春の中大江公園!

2009年03月31日(火) 23時55分
 みなさん、こんばんは。
 今日もいいお天気でしたね。
 今週末の土曜日は、以前ブログでお知らせした通り、山本能楽堂の北側の中大江公園で、満開の桜の下で、山本章弘が「羽衣」の後半部分を舞わせて頂く予定ですが、今のところ天気予報がちょっとあやしいです、、、
 晴れるといいのですが、もしもの場合に会場となる、中大江公園の中の北側の通りに面した「校下センター」に下見に行かせて頂きました。



 最近毎日バタバタしているので、なかなかゆっくり中大江公園まで来る機会がありませんが、春風の心地よい空気の中、お昼下がりの心地よい時間、大勢の方が公園でくつろいでいらっしゃいました。
 久しぶりの公園で、感激したのが、お花!!!
 色とりどりのお花が、溢れんばかりに咲き誇っています!



 全部のお花がまるで、私に向かって話しかけてくれているような、そんな迫力がありました。



特筆すべきは、お花の咲く時期を考えて、いろんな種類のお花が一緒に植えられていたり、例えばチューリップなら、満開の横には、堅い蕾チューリップが、次の出番を待っています。



 すごく計画的に植えられています。
 驚きました。



 ムスカリも満開!!



 桜の木の下には、花ニラの一群が!



 何故かコスモスまで満開で、一つづつ見て回るとかなり楽しく、心が開放されます。
 まるで、小さな植物園のようです!



 でもこれだけ、広い公園に、たくさんのお花。
 お水やりだけでも、大変そうです、、、
 地元の方の、地元を美しくしたい!、中大江公園を憩いの場にしたい!という熱意を感じます。



 さくらの蕾もかなり膨らみ、もう三分咲きくらいでしょうか、、、
 今年も4月4日には、満開の桜が、楽しめそうです。
 あとはお天気だけが心配です、、、(かなり心配です、、、)

(とくい)

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「ジパング倶楽部」春の感謝祭!

2009年03月30日(月) 23時33分
 みなさん、こんばんは。
 今日はいいお天気でしたね!
 日中は汗ばむ程の陽気でした。



 本日は、朝から神戸のポートアイランドにある、国際会議場に出かけていました。
 JR西日本の「ジパング倶楽部」の会員の方向けに、「春の感謝祭」と銘打って、朝から夕方までいろんな催しが開催されていました。
 朝一番に、京都の清水寺の森管主様のお話があり、続いて、「上方落語×上方講談」と題して、旭堂南青さんの講談と、桂春菜さんの落語がありました。


 
 南青さんの講談は、「雷電」のお話。
 「雷電」の講談は、どの部分をお聞かせ頂いても、迫力があり、雷電が生き生きとして、まるで目の前にいるような気になったりします。
 「雷電」の異なる話を何度か聞かせて頂いているうちに、自分の中に、私なりに想像した「雷電像」が出来上がっています。
 そんな風に、自分だけのイメージで想像して楽しめるのが、古典の楽しさかなぁ,,と思ったりしました。



 また、春菜さんの落語は「ねずみ」。
 実はこの落語は以前、春菜さんが噺されているのを、別の場所で聞いた事がありました。
 前に聞いた時は、噺について行って、最後のオチの部分て楽しませて頂いた、、、という感じでしたが、2度目の今回は、不思議でした!先程の講談と同じく、前よりもいろんな事が想像できます。
 よりリアルに映像となって自分の周りに広がります。
 話芸の素晴らしさを感じました。



 そして、夕方からは「文楽×能」。
 文楽「艶姿女舞衣〜酒屋の段からお園のさわり」と能「高砂」でした。
 2年前が思い出されます。
 初めて「初心者のための上方伝統芸能ナイト」を開催させて頂いたのが、2年前の同じ3月で、文楽と能と同じ演目で上演させて頂きました。
 あれから、もう2年、いやまだ2年??
 遠い昔のような気が致します。



