山崎亮さん〜人と人とをつなげるコミュニティデザインのお話

2011年06月30日(木) 19時26分
 みなさん、こんばんは。
 今朝、私にとっては少し早めの9時半から、ソーシャルコミュニティデザイナーの山崎亮さんのお話を聞かせて頂く機会を頂きました。
 ものすごいパワフルな方で、てきぱきとされていて、お話に説得力があり、ぐいぐいと引き込まれました。
 論理的にわかりやすくご説明下さるので、本当に興味深く聞かせて頂き、約90分弱、あっという間でした。
 貴重なお話でしたので、ずーっとメモをとらせて頂いていたら、A4で5枚になりました。
 久しぶりに「勉強した!」っていう感じです。

 コミュニティデザイン、聞き慣れない言葉ですが、山崎さんは、先日の「情熱大陸」にもご出演され、今まさしく「時の人」!(見てなかったんですが、、、、友人から聞きました、、、)
 10月に開催される水都大阪2011のディレクターもつとめていらっしゃいます。
 (ちなみに、水都大阪2009の時には、大阪に集まったアーティストをサポーターが支えるというシステムを作られましたが、その時は、すごいアイディアだなぁ、、と思っていたのが、今回それを考えられたのが、山崎さんだとわかりました)
 コミュニティデザインとは、一言で言うと、生活の質を変える、あるいは生活の課題に向き合うデザインの事だそうです。
 いわゆる装飾するデザインではないので、見えない。でも形を作らない、そんなデザインがあってもいいのではないか、というお話でした。
 
 日本の人口は2005年から減少していて、2015年からは世帯数そのものが減るそうです。
 韓国では五年後から、中国も10年後から人口が減少する、、、
 これから、人が減ってくる時に、何が求められるか、、、
 今までの人口が増えていた時代には、その時代の新しいものを作れば簡単に人が集まったけれど、これからはそうはいかない。
 そこで求められるのが、「アイディア」。
 そして、特に日本においては、最先端は、今や東京、大阪、名古屋ではなく、秋田、和歌山、出雲の山奥だとか。
 それらの地域は20年以上前から人口が減っていて、そこで何かおこっていて、どういうアイディアが生まれているかを知る事がとても大切で、そこには多くのヒントが隠されているそうです。

 そして、過疎等の限界集落は今や田舎の問題ではなく、大都市近郊に次々と限界ニュータウンができてきていて、例えば街からガソリンスタンドがなくなったら、あるいは郵便局がなくなったら,生活ではどんなことが何が起こるか。
 それを想像して、デザインとして生活をどう変えていくか模索して、みんなが「いいね!」と思う社会をつくらないといけない。
 新しくしたから人が集まる、という70年代的なアイディアでは何もうまれない、との事でした。

 そして、現在において、すでに公共空間の利用者は少なくなってきているそうです。
 昔、、、江戸から明治にかけては、公共空間が豊かに使われ、公共空間で色々な事が行われていました。
 商いも、芸能も、いろんな交流が生まれてました。
 でも、社会が成熟していく中で、いろいろな制度ができ、公共空間が管理されていくことで、公共空間を利用できる種類が減っていきます。
 それはすなわち、地域型のコミュニケーションが減っていく事。
 同様に、商店街、自治会の力も弱まっていきます。

 地域型のコミュニティが減ってしまう事で、公共空間を利用する人はますます減っていきます。
 そして、かわりに最近生まれているのが、テーマ型のコミュニティ。
 すなわち、テーマで集まるつながりの事です。例えば星空を見る、水辺を楽しむ、ヨガをする、、、、NPOなどで多くの人がつながっています。
 そして、この興味のあることでつながるコミュニティは、今後増えていくと考えられています。
 さらに、このテーマ型のコミュニティが公共空間でアクティビティをすることで、街が楽しくなっていき、人と人との交流が生まれ、街に活気が生まれるのではないか、そのしくみを考える事が大切なのではないか、と考えられています。

 そのための具体的な方法は、、、、
 1、その地域のコミュニティを、ヒアリングなどでまずは理解する。
 2、個々の担い手としての主体者意識を高める。
 3、信頼感を高め、組織化する。仲間意識を高め、チームビルディングする。
 4、初期の活動を資金面等で、行政がサポートする。               だそうです。

