山本能楽堂近くのお店*ラ・プラージュさん

2007年09月30日(日) 12時27分

 今日は久しぶりに朝から雨模様です。雨が降ってさらにひんやりし、一気に秋になったようです。
 今日は山本能楽堂近くの美味しいケーキ屋さんをご紹介させて頂きます。山本能楽堂の北側に中大江公演がありますが、その東側に「ラ・プラージュ」さんがあります。お店ができて丁度3年、オーナーの林正人さんは、名店ポール・ボキューズ、タイユバン・ロブションのシェフパティシエを務められた方で、お店には数えきれない位の沢山の種類のケーキと焼き菓子が並んでいます。が、夕方にはほとんどショーケースが空っぽになります。お昼過ぎに能楽堂のお客様に、モンブランを買ってお出ししたら気に入られて、買って帰りたいとおっしゃいましたが、夕方には完売していました。
 どのケーキもとても繊細で、丁寧に作られています。そして、ムースやクリームが層になっている事が多いのですが、その組み合わせが無限大と言う感じで、その組み合わせの妙でいつも好奇心がそそられます。(たとえば、チョコといちじくといちご)焼き菓子もどれも少し小さめのサイズに作ってあって、気が利いていておしゃれです。個人的にはポンポローネ(6種類くらいあります)が好きです。小さい袋に入っていますので、会社の方などにお土産にお持ちしても、社内で分けて食べて頂きやすいので、皆さん喜んで下さいます。
 ショーケースの上に無造作に、小さいケーキが置かれている事があります。これは本当にめったにありませんが、伝統的なフランス菓子でリンゴを使った、ボン・ヌフというお菓子がある時があり、こちらは、かわいくてとても美味しいです。小さいチョコタルトも小さくても主張しています。
 こちらのお店は、伯母がテレビの「ちちんぷいぷい」を見て教えてくれました。その時は「エクレア」が取り上げられ、爆発的な人気となりました。(濃厚で他のお店と全く別物です)
 林さんは、とても穏やかな落ち着いた方です。いつもお店の奥で黙々とケーキを作っておられます。でもお客様からお互い見える位置で、そこに林さんのお人柄とあたたかさを感じます。お店も、男の方でも気軽に買いに来れる様、わざと解りにくい場所、入口になってます。(地図がないと絶対わかりません。それでもいつも一杯です)
こちらのお店も、山本能楽堂のチラシを置いて下さり、御後援頂いてます。

ラ・プラージュ 大阪市中央区北新町3−7  06−6949−3938
営業時間 10:00〜19:00      月曜定休日

(とくい)
 

国登録文化財のプレート

2007年09月29日(土) 21時42分

 急に秋めいて参りました。長かった残暑もようやく終わりそうです。
 みなさん、山本能楽堂に来られたとき、入口の玄関の左下をご覧になって下さい。「登録有形文化財」のプレートを掲示させて頂いております。
 山本能楽堂は平成18年12月に「国登録有形文化財」の指定を受けましたが、指定を受けるとプレートと証書が文化庁文化財部から送られてきます。大阪には全国的にも数多くの登録文化財が残されていてその数は418件にのぼります。中央区にも特に多く、山本能楽堂のご近所では、能楽堂の前を松屋町通りに行く角にある「宇野薬局」さんも登録文化財です。こちらは戦災にも焼けずに残った、昭和9年に建てられた、木造3階建てで外側は黄褐色のタイルが貼りつめられた昭和初期の商家建築です。「宇野薬局」さんの壁にも同じプレートが貼られています。また、前を通られたときご覧になって下さい。
 登録文化財は多様な用途に使用される事が多く、3分の2は展示やイベントに取り組んだり、見学を受け入れるなど何らかの公開されています。普通に現在も店舗として使われていたり(北浜レトロさんの洋菓子サロン、源ヶ橋温泉浴場さんは銭湯として営業されています)、住居として使われつつ、一部を公開されていたりします。また教会や寺院などの、宗教施設も多く、旧上田家住宅の様に自治体の所有するものもあります。
それぞれ、独特の趣があり地元の方にも愛されていますが、維持管理の問題があります。費用がかかる事はもちろんですが、修繕のための材料がなかったり、そのための技術者がいなかったり、課題もあります。
 みなさんのお近くの建物も、もしかしてここは登録文化財?と思われたら、プレートを探してみて下さい。
(とくい)

