小説 仮面ライダークウガ

2015年07月09日(木) 23時40分
小説では、一条さんと夏目実加ちゃんが活躍。
ラストにあっと驚くサプライズがあったりと。

ふと、読んでいる途中で思った。
最初のエピソードは本の真ん中くらいでオチがついている。
では、それよりも更にスケールが大きくなる案件が出くるのでは。

と思ったら、本当にそうでした。
それが、敵ながら感心する計画だったりと。

ここからは内容を含む感想になります。

これは一昨年出版されたので、放送から13年後という設定のお話。
放送は今から15年前。

なんだけど、私はつい最近本編を全話見たので、そんなに昔のこととは思えない。なので、その感じ方はリアルタイムで番組を見ていた方とは少し違うかも。

それについ最近アギトを見終わったせいか、どうもラストのオチがアギトとかぶってしまった。主人公以外が変身していたってことがね。

小説では、主に二つの案件あって、バラのタトゥの女も出てきたり。
彼女が何か絡んでいるのかと思ったら、そうでもなかったという。
一条さんに会いたかっただけなのか。

そこはミスリードを誘う。
グロンギの少女の母ではないのかと。
そう、ここでは新たなグロンギが3体登場。

そのうち実際にゲゲルを行うのは2体で、いずれも人間社会に溶け込み人間として生き、長期に渡っての計画で想定被害者数もかつてのゲゲルとは比べ物にならないほど大きい。

その計画に世相を交えて。
伽部凛の計画は、某アイドルグループの握手券商法に似ていたし。
というか、めちゃくちゃそれを意識していたよね。

やはり思うようね、不特定多数の人と握手をして大丈夫なのだろうかと。
もちろんこの本が出版されたのは、例の握手会の事件が起こる前。
被害者が逆だけど。(めっちゃ核心)

また震災が起こった後。

ドリンクの件については、エナジードリンクが流行りだしたことを危惧したのかもしれない。そういえば、昔24時間テレビで放送した手塚治先生のアニメでも、あるドリンクを飲むと人間が溶けるという話があった記憶。

こちらでは、そんなに直接的な殺戮ではないけれど。
その謎を捜査し計画を阻止しようとするのが、一条と実加のコンビ。

一件目は国民的アイドルの伽部凛に関わる謎。
そこに辿り着くまでにすんなりと法則性は見つからなかった。

アイドルの本名は山野愛美。
アイドルということで、芸名と本名があってもおかしくはないという設定はさすが。その名前の違いが実は重要だったり。

しかしその山野愛美って、一文字違いで超有名な美容家の名前と同じじゃ。
そこは意識したのかな。

というか、彼女によって殺害された人の中に個人的にめっちゃ親近感がある名前があるんですけど。そこがかなりのツボだったり。

あとね、さらっとアキバレンジャーのペンタゴンネタが出ていたので、めっちゃ笑った。ハッキリとアキバレンジャーとは書いていなかったけど。
あのさゆるくんが、大学生になってアニオタになっていたとはね。

話は戻って、国民的アイドルの凛。
彼女がグロンギで、ファンを大量殺戮しようとしていた。
最初の計画は実行されてしまった。

名古屋の握手会で。
そのくだりは名古屋の観光地案内かと思ったよ。
荒川さんの地元なんですね。

そういえば、最近のアイドルユニットには自分の担当カラーがある。
そこをクウガのそれぞれのフォームにかけたのもなるほどね。
私、めっちゃ狙われる名前じゃん。

ファンじゃないからいいけど。
内緒にしていたら大丈夫よね。
と思ったら、落とし穴が…。

そのアイドルの凛をこっそり応援している人達がいたから、最初は被害者に共通するものがわからなかったという。

なるほどね、ファンであることを隠していたからわかりにくかった。
ていうか、ファンであることをひけらかす意味もないし、聞かれなかったからってのもあるのでは。

凛の件では、彼女がグロンギであるのは直接的すぎると思ってたら、本当にそうだったとは。私はマネージャーを疑ったんだけど。
そう勘ぐってしまった自分が悔しい。
まんまとはめられたみたいで。

あとね、タチの悪いファンのリスト。
そこにも意味があるのかと思ってたら。
考え過ぎでした。(ははは)

ドリンクの方は、子育て中の母親の心理をうまくついてると思った。
言うことを聞かない我が子を天使にしてしまうドリンクがあったら、親は飛びつくだろうなって。

でも、それってすごく危険だと思う。
飲み物によって、子供が大人しくなって笑顔になるだなんて。

また、人間が口にするものを皮肉っているようにも思える。
食べ物によって人間の行動が左右されるというのは、まことしやかな話だし。

成人式で暴れた人の脳は、前頭葉が発達していないと何年か前のニュースで報じていたし。

それとスマホや電波、遠隔操作。
そういった現代的なものも織り込んで。

双子のくだりは、その例えがよくわからなかったけど興味深かった。
どこかの某双子を連想したから。
その前にSMSって言葉が出て来たときは、心平万平心平を連想しちゃった。(勝手に)