 そして、アメリカの先駆的な事例を二つご報告頂きました。

 一つ目が、2009年にオープンした、NYのハイライン.
貨物が走っていた高架が9メートルの高さのある公園に変わる事で,住民の生活や意識が変わった事例です。
 もう一つは、サンフランシスコの自然公園のクリッシーフィールド。
 海軍基地が、人々に愛される公園へと劇的に変化した場所の事例。
 どちらも、NPOと恊働する事で、人の流れを生み、活性化されています。

 そして、日本での山崎さんが関わられた事例。
 2001年の、日本で初めての住民参加のパークマネジメントである有馬富士公園。
 山の中に人がたくさん集まるしくみ作り。

 2009年の鹿児島県の丸尾デパート(マルオガーデンズ)。
 民間の企業が公共のために何をできるかを考えていかないといけない時代の成功例。

 そして、宮崎県の延岡市。
 駅の中に活動するNPOを集めてのコミュニティデザイン。
 つまり人を集めて人が気持ちよく活動できるしくみを作る。

 今までは、住民が行政に税金を払って、公共的な事業を一方的にやってもらっていたのを、これからは住民が公共的な事業に関わるように、その関係をうまくデザインしていく事が、これからの社会には大切で、そのために新しい公共空間の使い方を考えないといけない、、、、、

 コミュニティデザインについて、何にも知らなかった私ですが、本当にワクワクと興味深い、中身の濃い時間でした。
 本日お話を伺える、、と聞いていたので、実は山崎さんの著書「コミュニティ デザイン」を買って、今日までに予習しておこうと思ってました。
 が、色んな事務仕事に追われ、結局読めずじまい、、、
 今週末読みたいなぁ,,と思いながら、今週末は書類作りに追われるので読みはじめたら大変な事になります、、、、でも今週末にきっと勢いで読んでしまう、、、、もしかしたら今晩から、、、そんな気がしてます。

(とくい)
 

 
 

 

 

能楽体験講座「羽衣」

2011年06月29日(水) 23時43分
 みなさん、こんばんは。
 今日は各地で35度を超える真夏日!
 まだ6月だというのに、、、、
 空を見上げても真っ青で、例年”梅雨明け”は7月の中旬以降ですが、もう”梅雨明け”してもおかしくないような気分になります。



 さて、先日、山本能楽堂の近くにある[大阪外語専門学校」の生徒さん達が80名、能の体験講座+能[羽衣」の鑑賞にお越し下さいました。
 二十歳前後のお若い方達ばかりで(もしかしたら、二十歳になっていらっしゃらない方達ばっかりだったかもしれません、、)、若い人の持つパワーといいますか、明るく楽しくはじけた雰囲気に能楽堂が包まれました。

 

 たぶん、ほとんどの方が、お能については全く初めてだったと思いますが、能とは何か、、から説明させて頂き、能面をご覧頂いたり、能の謡をみなさんで体験して頂いたり、能の囃子(楽器)の説明をお聞きして頂いたりしました。
 10名様くらい、中国や韓国からの留学生の方もいらっしゃいましたが、留学生の方を含め、女の子も男の子も、全員の方が、素直な眼差しで、じっと説明に聞き入って下さっていたのが印象的でした。

 一通り約80分、能についてご説明させて頂き、ご体験頂いた後、能の囃子の楽器演奏をお聞き頂き、その後、能「羽衣」をご覧頂きました。
 初めてご覧になる能に、驚かれつつも、真剣な表情でご覧頂きました。
 
 当日の様子を、ブログにUPして下さったので、よろしければご覧下さい。

 http://www.osakagaigo.ac.jp/campusnews/index.php?e=138
 
 最近、「体験講座」を通して、本当に多くの方に、能の楽しさを感じて頂いている事を実感させて頂いております。
 本日は、ご参加頂くのがお若いみなさんでしたので、能楽師も若手の能楽師を中心に、ご説明させて頂きました。



 お抹茶とお菓子も生徒さんに召し上がって頂きたい、というご担当の先生のお気持ちで、80名様に、お抹茶とお菓子も出させて頂きました。
 いつもお菓子をお願いする八幡屋さんに、「お若い方がお越しになるので華やかなお菓子をお願いします」と申し上げたら、早くも夏を感じる芙蓉のお菓子。

