今週末は「初心者のための上方伝統芸能ナイト!」

2010年03月31日(水) 23時24分
 みなさん、こんばんは。
 今日は寒さがやや和らいだでしょうか、、、
 桜が急に咲き始めました!
 明日は、もっと暖かくなるそうです!

 さて、今週の土曜日は「初心者のための上方伝統芸能ナイト」です!
 今週は偶然にもちょっと変わった趣向になっています。
 いわば大阪が誇る「話芸」を楽しんで頂く公演です。

 講談はベテランの旭堂南海さん、そして浪曲を春野恵子さん。
 あと狂言なのですが、「舟ふな」という、言葉を楽しむ狂言です。
 司会と落語は、のりに乗っておられる桂春蝶さん。

 襲名って不思議です。
 先日まで春菜さんでしたが、もう春菜さんとは呼べない感じです。(今でも時々つい言ってしまいますが、、)
 先日のストリートライブ能でも、お配りさせて頂いた「初心者のための上方伝統芸能ナイト」のチラシをご覧になられた方が、「いや〜春蝶さんもでではんで〜」と、実はお父様の亡くなられた春蝶さんをよくご存知で、春蝶さんはご覧になった事がないのに、何故かとても親しみをもたれ、好感度100%な感じです。
 
 確かに春蝶さんになられて、大きな舞台もたくさんご経験されたせいでしょうか、益々パワーアップされています。
 先日の「初心者のための上方伝統芸能ナイト」の落語も、アンケートに「今までの落語で一番よかった!」と書いて下さっている方がいらっしゃいました。
 今週末の落語は一体何をお聞かせ下さるのか。
 待ち遠しいです!

そして、「初心者のための上方伝統芸能ナイト」のお帰りには、是非中大江公園で「夜桜」をお楽しみ下さい!
ちょうど満開で、公園中が桜色に染まり、ふわっとした感じです。
 かなり低い位置でも桜を楽しんで頂く事ができます!
 私も大好きなお花見スポットです!!


(とくい)

 

アートによる能案内「高砂」〜京阪シティモール

2010年03月30日(火) 22時21分
 みなさん、こんばんは。
 今日は天満橋の京阪シティモールさんの8階のレストスペースで、初めて「アートによる能案内」を能楽堂以外の場所で開催させて頂きました。

 京阪シティモールさんの8階には、とても雰囲気の良いレストラン街があります。
 大好きな夙川のおそばやさんの「土山人」さんも出店を出されており、大阪名物のうどんすきの美々卯さん、京料理の美濃吉さん、手頃な中華料理屋さん、鳥屋さん、カフェ、回転すしまで、いろんなお店があります。
 8階に上がるだけで、かなり雰囲気がかわりますので、天満橋で結構おすすめの場所でもあります。

 そしてこのレストラン街には、広いレストスペースがあり、普段はみなさんソファに腰をかけられて、眼下に広がる大川の美しい景色を眺めていらっしゃいます。
 大川沿いの桜は、ほぼ8分咲き。
 川に沿って、美しく色着いています。
 そして、桟橋では靭公園の側のカフフェのガゼボさんが、「水上カフェ」を出されていて、みなさんがゆったりとくつろいでいらっしゃるのも見えました。

 今回は、こちらのスペースをお借りしての公開ワークショップでした。

 まずは舞台設営。
 普段は土足の場所なので、まずはきれいに掃除して、そのままでは子供達が寒いかもしれないので、井上信太さんのクッションをたくさん並べました。
 このクッション、ひとつづつ形が全部違っていて、しかも動物みたいな形であったり、魚であったり、どれもとても不思議な形をしています。

 今回のテーマは「高砂」。
 子供達の造形遊びとどのように関連付けて下さるのかと思っていたら、今回も美術家の池田朗子さんとアートエデュケーターの中西美穂さんは、素敵なすごい事を考えて下さいました!
 本当にどうしたらそんなに柔軟な思考ができるのか。
 「高砂」の後シテの住吉明神が頭にかけている「透冠(すけかん)」を作って下さいました!

