「初心者のための上方伝統芸能ナイト」のご報告2

2012年02月19日(日) 23時42分
 みなさん、こんばんは。
 昨日のご報告の続きです。
 (写真は明日UPさせて頂きます)

 昨日の司会と落語は桂吉坊さんでしたが、先日ブログでもお知らせさせて頂きましたが、先日「咲くやこの花賞」を受賞されました!
 
「咲くやこの花賞」は、創造的で奨励に値する芸術文化活動を通して、大阪文化の振興に貢献し、かつ将来の大阪文化を担うべき人材(個人または団体)に対し、大阪市が昭和58年度から贈呈している賞で、概ね40歳以下が受賞されます。

 その贈呈式のお写真を、カメラマンの秦さんが大きく引き延ばして届けて下さったので、玄関に掲示させて頂きました。

 実は、「初心者のための上方伝統芸能ナイト」にご出演頂いている皆様は、受賞されている方が多く、内海英華さん、旭堂南海さん、福王和幸さん、豊竹呂勢大夫さん、吉田玉佳さん、山本哲也さん、桂かい枝さん、菊央雄司さん、吉田幸助さん、菊地まどかさん、山村若隼紀さん、そして一昨年は、桂ちょうばさん、昨年は豊竹咲甫大夫さん、そして、今年は桂吉坊さんが受賞されました。(100回記念公演で、特別ゲストとしてご出演頂いた桂南光さんも受賞されています)

 「初心者のための上方伝統芸能ナイト」公演を始めさせて頂いた最初の企画の段階から、「若手が活躍できる場を創出する」という目的がありますので、ご出演者のみなさまが受賞されるのは、本当に嬉しいです。
 
 昨日は、第106回で「不思議なお酒」編でしたので、テーマにあわせて吉坊さんは「親子酒」をご披露下さったのですが、本当に酔っぱらっていらっしゃるみたいで、お酒も本当に美味しそうで、落語って本当に不思議で面白いなぁ,,と思いました。
 アンケートにも同じように書いて下さった方が何人かいらしゃって、みなさん、同じように感じられていたのかなぁ,,と思いました。

 順番が前後しますが、能は「猩々」を河村栄重さんがおシテでおつとめ下さいました。
 以前も何度か書かせて頂いたかもしれませんが、私はこの「猩々」が大好きです。
 お装束が上から下まで赤いのも、その模様が、青海波や菊水であるのも、能面が真っ赤でかわいらしいのも、何よりお目出度いのも、物語が中国の揚子江を舞台にして、壮大でありながら、普遍的な親孝行のお話であるのも、何もかも好きです。

 お座敷遊びの「梅にも春」は、本当にこの季節ならではの演目。
 四季の移ろいをめでる日本人の感性、あるいは、季節の変化を細やかに受けとめ、それを楽しむ日本人のセンス,と言ったらいいのでしょうか。
 私も最近急がしすぎて、気がついたら冬になっていたり、いつの間にか1年が過ぎていたり。そんな毎日です。
 仕事で着物を着る事が多いですが、昔はその季節の着物や組み合わせを考えたりする着物独特の楽しさを感じたりしてましたが、今は本当に作業着状態で、組み合わせを考える時間もないので,あえて同じ着物を着る事が多いです。
 でも、やはり着物には、季節の柄や色があって、そういうのを身にまとうと、本当に幸せな気持ちになる事があります。
 例えば、帯締め1本でも、帯揚げ1枚でも、春を感じたら少し春色にするだけで、がらっと気持ちが変わったりするのが着物ならではの楽しみではないかと思います。
 今は、ほとんど、そういう時間がありませんが、、、

 昨日の芸妓の小牧さんのお襦袢は、青海波の模様でした。
 もしかして、「猩々」に合わせて下さったのでしょうか、、
 それなら、私も青海波の地紋の着物をきていけばよかった、、、などと反省したり、、、やっぱり着物って不思議で奥が深いです。
 次回お目にかかった時にお尋ねさせて頂こうと思います。

(とくい)

*写真は明日UPさせて頂きます。
プロフィール
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大阪の谷町4丁目にある大阪で一番古い能楽堂です。
2006年に国登録有形文化財になりました。
昭和25年から続く定期公演「たにまち能」、初心者向けの夜の公演「とくい能」、初心者向けの体験講座「まっちゃまちサロン」、4種類の伝統芸能のいいところだけを一度に楽しめる「初心者のための上方伝統芸能ナイト」などを開催しています。
「初心者も楽しい能楽堂」をめざしています!
ぜひお気軽にお越しください。
詳しくは山本能楽堂公式ホームページをご覧ください。
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