お知らせ*10月のお稽古日程

2007年09月28日(金) 23時38分
 こんばんは。夜は急にちょっと肌寒くなりました。
 さて、山本能楽堂公式ホームページ、もう間もなくリニューアルいたしますが、10月のお稽古日程もまだ更新されていませんので、一応ブログにも掲載させて頂きます。
 「えっ?お稽古日程って何ですか」って思われる方もいらっしゃると思います。
 山本能楽堂では、能の 謡、仕舞、お囃子(笛、小鼓、大鼓、太鼓)のお稽古をさせて頂いております。といっても何の事かわからない?と思われる方も多いと思います。
 謡(うたい)とは能の中の声を出して謡う部分で、謡本という台本の様な物があり、それにそって、お腹から大きな声を出して発声します。仕舞(しまい)とは、謡にあわせて舞う事、実際に能舞台でお扇子を使って舞う練習です。
 お囃子(はやし)とは、いわば楽器演奏の事で、能では4つの楽器が演奏されます。その各々の楽器を、それぞれの玄人(プロ)の先生に習います。
 山本能楽堂では毎日、色々なお稽古が行われています。見学や体験が可能ですので、
ご興味のおありの方は一度やってみて下さい。
 秋の夜長から、日本文化をお稽古お始め頂くのもなかなかいいかもしれません。

◎10月の稽古日程(諸事情により変更される場合もありますのでお問合せ下さい)

<謡・仕舞>
 山本勝一 19日(金)9時〜4時半、25日(木)9時〜5時
 山本順之 30日(火)10時〜12時
 山本章弘 12日(金)1〜4時、13日(土)5〜8時、31日(水)1〜8時
 山本博通 2日(火)12〜8時、18日(木)2〜8時、26日(金)2〜8時
 今村宮子 4日(木)2〜5時、5日(金)2〜5時
 今村一夫
 前田和子 5日(金)1〜4時半、6時半〜8時17日(水)1〜4時半、6時半〜
      8時 24日(火)1〜4時半、6時半〜8時
 初心者夜 9日(火)6時半〜8時  15日(月)6時半〜8時
<笛>
 左鴻雅義 16日(火)5〜8時、23日(火)5〜8時
<小鼓>
 荒木賀光 17日(水)10〜5時 24日(水)1〜5時
<大鼓 >
 守家由訓 10日(水)3時〜   29日(月)3時〜
 山本哲也 5日(金)3時〜    18日(木)3時〜
<太鼓>
 上田 悟 20日(土)11〜3時
 中田弘美 9日(火)3時〜    16日(火)3時〜

(とくい)

お知らせ*10月の公演A

2007年09月27日(木) 22時10分


 10月の公演の続きです。

◎20日(土)〜上方の食と芸を味わう〜
        「セレブのための上方伝統芸能ナイト」


 18:00〜お食事 上方がほこる「吉兆」のお弁当
 19:00〜落語と能「安達原」をご覧頂きます
 ※ 終了後楽屋をご案内させて頂きます

 

 上方伝統芸能を気軽に楽しめると人気の「上方伝統芸能ナイト」にセレブ気分を楽しめる豪華版が今回はじめて開催されます。まずは、6時から国登録文化財の能楽堂内で、大阪を代表する老舗料亭「吉兆」のお弁当をご賞味いただきます。そして7時から、落語家 桂春菜さんのユーモアあふれる司会と解説で、皆様方を伝統芸能の世界にご案内させて頂き、落語と能「安達原」を今回はアイ狂言のところから、いつもよりたっぷりご覧頂きます。終了後は、みなさまを舞台裏、楽屋へご案内します。先着60名様でもうあと残り少なくなりました。お申し込みはお早めに
大阪商工会議所地域振興部(06−6944−6323)までお願いします。