 「透冠」を作る。
 これだけを聞くと簡単で単純な発想のように思われるかもしれませんが、「透冠」をご覧になられた方は、「こんなの工作で作れない!」と思われると思います。
 かなり複雑で、変わった形で、手が込んでいます。

 池田さんはそれを単純にされ、独特のご発想で「透ける」ように考えて下さいました!
 最初、池田さんの試作品を拝見したときは、もうそのかわいらしさ、同時にちゃん能の「透冠」担っている事に驚き、PCに送られてきた映像の前で「すごい!!!すごい!!!」と思わず独り言を大声で叫び、すぐにその感動を返信しましたが、もっと驚いたのは、本日の子供達。
 池田先生の「透冠」を土台にして、自由な感性、驚きの発想で、全員の子供達がミラクルな「透冠」を作ってくれました!

 本日のレストスペースには、かなり鏡が使われているのですが、みんなその鏡に透冠をつけた自分の姿を写して「うん、これでいい!」と満足げ。
 最後は全員がこの透冠をつけて「高砂」の能を拝見したのですが、みんな必死で、真剣に最後まで見入っていました。

 「アートによる能案内」は、準備にかなり時間がかかり、当日も怪我等ないよう、かなり気を使って開催させて頂くので、結構大変なのですが、能を見る時の子供達の真剣なまなざし、そして何よりも本当に楽しんで参加してくれている子供達の笑顔を見るとそんな気持ちも吹っ飛びます!

 次回の「アートによる能案内」は8月8日。
 「猩々」という全身真っ赤なお酒の神様のお話です。
 次回もどんなワクワクした感動があるのか、実は私もかなり楽しみにしています。

(とくい)

別府〜大分の春/大分平和市民公演能楽堂

2010年03月29日(月) 22時16分
 みなさん、こんばんは。
 今日はとても寒い一日になりました。
 夜、能楽堂を出て帰途につくと、雪が降っていました、、、
 家に着く頃には、ちょっと吹雪いた感じになってきて、、、
 昨日は、能のストリートライブ公演を3公演させて頂きましたが、ここまで冷え込まなくて本当によかったです、、

 一昨日は大分の平和市民公演能楽堂で、大分観鵆会、別府観鵆会のお社中の方の発表会を開催させて頂きました。
 最近、九州には日帰りでお伺いさせて頂く事が多いのですが、今回は前日からお伺いさせて頂く事ができました。

 今回、別府で途中下車したのですが、久しぶりに訪れた別府湾の美しさに、圧倒されました!
 2、3日前は本当に暖かく、まさに陽春!といった感じで、空港からのバスの車窓から見える景色も、おだやかで、うららかで、陽気な感じで、ほっこりしました。
 山間の田園風景ものどかで、山々も桜色にほんのりと色づき、畑の周りには、桃、菜の花、サンシュウが色とりどりに咲き乱れ、九州に来ると、いつもこんな景色からも本当に豊かな気持ちになります。

 街道に植えられた桜も、ほぼ八分通り咲いていて、春爛漫のちょっと手前、といった景色に、心躍り、うっとりと眺めていました。

 が、それよりも、何よりも、その後見えてきた、別府湾の水面のきらきらとした美しさ、その穏やかなゆったりとした佇まいに、打ちのめされてしまいました。
 今までにも何度となく別府にお伺いさせて頂いた事がありますし、もちろん別府湾の美しさもよく知っています。

 ただ、この日は、本当に特別な感じでせまってくるものがありました。
 10年以上前、別府観鵆会の発表会の折に、記念に、この別府湾の美しさを映した記念の仕舞扇子を作らせて頂いた事があります。
 朝日に輝く別府湾に、無数の帆掛け船を浮かべたとても上品で美しい、私も大好きなお扇子です。
 昔から、別府は日本中の理想の地として、憧れられてきましたが、今回その素晴しさを今まで以上に実感しました。