 芙蓉の花は朝に咲いて、夕方にはもうしぼんでしまう儚い花ですが、私には思い出深いお花です。

(とくい)
 
 

天神祭宵宮祭〜水上薪能鑑賞会〜帝国ホテル大阪

2011年06月28日(火) 23時01分
 みなさん、こんばんは。
 今年は例年より、早く夏が来た感じですが、今日も本当に暑い一日でした。
 つい先程、作成した書類を投函しに、帰り道,郵便局まで行きましたが、夜はさすがに夜風が気持ちよく、少し風も吹いて、さらっと気持ちよかったです。

 6月ももうあと少しですが、大阪の7月と言えば天神祭!
 天神祭当日の7月25日は、大川を中心に、[お祭り!」になります。
 大川沿いには屋台もいっぱい出て、本当にすごい人ごみになります。
 初めて行った時は、わけがわからず、歩いてもすごい人で、駅まで行くのも一苦労、、、しかも、帰りの電車にかなりの時間乗る事ができずに途方にくれたことがあります。

 私は京都で生まれ育ったので、祇園祭しか知りませんでしたが、どちらかというと「動き」のない、「雅」なお祭りですので、天神祭を初めて見たときは驚きました。
 まさしく「水都大阪」のお祭り。
 船で行き交う人のパワー、岸辺の人の熱気、スピード感、しかも夜にクライマックスを迎えるお祭りですのでかなりの数の花火が頭上で上がり、その音も爆音で、まさに「おおさか!」といったお祭りです。

 とはいえ、天神祭は天満の天神さんに奉納するお祭りで、神事です。
 20年近く前から、能船奉賛会の方のご尽力で、天神祭で「能」を神様に奉納すべく、「能船」を出して下さっています。


                                                  (写真家 上田 安彦氏)



 天神祭の当日は、船の上で能を舞うため、揺れると危険というか舞えませんので、大川の真ん中に船を停泊させ、船の半分に舞台をしつらえて下さり、残りの半分を客席にして、能を演じさせて頂きます。

 数年前から、この能船を、天神祭の宵宮でも、大川に停泊させてその上で能を演じさせて頂こうということになり、帝国ホテル大阪様のご協賛で、前日の7月24日に、「天神祭宵宮祭〜水上薪能鑑賞会」を能楽奉賛会様のご主催で、開催して頂いています。
 天神祭に関するセミナーをお聞き頂き、中国料理のジャスミンガーデンでの夕食会の後、大川に停泊させた能船で,水上薪能をご鑑賞頂きます。

 演目は、狂言「三番叟(さんばそう」、能「羽衣(はごろも)」、半能「石橋(しゃっきょう)・大獅子」です。
 残席僅かだと思いますが、ご興味のおありの方は、帝国ホテル大阪までお問い合わせをお願いします。

 http://www.imperialhotel.co.jp/j/osaka/event/2228



(とくい)

今週の土曜日は「初心者のための上方伝統芸能ナイト」!

2011年06月27日(月) 21時40分
 みなさん、こんばんは。
 能楽堂の行き帰り、私は電車を利用していますが、最近いつ乗っても窓が開いています。
 もちろん「省エネ対策」だとは思いますが、風が入って気持ちがいいです。
 
 さて、今週の土曜日は「初心者のための上方伝統芸能ナイト〜夏の夜空」編です。
 司会と落語は、桂吉坊さん。
 米朝一門で、博識の吉坊さん。
 大阪でももちろん人気ですが、最近東京でも人気を博しておられるとか。
 独特の魅力に、私の友人もファンが多いです。


 そして、浪曲を春野恵子さん。
 先週末、一心寺シアターで、つかこうへいさんの追悼の公演で「龍飛伝」にご出演されていました。
 楽屋で、桂春蝶さんに、そのお芝居のお稽古の様子を熱く語っていらっしゃるのを一緒に聞かせて頂いて、「絶対見に行こう!」と思っていたのですが、仕事と重なり結局いけずじまい、、、
 残念でした。
 公演は、チケット完売の大成功だったそうです。
 次回、お芝居される時は「必ず!」と思ってます。
 土曜日の浪曲は、〈大坂城落城の淀君〉をご披露下さいます。
 ますますパワフルな恵子さん、楽しみです!