 今回の企画で、7月に高麗橋の「吉兆」さんにお弁当をお願いに伺いました。「吉兆」さんは、「大阪の文化振興のためなら!」とこころよくお引き受け下さり、一同大変嬉しかったです。ご参加頂く方にさらにお楽しみ頂ける様、お弁当を2種類 お客様にお選び頂ける様にしたいとの、御無理なお願いにも、笑顔で「ちょっと考えてみます」とご快諾頂きました。そこで御提示頂いたのが、今回の「お造り弁当」と「すき焼き弁当」です。ご参加頂いた方に、お楽しみ頂けたら!と思います。

(とくい)

お知らせ*10月の公演@

2007年09月27日(木) 21時29分
 
 山本能楽堂公式ホームページを開設させて頂いて、2ヶ月近く経ちました。お陰様で毎日沢山の方にご覧頂きありがとうございます。このブログも本当に大勢の方が見て下さっています。皆様からご後援頂いております事、心より深く感謝申し上げます。
 ただ、手作りで開設したため、接続して頂くのに時間がかかったりしますので、ただ今もう一度作り直しております。もう間もなく作業が終わり、みなさまにもより快適にご覧頂ける様になりますが、ただ今切り替えの最中で、来月の予定の更新が少し遅れております。そこで本日は来月の公演予定をお知らせさせて頂こうと思います。

 <10月の公演予定>
◎1日(月)初心者のための能体験講座「まっちゃまちサロン』
 第1回 14:00〜15:30(お抹茶と生菓子付き)1000円
 第2回 19:30〜21:00(おこわ飯とお茶付き)1000円

 初心者の方でも気軽に楽しんで頂ける「能」の入門講座です。国登録文化財の能舞台で初めての方でもわかりやすく、楽しくユーモアを交えて能の世界にご案内させて頂く、笑いの絶えないあっという間の1時間半です。1回完結型ですので、いつでもお好きな時だけご参加頂けます。毎回異なる様々な能面や能装束もご覧頂けます。
 お昼の部は、お抹茶とお菓子を、夜の部は、おこわ飯とお茶をお召し上がりになりながらリラックスしてご参加下さい。
 10月は「舎利」を取り上げます。「舎利」とはお釈迦様の骨の事です。(ご飯の事を銀シャリと言ったりしますが、これはご飯がお釈迦様の骨と同じ位白い事から銀シャリと言う様になったそうです) この有難い「舎利」が盗まれ、それを宇宙の果てまで追いかけて取り戻すお話です。

お申し込みは 山本能楽堂までお願いします。

◎7日(日)、8日(祭)「能面展」
 7日(日) 10:00〜18:00
 8日(祭) 10:00〜16:00 
 入場無料

 山本家所蔵の能面を展示、公開させて頂きます。
 
◎19日(金) ダイジェストで楽しむ初心者のための
              「上方伝統芸能ナイト〜秋の夜長編」

 午後7時半〜

 料金:Sエリア  4500円(1階正面 イス) 完売しました
    Aエリア  4000円(1階正面 座布団)残席僅か
    Bエリア  3500円(1階ワキ 2階席)

 一晩で15分ずつ4種類の上方伝統芸能の面白い所だけをいいとこ取りでお楽しみ頂ける、毎回チケットが完売する大好評のイベントです。今回は「秋の夜長編」と題しまして、落語、上方舞、狂言、能をご覧頂きます。司会と落語は桂春菜さん!みなさんを楽しく伝統芸能の世界に連れて行って下さいます。お仕事帰りに気軽にこれる、7時半はじまりで、おこわ飯とお茶もついて、お腹にも心にもお得で嬉しい催しです。

お申し込みは、大阪商工会議所地域振興部06−6944−6323までお願いします。

 

中秋の名月〜船上薪能と至福のレストラン

2007年09月27日(木) 0時30分

 みなさん、こんばんは。お陰様でお天気に恵まれ、美しい中秋の名月をみることができました。写真は、25日、26日に開催して頂いた、ホテルニューオオタニ大阪の「中秋の名月〜船上薪能と至福のレストラン」での写真です。今回のイベントはホテル内の美味しいレストランで、お食事を召し上がって頂いた後、船に乗って頂き、大川を遊覧、大阪城と中秋の名月をご覧頂き、戻ってきて船上からお客様のためだけに薪能をさせて頂くという、大変贅沢な企画でした。