 そして、大分。
 平和市民公園能楽堂は、細長くて広く長い公園の中にありますが、周りは立派な日本庭園に囲まれています。
 今回はちょうど桜が八分咲きで、能楽堂の窓から見えるお庭の中が所々桜色に染まって、いい感じです。
 そして舞台の上でも、能「百万」、「羽衣」をはじめ、舞囃子、仕舞、素謡と、お社中の皆様が、本当に華やかに舞台をおつとめ下さり、お越し頂いたお客様にはお楽しみ下さった事と思います。

 また、お祝いに本当にたくさんのお花をお届け下さり、舞台の上、ロビー、そして能楽堂の外と、華やかで美しい一日となりましたこと、心より感謝申し上げております。

(とくい)

関空〜柴島〜高津神社、「羽衣」を1日に3回!!!

2010年03月28日(日) 23時41分
 みなさん、こんばんは。
 ようやく大阪へ帰ってきました!
 旅先でなかなかブログを更新させて頂けず失礼しました、、、

 さて、本日は、そう、ストリートライブ能な1日でした。
 朝の11時に関西国際空港の北イベント広場で、そしてお昼の3時からは柴島浄水場の「桜の通り抜け会場」で、そして夕方6時半からは高津神社さんの絵馬殿で。
 ご出演頂いた先生方には、1日中おつきあい頂き、お疲れの事だったと思います。
 本当に有り難うございました。

 本日3公演させて頂いて、本当に嬉しかったのは、3会場、どちらでも、ストリートライブ能をご覧頂くために、わざわざお越し頂いたお客様がたくさんいらして下さった事。
 お早くお越し頂いたお客様に、開演までまだ30分以上ありますので、ゆっくりとお待ち下さい、と申し上げると、「大丈夫ですよ。拝見するために来てますから!」とのお答え。
 また、関空では、いつも山本能楽堂を応援して下さっている方が、わざわざ空港バスに乗って、1時間以上かけて見に来て下さいました。
 私たちの期待以上で、驚きとともに本当に有り難く嬉しかったです!

 本日1日に、それぞれ趣の違う3会場で開催させて頂き、感じた事は「能」がそれぞれの場所に、不思議にとけ込み、それぞれ違った魅力を発揮する芸能であるという事。
 それぞれの場所の持つ魅力や特徴を、引き出す力があるという事です。
 また、それぞれの会場で、チラシを配ったり、チラシをはったりくらいの簡単な告知しかさせて頂いておりませんでしたので、お客様が本当に来て下さるのか、とても不安でしたが、お調べの音が聞こえ、お囃子が始まると驚くほどあちこちからたくさんの方が集まって下さった事。
 能の魅力、その力強さを私自身も、今更ながら再認識させて頂きました。

 また今回の公演では、1日に3公演、ということで、たくさんの方に各会場でご協力を頂きました。
 改めて深く感謝申し上げます。

 本日最後は高津神社で開催させて頂きましたが、かなり冷え込みましたので、少し短くさせて頂きました。
 能が終わっても、席をお立ちにならないお客様が大勢いて下さって、本当に申し訳ありませんでしたが、それほど楽しんで下さっていたのかと、改めて感激しました。

 詳細は、写真とともに、改めてご報告させて頂きます。

 本日は、お陰様で無事公演を開催させて頂く事ができ、本当にありがとうございました。

(とくい)

明日は大分・別府観鵆会

2010年03月26日(金) 22時34分
 みなさん、こんばんは。
 大分にお伺いさせて頂いています!

 大分空港からバスに乗ったのですが、途中の別府湾の美しさといったら!!!
 陽光に水面がきらきらと輝き、穏やかな春景色でいつまでも見飽きない美しさでした。

 明日、朝の10時半より、大分平和市民公園能楽堂で発表会を開催します。
 よろしければお越しください!


(とくい)

忙しい週末が始まります!