 そして、講談は太平洋さん。
 久しぶりのご出演です。
 演目は、〈龍馬翔る〜薩長同盟〜〉。
 
 お恥ずかしい話ですが、「初心者のための上方伝統芸能ナイト」を始めさせて頂くまで、私は講談を聞いたことがありませんでした。
 一番最初に聞かせて頂いたのが、大平洋さんの師匠である旭堂南陵さんの講談で、2006年の大晦日の「おとなのための年越しライブ」でした。
 「初心者のための上方伝統芸能ナイト」の前身となる第1回目の公演でしたが、(まだその時は「初心者のための上方伝統芸能ナイト」という名前もなかったです、、) 上方伝統芸能のハイライト部分だけを「ええとこどり」で次々とお楽しみ頂く、初めての試みとなる公演を、果たしてお客様に楽しんで頂けるのか、かなりドキドキと緊張した中、講談を聞かせて頂きました。
 落語とも浪曲とも違う講談の魅力、、、
 以来、大阪の話芸である上方講談の「想像して楽しむ」部分を本当に楽しませて頂いています。
 土曜日も本当に楽しみです。

 そしてお能は、「鵜飼」の半能を今村一夫さんがつとめます。
 京都・嵐山の鵜飼も、7月1日から始まりますが、まさにこの季節にぴったりの演目です。
 後半の閻魔大王の部分をお楽しみ頂きます。

 あと数日で7月、、、
 いよいよ本格的な夏の到来です!

(とくい)

京都アートクルーズ

2011年06月26日(日) 20時50分
 みなさん、こんばんは。
 昨日に引き続き、今日も京都に行ってきました。
 昨日とても暑かったので、覚悟して行きましたが、今日は昨日ほど暑くはなくちょっとほっとしました。
 午後1時から夕方まで、主に小学校跡地を活用された場所を約4時間かけて回りました。

 集合場所は、京都芸術センター。
 明倫小学校跡地です。
 松井智恵さんとHyon Gyonさんの「On a Knife Edge〜二つの向こう岸」を拝見しました。


 
 京都芸術センターの各所を背景に制作された映像作品の「ハイジシリーズ」の新作「HEIDI 51」は、本当に美しく,透明で、魅力的な作品でした。
 一緒に行ったみなさんも、食入るように見いってらして、予定時間を大幅に延長しての鑑賞になりました。
 「ハイジシリーズ」は、「アルプスの少女ハイジ」の主人公のハイジを下敷きに、現代の女性に置き換えて、ヒトの心の内面に迫られる作品ですが、ピアノの音色、湾曲した画像、色彩、すべてのバランスがよく、心の奥底にまで入り込んできます。
 中央に映された黒板を見ていると、何故だかうっすらと涙がでました。



 作品の中にも登場した小学校のあちこちのスペースは、懐かしく本当に美しい空間です。
 左のドアの中にも、映像作品が展示されていました。
 美しく神秘的な森の中から、はっとする思いが、鋭く飛び込んできます。



 黒板にチョークで描かれた作品も、美しかったです。

 そして、次は、烏丸御池のまんがミュージアムへ。
 柳池小学校跡地のこの施設は、すごい人気。
 いつも賑わっています。
 ちょうど海外からのテレビの取材がはいっていました。

 

 そして、途中、河原町三条の[アートゾーン」へ。
 隣接する「メディアショップ」は、昔よく行きました。
 今も、面白そうな本がたくさんあって、ついつい色々見てしまいました。



 最後は、京都で最初に建てられた開智小学校跡地の「京都市学校歴史博物館」へ。
 私も京都の小学校の卒業生ですが、知らない事がいっぱいでした。
 学区制の小学校は、日本で初めて京都でつくられたそうです。
 それも、京都を豊かな街にしたいという民の力で、民が主導になってつくられた事実は、今も京都の底力となっていると痛感しました。

 

 また、狩野永徳の龍のお軸や、上村松園の[静御前」など、本当に素晴しい美術工芸品が、卒業生からの寄贈品として小学校に残されていて、それが歴史の中で在校生の誇りとなり、気概となっているのも京都ならではだと思いました。
 


 歩きっぱなしで少し疲れたので、珈琲ゼリーを頂いてから帰途につきました。
 懐かしい空間にほっとしました。





(とくい)