 お料理は、イタリア料理、中華料理、日本料理、フランス料理の中からお選び頂き、お好きなコースをお召し上がり頂きました。そして日中はまだまだお暑いですが、午後8時には心地よい風も吹き、お客様はゆったりと川を遊覧されました。約15分間、大阪城を見たり、高層ビルの立ち並ぶ都会の風景、そして昔から変わらぬ中之島の景色など、屋根のないアクアミニで開放感満載で、いつもとは違う川からの眺めで 大阪の夜の風景をご覧頂き、皆様大変喜んで下さいました。そして、船が船着き場に戻ると、特設舞台で「井筒」のお能がはじまります。まだまだ日中は真夏日ですが、舞台の作り物の井戸に添えられた’’すすき’’や幽玄の世界に、秋の訪れを感じて下さったのではないかと思います。

 都会の真中で、日常からはなれ、優雅な時間が流れみなさまとても満足して下さいました。終演時に回りを見渡すと、いつの間にか、通りがかりの方が大勢橋の上から、またホテルにご宿泊の方はホテルの客室の窓越しに見て下さってました。
 
 ホテルニューオオタニ大阪さまの、ご企画で素敵な夜を有難うございました。


(とくい)

由布院夜能 速報

2007年09月24日(月) 17時13分

 大阪はお昼過ぎから雨になりましたが、大分由布院はようやく雨が上がり、心配されていた夜能もどうやら開催される予定です。午後6時からの開演に向け、右の写真の様に、九州の大学の能楽部に所属する学生さんたちがボランティアで、お客様のために1つ1つ丁寧に雨にぬれた椅子を拭いてくれています。由布院で能が見たい!という皆様方の熱意に空も味方してくれた様子です。会場の由布院ことぶき花の庄の浮き舞台は写真のように自然に囲まれた美しい舞台です。(池の中に舞台があります)まもなくの開演が待ち望まれます。(毎年この時期に開催されますので、もし湯布院にご旅行をお考えの方は、お問合せ頂いて日程をあわせて頂いて、由布院の夜能をお楽しみ頂くのも楽しいかもしれません)

 山本能楽堂は代々関西大学能楽部の指導をさせて頂いております。4期にわたり関西大学の学長、そして理事長をつとめられた大西昭男先生(残念な事にお亡くなりになりました)が長年顧問をつとめられていた、70年以上の歴史をもつ文化部です。毎年上級生から新入生に申し送りがあるせいか、部員は行儀よく、細やかによく気が付きます。山本能楽堂の公演の受付をはじめ、よくお手伝いしてくれますが、皆さんその行儀の良さに驚かれ、「最近の若い人には珍しく、、、、」とお褒めの言葉をよく頂戴します。先日はあるお茶屋の方から、「よかったらうちで働きませんか?」とお誘い頂いた程です。みな能を拝見する時はピシッと背筋を伸ばし正座して拝見し、またお稽古の時もきちっと正座して挨拶します。今の若い方にはそれができる人が少なく、「舞妓さんになりたい!」と言って来られる若いお嬢さんの一番の難関がこのピシッと正座できる!と言う事だそうで、それができなくてあきらめられる方が多いのだそうです。
 公演を拝見しに、全国各地の能楽堂に伺いますが、受付を手伝って下さる各地の能楽部の学生さんはどこの方も行き届いた対応をしてくれます。お客様に直に接する受付他の仕事はとても大切ですので、能楽部の学生さんには陰ながらいつも感謝しています。
(とくい)

ダニエル・オストの小宇宙展

2007年09月24日(月) 11時47分

 そごう心斎橋本店で開催されている「ダニエル・オストの小宇宙展」に行ってきました。
 ダニエル・オストはベルギーの出身の華道家ですが「花の建築家」と呼ばれ、華道家というよりは、花をツールにした現代美術家、彫刻家といったおもむきがあるほど、その作品は一般的な華道の概念をこえています。
 写真は会場入口手前に飾られた作品で、アクリルボードにバラの花びらが無数にはさみ込まれています。

 ご自身が日本文化に造詣が深く、大の日本ファンでいらっしゃるそうで、ここ何年間かは、世界文化遺産である京都の仁和寺、東寺でエキシビションを行われ、話題性にとみ世界的にも注目を集め大成功を納められました。
 東寺でのエキシビションは2回あり、どちらも拝見したかったのですがどうしても都合がつかず今回はじめて念願の作品を見せて頂きました。