2010年03月25日(木) 23時04分
 みなさん、こんばんは。
 新聞の天気予報を見間違えていたみたいで、今日も雨でした、、、、
 今日はかなり寒かったですね。
 能楽堂の事務所でも、久しぶりにずーっとストーブをつけていました。
 さて、明日こそはきっと”晴れ”!
 夕刊でも確認しましたが、明日は間違いなく晴れそうです!

 実は明日から大分に行きます!
 大分で、能のお稽古をして下さっている方の発表会を、大分平和市民公園能楽堂で27日の土曜日に開催させて頂きます!
 入場無料、ご来場者歓迎!ですので、大分、九州方面の皆様、よろしければお越し下さいませ!

 そして、日曜日は、あさ11時から関空で、3時から柴島浄水場の「桜の通り抜け」で、そして夕方6時半から高津神社さんでストリートライブ能を開催させて頂きます!
 こちらもよろしければお越し下さいませ。

 今週末は、いいお天気になりそうです!
 みなさんも、あちこちで桜を楽しまれるのではないでしょうか?
 柴島浄水場も、高津神社さんでも、美しい桜の下で、能を舞わせて頂ける喜びに感謝します。

(とくい)

PARIS ORANGE〜山本能楽堂近くのお店

2010年03月24日(水) 23時42分
 みなさん、こんばんは。
 毎日雨、雨、雨ですね、、、
 雨の中、桜のつぼみを見てみると、この雨でかなりふくらんで、開花へのパワーを蓄えている感じです。
 新聞によると明日は晴れるみたいですので、暖かければ一気に花開くかも、、なんて思ったりします!

 さて、先週の土曜日の「初心者のための上方伝統芸能ナイト」には、友人の某人気関西情報誌の編集長さんがご家族で来て下さいました!
 ご子息が笑福亭瓶成さんのファンでいらっしゃるので、出てこられるまで待っていらっしゃったのですが、お話させて頂いていると「今から家族で、また帰りに行こうと思って、、、、」
 「えっ?もしかしてPARIS ORANGE??でももう終わりじゃないんですか?」
 「いや〜、ラストオーダーが9時半だって聞いたんで。じゃあ、行ってきます!」と嬉しそうに出かけていかれました。

 ちなみに「PARIS ORANGE」は山本能楽堂の近く、というか「谷町四丁目」の駅の出口を上がってすぐのところにあるビストロで、オープンして2年くらいになります。
 ご職業柄、かなりのグルメでいらっしゃるのですが、本当にお気に入りで、山本能楽堂へ来られた時は必ず行かれます。
 もしかして、山本能楽堂におこしになるのは、PARIS ORANGEさんのお食事を楽しみにされているから、、、???
 思わずそう思ってしまうくらい、お気に入りのお店だそうです。

 私も、以前東京からおお客様がおこしになられた時に、夜のお食事をこちらで頂き、気取りのない居心地のよい店内と、リーズナブルできちんと正確に調理されたたっぷりしたお料理に、忘れられない楽しい一夜を過ごさせて頂いた事があります。
 
 でも、いつからでしょうか、、、
 毎日がかなり忙しくなって、時間がなくて、能楽堂いていてもほとんどお昼を外に食べに行くことがなくなりました。
 お弁当を買って来て食べるのが日課になってしまっています。

 そんな中、何ヶ月か前、能楽堂へ行く前にリフレッシュしたくて一人でこちらの「PARIS ORANGE」にお昼を食べに行きました。
 12時を過ぎるといっぱいになるのですが、まだ12時前でしたので、カウンターに2、3人。
 キャリアウーマンらしき女性の「おひとりさま」の隣に座りました。

 最初は人参のスープ。
 一人分づつル・クルーゼのココットに入って出て来て、それだけでも嬉しくなりますが、人参の風味がいきていて、美味しいです。
 そして自家製のパン。
 続いてメインの鳥のもも肉を焼いたものに、ジェノバソースがかかり、たっぷりの野菜が添えられていました。

