子宮卵管造影について

August 30 [Fri], 2019, 11:00
みなさま、こんにちは
まだまだ暑い日が続きそうですね。
天気がいいからと油断すると、突然の悪天候にみまわれて、びしょ濡れになんてこともあります

さて、今日は看護師より不妊症検査の一つ「子宮卵管造影検査」についてお話ししたいと思います
不妊治療は、多くの場合、その方の妊娠の障害になっている原因を調べるところからはじまります。
不妊症の原因を探るための検査には、さまざまな検査があり、患者様の年齢や状態、お考えなどに合わせて、どの段階でどういう検査を受けるのか決定します。
卵管は、非常に細く、内部はヒダ状になっていて、とても狭く、微生物や細菌感染などによって容易に閉塞を起こすと言われます。
また、妊娠の過程においては、精子と卵子の出会いの場であり、卵管が通っているかどうかは、その後の治療方法を決めるうえで重要な情報となります。
そのため、子宮卵管造影検査は比較的早期の段階で受けていただいている検査です。

どういう目的で受けるの?
卵管の通り、子宮や子宮の中の形態的な異常がないかを知ることができます。
また、閉塞があった場合、その程度によっては押し広げながら造影剤が通過することで、卵管の通過性が回復することもあり、治療効果も持っていると言われています。

どのような検査なの?
子宮頸管の入り口から軟らかい管(カテーテル)を挿入し、そこから子宮の中に造影剤を注入します。
そして、一定時間ごとに2〜3枚のレントゲン写真を撮り、造影剤が子宮腔から卵管、腹腔内へと流れ出る様子をとらえます。検査時間は約15分程です。
当院では、同時に、子宮の中に生理食塩水を入れることで、子宮内腔にポリープなどの異常がないかどうかを確認するソノヒステロという検査も実施しています。

どの時期に受けるの?
・月経が終わり完全に出血がない日
  (月経終わりかけの茶色のおりもの時期も避けています)
・妊娠の可能性のない時期

上の2つの条件を満たしている時期として、一般的には排卵前の時期に行っていることが多いです。
月経中は月経の血液を逆流させてしまったり、子宮内の血管に造影剤が入ってしまうおそれがありますし、妊娠の可能性があると受精卵や胎児に放射線や造影剤の影響があるといけませんので行いません。
排卵前の時期であるため妊娠の可能性は低いと思いますが、検査を実施するまでは確実に避妊していただくようお願いしています。
また、卵管造影検査の直前数ヶ月の間に注腸胃検査などを行っている場合、正しく検査が実施出来ないことがありますので、その際には必ずお申し出ください。

痛みはあるの?
この検査を受ける患者様によく聞かれる質問ですネットの口コミなどで、「すごく痛い」などと書いてあることが多く、検査に対する恐怖心が強くなってしまいますよね。
造影剤を注入するとき、子宮や卵管にはある程度の圧力がかかります。卵管がつまり気味の方はこの圧力が増すため、痛みを感じやすいと言われますが、丁寧にゆっくりと造影剤を流しておりますので、ひどい痛みを訴える方は極めて少ないと思います。「全然大丈夫」や「思ったほどじゃなかった」と言われる方がほとんどです
検査に対する恐怖感や緊張から、痛みが増すということもありますので、少しでもリラックスして検査を受けていただけるように看護師が付き添い、サポートさせていただいております

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