 太夫の豊竹咲甫大夫さんとお三味線の竹澤宗助さんが、今日は紫色地に梅の花のかわいい裃と袴をつけていらっしゃったので、お尋ねすると、「お園」の時は、お園の着物の柄と同じ裃と袴をつけるんです、と教えて下さいました。

 舞台上のお人形の「お園」の着物は紺色地なのだそうですが、ライトがあったると紫色のように見え、また紺色より、紫色の方がはんなりと見えるので、太夫と三味線は紫色地のものを着用されるそうです。
 いつまでたっても文楽初心者から抜け出す事ができない私は、本当に情けないです、、、

 人形遣いの吉田幸助さんの操られる「お園」にみなさんうっとりと、されていましたが、今回は特別に、人形の遣いかたを教えて頂きました。
 人形遣いの方の修行は、まず足から始まり15年、そして左手15年、、、、
 いつお聞きしてもすごいなぁ、、、と思います。



 そして、春菜さんのリードで、能の楽器=囃子を能楽師の先生方にご説明頂くと、会場の皆様もご納得。
 最後に山本章弘による能「高砂」をご覧頂きました。



 本日は、西日本各地の名産品や、人気駅弁、銘酒の販売もあり、各都道府県からは、PRブースも出されていました。
 有馬温泉からは、「足湯」のコーナーまで設けられ、皆さんのんびりくつろいでいらっしゃいました。



 朝からバタバタで、ほとんど拝見していませんが、ゆっくり時間があれば、ここにいるだけで、あちこち訪れた気分になり、お土産まで買う事ができ、旅行気分が楽しめたのだろうと思いました。

(とくい)

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5/1「忠信三変化」のチラシが出来上がりました!

2009年03月29日(日) 23時19分
 みなさん、こんばんは。
 まだまだ朝晩は、かなり冷え込みますね〜
 桜はこの調子なら、なんとか4月4日まで持ちそうです。
 是非皆さんも、桜を、そしてお能を楽しみに、中大江公園までいらして下さい!

 さて、先日ブログでもご紹介させて頂いた通り、5月1日に「忠信三変化」という公演を開催させて頂きます。
 この公演は、昨年11月に初めて開催させて頂いて、大好評を博した「船弁慶三体」公演の第2弾です!
 今回は、平安末期の武将・佐藤忠信に焦点を当て、能の「忠信」(山本章弘)、文楽の「義経千本桜より〜狐忠信の段」(太夫:豊竹咲甫大夫 三味線:竹澤宗助 ツ レ 豊澤龍爾 人形:吉田玉女)をご覧頂き、最後に「猫の忠信」の落語(桂宗助)をお楽しみ頂く、「三体公演」です。



 能から始まり、文楽、落語と、文化の歴史の流れ、社会の変化を1晩で、ほんの数時間で感じて頂き、実際にまとめ芸能をお楽しみ頂ける、とても有意義な公演だと思っております。
 司会の代わりに、講談師の旭堂南青さんに、講釈でナビゲートして頂くのも、本公演の大きな特徴で、前回のアンケートでも、講談のナビゲートがよかったと、多くの方にご回答頂きました。
 (実際に南青さんもとても勉強熱心で、前回もかなり研究して下さいました)



 この公演は、「初心者のための上方伝統芸能ナイト」の楽屋で、出演者同士が仲良くなり、芸談を重ねる中で、自然と出来上がっていった公演です。
 お話している中で、お互いの芸能のつながりで、今まで気が付かなかった事を新鮮に面白く感じたり、疑問に思った事をお尋ねする中で、「1回一緒にやってみたら面白いかも!」ということで、出演者自らが企画し、公演の進行なども練り込みました。