夏の京都〜弥次喜多のかき氷

2011年06月25日(土) 23時34分
 みなさん、こんばんは。
 暑い! 本当に暑い!ですね。
 急に夏がやってきた感じです。

 今日のお昼、京都まで行ってきました。
 街中のアスファルトの道路からの照り返しの熱気を感じたのは今年初めてでした。
 夏の京都は本当に暑いですが、今日はその暑さを再認識しました。

 

 でも、鴨川の橋を渡ると少し涼やかな風が、、



 床も出ていて、京都はやっぱり風情があります。
 大阪の淀川に面したレストランが参加されている「北浜テラス」も、参加店舗がもっと増えて、京都の川床みたいに、夏の風物詩になればいいのになぁ、、と思います。




 木屋町を流れる高瀬川は、親水性も高く、こんなに身近に感じられる美しい川は、残念ながら大阪市内にはありません。
 大阪の川は、護岸が高く、岸から川面が見えないのがほとんどです。

 「水」をすぐ近くに感じられるのは、本当に気持ちがいいです。

 ご一緒させて頂いたSさんと、珈琲でも、、と思いながら歩いていて、強くて暑い日差しの中、ふと思い出したのが「弥次喜多」さんです。
 もともと四条河原町を上がったところにあった超人気の甘味屋さんですが、移転されて確か木屋町のすぐそばにあったはずです。
 2年前に、友人と訪れ、その時も久しぶりの「弥次喜多」を堪能しました。
 聞けばSさんも、学生時代によく通われていて、意気投合して、うだるような暑さの中、かき氷を求めて、お店に向かいました。
 
 

 私が頂くのは、いつも「宇治ミルク白玉」のかき氷です。
 金時があまり好きではなく、時々は「しるこ(こしあんの金時です)」を加えてもらう事もありますが、初めて来た数十年前からずーーっと変わりません。



 いつも、食べはじめた時には、ちょっと苦い気がして(普通のかき氷よりお抹茶が濃くあまり甘くありません)、「ミルク白玉」氷にすればよかった、、とか思うのですが、頂きおわるとあと口がさっぱりして、体がすーーっとします。



 お店の奥には、以前のお店と同じように坪庭がしつらえてあって、京都の暑い夏の一日、ほっこりとした気分で帰途につきました。

 「弥次喜多」は、四条河原町の交差点から、河原町通りの東側を南に下がり、一つ目の信号のある交差点を東に(左に)曲がった最初の角にあります。
 みなさんも、夏に京都に行かれた時には、是非お出かけください!

(とくい)

7月23日「光と照明による能舞台の陰翳 work#05 土蜘蛛」お陰様で完売しました。

2011年06月24日(金) 23時29分
 みなさん、こんばんは。
 昨日から暑くなり、急に夏が来た!感じです。
 お昼に戸外を歩いていると、夏の強い日差しの下、結構強い風が吹いていて、海辺で風に吹かれている感覚がよみがえりました。
 もう何年も海水浴には行っていませんが、、、

 さて、7月23日(土)の夜7時から開催させて頂きます「光と照明による能舞台の陰翳 work#05 土蜘蛛」、お陰様でチケットが完売致しました。
 お越しになりたいと悩んで下さっていた皆様、また今ブログを読んで頂いて、初めてお知りになった皆様、申し訳ありません。

 

 この「光と照明による能舞台の陰翳」シリーズは、昨年の10月から、世界的にご活躍されている照明デザイナーの藤本隆行さんに、能の照明をデザインして頂いている公演です。
 新作能「水の輪」の美術をご担当頂いている、平面作家の井上信太さんからご紹介頂き、ご縁を頂いて毎回本当に美しい照明を作って頂いています。

 能舞台をぐるっと囲むように、17基のLED灯体を特別に設置して下さり、(設置だけでもほぼ1日かかります)約1週間かけて一つの演目の照明デザインをクリエーションして下さいます。
 LED照明はコンピューター制御されていますので、17基のLED灯体の一つ一つをパソコンでプログラミングされ、全体をまとめ上げていかれます。
 
 R(赤)G(緑)B(青)の組み合わせて生まれる色は、1670万通りの色を作り出す事が可能だそうです。



 能の中で、もっともダイナミックで、人気の高い土蜘蛛。
 私も大好きな演目ですが、この「土蜘蛛」にさらにLED照明デザインが加わると、一体どうなるのか逆に私には想像もつきませんが、かなりワクワクしてます。