この小説が13年の時を経たということで、一番その意味がよく出ているのが実加の成長。子供だと思っていた少女が、一条の相棒になって行動を共にするということ。

一条さんも独身だもんね。
罪作りだわぁ。

五代くんといえば、終盤まで出てこない。
でも、途中で一度出てたのでは。
一条の夢じゃなければ。

グロンギが人間態を持っていることで、倒す側は苦しむことがある。
一見、親切で優しい人と思っていたら、実は…なんてことは、人間でもよくあること。グロンギに限ったことではない。

この小説を読んで、いろんなことを考えてしまった。
五代が言う「笑顔」は作り笑顔ではなく、自然なもの。

クウガは自分一人でいいと思っていた五代くんの気持ちが、一条と実加を通して色濃く出ていた。ほんのりと13年前のことを思い出させつつ。

一条が五代と出会ったエピソードは、おさらいとしては丁寧すぎたかも。
というのは、私が最近本編を見たので感じたことなのか。
13年前の復習として、わざわざ説明したのかもね。

それを含めて、クウガの人情味溢れる世界観を出しているのだけどね。
戦士が後から出て来るためにも。

全体的な感想としては、刑事の本領発揮である謎の推理過程もよく考えられていて、なかなか面白い一冊でした。
一条さんの本領発揮という意味でも。

読み終わってから、クウガのエンディングテーマがずっと頭の中をループしているんですけど。めっちゃクウガの世界観が溢れているんだわ、この小説は。


ではでは、こちらはこの辺で
  • URL:https://yaplog.jp/odangotea/archive/4777
トラックバック
トラックバックURL 
小文字 太字 斜体 下線 取り消し線 左寄せ 中央揃え 右寄せ テキストカラー 絵文字 プレビューON/OFF

不正な自動コメント投稿を防ぐため、チェックボックスにチェックをしてください。

利用規約に同意する
 X 
禁止事項とご注意
※本名・メールアドレス・住所・電話番号など、個人が特定できる情報の入力は行わないでください。
「ヤプログ!利用規約 第9条 禁止事項」に該当するコメントは禁止します。
「ヤプログ!利用規約」に同意の上、コメントを送信してください。
クッキーに保存
むらちぃさんへのコメントレスの続きです。

その事件がなにかはわかりませんが、刑事の妻の気苦労というのもあるのですね。

独身でいる方が、他の人を巻き込まないというのはわかるけれど、家族がいるからこそ頑張れるという考え方もあるかもしれませんね。

でも、やはり周りを巻き込むと思うと違ってくるかもしれませんね。
そんなことが日本で起こるのは、少ないことだと思いたいです。

警察署のマスコットキャラって、ピーポくんのことかな。
地方によって違うかもしれませんが。
東京ならたぶんそうかと。

むらちぃさんも池袋のダイナーに行きましたか。
ショッカーの大首領のイスがありますよね。
オーダーしたものが運ばれるとき、そのライダーのテーマソングがかかるのですよね。
それがちょっと照れちゃったり。
それと国際フォーラムって、気になりますか。

ヒーローは悪がいる限り…ですからね。
確かにいない方がいいし、警察官の仕事も忙しくならない方がよいですよね。

一条さんは誰かと幸せになるかもしれませんね。
だって、笹山さんのブーケをゲットしちゃったから。
女性からプロポーズってこともあり得るかも。
尻に敷かれた方がいいんですよ、彼みたいなタイプは。(勝手にそう思ってる)

「青空になる」は五代雄介のイメージソングでしたね。
前にむらちぃさんにそうコメントしていただいたけれど、レスでうっかりそのことを書くのを忘れちゃいました。

むらちぃさんはそのタロットカードをモチーフにしたアニメがお好きなんですね。
ちょっと気になってきました(笑)。

こちらこそ興味深いコメントをありがとうございました。
また、いらしてください。^^
2015年07月12日(日)22時33分
むらちぃさん、こんばんは (о´∀`о)
コメントありがとうございます。

はい、クウガの小説を読み終わりました。
でも、まだアギトは購入していないんです。
ディケイドはあるけど、まだ読んでいないという。

こちら、一昨年出版されたのですね。
むらちぃさんは、発売してすぐに読まれたのでしょうか。

小説にする理由は大きく二つあると思います。
まず、実写より手間ひまがかからないし、制作費もかからないですからね。
もう一つは、キャストさんが集まらないでしょうし、番外編ということで、逆に映像化しない方が自由に表現できるのかと。

こちら、まるっきりAKB商法を意識してますよね。
一条さんが独身なのは、ずっとそのキャラだったし、笹山さんに悪いからなのでは。
それとむらちぃさんのような方のためにも(笑)。
バラのタトゥの女のためにも。(え)

なにより独身ということで、実加が積極的になれたこともあるでしょう。
一条さんに奥さんがいたとして、それでデレている表現もあまりおもしろくないかな…なんて(笑)。

むらちぃさんの友人のお話、興味深いですね。
年が離れている人は、考え方が違うのかもしれないですね。
むらちぃさんと距離をとったのは、彼女が気を使っていたのかもしれませんね。