 そんな中、本当にお客様に喜んで頂けるのか不安に思いながら、11月に「船弁慶三体」公演を開催させて頂いた所、お客様にも想像以上に喜んで頂けました。
 そして、何より、出演者の方みなさんが、「面白かった」と感じて下さり、その日の打ち上げの席で、「是非、続編も開催しよう!」と決まり、ましたが、なんの演目にするのかが、なかなか決まりませんでした、、
 何回も打ち合わせを重ねましたが、いつも2つの芸能はぴしっとあっても、もう一つが,,,という感じで納得できませんでした。
 ようやく、先日「そうだ!忠信!」という事で、「忠信三変化」の開催へと繋がりました。

 そして、おおあわてでチラシのデザインをして頂き、出来上がったのが今回のチラシです。
 ちゃんと、狐と猫を影絵のように黒く入れて下さってます。
 「三変化」という感じもよく表現して下さっています。
 忠信の矢が、文楽と落語に当たり、影響を与えた,,という感じも感じられるようにして下さいました。

 こんなに短時間だったのに、デザイナーのおおつかさんは、おもしろい感じにまとめて下さって、能の公演ではなかなかこのようなチラシにはお目にかかりませんので、嬉しく、デザイナーの方の感性はすばらしいなぁ、、と改めて思いました。

(とくい)




 

大分サロン〜春シリーズ第2回!!

2009年03月28日(土) 23時03分
 みなさん、こんばんは。
 ここ2.3日、肌寒い日が続きますね。
1週間程前は、かなり暖かかったので、その気温差にお気をつけ下さい。
 私も、毎年「春になった〜」と油断し、薄着をして風邪をひく、、、、というパターンに陥っています、、、

 さて、先週の木曜日は、大分平和市民公園能楽堂で、「能楽体験講座〜春シリーズ」の第2回を開催させて頂きました。
 今回も大勢のお客様にお越し頂きました。



 実は、本日「能を楽しむ会」が、平和市民公演能楽堂で開催されましたので、本日上演された、「百万」と「鞍馬天狗」のお能について、今回の能楽体験講座の春シリーズで取り上げさせて頂きました。
 今回は、本日「鞍馬天狗」のおシテ(主役)をつとめられた、馬野講師にもお越し頂きました。
 ご参加頂いた方の中からお一人様に、本日は、鞍馬天狗に登場する前シテの山伏のお装束をつけさせて頂き、ご覧になった皆さんにも、本日の「鞍馬天狗」の公演への気持ちを盛り上げて頂こうと思いました。
 実際に、今回の「能楽体験講座」にご参加頂いた中から、大勢様に本日の御会にご来場賜り、本当にありがとうございました。



 また、山本章弘は木曜日の早朝の飛行機で、大分に伺ったのですが、朝一番の飛行機で行ったのには訳がありました。
 実は、大分ケーブルテレビで、この「能楽体験講座」の様子や能の公演情報等を、放送して下さることになり、午前中は取材を受けさせて頂きました。
 この様子は、生放送で、3月26日の11時から12時まで放送されました。
 その後、16時、20時、23時と3回放送して下さり、明日・29日(日)の朝の11時から再放送して下さいます。
 大分市民チャンネルの「もぎたて放送局」という番組です。
 大分、別府の皆様、よろしければご覧頂けると嬉しいです!

 (とくい)

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東京での24時間!〜その3!!!

2009年03月27日(金) 23時30分
 みなさん、こんばんは。
 昨日の続きです。

 銀座の夜をお散歩し、少し遅めにホテルに帰りましたが、翌朝は9時過ぎにはホテルを出発しました。
 せっかく東京に来たので時間がもったいないです。



 目的地は、国立新美術館。
 現在開催中の「アーティスト・ファイル2009ー現代の作家たち」を見にいきましょう!と中西さんに誘われました。
 乃木坂まで電車を乗り換え、10時過ぎには到着しました。



 まずは、国立新美術館、そのものにびっくり!
 すごく大きい美術館です。
 まさに巨大!
 ここは日本で一番大きい美術館だそうで、日本で5番目の国立美術館です。
 黒川紀章デザインの、ゆったりした落ち着いた空間からなる居心地のいい美術館。「森の中の美術館」をコンセプトに作られたそうです。
 壁がすべて、波形にWAVEしていて、ゆったりといつも空気が流れているような感じです。