 さあ、食べよう!とナイフとフォークを手にした時、お隣の「おひとりさま」の若い女性が「このお料理なら、赤ワインをお願いします。渋めで」と一言。
 お昼から、女性一人でアルコール??
 先ほどからお料理の合間に、書類に目を通され、午後一番に打ち合わせに行かれるような雰囲気でしたので、隣でかなり驚いてしまいました。
 が、その女性は、ワインを楽しみながら、さっさとお食事を済まされ、「ごちそうさま〜」。

 これが、ご友人と一緒だったり、何かの集まりだと何にも不思議な気などしないのですが、お一人で仕事の合間で若い女性、というのにびっくりしました。
 しかも、お話しされている感じでは、関東からご出張で来られている様子、、、

 隣の私は、もそもそとお食事をしながら、でもお隣からの強いパワーを頂いて、「私も頑張ろう!」と何故か勇気を与えてもらい、お店をでました。
 強くたくましい女性はお美しいです。

(とくい)
 

 

「初心者のための上方伝統芸能ナイト」のご報告!

2010年03月22日(月) 23時44分
 みなさん、こんばんは。
 桜のつぼみもかなり膨らみ、中には数輪咲いている花も見られるようになりました。
 もう本当に”春”がやって来た感じです!!

 土曜日の「初心者のための上方伝統芸能ナイト」も、まさに舞台の上の”春”を感じて頂ける公演となりました。
 
 最初の演目は「活動写真」。
 いつもはシルクハットと洋装で登場される小崎泰嗣さんも、上方伝統芸能ナイトの時は紋付袴姿です。
 実は、小崎さんは上方伝統芸能ナイトにご出演下さる時は、上演されるフィルムを特に吟味して下さいます。
 他の芸能に敬意を払って下さって、この場にふさわしい演目を、、と考えて下さり、時には事前に映像を見せて下さり、これでよいでしょうか、、と相談して下さったり、、、、気を使って下さっています。
 
 今回上演して下さったのは、〈動物相撲大會〉と〈地雷火組〉。
 どちらもお客様に大変楽しんで頂きました。
 明治30年代に、大阪で初めて生まれた活動写真。
 本日初めてご覧頂いた皆様からも、大きな拍手喝采でした!

 そして、島之内「たに川」さんによる「お座敷遊び 」。
 本日は、端唄〈春雨〉を金鈴さんのお三味線で、あさ鶴さんが舞って下さいました。
 やわらかな京紫の地色に鶴の模様のあでやかなお着物で、舞台がぱっと華やぎました。

 続いての「体験コーナー」もお座敷遊び。
 本日は「こんぴらふねふね」をご体験頂きました。
 これはお座敷で、テーブルの上に日本酒のおとっくりのはかま(台)を逆さ向けにしたものを、「こんぴらふねふね〜」と歌いながら、二人でとりあう遊びです。
 はかまがある時は、「ぱー」の手で、ない時は「グー」の手にするのですが、だんだんリズムが早くなるとあせって、、、、

 今回4人の方にご体験頂きましたが、最後の方以外、あさ鶴さんの勝ち。
 単純な遊びほど、真剣で、楽しく、見てる方も楽しめます。
 会場のお客様にも歌詞をお配りさせて頂いて、一緒に歌って頂きました!

 そして能「田村」。
 修羅物といわれるジャンルに属します。
 清水寺の、満開の桜の中でのお話です。
 能は、文楽や歌舞伎のように大掛かりな舞台装置がありません。
 ですから、本日も桜が満開の場面である、、といっても桜の木が何本も出てくることもなく、いつもと同じで何の舞台装置もありません。
 そのような中、謡の詞章や能役者の動き、お囃子だけで頭の中で、”満開の桜”を想像して頂き、お一人お一人の場面を考えて楽しんで頂く芸能です。

