むむ、う

January 29 [Tue], 2019, 7:52
藤沢周平氏
「漆の実のみのる国」
すごい。

恥ずかしながら知らないで読んでしまったが、
遺稿であった。

最後の驚くような終わり方も、
本当ならあと二章ほどで終わる予定であったが、
書けず、死の直前に、原稿6枚だけを書き、終わらせ、出版を許可したもの、との由。

命が続いていたならば存在したはずの、最後の二章、
知りたい。

氏のエッセイの言葉。
「人間とはいったい何者であろうか」

競争原理の名の下、殺し合い、
美辞麗句に満ちた正義の旗をかざし、虐殺を正当化し、
暴力が快楽としか思えぬ、その行為の数々。

藤沢周平さん、
人間とは何者でありましょうか、いったい…。

晴天なり

January 29 [Tue], 2019, 7:32
カフェオレ。
朝稽古。
いくつか、メール。
のち、助成金申請のため、10年前に作成した定款を書き直す。
法的な有効性についてはよくわからないけれど、
まあおそらくないのだろうけれど、
身体の景色の根幹はこれで提示できている。

紅茶。
ビートルズ。
昨日の稽古を反芻。
皆の意見が、感想が、自由で、面白い。
ちょっとした質問が、僕も驚くような答えを導き出す。
いい稽古場。

さて、課題。
書き出してみる。
そして二晩ほど眠らせる。

背中が異様に固まっている。
今日こそ整体にゆこう。

晴天。
雲ひとつない。
穏やかな風。
野鳥の夫婦が寄り添い電線で揺れている。

メモA

January 21 [Mon], 2019, 12:10
〜メモ@の続き〜

がしかし今回、班女。
戯曲を書き変えず、そのまま使用する。
これ、挑戦のひとつ。

既にいつものように戯曲は僕の深部で別のナニカと繋がり、
抽象画のようなイメージがポツリポツリと湧き始めている。

沈女史の提案もあり、
その抽象イメージを、そのまま空間構成等に使うのではなく、
曖昧な色彩の重なりの中から、慎重に輪郭を探り、人物として捉え直してゆく。

その人物スケッチを戯曲の登場人物と重ね、あまりに乖離の激しいものは捨てる。
するといくつかのスケッチが残る。

微細に異なる3人の少女。
大きく異なる3人の男。

花子、そして吉雄を深めるための縄梯子のような要素が、それぞれのスケッチには点在している。

これは人物解釈とも言えよう。
そのスケッチを俳優たちに送付する。

この作業、初の試み。

メモ@

January 16 [Wed], 2019, 12:15
戯曲をそのままに演出したことがない。
約一年ほどをかけ、戯曲は僕の深部で別のナニカと繋がり、新たな形を取り、表出し、作品となる。
言葉は解体され、時に意味は剥ぎ取られ、多くの場合それらは抽象として現れる。
それは僕にとってごく自然な過程であった。
無意識の具現と言うと語弊もあろうか…。
しかしその抽象空間は人間が如何ともし難く宿す普遍性のようなものをも帯びていたと僕は感じる。

身体の景色で俳優たちがWSを通し共通言語としてゆく呼吸交わる息のドラマは、その抽象空間のための泳法と言えるし、
また逆を言えば、
その抽象空間は、息のドラマを十全に生かすための器、海原とも言える。

これは分かち難い相互関係。

覚書

January 12 [Sat], 2019, 18:26
序。
身体の線を追う意識を加える。
静かに言葉を置く。
空白だらけだけど、力と勢いでごまかすより、良い。
この稽古、堪えて、堪えて、続けている。
次第に空白に何かが生まれ始める。
ゆっくりと重なりゆく少女の空間を落とし込むには、もう少し。

あけましておめでとうございます

January 01 [Tue], 2019, 13:52
あけましておめでとうございます。
本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

「班女」の本稽古が間もなく始まります。
昨年のWS稽古では、身体の景色が積み重ねてきた呼吸と空間の交わりと、世 amIが研磨してきた身体性とが化学反応を起こしつつありました。
呼吸が溶け交わり森羅万象と静かに繋がりゆく空間はそのままに、新たな地平を目指します。

ご縁の不思議。
かけがえのない人生の機微。
深く、深く感謝し、
二度と戻らぬこの日々を一歩そして一歩、全力で精進して参ります。

身体の景色を、
世 amI ✕ 身体の景色「班女」を、
何卒よろしくお願い申し上げます。

公演詳細は確定し次第その都度こちらにアップして参ります。

本年が皆様にとって平穏と、飛躍に満ちた一年でありますように。

2019年 元日
身体の景色 オカノイタル
プロフィール
  • プロフィール画像
  • アイコン画像 ニックネーム:karada no keshiki
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2007年に旗揚げされた演劇のプロデュースユニット。2009年からはオカノイタル(俳優)、田中圭介(演出家)、松田幹(音楽家)との共同作業を開始。独自の“時間”と“空間”の切り取り、身体を軸とした再構成を展開。2012年 ミリャン国際演劇祭(韓国)にて演技賞を受賞。2014年 ソウル シェークスピア フェスティバルへ招聘。
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