 今回は、9名のアーティストの作品が展示されていましたが、表現される分野も、平面、立体、映像、インスタレーションとすべて全く異なっていて、当たり前ですが、その表現スタイルもすべて違い、まるで、現代における現代美術を一度にいろいろと見せて頂いている、そんな感じの展覧会でした。
 どの作品も、面白く、新たな視点を気付かせてくれて、かなり楽しみました。

 特に、石川直樹さんの写真には、はっと感じる何かがあり、また津浦みゆきさんの幻想的な、抽象的な風景画(?)には、その透明な色彩に、心が洗われました。
 かなり複雑に色が入っていますが、不思議に溶け合い、広がって行きます。
 また、ペーター・ボーゲレスの音と映像の作品は楽しめましたし、大平寶さんの作品は、職人技で、すごい迫力でした。



 ただ、斉藤芽生さんの作品だけは、ぱっと見るととても美しいボタに刈るアートのようなのですが、人間の深層心理の闇の部分をはっきりと露呈させる作品で、すごい毒を持っています。
 正視するのが恐ろしくて、目を背けたくなり、途中見るのをやめましたが、心の奥底には斉藤芽生さんの作品がびっしり張り付いてしまいました。

 また中西さんのお知り合いの、宮永愛子さんの作品は、なんとナフタリンでできています。
 ナフタリンですから、すこしずつ無くなって行き、最後は消えてしまいます。
 若い時に、お花を教えて頂いていた華道のお家元は、「どんなに美しく完成させる事ができた作品でも、いつかはしおれ、枯れてしまい、作品を残す事ができない。その点画家の方は作品を残す事ができて羨ましい」という用な事を仰っていましたが、宮永さんの表現は全く逆。
 はなかく、消えてしまう事に、「美」を感じていらっしゃいます。



 ゆっくり拝見して、時計を見るとお昼前。
 地下のミュージアムショップを覗くと、なんと書籍の棚に「アートによる能案内」の第1回の講師、池田朗子さんの作品集が販売されていてびっくり!
 しかも、一番いい場所!
 とっても嬉しかったです。



 慌てて、お昼ご飯を食べ、また電車に乗って東京商工会議所へ。
 元文部科学大臣の遠山敦子先生、国際日本文化研究センター名誉教授の山折哲雄先生、読売新聞東京本社会長の滝鼻卓雄さん、東京大学教授の市川伸一先生、とお立派な方々お目にかからせて頂き、新幹線に乗ると午後8時半。
 東京での24時間は、充実した、中身の濃い時間となりました!

(とくい)

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東京での24時間〜その2!!

2009年03月26日(木) 23時58分
 みなさん、こんばんは。
 東京でのお話の続きです。

 銀座の「マルディ・グラ」を出ると11時。
 ホテルまではどう頑張っても2分。
 夜の8時半に到着して、美味しいお食事は頂きましたが、このままホテルに帰ってすぐに寝るのは、せっかくはるばる東京まで来て、もったいない感じがしてました。
 中西さんも同じ気持ちだったらしく、「ちょっと散歩しませんか?」と誘われました。

 夜の銀座を一人で散歩するのはちょっと勇気がいりますが、二人なら安心。
 しかも銀座はとっても明るい街です。
 「まるで、パリみたい!」というのは、中西さんのお言葉。
 実は、3年間パリで生活して働いていらっしゃいました。
 本当に、通りが広く、街路樹が植わっていて、すっきりした街並です。
 しばらく歩いて気が付いたのが、電線がないこと。
 電柱と電線がないと、こんなにもすっきりするのか!と驚きました。

夜の銀座のお散歩は、想像以上の面白さ!でした。
 もちろん、飲食店以外、ほとんどのお店はしまっていますが、ショーウインドウを覗いたり、ビルとビルのすきまに、面白いものを発見したり、、、
 先月、お世話になっている方から、東京のお土産に頂いたマカロンを中西さんと一緒に食べたのですが、そのお店が銀座の有名店で、ショーウインドウに宝石のように飾られたマカロンを見て、「先週食べたよね〜!」と子どものように喜んでみたり、、、

