「初心者のための上方伝統芸能ナイト」

2009年10月03日(土) 23時58分
 さて、「中之島国際音楽祭」のあとは、山本能楽堂で「初心者のための上方伝統芸能ナイト」。
 本日は、司会と落語・桂吉坊さん、島の内「たに川」さんのお座敷遊び(ご出演はあさ鶴さん、金鈴さん)、狂言「柿山伏」・善竹隆司さん、隆平さん、そして最後は文楽「艶姿女舞衣〜お園のさわり」でした。

 また、本日は「水都大阪2009」に合わせた四カ国語対応公演。
 すべての演目に、英語、中国語、韓国語、日本語による字幕と、詳しい配布資料がつきます。
 最近、英語圏の方が多かったのですが、本日は中国、韓国などアジアからのご参加もあって嬉しかったです!
 配布資料は英語をとられましたが、ポルトガル、ブルガリアなどからもお越しで驚きました!

 以前は、よく知っているアメリカやイギリス、フランスの方が多かったように思いますが、最近感じるのが今まであまり馴染みのなかった国々から、お越しになる事が本当に多いです。
 ブラジル、リトアニア、ギリシャなど、本当に世界各国から、、という感じです。

 さて、公演はいつものように、楽しく吉坊さんの司会で始まりました。
 本日も、最初に各芸能の方に出て頂き、それぞれの芸能の解説や見どころ等をお話し頂きました。
 この形式にもようやく少し慣れてきて、本日はとても盛り上がり、スムーズに進行しました。

 盛り上がった中で、最初の演目、落語の「時うどん」を吉坊さん。
 お客様は最初っから、お顔が緩んでいらっしゃって、 笑いの渦!
 吉坊さんものっていらっしゃって、今日の「時うどん」、最高に面白かったです!
 開演前に、「字幕」の内容もお話させて頂いたので、「字幕」ともほぼぴったり!
 とてもいい感じにできました。

 続いてお座敷遊び。
 あさ鶴さん、益々はなやかで、動作がしっとりとはんなりとされてきました。
 端唄「なにわの四季」も、わかりやすく、初心者向けの演目で、踊りの所作から、想像しやすいので、初心者の方、また外国人の方にも楽しんで頂きやすかったのではないかと思います。

 今日は「体験コーナー」も「お座敷遊び」。
 「とらとら」でした。
 
 実は、本日の「初心者のための上方伝統芸能ナイト」には、朝日放送の夕方の人気ニュース番組「NEWSゆう+」が取材にお越し下さっていました!
 若手で人気の北村真平アナウンサーも客席に座っていらっしゃったのですが、「体験コーナー」で、突然大きく立ち上がって手を挙げられ、その迫力に思わず吉坊さんも一番に指名されました。
 他にも、オシャレな紳士、お若い女性の方が足袋をはいて舞台に上がられました。

 「とらとら」は、久しぶりでしたが、いつ拝見しても、楽しく盛り上がります!
 今日も舞台に上がられた三名様とも絶妙の「ゼスチャー」をご披露下さり、本当に楽しいひと時でした。

 そして、狂言「柿山伏」。
 善竹隆司・隆平さんご兄弟の息のあった舞台。
 今回四カ国語に翻訳させて頂く演目について、ご相談申し上げたところ、隆司さんからご推薦頂いたのが、この「柿山伏」。
 外国人の方にも絶対楽しんで頂けます!とのこと。
 本日お舞台を拝見させて頂いて、本当に”納得!”の楽しく、盛り沢山の内容で、気合いの入った舞台でした。
 おススメ頂いて、本当に有難く思いました。