 そして、最後は落語で桂春蝶さん。
 実は、ダブルブッキングされていて、京都から最後の落語に間に合うよう帰って来て下さいました。
 司会は、ピンチヒッターの笑福亭瓶成さん。
 ほぼ1年ぶりのご登場です。
 
 瓶成さんは、落語家さんの中でもかなり陽性の方で、舞台に立たれるとぱーっと明るくなられます。
 終始笑顔で、楽しく司会進行をして下さいました。

 春蝶さんの落語は〈紙入れ〉でした。
 「色物」というのか、色っぽい落語でした。
 よくお越し頂く、常連のお客様からは、今までの春蝶さんの落語の中で一番よかった!とのご感想を頂いたりしました。

 春蝶さんからは、せめてものお詫びに、、、とお越しになったお客様全員に、「春蝶襲名披露の手ぬぐい」をプレゼントに頂きました。
 お客様の中にはお帰りの時に「得したねぇ、、」と仰って下さったお客様も何人かいらしてくださいましたが、司会の変更があり申し訳ありませんでした。

 次回は4月3日の土曜日の7時から。
 司会と落語は春蝶さんです!!!
 他に、講談は旭堂南海さんで、なんと「坂本龍馬」!
 一体どんなお話でしょうか?
 浪曲、春野恵子さん、狂言、小笠原匡さんで「舟ふな」
 かなり楽しみです!
 みなさんもよろしければお越し下さい!

(とくい)
 

ストリートライブ能〜一心寺さんとBREEZE BREEZE!!

2010年03月21日(日) 20時19分
 みなさん、こんばんは。
 昨日は大勢の方に一心寺さん、そして産経ホールのあるBREEZE BREEZE の1階のストリートライブ能にお越し下さいまして誠に有り難うございました。

 今回一心寺さんで開催させて頂くにあたり、一心寺さんの長老様より、せっかくだからお彼岸でお参りの方がたくさんいらっしゃる時にされては如何ですか、とご提案頂きました。
 少しでも多くの方にご覧頂ければ、と考えて下さいました。

 2月初旬に打ち合わせに伺わせて頂いた時は、まだ寒く、真冬日よりでした。
 それでもさすが一心寺さん、途切れる事なくお参りの方が来られます。
 でも3月になってお彼岸になると本当に大勢の方がお参りされますよ、とお伺いしましたが、本当にたくさんの人が来られます。
 
 私は地下鉄谷町線の「四天王寺前夕日丘」駅から歩いて伺ったのですが、駅からたくさんの人!
 お寺までの参道は屋台もたくさん出ていて、かなりの賑わい。

 会場の前で、公演に先立ち、チラシをお配りさせて頂いたのですが、みなさん「お参り」が目的なので、かなり急いで前をまっすぐに向いて歩いて行かれます、、、
 今回、開催にご高配を賜り、ご協力頂いた「まちすまいづくり」の皆様も、一緒にビラ配りをして下さいました。

 それでも中には、新聞でご覧頂き、公演を目指して早くから来て下さった方もいらっしゃいましたが、開演の15分くらい前になっても、ちらほらとしたお客様、、、
 大丈夫かなぁ、、、と心配になりましたが、公演が始まる直前からどんどんお客様が来て下さり、用意して下さった椅子はうまり、後ろは立ち見のお客様。

 今回のストリートライブ能は会場によって内容を少しづつかえさせて頂いております。
 場所の雰囲気に余裕があるところは、「まっちゃまちサロン」形式で、能のワークショップを行わせて頂き、より楽しんで頂けるよう工夫をさせて頂いております。
 今回も謡の体験、能衣装の着付けなどを、山本章弘の解説でお楽しみ頂きました。

 続いて、能「羽衣」の上演。
 お囃子が始まると、やはりそのパワーは強力!
 次々と人が集まってこられました。
 そんな中、能「羽衣」を上演させて頂き、終演後は、「感動した!」「素晴しかったわぁ!」と皆様本当に喜んで下さいました!
 一心寺の皆様、本当に素晴しい機会を与えて頂き、有り難うございました。