でも一番面白いのは、ビルやお店の建築物でした。
 人が少なく、お店が閉まっている分、建物そのものの形がはっきりとよくわかり、建築の造形としての楽しさを堪能しました。
 特に銀座はやっぱり、日本の中で超一流なので、建築のデザインもかなりオシャレです。

 遠くに見えたこのビルも、すごく美しい佇まいで、街の中にとけこんでいて、落ち着いた中にも華やかさがあり、とってもモダン!
 さすが「銀座!」と思いました!





 とめどなくでてくるおシャベリをしながら、ぐるぐるぐるぐる何回も夜の銀座をいったり来たり。
 ちょっと疲れた私達の目に飛び込んだのが、高架下2階のお店の中のアクアリウム。
 きれいなブルーの水槽が、高架下2階のお店に、かなりの数の水槽が長い幅で並んでいます。
 思わず、二人で引き込まれるようにお店の中に。
 すると、店内は若いお客さんで一杯!
 しかも水槽の中に熱帯魚も一杯!
 ちょうど窓際の席が空いていて、今度はそこから夜の銀座の街行く人を眺めました。



 中西さんはノンアルコールの「初恋」というカクテル。
 私はアールグレイ・カシス。
 二人でほっこり落ち着くと、急に疲れが押し寄せ眠たくなって、夜の銀座探検は無事おしまいになりました。

(とくい)

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産經新聞・朝刊!〜中大江公園桜下能!

2009年03月25日(水) 23時57分
 みなさん、こんばんは。
 本日の産經新聞・朝刊に、4月4日(土)の「中大江公園桜下能」を大きなカラーの写真つきで、大きく取り上げて頂きました!



 この「中大江公園桜下能」は、昨年から始めさせて頂いた公演です。
 お陰様で、山本能楽堂は昨年創立80周年を迎えさせて頂きましたが、80年間お支え頂いた地元の皆様に、公益法人として、文化で還元させて頂きたいと思い、始めさせて頂いた事業です。

 私達山本能楽堂だけでは、なかなかこのような公演を急に始めさせて頂く事はできませんでしたが、幸い、中大江校下社会福祉協議会(会長:梅本憲史氏)が、中大江公園で10年来お花見のお茶会を桜の木の下で開催していらっしゃり、そのお茶会の前に、お能をご覧頂く事になりました。



 中大江公園は、隠れた桜の名所です。
 普段から地元の方のお心配りで、公園にはいつも花が咲き乱れ、気持ちがよく、一日中みなさんの憩い雄の場所になっていますが、桜のシーズンは、ものすごい人になります。
 「谷町4丁目」の駅からも、「堺筋本町」の駅からも歩いて近いという好立地で、しかも、職場から近く、わざわざ遠くに出かけなくても最高の桜が楽しめる、、、とあって、毎年お花見シーズンはすごい人だかりです。



 結構広い公園なのですが、ビニールシートが敷かれ、場所の取り合いとなります。
 案外背の低い桜が多く、すぐ近くで桜を見ることができるのも人気の秘密です。

 昨年は、この満開の桜の下で「田村」という能を舞わせて頂きました。
 今年は、春にぴったりの「羽衣」の予定です。



 東横堀川の本町橋で長年みなさんに親しまれた大きな桜が、船着き場の工事のため、移植され、今年初めて花をつけます。
  昨年は約500人の方にお越し頂きました。
 今年も満開の桜の下で、大勢の皆様にご覧頂けるのを楽しみに致しております。

 時間は、午前11時半から。
 中大江公園の東屋の前です。
 お能のあとは、地元の皆様による野点のお抹茶席がありますが、花見団子とお抹茶で、何と100円!
 しかも、桜の下でお召し上がり頂けるとあって、昨年は400席がすぐに完売したそうです。
 