長くなったので、私も続きがあります。
2015年07月12日(日)22時30分
むらちぃ
→続き☆
それを聞いた時…「ヒーロー」物と比べたら、大変失礼なんですけど。
やっぱり、「刑事さん」と言い「仮面ライダー」と言い…。誰か大切な人を巻き込まない為にも、「孤独」「独身」で、いた方が良いのかなぁと思ってみたり(>_<)
そして、そんな立場を支える人達は、余程の理解力や覚悟や…一番良いのは、同等の力を、持った仲間じゃないと、一緒に居られないのかなぁと思ってみたり。
私が、彼女って凄いなと思ったのは、例え…自分が、危険な目に合うかも知れないのに、最期まで旦那さんの一生を見届けた所ですかね…(>_<)
彼女の車には、「旦那さんの形見で御守り」である警察署のマスコットキャラの人形を吊るしてあったんです。
あのキャラって、「警察署」の人しか買えない代物なんですって。彼女から、教えて貰いました。池袋駅近くの交番の看板にも、デザインされてるんですねぇ(◎-◎;)
5月に、私…「東京」に遊びに行ったんですが。「仮面ライダー」のレストランに、行くために…池袋や「東京国際フォーラム」の建物見るために、「東京駅〜有楽町駅」の通りを歩いて見たり。そんな時に見つけたので、写メ撮ってしまった思い出を思い出しました((汗)
「クウガ」から、偉い話が、ずれちゃいましたねぇ〜(゜ロ゜)
まぁ、出来れば「ヒーロー」は、いない方が良いのかも知れませんね(>_<)
実際は、難しいかもですが…。全国の「警察」の方達には、気をつけてお仕事頑張って下さいって、エールを送りたいです。
と言う事で、「一条さん」も、気をつけて…いつか、誰かと幸せになってね☆(え)
↑の話…ドラマ見たいな話ですが((汗))
実際に私の身にあった出来事だったので、忘れない為にも、「クウガ」と絡めて書かせて頂きました(>_<)☆
「クウガ」のエンディング「青空になる」でしたっけ?
正に「五代雄介」のイメージソングで、「笑顔」を護るヒーローの歌詞ですよね!
(私の場合は、最近じゃ…この歌を聞くと、某タロットカードをモチーフにしたアニメを思い出しますが(え))
長くなりましたが、素敵な感想読ませて頂き有り難うございます(о´∀`о)
そして、こんな長文を読んでくれて、有り難うございます(о´∀`о)
こちらは、このへんで失礼しました☆


2015年07月12日(日)20時46分
むらちぃ
りょうさん、こんばんわ(о´∀`о)
この度は、「小説版仮面ライダークウガ」を全部読まれたんですね☆
おめでとうございます!!
私も、遥か(!)昔に読んだ小説だったんですけど…映像作品に比べると小説は、自分の想像力で、映像化させないといけないので…。
私が、読んだ時に感じた事と…りょうさんが、感じた事と同じ部分と違う部分が、あるんで面白いです(◎-◎;)
確かに、CDの販売の仕方や握手会なんて…「AKB」ぽいですよね(о´∀`о)
一条さんも、本編から13年経った今でも、独身って言うのは、内心ほっとしました(え)
刑事さんって、職業上…「命懸け」な仕事だし。もし、付き合っている彼女や家庭持ちなら…犯人が、逆恨みして狙われそうですもんね( ´△`)
「クウガ」とは、関係無いのですが(汗)
かつて私には、凄い年上の女性の友達が、いたんですけど…。
彼女との関係性は、「元職場の同僚」だったんですけど…色々あって、彼女は、職場を退職してしまいました。
けれど、彼女とは…気が合う物が、あって…ご飯とかご馳走してもらったり。2人で、遊びに行ったり。
私は、職場の人達には、内緒で彼女と友達付き合いをしてたんですが…。
彼女は、「友達付き合い」についての考え方が、私と違いすぎて…それに、よってある事件が、起きて…彼女とは、「友達」付き合いを辞めてしまったわけなんですけど…。
その彼女は、もともとは…「東京」に、暮らしていて…旦那さんが、「刑事」さんだったんです。
それも、日本中が、知っているある事件に、関わっていた刑事さんで。その旦那さんが、刑事を引退した後に病気をキッカケに、旦那さんの実家に、彼女も一緒に来たんです。
今思えば…その旦那さんのお蔭で、私と彼女は、出逢えて短い間だったけど、「友達」に、なれた訳なんですよね。
その彼女が、言っていたのですが…。「旦那さんが、毎日生きて帰って来れるか、いつも、不安だった。ある事件に、関わっている時には、ボディーガードみたいに、警察が、私のまわりに、いたから、色々緊張した毎日を過ごしていたよぉ」と…。
→長くなりそうなんで、次に続きます!


2015年07月12日(日)19時51分