 会場はそんなに広くはないですが、沢山の作品で埋め尽くされていました。
 1つ1つの作品は全く違う手法で生けられていて、個性的なのですが、会場全体をみると色彩的にも全体の構成もまとまっていて、会場の入口ですぐ「わあキレイ!」と思いました。
 東寺さんでの作品は大きなものが多く本当に別世界、宇宙の彼方に迷い込んだ感じですが(写真集で拝見しただけですが)、今回の作品展は小宇宙、本当に身近に作品を見せて頂く事ができます。
 近くでみれるので、生けられる手順やテクニックも何となく想像でき、これをもっと大きく積み重ねたら東寺さんの作品になるのか、と頭の中で宇宙が広がりました。(もちろん私などでは想像もつかない作品も沢山あります)
 先日東寺さんの関係者の方とお話しさせて頂く機会があったのですが、東寺さんでの催しの時は、珍しい蘭のお花を毎日ベストの状態に保つため、奥のお部屋の一室を専用にされ(普通のお部屋ですが)一ヶ月暖房を入れっぱなしにして温室のようにされたそうです。
 お花は生き物。今回の展覧会でも美しい作品をその状態で1週間の会期の間中保たれるため、裏でさまざまなご苦労があると思います。

 先日の鎌倉の楠目先生のお花は自然のままにお花を生かされ、今回はちょっとお花が可哀想と思う位その形態を曲げたり、折ったり、デフォルメして表現されています。
 アプローチは違っても、お二人とも多くの人の心に響き感動を与えていらっしゃいます。
 視覚から感動したイメージは、長く人の心に留まると思います。
 能の中の美しい「型」、それも同じ様に鮮明な記憶として心の中に残して頂ける芸術だと思います。
 お花と能、どちらも絵画の様に、後世まで残したり、手元において楽しんだりできない芸術ですが、その分感動を味わった時は、記憶の奥底に深く焼き付けられる芸術だと思います。
 ダニエル・オスト氏はここ数年精力的に日本でも創作活動をされていましたが、今回の「小宇宙展」を機に、しばらく長い充電期間に入られると伺っております。
 もし作品をご覧になりたい方は、明日までです。
 よろしければ心斎橋そごう本店までお出かけ下さいませ。(明日は最終日ですので午後6時で閉場します。
 本日は8時30分閉場で、入場は各々閉場の30分前までです)

(とくい)

九州山本会

2007年09月23日(日) 22時39分
 今日の大阪の気温は35.1度!お彼岸だというのに真夏日でした。
 本日は、福岡市の大濠公園能楽堂で「九州山本会」を開催させて頂きました。お客様も沢山来て下さいました。厚く御礼申し上げます。
 山本家先代山本博之が 二十三世観世宗家のお伴で九州に伺わせて頂いたのが、九州と山本家のご縁の始まりで、それから60年近くの歳月が流れ、ご縁も深まり 九州在住の山本家同門も九州各地で活躍させて頂き、広く九州の方々のあたたかい御後援を頂いております。
 お陰様で「九州山本会」も毎年2月、9月に能二番、狂言一番の演目で山本家同門による定期公演として開催させて頂いております。
 本日は秋にちなみ、能「菊慈童」山本順之、狂言「柿山伏」、能「山姥」今村宮子がありました。会場の大濠公園能楽堂は、市民に憩いの場として愛されている広大な大濠公園の中にある立派な能楽堂です。福岡市街地にあり、交通の便もよく、公園内の大きな池のそばにあり、緑に囲まれとても恵まれた環境にある美しい能楽堂です。
 そして、明日24日は、大分県の由布院にある、ホテル花の庄で「由布院薪能」が開催されます。山本家一門の森本哲郎が10年前より始めさせて頂いた、観光地由布院での人気のある公演です。演目は能「経正」森本哲郎と狂言「梟山伏」野村万禄です。由布院は昔は人里離れたかくれた温泉地でしたが、20年程前から観光化が進み、現在は日本全国から観光客が訪れる日本でも有数の観光地となりました。昔のひなびた感じの由布院も素敵でしたが、現在の開けた由布院も九州の自然に囲まれているためか、いつ訪れても楽しめる大好きな街です。お店もセンスの良いお店が沢山あります。
 九州は食材に恵まれ、どこで食べてもお食事がおいしいのも魅力の1つです。
(とくい)