 みなさんも、春風心地よい桜の下で、是非お抹茶とお能をお楽しみ下さいませ。
 あとは、お天気だけが心配です、、、

(とくい)


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東京での24時間!〜「マルディ・グラ」

2009年03月24日(火) 23時58分
 みなさん、こんばんは。
 先日パナソニック教育財団の奨励賞を受賞させて頂き、東京での表彰式に出席させて頂いたとご報告させて頂きました。
 授賞式は20日だったのですが、せっかくなので前日から、、と言うことになりましたが、結局打ち合わせが2件入り、伊丹空港に着いたのが夕方の5時40分。
 本当は6時の飛行機の予定でしたが、なんと45分遅れ。
 中西さんとの待ち合わせの銀座のビジネスホテルについたのが、夜の8時半。
 すっかり遅くなってしまいました、、、

 銀座に泊まるなんて、もちろん初めてでしたが、宿泊先を銀座にしたのは理由がありました。
 以前、graf代表の服部君のご紹介で、山本章弘が「ブルータス」の取材を受けた事がありました。
 それは、銀座のマルディ・グラというレストランのシェフの和知さんと、服部君が大阪でバーボンウイスキーを飲む、という企画で、山本章弘もその中の一軒で御一緒させて頂きました。

 その時に、和知さんと知り合ったのですが、そのお人柄にひかれ、その後の東京での公演の時に、和知さんのお店「マルディ・グラ」を訪れた山本章弘はすっかり、ファンになってしまいました。
 お料理は、ビストロ風のフランス料理ですが、肩の凝らない気軽な雰囲気で楽しめます。
 しかも、そのお料理は他のお店とはひと味もふた味も違っていて、なにもかもが本当においしい、しかも銀座とは思えないくらい、お値段も信じられないくらいリーズナブル。
 何度もその話を聞かされ、今回、「アートによる能案内」のアートの先生の中西さんへの感謝の気持ちから、一緒にお伺いさせて頂く事になりました。

 ホテルから「マルディ・グラ」まではほんの50m。
 でもオシャレな小さな看板が上がっているだけて初めての方にはちょっとわかりずらい感じです。
 しかも、かなり幅の狭い階段が地下におりています。

 階段を下りると、別世界!
 穴ぐらのようでもありますが、(「マルディ・グラ」っていうお店のお名前の由来は”まるで蔵”?、、、な訳ないでしょうか??)心地の良いあたたかな空間が広がっています。
 満席のお客様は、みなさん心からの笑顔でお食事を楽しんでいらっしゃいました。
 お若い方も沢山でした。

 メニューを見て、楽しくなりました!
 「香菜の爆弾!」「ハーブだけのサラダ」「のびーるマッシュポテト」などなどなど。
 二人で相談したらとても選びきれない感じでしたので、すべて和知さんにおまかせしてお料理を出して頂きました。
 前菜はたくさん頂きたかったので、大きな木のトレイに盛り合わせて下さいました!(ピンチョス)



 そら豆マッシュや、親指くらいの太さのホワイトアスパラガスなど、春の香りも一杯でした!
 リクエストした「のび〜るマッシュポテト」は本当にのびて面白かったですが、のび〜る理由はチーズ。
 かなり美味しかったです!
 中西さんが選んだ「香菜の爆弾!」これが、想像以上にヒットで、お料理の中でアクセントになりました。

 そして、和知さんからのスペシャルが、この一見「たこやき」!
 和知さん自身も関西のご出身ですが、私達が大阪からはるばる来た事へのお気持ちを込めて下さいました!



 見た目は本物の「たこやき」ですが、中身は本格的なフランス料理。
 パンケーキのたこ焼きの生地の中に、リードボーの煮込み、そして茶色いソースはリードボーのソースと、外観とお味のギャップもかなりのインパクト!

