博多みやげ!

2008年11月25日(火) 23時25分
 みなさん、こんばんは。
 先日、公演のため九州に行っていたとご報告させて頂きましたが、今回も、山本能楽堂の事務所をお手伝い下さり,留守番をして下さっているみなさんにお土産を買おうと思いました。

 しかし、、、
 公演の終了時間が夕方の5時。
 伊丹行きの飛行機の出発時間が5時50分、、、
 急いでいるので空港までタクシーで行っても15〜20分はかかります。
 お土産、買えるかな?と心配になりながらも、5時すぎに大濠公園能楽堂を出発しました。
 
 と、日曜日の夕方なので、道路が渋滞しています。
 でもなんとか、5時20分過ぎに空港に到着!
 あわてて登場手続きをして、スーツケースを預け、いざお土産売り場へ!

 唖然としました、、、、福岡空港が改装され、すっかり様変わりしています、、、
 以前のお土産売り場は相当広かったですが、何処に何が売っているか、かなりよく知っていました。
 それが、内装が変わった、というだけでなく、売り場全体のレイアウト、入っているお店全てが変わっていて驚きというより戸惑いました。
 そんなに長い間来てなかったでしょうか、、、(1年くらいと思うのですが、、、)
 
 しかも時間がありません。
 10分以内に買わないといけません。
 本さん、そして事務局長の水師さんは無類の「とおりもん好き」です。
 「とおりもん」ははずせませんが、どこにでも売っています。



 実は水師さんは、あまりに「とおりもん好き」のため、別の者に自腹で「とおりもん」を大量にお土産に買ってきてもらうようお願いしてはりました。
 ですから、水師さんに、10分間のうちに、別のお菓子で「とおりもん」以上のものを発見し、買わなくてはいけません。
 しかし、売り場の構造が全くわかりません、、、

 実は、ロイヤルのバナナマフィンが好きで、あれなら大阪には売っていないし、、と算段していたのですが、ロイヤルの売り場がどこにいったのが全くわかりません、、、
 迷ううちに時間が経ちます、、、

 とりあえず、「千鳥まんじゅう」を買おうと、「とおりもん」と一緒に注文していると、隣りに「おいもポックル」を発見!
 まぎれもなく、北海道の「じゃがぽっくる」の真似です。
 でも何となくおいしいかも!と思い、こちらに決定!(じゃがぽっくるは美味しいので、、)

 時間を見ると、もう27分。
 セキュリティチェックの時間まであと3分。
 
 実は私は、稚加栄(ちかえ)というメーカーの、「つぶ出し明太子」というチューブ入りの明太子が便利で好きなのですが、確か稚加栄のコーナーは、一番奥の一番隅っこ、、、時間的に遠すぎます、、
 と、あきらめてましたら、搭乗口のすぐ近くに(一等地?)新進出!
 急いで買い求めました。
 
 このチューブ入り明太子、友人に教えてもらったのですが、手軽でとっても便利です。
 最初は気持ちが悪いかも、、、と敬遠していたのですが、お味もよく、何より便利です!
 みなさんも是非一度お試し下さい!



 取り敢えず、買うだけ買えて、ほっとして、ゲートまで来ました。
 そこでもやっぱりお土産が気になるので、物色すると、、、

 ありました!
 水師さん好みのお菓子!
 「とおりもん」とそっくりの「博多きゃらまん」!
 もしかしたら、「とおりもん」以上のヒットになるかもしれない、、と、あわてて1箱買い求めました。



 山本能楽堂の事務所は、みなさん働く時間がまちまちで、一緒になる事が少ないです。
 が、明日の午前中は,会議で沖縄に行っていた中西さんも帰ってきて珍しく全員集合!
 本さんも打ち合わせに来られるので、明日の昼食時は山本能楽堂女子組で、「とおりもん」と「博多きゃらまん」の品評会を開催!
 判定を下したいと思います!