 ちなみに、藤本さんには昨年の10月から今までに、「葵上」(2回)「安達原」「鉄輪」、そして5月の「鵜飼」をデザインして頂きました。
 「鵜飼」は、NHKにご取材頂き、「関西ウィークエンド」の番組の中で、とても細やかに私達の思いをきっちりとおまとめ頂き、放送して下さいました。
 ディレクターの方が、「鵜飼」を実際にご覧になられてのご感想を、「照明によって寒さが実際に感じられました」と仰って下さったのが印象的でした。

 今回はあいにくチケットが完売してしまいましたが、藤本さんにLED照明デザインをして頂く「光と照明による能舞台の陰翳」公演シリーズは、次回は10月30日の日曜日に開催させて頂く予定です。
 時間は18時開演の予定です。

 今回、ご都合がお悪かったみなさま、是非10月にお越し頂ければと思います。
 何卒よろしくお願い申し上げます。

(とくい)

お待たせしました!〜次回「初心者のための上方伝統芸能ナイト」のチラシ

2011年06月23日(木) 23時38分
 みなさん、こんばんは。
 ようやく、やっと、7月からの「初心者のための上方伝統芸能ナイト」のチラシができあがりました!
 こんなに遅くなってしまって本当に申し訳ありませんでした。
 ご出演者の皆様の調整をさせて頂いて、今回かなりの時間がかかりました。
 2ヶ月以上、、でしょうか、、、(私が悪いのですが、、、)



 ここしばらく、本当に多くの方から、次回のチラシはいつできるのかお問い合わせを頂いていました。
 まさかこんなに遅れるとは思っていなかったので、(私方のミスですが、、)、5月の末には完成します!、、、6月に入ったらできます、、、6月の2週目までには、、、、、と、だんだん声も小さくなる感じで、お問い合わせのお電話にお応えしていたのですが、、、、
 中には、できたらすぐ送って下さい!と言って下さった方や、ファックスして下さい、と言って下さる方まで、、、
 また、前回の「初心者のための上方伝統芸能ナイト」のアンケートでは、「今日チラシをもらって帰りたかった、、、」とお書き下さった方も、、、
有り難い事です。



 言い訳をするようですが、「初心者のための上方伝統芸能ナイト」のご出演の依頼をさせて頂いて、バランスよく組ませて頂くのは結構大変です。
 でも、みなさん、本当に快くご出演下さり、お願いした日がたまたまご都合がお悪いと、本当に残念に思って下さったり、別の日でよろしければお願いします、、と仰って下さいます。

 上方舞の山村流御宗家の若さんも、本当に超過密スケジュールでいらっしゃいますが、「秋なら出演させて頂ける、、!」と本当にお忙しい中時間をあけて下さっています。

 英華さんも、うわぁーー、全くあいてへんけど、この日やったらいけそうやし、この日にしてもらえへん?と仰って下さったり。

 もちろん、他の芸能の方もみなさん同じようなご反応です。
 ただ、今回残念なのは、桂阿か枝さんが、お願いした日が落語会が入っていらして、今回チラシを作らせて頂いたこの7月から9月の間はご出演頂けない事。
 次回にお願いできればと思ってます。

 ご出演のお願いをさせて頂く時、本当に当たり前の事ですが、ご出演頂く皆様方にお支え頂いているなぁ、、と感謝の気持ちで一杯になります。

(とくい)
 

中之島・バラ園クルーズ!

2011年06月22日(水) 22時57分
 みなさん、こんばんは。
 今朝はいい感じのお天気でしたが、午後からは再びどんよりした梅雨空。
 まだまだすっきりとはしませんが、中之島公園のバラ園のバラは満開で見頃だそうです。
 
 今日は、バラの季節限定で中之島・バラ園クルーズが6月いっぱい開催されているのでお知らせさせて頂きます。

 私も今回初めて知ったのですが、中之島の東側のバラ園の北側の堂島川のところに、「ローズポート」という船着き場ができています。
 そこから、1回 約30分で、中之島をぐるっと回るミニコースが、バラの季節限定で開催される事になりました。
 いわば、中之島のバラ園に咲き誇る見事なバラを、船から楽しむクルーズです。