 そして最後はデザートの盛り合わせ。



 たっぷりの新鮮な果物と、少しづつ数種類のケーキ。
 そして、真ん中のカップの中には、珈琲のグラニテ。
 中西さんによると、このカップはモロッコでハーブティを飲む専用の器だとか。
 中西さんは何でも知っています。

 本当に大満足のお食事。
 そして、お値段も銀座なのに、家庭画報や婦人画報に登場されるシェフなのに、大阪よりずっとリーズナブルで、本当にすごいお店でした。

(とくい)
 

「初心者のための上方伝統芸能ナイト」のご報告2!

2009年03月23日(月) 23時57分
 みなさん、こんばんは。
 昨日の続きを書かせて頂きます。

 土曜日の「初心者のための上方伝統芸能ナイト」の体験コーナーは「文楽」でした!
 「文楽」の浄瑠璃を、太夫の豊竹咲甫大夫さんと三味線の竹澤宗助さんのご指導で恒例の3名様にご体験頂きました。



 今回、司会の桂春菜さんが、客席で手を挙げられたお客様から選んで下さったのが、イタリア人の女性と、和服姿のお美しい女性と、お若い男性の3名様でした。
 その日の演目「伽羅先代萩」の有名な部分です。
 伊達家のお家騒動のため、主君の子どもを守るため、我が子を身代わりに殺され、母親である政岡は、お家のためとその悲しみを人前では隠していましたが、一人になるとその複雑で悲しい本当の気持ちを露呈するという名場面。
 「これ、新松(子どもの名前)、よぉ死んでくれたーーーなぁーーー」と太夫が語られる、その場面を、3名様に語って頂きました。



 最初のイタリア人の方に、いったい文楽の語りなんて難しい事ができるのかと、不安に思いながら、舞台を拝見していましたが、日本語がペラペラ!
 すごい情感たっぷりで、日本人顔負けの語りでした!
 続いて、和服姿の女性。
 気持ちを込めて挑戦して下さいました!
 そして、最後の男性。
 この方も、素直に、自然に語って下さいました。



 体験コーナーでいつも驚くのが、3名様とも、舞台に上がられた直後は、ちょっと緊張されていて、「こんなに難しいこと、本当にできはるんやろうか、、、」というのが第一印象です。
 練習の時も、みなさん、どちらかというと今ひとつ、、、
それが最後の本番になられると、別人のように堂々と「体験」を発表して下さいます!
 これにはいつも驚きです!
 いつも、これこそが「大阪の底力、大阪ならではのパワー」なのかと、少なからず感動を覚えます。



 そして、体験コーナーのあとは桂春菜さんの落語で「崇徳院」。
 若旦那が茶店で、美しいお嬢さんに一目惚れし、恋の病にかかって、すっかり衰弱し、あわてた大旦那さんが、相手の女性を熊五郎に探しに行かせますが、、、、
 古典落語ですが、今回私は、落語を聞くだけで、昔の街の様子や活気が鮮やかに目の前に広がりました。
 でも、死ぬ程の恋煩い、一目惚れってどんなんでしょうか?
 しかも若旦那、男性もかかってしまい、死にそうになるなんて、、、
 落語になるくらいなので、世間一般にそういうタイプの男の人が存在して、ちょっと風刺されていたのでしょうか、、、
 思わずいろいろ考えてしまいました。



 最後は、文楽「伽羅先代萩〜御殿の段より」。
 これはもう圧巻でした!
 太夫は豊竹咲甫大夫さん、三味線は竹澤宗助さん、人形は桐竹勘十郎さんでした。

 勘十郎さんの操られる政岡は、はかなく透明で、ぞくっとする美しい母でした。
 思わず息をのんで見つめてしまいました。
 こんなに間近で拝見できて、すべてがダイレクトに胸に迫ってきて、有難かったです。



 もちろん、いつものように「字幕」も出させて頂いていたのですが、先程の「体験コーナー」で、最初の部分を皆さんに練習して頂き、またその時に内容の解説もして頂いたので、「字幕」なしでも皆さん充分に楽しんで頂けたのではないでしょうか、、、


