男性不妊症外来のご案内

June 01 [Fri], 2018, 11:00
皆さまこんにちは
今回は当院で行っている男性不妊症検査についてご案内します 当院では、男性の泌尿器科医師による、男性不妊に対する専門的な治療を行っています。

主に行っている治療や検査は以下の通りです。
● ホルモン検査
● 精液一般検査(濃度、数、運動率、細菌培養検査)
● クルーガー検査(精子の形を詳しく診る検査)
● ハロスパムテスト(精子受精能力を調べる特殊検査)
● 超音波検査による精索静脈瘤の診断
● 超音波検査による睾丸萎縮の有無と性機能低下症の診断
● 乏精子症に対する投薬治療
● EDに対する相談と投薬
● 逆行性射精の診断と治療
● 腹腔鏡下精索静脈瘤結紮術(日帰り手術)
● 顕微鏡下精巣精子採取術(MD-TESE:日帰り手術)
● その他

『不妊原因の約半分は男性因子である』ということは、以前から知られています。
男性不妊では、精子の数が少ない、またはいない、運動率が低い、奇形精子が多いといった造精機能(精子をつくる機能)に問題がある場合があります。これらは日常生活の中では気づかず、病院で検査して初めて明らかになることがほとんどです。
妊娠しにくい原因を探り、治療をすすめていくには、男性も検査を行うことが大切になります


○精液検査
精液中の精子の数を数えて、液量・精子濃度・運動率等を計算します
精子は精巣にあるもととなる細胞からつくられるのに、約3ヶ月かかります。その3か月の間に、ご主人にストレスがかかったり、インフルエンザなどで体調が悪かったりすると、精子の所見も悪くなります。採取時の気分や、採取場所によっても数値が異なる場合もあります。そのため、1回の検査では判断しにくく、複数回検査を受けていただくことをオススメしています。詳しくはラボ通信#3:精液検査をご覧ください。

○クルーガー検査(Kruger検査)
精子の形を詳しく調べます(精子正常形態率)
精液をスライドガラスに塗抹し染色します。染色された精子を顕微鏡で観察し、正常な形の精子がどのくらいの割合で存在しているか算出します。
検査基準値:4.0%以上が正常範囲(WHOマニュアルより)
精子の形が悪いと、子宮や卵管を通って卵子まで辿り着くことができなかったり、受精しにくくなったりする場合があります。また当院のデータでは、2.0%以下の場合は、人工授精での妊娠率が低下します。
詳しくはラボ通信#8:クルーガー検査をご覧ください。



○ハロスパーム検査(Halosperm)
精子の質を詳しく調べます(精子DNA断片化率)
精子を特殊な試薬に浸け、染色します。染色された精子を顕微鏡で観察し、質が悪い(DNAが断片化している)精子の割合を算出します。
検査基準値:15.0%以下が正常範囲
この値が高いと、受精卵の発育に影響したり、流産率が高くなる傾向があります。とくに30.0%以上の場合は、男性への治療をおすすめしています。
詳しくはラボ通信#11:ハロースパーム検査についてをご覧ください。


「自分にきちんと精子がいるか気になる・・・」
「濃度は問題ないと言われたけど、質の方は大丈夫なんだろうか?」
と気になる方もまずは医師までご相談ください。
検査の結果に応じて、治療のご提案や当院男性不妊症外来への紹介をさせていただきます。

以上が男性不妊症検査についてのご案内でした
男性不妊症外来は隔週の土曜日に行っています。ご予約の際はお電話でご確認ください。
ご質問や気になることがあれば、スタッフまでお気軽にどうぞ



扇町ARTレディースクリニックのホームページはこちらからどうぞ


  • URL:https://yaplog.jp/ohgimachi2511/archive/707
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