い場所は初体験。
 余韻が途中でふくらむような印象があり、なかなか減衰しないので、基本的にはかなり音量は小さめ、音の長さもすべて短め。その中で表情をつけなければならない。しかし、発音はかなりはっきりしなければならず、ちょっとかすれた音というのがものすごく気になるので、発音ミスもほとんど許されず、さらに、音程もほんのわずか外しただけでも影響がものすごく大きいので・・・ものすごい緊張感でした。でも、それがかえって面白い。「今の音を耳で聞いて即座に反応し、現状で最良のものにする」ことが出来たら本当に楽しいだろう、と思う。

バッハ無伴奏

July 24 [Tue], 2007, 23:02
先週末、パソコンのトラブルで3回もWindowsを入れ直す羽目になってしまい、更新できませんでした。

昨日、東京オペラシティのアトリウムコンサートで、バッハの無伴奏を二曲、二回公演してきました。
前日からちょっと体調が思わしくなかったのですが、弾いているうちに元気になりました。
ついでに来年6月に近江楽堂で、無伴奏全曲演奏会をやることを、決めてきました。

数日中に、詳細を詰めて、発表したいと思います。
一応、公演日は二日に分けましたが・・・

メンデルスゾーン協会

July 19 [Thu], 2007, 18:54
昨夜は、めぐろパーシモンホール(小ホール)で、日本メンデルスゾーン協会第11回例会でした。
パーシモンホールは、大ホールは何度か演奏したことがありますが、小ホールは初めて。
別に弾きにくいということはなく、しかし、客席にどのように届いているのか、反応が全くわからない感じでした。位置決めのために前後に移動して弾いてみたときも、どこで弾いても全く変わりない感じだったのに、客席で聴くとかなり違うらしい。
演奏が終わったときの拍手も、割合冷めた感じに聞こえたのですが、カーテンコールは長く続き、あれー、どうなっているんだ、と思ったら、実はお客さんはすごく喜んでくれていたみたいで、ただ、その拍手の雰囲気があまり舞台の方には伝わってきていなかっただけらしい。

決して多くはない練習回数、それにしては、かなり良い出来だったように思います。個人的な目標にしていた作品44-1のテンポは(特に問題だったのは終楽章なのですが)、指示とそれほど違わないテンポでいけたような気がするのですが、意外と冷静に弾くことが出来たので、もしかしたら遅めだったのかなあ、後で録音が届いたら聴いてみます。

さすがに、疲れました。今日は、午前中にリハーサルが一つ、午後に弟子が二人来ましたが、へたばっています。

軽井沢

July 18 [Wed], 2007, 12:12
昨日は北とぴあで、ホルン5本を使ったオーケストラ・シンポシオンの演奏会。その前に、28日に軽井沢でやる演奏会のリハーサルに、神田キリスト教会へ行ってきました。ところが、オルガンバルコニーが天井が低くて自分は頭がつかえる。しかも、座ったとしても狭すぎて弓が必ずどこかにぶつかりそうなので、仕方なくオルガンの裏側のスペースで弾きました。オルガニストとはお互いに全く見えない状況で、それでも、何とか合わせが出来ました。普段、見えないとアンサンブルが出来ないと思いがちですが、実際はそれほど関係ないのかもしれません。

地震

July 17 [Tue], 2007, 8:57
昨日、赤信号で停車中、救急車が通り過ぎた直後に小さな横揺れを感じました。橋の上じゃないし、・・・もしかして地震?・・・と思ってラジオをつけると、「新潟県と長野県北部で震度六強」。練習所についてすぐ、実家は大丈夫かと電話をしました。幸い、うちの実家のあたりは震度4だったそうで、ほとんど被害はなかったようですが、数年前の中越地震から復興したばかりのところなど、大変ではないかと思います。
地震があったのは10:13頃、東京で揺れを感じたのは10:16頃、揺れの伝わる早さをある程度実感できました。

Uさんが地震のニュースを聞いて、「昨日の台風で地盤がゆるんでいて地震が起きやすかったのかなあ?」
地震と台風の因果関係は全くないと思うけれど、彼女の頭の中では

台風 → 大雨 → 土砂災害  地震
という図式が
台風 → 大雨 → 土砂災害  地震
になってしまったのでしょう。

メンデルスゾーン弦楽四重奏曲

July 16 [Mon], 2007, 8:29
昨日は台風の影響でリハーサルが一つ中止になり、そのお陰で家でゆっくり練習できました。
18日水曜日に日本メンデルスゾーン協会第11回例会があります。
弦楽四重奏曲イ短調作品13と、ニ長調作品44-1などを演奏します。
一般の方も入場でき、まだ空席は十分あるようですので、どうぞいらしてください。

今回の我々の目標の一つは、作品44の三曲はメンデルスゾーン自身によるメトロノームの指示があるのですが、それにチャレンジすること。大抵、速すぎるとしてその指示よりは遅めに演奏されることが多いのですが、スチール弦より発音の良いガット弦と、現在の弓より少し軽めの当時のスタイルに近い弓を用いることで、効果が得られるのではないかと思っているのです。
三曲の中で一番、ギャップが少ないニ長調ですが、それでもメトロノームで練習してみると、結構堪えました。これが上手くいったら、いつかあとの二曲にもチャレンジしてみたいと思っています。

即席Fis鍵盤

July 15 [Sun], 2007, 12:05
工作員のブログに紹介されていないので、こちらで。
先週の演奏会、ゲネプロのときにある曲でチェンバロ奏者が戸惑っている。
なぜかというと、使ったチェンバロは最低音がG。つまり、その下のFisの鍵盤がないので、本来黒鍵が3つ並んでいるべき所に2つしか並んでいないのです。
高音域から突然下のAに飛ぶときに、Aの鍵盤が2つしか並んでいない黒鍵の間にあるので、Dと勘違いしてしまうらしいのです。
そこで急遽、黒いビニールテープを貼りました。これで見間違えることはなくなりました。
(ついでに、Aの鍵盤にもちっちゃな印を付けました)歴史的に、鍵盤楽器はだんだん音域が広がってきていますが、最低音はほとんどがCかF、となっていたのは、こういう意味もあったのでしょうか。

そういえば以前、工作員が黒鍵も白鍵も同じ色の楽器を作りたい、と言っていたような気が・・・
たぶんそんな楽器を苦もなく弾ける奏者は、自分が知っている限り一人しかいませんよ。

東京基督教大学

July 14 [Sat], 2007, 22:43
昨日、東京基督教大学のエクステンションで、オルガンの公開レッスンをしてきました。
こちらはヴァイオリンを使いながら、オルガンのレッスンをするという、フェリスでは7年目になった授業と似た形。六人の受講生の中にはフェリスで一年目に教えた生徒もいました。その人のレッスンをするのは約5年ぶりでしたが、なかなかの成長ぶりがうかがえました。
受講生の演奏を聴きながら楽譜を眺めて、どうしたらもっと音楽的になるか思いついたことを言いながら、なるほど、この曲はこんな風に出来ているのかと気がついたり、改めてバッハの素晴らしさを思い知らされました。
30人近い聴講生の中には関西や広島から来た人もいるとか、もしかしたらヴァイオリンの公開レッスンと勘違いしてきた人もいたりして・・・

この講座については
http://ameblo.jp/kaorgel
も、参照下さい。

リハーサル中

July 14 [Sat], 2007, 12:35
数々の迷言を残しているコグマの発言「ちっちゃな音符、八分音符に十六分音符がくっついているやつ・・・」って、前打音のこと?
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