 そして、1度山本能楽堂に帰り、夕方は産経 ブリーゼへ。
 選りすぐりのおしゃれなお店と、レストランが入った、美しい都市空間。
 建物の中央は大きく7階まで吹き抜けになっていて、光がたくさん入り、開放的なかなり快適で気持ちのいいファッションビルです。

 そしてその吹き抜けの真ん中には、マスコットキャラクターのブリちゃんという大きな、大きなマリオネットが置かれています。
 3階以上の背の高さです。
 今回演じさせて頂くのは、そのブリちゃんの前です!

 今回、こちらで演じさせて頂く打ち合わせの時に、「ブリちゃんがある方がいいですか?ない方がいいですか?」とお尋ね頂きました。
 「もちろん、ある方がいいです!」と即答させて頂きましたが、このブリちゃん、あちこち旅をされるそうで、以前はハワイにも行ってこられたそうです。

 こちらも、新聞をご覧になられて早くからお越しになりお待ち頂いた方もいらっしゃいました。
 開演の少し前には、人だかりができましたが、そうなると「一体何が始まるの??」と大勢様に集まって頂きました。
 今回はマイクをご用意頂いたので、最初はマイクを使ってご説明させて頂きました。
 でも「謡(うたい)」はマイクを通すと大きすぎるのではないか、商業施設なので生声の方が、、と思い、「羽衣」の謡をマイクを通さずさせて頂きましたが、吹き抜けになっていて、やわらかく建物全体に響き渡り、声だけで独特の空間を演出できることができるんだと、今更ながら驚きました。

 お囃子が始まる頃には、「何や?何や??」あちこちからたくさんの人が集まって下さって、2階3階からもご覧頂き、能「羽衣」が終わる頃には、かなり上から6階からも、皆さんに見て頂く事ができました。
 もちろん、この時もマイクはいっさい通してませんでしたが、お囃子の心につきささるような、日本古来のビート、声で紡がれる生の謡の素晴しさ、は必ずや皆さんのお心に伝わったと信じています。

 このブリーゼブリーゼでは、かなりお若い年齢の方にもご覧頂く事ができました。
 もしかしたら初めてご覧になられた方も多かったのではないかと思います。
 そのような方に、能を現代に生きる魅力的な芸能として、感じて頂ければ何より嬉しいです。
 その趣旨にご理解頂き、開催に際しご協力を頂いた皆様に心より感謝申し上げます。

(とくい)

 
 

 

本日は有り難うございました!

2010年03月20日(土) 23時57分
 みなさん、こんばんは。
 本日は、11時に「一心寺」さん、夕方の5時に「BREEZE BREEZE 1階 ブリCH前」でロビーライブをさせて頂き、たくさんの方にお越し頂き、また夜7時からは、「初心者のための上方伝統芸能ナイト」を開催させて頂き、本当に有り難うございました!

 長い一日でしたが、無事終える事ができ、ほっとしてます。
 
 ご出演者の皆様、いろいろとご手配頂いた皆様、設営などご協力頂いた皆様、そしてもちろんお越し頂いた皆様に、心からの感謝の気持ちで一杯です!!

 詳細はまた明日、ご報告させて頂きます。

 本当にありがとうございました。

(とくい)
プロフィール
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  • アイコン画像 ニックネーム:山本能楽堂
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大阪の谷町4丁目にある大阪で一番古い能楽堂です。
2006年に国登録有形文化財になりました。
昭和25年から続く定期公演「たにまち能」、初心者向けの夜の公演「とくい能」、初心者向けの体験講座「まっちゃまちサロン」、4種類の伝統芸能のいいところだけを一度に楽しめる「初心者のための上方伝統芸能ナイト」などを開催しています。
「初心者も楽しい能楽堂」をめざしています!
ぜひお気軽にお越しください。
詳しくは山本能楽堂公式ホームページをご覧ください。
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