これで、ようやく夏休み

August 08 [Fri], 2014, 19:50
フェリスでの5日間の集中講義が終わりました。

最初は毎週やっていた授業を、数年前に集中講義にさせてもらってから、少ない年は履修者が二人だけということもありましたが、今年は10人の履修登録者、それに聴講生もいて、にぎやかなクラスでした。

そしてなんと今日、すべて終わったあとに、学生が
「みんなで記念写真撮っても良いですか」
といってくれました。
この講義がそれだけ心に残ってくれたのか、と、嬉しくなりました。


この写真は数日前に、奇しくも今回の学生数と同数の花を咲かせた、紘子の育てている朝顔。

エンドピン&あご当て

September 15 [Sat], 2007, 22:46
 先日の浜松でのレコーディングで。

 マイクセッティングの時、ほとんどO.K.になって、でもチェロがもう少し・・・ということでチェロ台があったらのってみようか、などと話していたときに、花崎さんがエンドピンをはずして試してみました。そうしたら全然その方が良かったのです。
 それなら、ヴァイオリンもあご当てをはずしてみようか、と。そして録音を開始。しかし、ベートーヴェンの交響曲第2番(ピアノトリオ版)、3楽章、1楽章は何とかなったのですが、4楽章はあご当て無しではかなり難しい。そこでテイク2は、あご当てを着けてみたのですが、プレイバックしてみると、やはり響きが違う。音量も減ってしまったように聞こえました。なので、音程をはずす危険は増えるけれど、あご当てなしで、最後まで録りきりました。

 会場によって、マイクによって、もちろん違いがあるでしょう。チェロも、静岡のホールではエンドピンがあった方が良かったそうです。
 しかし、10月末のスプリングソナタの録音、同じ会場で使用楽器も同じ、同じくコジマ録音、なのです。あご当てなしでがんばるべきか・・・

ぴあのピア

January 19 [Fri], 2007, 0:33
 ご案内が遅くなりましたが、明日、否、もう今日ですが、NHK-BSで放送される番組に出演しています。
「ぴあのピア」という番組、BS-Hiで7:35〜7:45 再放送21:50〜22:00 BS-2で18:45〜18:55
です。
19日はC.P.E.バッハ:チェンバロとピアノのための協奏曲。
2月9日にはモーツァルト:ピアノ協奏曲第9番、2月22日モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番、2月23日モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番が、同じ時間帯で放送の予定です。

編曲

January 19 [Fri], 2007, 0:21
 もう12時過ぎてしまったので昨日ですが、22日の演奏会のリハーサルでした。トランペット協奏曲を二曲、弦楽四重奏で伴奏するのですが、一曲は原曲がちょっと変なところがある上にミスプリ、更に写譜ミス。もう一曲は、曲はまともなのですがオリジナルが管楽器も含むものをとある人が編曲したのですが、とんでもない編曲、更に音部記号がメチャクチャ(つまり原曲はト音記号でかかれているものをそのままハ音記号で書いてしまった等々)、その上に原曲にも連続五度など間違いもあり、リハーサルのためにとっていた4時間が楽譜の修正だけで終わってしまいました。
 同じ編曲でも、先週のベートーヴェンは編曲によって原曲以上の魅力を引き出していたと思うのですが、これは単に管楽器の音を弦楽器に移しただけで、返って原曲の魅力を失わせてしまったような気がします。あらためて、編曲の重要性を思い知らされました。

宮崎のオルガン

January 10 [Wed], 2007, 13:13
年末に、宮崎の大オルガンの中を見学させてもらいましたが、その時の写真を少しだけ紹介します。
まず、オルガンの一番元になる風を作るふいご
このふいごによって、絶えず同じ強さの風が作られるのだそうです。

これは、鍵盤の動きを伝える仕組み


中のパイプは、大きいものは上から吊してあります。地震対策の意味も。


そして、狭い穴を抜けて上にのぼると
大オルガンのてっぺんから、ホールの客席を見ることが出来ます。高さは、三階席の一番上より少し高いそうです。高所恐怖症気味の自分には、ちょっと怖い場所でした。

この大オルガンを製作した須藤さんのホームページはこちらです。
http://www.sorgel.net/

楽器の鳴らしかた

September 29 [Fri], 2006, 0:22
 楽器の鳴らし方について、常々思っていることが実証されました。
 昨日、テレビでお寺の鐘を100メートル上空から落としたら、どこまで音が聞こえるか、という実験をしていました。結果、100メートルの所ではものすごい音がしたそうですが、届いたのは五百数十メートルでした。しかし、それに先駆けて普通に鐘を突いた場合、どこまで聞こえるか、という実験では、1000メートル以上離れたところまで聞こえていました。その場合、100メートルどころか50メートルも離れていたらそんなにうるさく聞こえるとは思えません。それでも1000メートル以上離れていても聞こえるのです。
 楽器も同じです。大きな音を出そうと力んで弾いても、近くではうるさく聞こえるかもしれませんが、遠くまでは届かない。ちょうどその楽器に対して一番よい力加減というものが、あるのだと思います。楽器は、強く弾いても大きな音は出してくれない、優しく、もっとよく鳴って、と、楽器の音をなるべく響かせてあげることが大切です。

メゾ・ピアノ (mp)