(とくい)
 

九州山本会/大濠公園能楽堂

2008年09月28日(日) 22時23分
 みなさん、こんばんは。
 今日は吹く風も肌に冷たく、もう完全に秋!
 一月前の猛暑がウソのようです、、、

 今日は大濠公園能楽堂で「九州山本会」を開催させて頂きました。
 お陰様で大勢様にお越し頂きました。
 遠く大分・別府、佐世保からもお出かけ下さり、心より感謝申し上げております。

 本日の写真は、カメラマンの方が撮影して下さり、まだ手元にございませんので、本日は珍しい申合せの写真を、皆様にご覧頂ければと思います。(同じカメラマンの方が申合せも撮影に来て下さいました)



 歌舞伎等の舞台は、公演前に何度も舞台稽古をされ、繰り返し出演者の方でリハーサルを重ねられる事で、ある意味その時の舞台をリハーサルを通して作っていかれます。
 他の演劇や、コンサートなんかでもそうです。
 事前に何度も舞台合わせをなさいます。

 ところが、能の舞台ではりハーサルは一回限り。
 何度もあわせてしまうと合いすぎてしまうんです。
 ある意味相撲の「ぶつかり」のようなもので、演者がその瞬間にぶつかってこそ、気迫がうまれ、1曲の間、極限まで精神を集中する事ができるのです。
 何度も何度も合わせてしまうと、面白みのない平坦な薄っぺらい舞台になってしまいます。
 時には、略式で、通しのリハーサルを行わずに、当日公演前に楽屋で大事な部分、かかわりの深い部分だけを、シテとワキ、地謡と囃子方、ワキとアイなどで、「ここは本日はこういう具合にいきます」「本日はここはこのようにして下さい」などと、言葉で打ち合わせる程度だけの事もあります。
 まさしく能の舞台は「一期一会」。
 その瞬間を重んじます。



 このリハーサル、能楽師の間では「申合わせ(もうしあわせ)」と言いますが、シテやワキ、アイもお装束はつけずに、着物で演じます。
 もちろん能面もかけません。
 また、大鼓も拍子盤で代用します。(大鼓の皮は消耗品で、貴重ですので、、、)
 
 一曲舞い終わると、「ありがとうございました」というご挨拶の後、「あそこはもう少し重くして下さい」「ここのところはもう少したっぷりとお願いします」などと、謡い方や、型や、位取りについて、ここはしっかりめに、ここは重く、ここは軽く、ここは締まるなどといった演出上の打ち合わせをします。
 それだけで、本番の舞台にのぞむわけです。



 正直申しまして、能を一曲舞うのは、精神的にも肉体的にもすごく大変な事です。
 最近、能楽堂の体験講座などで、能面をかけて舞台をすり足で歩く体験等をして頂きますが、その時にほぼ全員の方が驚かれるのが、視界の狭さと自由がきかない事。
 ゆっくり歩くだけでも、たいへんです、しんどいです、とみなさん仰ります。
 その状態で、1時間以上、長い時には2時間以上、謡をうたい、舞を舞い、時には、激しく飛び上がったり、回転したりします。
 しかも、さらに重い能装束をつけています。
 そんな自由がきかない中で、能を舞うのは本当に大変な事です。

 そしてこれはおシテだけでなく、他のパートの方も同じです。
 特に大鼓などは、一曲打たれると、くたくたになられます。
 ですから、能の公演はほとんどが、一回限り。
 何度も繰り返し演じられる舞台ではありません。
 ですから、同じ配役で、一日2公演の一ヶ月のロングラン!などという公演形式はできないわけです。

 でもだからこそ生まれる能の舞台は、気迫に満ちています。
 能をお好きな方は、見所(客席)からご覧になるだけで、シテ(主役)と同じように気合いをいれられ、その曲が終わるとぐったりされていることもあります。

 本日も無事舞台をつとめさせて頂き有難うございました。

 次回「九州山本会」は2月22日、能「竹生島」今村一夫、能「頼政」山本章弘です。
 よろしければお出かけ下さいませ。

(とくい)
 




 

大分サロン〜初心者のための能楽講座・秋!

2008年09月25日(木) 22時22分
 みなさん、こんばんは。
 昨日は、大分平和市民公園能楽堂で、「初心者のための能楽講座・秋」を開催させて頂きました。
 夏に開催させて頂き、ご好評を頂きましたので、先月より秋バージョンを始めさせて頂いております。
 今回も大勢様にお出かけ頂きました。
 (中には、一昨日の別府の「あきばサロン」と両方にご出席下さった方もいらっしゃいました。ありがとうございました)