 ソファー席の小型船で、バラ園のほか、中之島公会堂などの近代建築、大阪川床「北浜テラス」、剣先にある噴水などを巡ります。
 一番のお楽しみは、今回、10人乗りの小型船なので、バラ園の中にかかる橋の下を通ることができることでしょうか、、
 普通の船では、絶対にくぐることができません。




 開催日時は、6月24日(金)、25日(土)、26日(日)の 13:00、14:00、15:00、16:00、17:00、18:00 (17:00、18:00は、金曜日のみ)だそうですが、平日も船が空いている限り6月末まで運行されるそうです。
 コースは、ローズポート→水昌橋→淀屋橋手前→北浜テラス→剣先→ローズポート で、ぐるっと回って30分でお一人様700円だそうです。
 自由乗り合い制で、予約も不要ですので、バラを見に散歩しがてら、ふらりと乗られてはいかがでしょうか。
 私も、何度か他の遊覧船には乗せて頂いた事がありますが、川から見る景色はまた別の魅力があり、[大阪の街ってきれいになったなぁ、、、、」といつもしみじみ思います。

 今回の、小型船にも以前乗せて頂いた事がありますが、乗り心地のいい、快適な船です。
 私もできればこの初めての、中之島限定クルーズ、乗りにいきたいなぁ、、と思ってます。
 通常の遊覧船だと、1時間から2時間かかりますが、30分というお手頃な感じも魅力です。

お問合せは、伴ピーアール(株)様、06-6314-3773までお願いします。

(とくい)

お茶を焙じて

2011年06月21日(火) 22時23分
 みなさん、こんばんは。
 毎日湿度が高く、じめじめして、何となくテンションも上がらずだらだらと過ごしてしまっています、、、
 やらないといけない事は山のようにあるのですが。

 そこで、久しぶりにお茶を焙じてみました!
 すると、かなりいい感じです。
 以前ブログでもご紹介させて頂きましたが、(いつだったか、忘れてしまいましたが、、、)「焙じる」といっても、専用の器具を使って本格的に焙じるのではなく、お鍋に適当に緑茶を入れて、弱い目の火にかけ木べらでかき混ぜるという、かなり”いい加減”な焙じ方です。

 それでも、火にかけると、とたんにいい香りが広がって、かなりの気分転換になります。
 浅い目も、しっかり目も、自分の好みの通りに焙じる事ができます。
 ちょっと幸せな気分です。

 ちょうど、能楽堂に能のお稽古に来て下さっているお茶の先生が、手作りのお干菓子を届けて下さって、一緒に頂くと、ほっこりとしました。


 やわらかい落雁のようなお菓子は、屋久島で求められた黒砂糖が使われていて、幼い日に頂いた手づくりの韓国のお菓子にも似た風合い。
 目にも涼しい水色のお菓子は、葛を使ったお菓子で、かなり手間ひまがかかり大変なので、1年に1度しか作られないとか。
 同じようなもので、寒天を使ったものはよく頂きますが、葛だと食感が違い、全く別のお菓子です。



 6、7年前に「たにまち能」でお茶席を始めさせて頂いた頃は、能楽堂で出させて頂く和菓子は、全て手づくりしようなどと大胆な事を考えて、何のお菓子がいいかと、色々空想して楽しんだりしていましたが、今は全く余裕がありません、、、
 でも「水無月」なら簡単かなぁ、、でも、どうせ作るなら、お店には売られていないオリジナルなものを作りたいなぁ、、などとまた考えたり。
 いつの日か、そんな風に、お越し頂いた方をおもてなしさせて頂ければなぁ、、と、梅雨の合間にいろんな夢がふくらみました。


(とくい)
 
プロフィール
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  • アイコン画像 ニックネーム:山本能楽堂
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大阪の谷町4丁目にある大阪で一番古い能楽堂です。
2006年に国登録有形文化財になりました。
昭和25年から続く定期公演「たにまち能」、初心者向けの夜の公演「とくい能」、初心者向けの体験講座「まっちゃまちサロン」、4種類の伝統芸能のいいところだけを一度に楽しめる「初心者のための上方伝統芸能ナイト」などを開催しています。
「初心者も楽しい能楽堂」をめざしています!
ぜひお気軽にお越しください。
詳しくは山本能楽堂公式ホームページをご覧ください。
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