 
 でも今回演じて頂いたのは、「御殿の段」の中でも、最高のクライマックス。
 それまでのお話で、感情も高ぶり、ここ一番の盛り上がりをみせるシーンです。
 今回、いきなり、その最高潮の部分から演じて頂いたので、御出演の方は大変ではなかったかと存じます。
 しかし、そんな心配は、素人考え。
 本当に素晴らしいお舞台で、感動しました。
 特に咲甫大夫さんの「これ、新松ー」の下りは、体験コーナーをご覧頂いた雄お客様には、さすが!と通常以上の感激をお持ち頂けたのではないかと思いました。

(とくい)
 
 

「初心者のための上方伝統芸能ナイト」のご報告!

2009年03月22日(日) 23時46分
 みなさん、こんばんは。
 昨日もお陰様で「初心者のための上方伝統芸能ナイト」を無事開催させて頂き有難うございました。
 
 昨日の司会は桂春菜さん!
 最初から皆さんを楽しい世界にお導き下さいました。



 最初の芸能は「講談」で、旭堂南湖さんによる「赤穂義士伝」でした。
 殿中松の廊下から浅野内匠頭切腹までの部分を上演して下さいました。
 この松の廊下からのお話は、とても有名で、歴史に疎い私でもよく知っている箇所です。
 年末にドラマなどで取り上げられる事も多く、日本人なら誰でも知っているようなお話です。

 でもその部分を講談でお聞かせ頂くと、また違った独得の世界が頭の中にパーッと広がり、より強くダイレクトに心の中に入ってきました。
 いつも南湖さんの講談をきかせて頂くと、強さを感じます。
 また、途中「笑い」も入れて下さるので、初心者の方にも楽しんで頂けた事と思います。



 続いて狂言の「仏師」です。
 田舎者が、自宅に持仏堂を建てたので、その中に納める仏像を買いに都に行きます。
 どころが都は広いので、なかなか仏師を見つけられず往生している姿をすっぱ(騙り者)に見られ、すっぱは親切めかして自分がその仏師だと言って、田舎者に近づきます。
 そして、翌日には仏像ができているから取りに来い、と言い、田舎者が受け取りに行くと、確かに仏像がありますが、なんとなく印相がおかしい。
 実は、すっぱが仏像に化けて田舎者をだましているのです。
 そして、印相がおかしいと、田舎者が「仏師!」と呼ぶと、仏像が仏師になり、「仏像の手直しをしたから見に行くように」と言われると、またすっぱが仏像になり、最初はだませてても、最後には、、、というお話です。
 文章で書くと、ややこしく、難しいですが、本当に百聞は一見にしかずで、一度ご覧になるとその面白さは、だれにでもすーっと伝わってきます。



 しかも何度見ても面白いのが古典の魅力です。
 この「仏師」は、大変人気のある演目なので、私もかなりの回数、拝見しているのですが、いつ見ても新鮮で楽しいです。
 それは、演者の方の、間の取り方であったり、息ずかいであったり、毎回舞台から受ける印象が全く違うからです。
 同じ出演者でも、がらっと変わります。



 そして忘れてはならないのが、お客様!
 客席の雰囲気は、舞台上に大きな影響を与えます。
 特に、客席と舞台が近い山本能楽堂では殊更です。
 本当に、毎回よいお客様にお越し頂き、一緒に舞台を盛り上げて下さっていると、心から感謝申し上げております。

(とくい)
プロフィール
  • プロフィール画像
  • アイコン画像 ニックネーム:山本能楽堂
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大阪の谷町4丁目にある大阪で一番古い能楽堂です。
2006年に国登録有形文化財になりました。
昭和25年から続く定期公演「たにまち能」、初心者向けの夜の公演「とくい能」、初心者向けの体験講座「まっちゃまちサロン」、4種類の伝統芸能のいいところだけを一度に楽しめる「初心者のための上方伝統芸能ナイト」などを開催しています。
「初心者も楽しい能楽堂」をめざしています!
ぜひお気軽にお越しください。
詳しくは山本能楽堂公式ホームページをご覧ください。
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