 さて、今回は「楊貴妃」の能についてお話させて頂きました。
 能は現在演じられている演目が全部で約210曲ありますが、それを内容によって5つにわける事ができます。

 簡単に申し上げると、一番目物は、「翁」に代表されるように、神を主人公にしたもの、二番目物は、修羅ものと言われ、主として源平の武将が、主役で、死んでからも戦に苦しめられ、その回向を求めるもの、三番目物は美女が主役で、能の理念美である「幽玄」を追求したもの、四番目物は、雑能といわれ、他に属さない、狂女物や現在物、5番目物が、切能といわれ、鬼や龍神が主役の、見た目が派手な曲です。
 昔は、朝から一日に能が5番演じられ、その上演された順番に分類されています。

 この「楊貴妃は」三番目物に属しますが、三番目物といわれる鬘物のおシテは、源氏物語などの王朝文芸のヒロインや歴史上の美女で、その亡霊が、昔を偲び、かつての恋物語を思い出し静かに舞う、、、ということが多いのですが、この楊貴妃は、名前の通りもちろん中国の女性。しかもおシテは死んでいますが、亡霊になって登場する訳でないので、能の中でも特殊な曲です。

 内容は、楊貴妃の帝への経ちがたい愛情を表現した曲です。
 殺された楊貴妃の事が忘れられない玄宗皇帝が、楊貴妃の魂のありかを、神仙の術を会得した方士に探しにいかせます。
 すると、太真殿という御殿に昔を偲ぶ楊貴妃を見つけ、方士は帝に報告するため、会った証拠に何か形見を欲しいと求めます。
 楊貴妃は髪にさしていた玉のかんざしを渡し、帝との楽しい思い出の秘密を打ち明け、舞を舞います。
 そして、帝のもとに帰る方士を寂しく見送ります、、、



 本日は、ゲストに小鼓の飯田清一先生にお越し頂き、小鼓のお話をして頂きました。
 そして、小鼓を打つ体験もして頂きました。
 みなさん、初めての小鼓に興味津々で、先生のお話も楽しく、熱心にご参加頂きました。



 そして、最後に、楊貴妃の着付け体験。
 お一人の方に、美しい楊貴妃になって頂きました。

 今回お話しさせて頂いた「楊貴妃」のお能は、今週の日曜日、9月28日に、福岡にある大濠公園能楽堂での「九州山本会」で、山本章弘が演じさせて頂きます。
 他に、能「善界 白頭」森本哲郎、狂言「因幡堂」野村万禄という番組です。
 午後12時開演、で料金は5000円です。
 よろしければお出かけ下さいませ。
 お問合せは 092-715-2155までお願いします。

(とくい)

由布院夜能と秋葉サロン!!

2008年09月23日(火) 23時03分
 みなさん、こんばんは。
 昨日お知らせさせて頂いた、本日の「由布院夜能」は、解説が始まると同時に、雨が降り出し、急遽大広間での開催となりました。
 写真のようなとても趣のある舞台ですので、残念でした、、、

 会場の庭園には、パイプ椅子を並べて準備されていましたが、あいにくの雨で今度はあわてて撤去、、、
 今回も、ボランティアでお手伝い頂いている、九州大学と、福岡教育大学の能楽部の学生さん達が大活躍!
 一生懸命手伝ってくれ、野外から、大広間へのお客様の移動もスムーズに行えました。
 学生さん達の気持ちのよい御対応に、お客様も雨で残念でしたが、怒ったりなさる方はいらっしゃらなかったようです。
 
 写真は、一段落してほっと談笑している学生さんたち、、、
 大阪の関西大学の能楽部の学生さん達もそうですが、本当にいつも感謝しています。

 今回も、大勢のお客様に、能・狂言を楽しんで頂き、お陰様で無事終了しました。

 出演した能楽師数名はそのまま会場の「花の庄」に宿泊させて頂きましたが、山本章弘は、明日朝から仕事のため、お社中の方の車に乗せて頂き、大分に下山。
 今回も温泉に入れず、それだけがちょっと心残りだったそうです。
(実は、毎年温泉に入るのははかない夢に終わっているみたいです、、、)

 また、本日お昼の「秋葉サロン」には、約30名の本当に大勢の方にお集り頂きました!
 会場一杯で、華やいだ雰囲気でした。
 皆さんが、サロンを本当に楽しみにいらして下さっている熱意が伝わってきました。
 本日も、能のお話や、能面のいろいろ、そして謡を練習して頂いて、お一人の方に能装束をつけさせて頂きました。
 