大阪の川〜アクアミニ

2007年09月23日(日) 0時15分

 みなさん、こんばんは。山本能楽堂は能楽堂の近くを流れる川のお掃除や、地域のイベントのお手伝いをさせて頂いております。今日はそのグループの方々と、大阪の川の現状を一緒に見に行かせて頂きました。夕方、大阪城の船着き場から、アクアミニ(屋根のないオープンな船)に乗せて頂き、東横堀川から道頓堀川を通り、湊町リバープレイスで折り返し戻ってくるという約2時間の遊覧でした。

 船には有名な「大阪の橋博士」でいらっしゃる松村博先生が乗って下さり、各々の橋の解説をして下さいました。大阪には古来より多くの橋が架けられ、<なにわ八百八橋>とうたわれるそうですが、昔から大阪の人々にとって橋は生活に欠かす事のできない施設として、愛され親しまれ使われてきました。大阪で現存する一番古い橋は、本町通りにかかる「本町橋」だそうで、豊臣秀吉の時代にはすでにあった事が記録に残されているそうですが、現在の橋は大正2年にかけられ、華麗な石の彫刻で飾られ、堂々とした美しいアーチ橋です。(東横堀川の春のイベントでは、本町橋に4箇所プランターを設置させて頂き、イベントに参加された方に苗を植えて頂きました。現在大きく育ち美しい花を咲かせています。本町橋を通られる時は是非ご覧下さい!) 
 今回乗船させて頂き、一番驚いたのは東横堀川に水門があった事です。潮の満ち引きにより、海からのキレイな水を取り込むため、また寝屋川からの汚い水が流れ込まない様にするため、水門で水位を調節し水質を浄化されています。水門の近くで船はいったん止まり水門が開くのを待ちます。それを見るのは結構面白かったです。

 この水門の近くに、「ダイニング・アップリケ」さんがあります。お昼はお得なランチ、夜は美味しいお料理とお酒を頂けるお店ですが、そちらのお店の奥に川に張り出した特別席があります!東横堀川を愛してられるオーナーの方が、みなさんにもっとこの川を楽しんで頂きたいと、自ら作られた川を見下ろすガラス張りのお席です。昼も夜も現実から離れ、リラックスできる素敵な場所で、空いているとラッキーです。初夏に仲良しの友人に教えてもらい、一緒にお昼を食べに行った時は、亀が川を泳いでいるのが見え、何とも穏やかでなごみました。ビジネス街にこんなに身近に自然を感じられるお店は貴重です。今日のお話では、2.3年前に比べると、水辺を楽しむお店は少し増えてきているとの事でしたが、「アップリケ」さんのようなお店がもっと増えると、みんなが川に愛着を感じ、川を大切に思う様になるのではないかと思いました。

 来週のホテルニューオータニ大阪さまでの、「中秋の名月〜水上薪能と至福のレストラン」にお申込み頂いた方は、本日乗せて頂いた「アクアミニ」にお乗り頂き、大阪城、中秋の名月と薪能をご覧頂きます。お楽しみ頂けると嬉しく有難いです。
(とくい)
プロフィール
  • プロフィール画像
  • アイコン画像 ニックネーム:山本能楽堂
読者になる
大阪の谷町4丁目にある大阪で一番古い能楽堂です。
2006年に国登録有形文化財になりました。
昭和25年から続く定期公演「たにまち能」、初心者向けの夜の公演「とくい能」、初心者向けの体験講座「まっちゃまちサロン」、4種類の伝統芸能のいいところだけを一度に楽しめる「初心者のための上方伝統芸能ナイト」などを開催しています。
「初心者も楽しい能楽堂」をめざしています!
ぜひお気軽にお越しください。
詳しくは山本能楽堂公式ホームページをご覧ください。
2007年09月
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30
月別アーカイブ
https://yaplog.jp/noh-theater/index1_0.rdf