 そして、最後は文楽「艶姿女舞衣〜お園のさわり」。
 本日は、人形をとても巧みに能楽堂という空間を、ふるにご活用頂きました。
 随所に、工夫をこらして下さり、また能楽堂での「お園」の新しい魅力の一面を引き出して頂いたような気がします。
 豊竹咲甫大夫さんも、お三味線の竹澤宗助さんも、いつもより、ぐんと前に出てきて下さって、泊力満点!
 いい、悪いではなく、毎回ご出演者の方に、能楽堂での上演のいろんな可能性を教えて頂けて勉強になり、大変有難く感謝の気持ちで一杯です。
 そして、こんな風に、出演者の皆様が、純粋に舞台作りに、お心をさいて下さっている事が、何よりの「「初心者のための上方伝統芸能ナイト」の魅力につながっていっているのだと、思います。
 今日も大勢のお客様に、そして出演者の皆様に、改めて感謝をさせて頂いた夜になりました。

 本日朝日放送様に御収録頂いた内容は、10月8日(木)の「NEWSゆう+」で、夕方の5時半頃放送して頂く予定です。
 放送時間は、5分程度です。どうぞ皆様ご覧下さいませ。

(とくい)
 

中之島国際音楽祭〜明日まで!

2009年10月03日(土) 23時38分
 みなさん、こんばんは。
 今日は沢山ご報告させて頂く事があります。

 まず、最初が「中之島国際音楽祭」!
 中之島の中央公会堂で、2日の金曜日から明日まで4日間開催されています。

 今年で4回目を迎えるこのイベント。
 本年は「水都大阪2009」にちなみ、「水と音楽」をテーマにして、国内外から才能あふれる若手の音楽家を迎えての演奏会を開催されます。
  
 私は、本日「インド&日本」のビック大阪対談、に伺ったのですが、その最後に演奏されたのは、上海から来られた11歳の少年と14歳の少女の演奏家。
 まだあどけない、可愛らしいお二人でしたが、いざ鍵盤につかれると、ものすごいテクニック!!!
 驚きました!
 11歳の少年の演奏家は繊細で、少女の演奏家は、パワーに溢れ、素晴らしい才能を感じました。
 もうすぐ世界の表舞台にたたれそうな気がします。

 でも可愛らしかったのが、お二人とも、演奏の前に、きちんと鍵盤をふかれた事。
 その時の表情に10代前半のあどけなさと生真面目さがでていて、みなさん好感をもたれたのではないかと思います。

 対談は、インドと大阪の「水」の大切さにまつわるお話でしたが、その中で、インドのヴィカース・スワループ氏が、「愛がなくても生きて行けるが、水がなくては生きて行けない」という格言があるが、私はシェークスピアの「恋は音楽の糧である。それならもっと演奏を!」の方が好きです、と仰ったのが印象的でした。
 
 音楽が町中に溢れたら、思いやりの心が育まれ、水も環境もすべて美しくなると思います。
 すべては人の心から、、、

 中之島国際音楽祭、明日までですが、明日も魅力的なプログラムが一杯です!
 最後は、川井郁子さんのヴァイオリンリサイタル!
 すべてのコンサートが1000円から2000円という低料金でお楽しみ頂けるのも、この公演の大きな魅力。
  プロデューサーの木田氏の思いが込められています。

●10月4日(日)
10:30〜赤ちゃんOK! 「こどもと楽しむクラシック」
13:00〜青柳いづみこの「水の精の音楽」
15:00〜上海の新星 大阪・上海友好都市提携35周年記念
17:00〜美の女神が奏でる響き 川井郁子ヴァイオリンリサイタル
詳しくはこちらから→http://www.osaka-johall.com/cultural/

(とくい)

 
プロフィール
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  • アイコン画像 ニックネーム:山本能楽堂
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大阪の谷町4丁目にある大阪で一番古い能楽堂です。
2006年に国登録有形文化財になりました。
昭和25年から続く定期公演「たにまち能」、初心者向けの夜の公演「とくい能」、初心者向けの体験講座「まっちゃまちサロン」、4種類の伝統芸能のいいところだけを一度に楽しめる「初心者のための上方伝統芸能ナイト」などを開催しています。
「初心者も楽しい能楽堂」をめざしています!
ぜひお気軽にお越しください。
詳しくは山本能楽堂公式ホームページをご覧ください。
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