 ご参加頂いたのは、実際に能のお稽古をされている方、前回のリピーターの方、まったくの初めての方、と色々ですが、みなさん熱心に、興味深く聞き入って下さっていたようです。
 「秋葉サロン」も、別府の街で定着したサロンとして皆様にお育て頂き、亡くなられた水江典江様が生涯をかけて能楽を愛されたその崇高なお志を、地元の方々に、伝えていくお手伝いをさせて頂けたら、と思います。

 昨日は、湯布院のことばかり書かせて頂きましたが、もちろん別府も大好きです!
 「地獄めぐり」は何回したか、わからないくらい、よく伺います。
 でもいつも同じ地獄ばかりいってしまうのは、どうしてでしょうか、、、???
 いつも一度に全部をまわらせて頂く事はなく、3〜4カ所伺うのですが、毎回必ず「赤池地獄」は行きます。
 赤池の赤が、その時々、薄かったり、濃かったりで、結構面白いです。

 会場に生けて下さっていたお花も、お庭に咲いていたお花をご持参頂きました。
 別府、大分をはじめ九州は、本当にお花にあふれた地域だと思います。
 温暖で、お食事もおいしく、とても豊かな土地です。
 そのせいか、みなさんとっても親切で、大らかで、あたたかくて、それが九州の魅力の根源をなしているものだと思っています。

(とくい) 

明日から、九州で、、、!

2008年09月22日(月) 23時42分
 みなさん、こんばんは。
 最近ずーっと秋めいていましたが、今日のお昼は真夏がもどったような感じでした。
 
 さて、明日から、九州での催しが続きます。
 まずは、明日は別府の「秋葉サロン」!

 山本家初代・山本博之の代から、亡父・眞義、そして章弘と、山本家3代にわたり、お稽古して下さった、別府の水江典江様が、別府の秋葉町にNPO法人「能楽を愛する観鵆会」を設立して下さり、別府での能楽の普及のため、自宅の舞台をお残し下さいました。
 明日は、そちらの舞台で、能の体験講座を開催させて頂きます。
 地元・別府の方に、沢山お越し頂けたら!と思います。

 そして、夜は湯布院の夜能。
 こちらのイベントも、恒例の定着した催しとなり、毎年大勢の方が楽しみにして下さっています。
 「由布院夜能」という催しで、「花の庄」で開催されます。
 山本家同門・森本哲郎の能「熊坂」、野村万禄の狂言「痩松」があります。
 山本章弘は仕舞を舞わせて頂きます。

 
 私自身、湯布院を初めて訪れたのが20年近く前、、、
 それから、機会がある毎に伺わせて頂いておりますが、本当にステキな街です。
 20年前は、まだ隠れ里、といった趣が強く、今よりはもっとのどかな感じで、朝市が開かれ、そちらで頂いた冷たい牛乳が美味しかった事は忘れられません。
 またその時に頂いた、川魚や山菜を使ったお料理も野趣にとんで、その場での楽しい会話とともに、鮮明に記憶に残っています。
 それから、伺う毎に、観光化が進み、今では全国有数の観光地となりました。

 オシャレなお店が沢山増えた反面、昔のひなびた雰囲気は薄れ、昔はよかったのにねぇ、、、と仰る方もいらっしゃいますが、私は今の湯布院も大好きです。
 民芸村も何度行っても飽きませんし、新しくできるお店もどこか気がきいていてオシャレです。
 何より、由布岳の美しい山々は、本当に心が落ち着きます。

 実を申しますと、8月の終りから、今頃に湯布院に行くのが大好きです。
 どこの街よりも「秋」を感じさせてくれるのが、湯布院だと密かに思っています。

 旅館やレストランにさりげなく生け込んである秋の草花、、、
 カゴ一杯の、野生の秋の七草を拝見すると、それだけでとても幸せです。
 秋の草花の美しさを私は湯布院で初めて知った気がします。
 もちろん、少し山に入ると、虫が沢山鳴いていて、秋草が風に揺れています。
 一年中楽しめる街だと思いますが、私は今の季節がおすすめです。

 そして、明後日、24日は、大分平和市民公園能楽堂での「大分サロン」!
 秋の回の2回目です。
 今回も沢山のかたに能の魅力をお伝えできればと思います。

(とくい)

 画像は、湯布院のものがないので、豊中の「桜の庄兵衛」様のお玄関の、秋の美しいお写真を掲載させて頂きました。


 

 

九州みやげ〜博多ラーメン缶?