May 24 [Wed], 2006, 0:06
 二週間ほど前に気がついたことなのですが、検証に手間がかかって、というか、検証している暇がないので・・・・・・
 メンデルスゾーンの弦楽四重奏曲には、どこを探しても、mpという記号がありませんでした。きっかけは、フーガのように順にテーマを奏する場所で、みんなピアノ(p)なのに、チェロだけフォルテ(f)のところがありました。「なんでだろう、他のパートより目立って欲しかったのかなあ、それならせめてメゾ・ピアノ(mp)位にしておけばいいのに」というメンバーの発言、そういわれてみればmpを見たことがないような気がして、探してみたのですが、ありませんでした。メゾ・フォルテ(mf)も、非常に数が少ない。
 メンデルスゾーンがお手本にしたベートーヴェンやモーツァルトは、と、何曲か見てみたのですが、ベートーヴェンにはmpどころかmfすらありませんでした。pp, p, f, ff,それにppp
まであるのですが。モーツァルトには、mfはありましたが、やはり数少ない。まだ、全曲調べてみたわけではないのですが、もし、モーツァルトの弦楽四重奏曲にmp、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲にmpまたはmf、それに、メンデルスゾーンの他の作品にmpを見つけた人は、ご一報いただけますでしょうか。

バッハの再来???

May 10 [Wed], 2006, 23:09
 フェリス女学院大学で非常勤講師を務めるようになって6年目。オルガンどころか鍵盤楽器はほとんど弾くことも出来ないのに、オルガン科に在籍しています。オルガンとヴァイオリンの共通点はなにかあるのでしょうか、楽器の構造上は全く違いますし演奏法も違う。音楽を奏でる、というくらいしか共通点はなさそうに見えます。両方を自由に弾きこなすのは、本当に至難の業だと思います。
 今、自分の授業を履修している学生に、オルガン科でヴァイオリンもとても上手な人がいます。授業では、ヴァイオリンを弾いてもらったりオルガンを弾いてもらったり、また、チェンバロも弾いてもらってと重宝しています。はっきり言うとうらやましいですね。自分はヴァイオリンはかなり自由になるけれど、鍵盤楽器は弾けない。よく共演する鍵盤楽器奏者は、鍵盤楽器は達者だけれど弦楽器は弾けない人が多い。でも、バッハは、どちらもきっと自由に弾きこなしていたのですよね。今の時代、専門化が進んでいますが、鍵盤楽器も弦楽器も自由に扱える人が出てくるというのは、本当に嬉しいことです。

コンクールとオリンピック

April 25 [Tue], 2006, 21:08
 先週末、第20回古楽コンクール<山梨>に、行ってきました。毎年、前年度受賞者による演奏会があるのですが、今回は20回記念ということで、前年度受賞者に加えて、第10回以降の第1位受賞者五人(第一位無しの回もあったため)も記念コンサートに出演するということになっていたのです。
 土曜日の予選は聴くことが出来なかったのですが、日曜日の午後に行われた本選は全員聴きました。結果は珍しく第1位から第三位まで一人ずつ、それに奨励賞一人と、受賞者が揃いました。ほとんどは自分が聴いて予想していたのと、それほど違わなかったのですが、一人、意外な結果の人がいてびっくりしました。それはともかく、コンクールの審査方法について、トリノオリンピックの時に考えていたことを、書いてみたいと思います。
 スピードスケートやアルペン競技のようにタイムを競う競技を除いて、フィギュアスケートなども、音楽と同じように技術と芸術両面から審査員が審査をしますね。しかし、音楽とスポーツではなぜかその審査方法が全く違います。スポーツの方は審査員が点数を出し、複数の審査員の出した点数の合計で決まりますが、音楽コンクールの場合は点数を付けたとしてもその点数が公表されることはあまりありません。また、全員の演奏が終わってから、審査をします。スポーツのように、一人終わったらその人の点数が発表されて、それから次の人に移るというのではありません。それから順位の付け方も、スポーツの方はとにかく点数の高い方から順に一位、二位、となりますが、音楽コンクールでは、一位無しの二位、というようなことが少なからずあります。トリノオリンピックで荒川選手が金メダルを取りましたが、もし荒川選手が出場していなかったとしたら、今回二位だった人が優勝ということになり、一位無しの二位、ということにはならないのです。
 オリンピックなどでも、例えばある点数以上の人がいなかったら金メダルは該当者無し、とか、そうしてみても面白いのではないでしょうか。逆に、本当に素晴らしい人が二人いたら、全く同点でなくても二人とも金メダルとか・・・。ダメでしょうかね。
 それから、ジャンプは飛距離だけでなく飛型点も加算されますが、同じようにスピードスケートやアルペン競技も、タイムだけでなく、滑る姿の美しさも採点してみるとか・・・。

名曲とは

March 16 [Thu], 2006, 22:59
 名曲の条件とは、いったいなんでしょうか。
 去年、ある演奏会で取り上げた無名な曲、リハーサルの初日に、駄作としか思えなくてどうしよう、という曲がありました。しかし、何とか面白く聴かせようと皆でいろいろなアイデアを出し合ってリハーサルを重ねる内に、何となくいい曲かも、と思えてきたのです。そして、聴衆の感想の中に、「あの曲は名曲だね」という声が聞かれました。でも、あまりにつまらなく感じてしまう曲は、面白く聴かせるにはどうしたらよいか、と考えることすら嫌になってしまいます。
 逆に、どんな名曲でもつまらない演奏をすれば、駄作になってしまいます。名曲は名演奏と一体となって初めてその価値をあらわすのではないでしょうか。
 名曲の条件の一つに、「演奏者をやる気にさせる曲」ということが挙げられるのではないでしょうか。
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