2008年04月29日(火) 22時28分
 みなさん、こんばんは。
 九州で会があり、山本章弘は博多に出張していました。
 本日お土産に買って来てくれたものを見てびっくりしました!
 ラーメンの缶詰です!!!


 最初は気が付かずに、普通のラーメンセットかと思って開けてみてびっくり!
 缶詰がビニール袋に入って2セット入っています、、、
 「エっ?なんなん、これ?」と思わずつぶやいてしましました、、、
 しかも、大と小がセットになっていて、小さい方には「替玉(かえだま)」とあります。(もう絶句です、、、)
 たしかに、博多のラーメン屋さんでは、地元の人はみなさん、一杯目を食べ終えると、スープを残しておいて、そこに麺だけ入れてもらっておかわりされています。
 でも、ラーメンが缶詰になっていて、しかも替玉まであるとは、、、もうパニックです。

 早速開けてみました。
 なるほど、白いスープでラーメンの香り。
 お鍋てあたためて、博多っぽく紅ショウガをのせて、おネギも入れると、まさに「とんこつラーメン」!!!
 驚きました!
 まさにリアル、本当に博多ラーメンです!


 頂く前に、麺はなんでのびないのか?とすっごく疑問でしたが、食べてみてもシコシコしています。
 説明書きを見ると納得!こんにゃく麺でした。
 だからのびないんですね〜
 350tのビールよりもひと回り小さいサイズなので、すぐに食べ終わって、やっぱり替玉を、、
 替玉缶はあけると替玉だけ入っています。(当たり前ですが、、、)
 
 本当のラーメンとはちょっと違うけど、でも博多のラーメンの味。
 でもやっぱり違う、けど美味しい、、
 缶には「*あたためるとよりいっそう美味しくお召し上がり頂けます」と書いてあるけど、温めないで食べるのはちょっと気持ち悪いなぁ、、、
 本当は一人前なのをわざと2つにわけているのでは、、
 などと、大阪的に考えていると、パッケージに目がいきました。
 「だまって食べんしゃい」
 はい、わかりました、、、

(とくい)

 

九州山本会

2008年02月24日(日) 23時34分

 みなさん、こんばんは。
 本日は、福岡市の大濠公園能楽堂で、「九州山本会」を開催させて頂きました。
 お陰様で雪が舞うお寒い中、大勢のお客様にお越し頂きました。
 本当に有難うございました。

 以前ブログでもご紹介させて頂きましたが、山本家は、初代山本博之が、観世宗家のお伴で九州に参りましてから、九州各地とのあたたかいご縁を頂いております。
 九州在住の、山本家の同門の能楽師も多く、年に2回、定期公演として「九州山本会」を開催させて頂いております。
 本日は能・「胡蝶〜物着」(シテ山本順之)、能・「天鼓」(シテ今村一夫)でした。
 
 「胡蝶(こちょう)」は花の都を見物しようと上京した僧に、胡蝶の精が、春、夏、秋と草木の花から花へとたわむれる身ですが、早春の梅の花とだけはご縁がないのが悲しいと言い、法華経の功徳によって、梅の花と縁を得て、後半部分で梅の花から花へと飛び交う胡蝶の舞いをみせ、やがて春の夜のあけ行く空に霞にまぎれて去っていく、というお話です。

 舞台には右の写真のような、紅梅立木(たちき)の作り物(大道具)が置かれ、シテの胡蝶の精も胡蝶をつけた天冠をつけ(頭の上に蝶の形の冠をつける)軽やかに舞い戯れ、上品な愛らしい曲です。

 2曲目の「天鼓(てんこ)」は親子の深い愛情と名器の神秘とを主題とした人気の演目です。
 こちらの曲も、舞台に左の写真のような作り物を出します。
 これは「括弧台(かっこだい)」といって、写真ではわかりにくいかもしれませんが、中心のやや上にある丸い物が「鼓(つづみ)」です。
 天から降ってきた鼓を打つ少年が、そのあまりに美しい音色のため、天子に献上されたのを拒み、殺されてしまいますが、それ以来、その鼓がならないので、少年を弔うための音楽法要のために、鼓を飾っている台です。
 
 能の中では、他の演劇のように、派手な舞台演出はなく、大道具といっても、シンボル化された簡素な物がほとんどです。
 写真の2つの作り物も、大部分は「竹と布テープ」でできています。
 能は他の演劇のようにロングラン公演はなく、ほとんどが1回限りの上演です。
 そのため、この作り物も、その演目のためごとに毎回作り、舞台が終わるとまた「竹と布」にもどし、バラバラにします。

 山本能楽堂の楽屋裏探検ツアーにご参加された方はご存知だと思いますが、舞台裏にはたくさんの竹や、竹を曲げた枠組みがたくさんあります。
 この写真の2つの作り物は、中くらいの大きさですが、もっと大きな作り物も沢山あり、作るのに時間がかかる物もあります。
 でもほどけば、「竹と布」。
 収納場所もたくさんとりませんし、移動(持ち運び)にもコンパクトで便利です。
 こんなところにも、昔の人、先人達の知恵と工夫、長い歴史を感じます。

(とくい)

九州・博多・発表会

2007年10月28日(日) 20時35分
 みなさん、こんばんは。
 昨日はブログの更新ができず失礼しました。
 実は昨日の夕方から、九州・博多へ行ってきました。
 この機会に、携帯からブログの更新をしたかったのですが、準備不足で失礼しました。

 「行き」の飛行機は、写真のような「超小型機?」でした。
 博多から壱岐島へ行った時はこの位
の大きさの飛行機でしたが、博多までこの大きさの飛行機は始めてでした!
 座席は一列につき4席しかなく、たぶん20列くらいで(すみません。、数えていません)推測定員100名弱。まさに「エアバス」といった感じです。
 搭乗するときも、タラップからでした、、、
 内心やや不安な思いで乗りましたが、(飛行時間も通常より20分位長めですし、、、)そんな事は全くなく、快適な空の旅でした。

 今回は、九州で能(謡・仕舞)をお稽古して下さっているお社中(お弟子さん)の発表会の公演が開催されるため博多へいきました。
 前にもお話しさせて頂きましたが、山本家と九州の関係は深く、山本家初代山本博之が、観世宗家のお供でお伺いさせて頂いて以来、九州各地の皆様に、あたたかい御後援を頂いております。
 また、福岡・大濠公園能楽堂では、年2回「九州山本会」(2月、9月に能2番、狂言1番の催しです)を開催させて頂いております。

 さて、無用な心配の後、今回の会場となる、「住吉神社能楽殿」へ向かいました。
  福岡の大濠公園の中に、立派な能楽堂ができてからは、ほとんどそちらを利用させて頂いておりまして、今回「住吉神社能楽殿」を拝借するのは、何十年かぶりでした。(私も初めて行きました)
 到着したのが6時半過ぎで、神社のこんもりとした広い敷地内にありますので、もうあたりは真っ暗。その中に一軒家の様に光がさしていました。
 中も、やはり歴史が古く風格のある趣です。
 古い建物によくある様に、はじめてだと迷路みたいでした。
 とりあえず、短いリハーサルだけして(お弟子さん達は夕方までに終わられていました)ホテルに向かう事にしました。
 来る時も夜道で、迷いましたが、帰りも反対方向に行ってしまいました。
 すると、、、急にお相撲さんの軍団が!???
 廻しの力士が、暗闇に突然現れたのでびっくりしました!
 よく見ると、土俵があります。
 九州大学相撲部のお稽古でした。
 今日は、住吉神社で結婚式が沢山あり、昼間に練習できなかったので、今お稽古してるんだよ、と驚く私に見学の方が教えて下さいました。
 お相撲って、朝のイメージが強いだけに、本当に驚きました!

 見上げると、丸いお月さま。
 雨が続きましたが、明日は晴れるといいなと思いました。

(とくい)
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  • アイコン画像 ニックネーム:山本能楽堂
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大阪の谷町4丁目にある大阪で一番古い能楽堂です。
2006年に国登録有形文化財になりました。
昭和25年から続く定期公演「たにまち能」、初心者向けの夜の公演「とくい能」、初心者向けの体験講座「まっちゃまちサロン」、4種類の伝統芸能のいいところだけを一度に楽しめる「初心者のための上方伝統芸能ナイト」などを開催しています。
「初心者も楽しい能楽堂」をめざしています!
ぜひお気軽にお越しください。
詳しくは山本能楽堂公式ホームページをご覧ください。
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