「天命について」(五井昌久氏著作より)

2011年09月26日(月) 9時24分
「天命について」(五井昌久氏著作の抜粋、一部続宗教問答)
人間は、誰一人として天命を持たずに生まれてくる者は、ありません。ただ、この天命というものが、この世だけの天命と、一つの分霊が生まれ変わり死に変わりしながら、守護神と全く一つになって、果たす天命とがあるのです。この世の生活は、一なる神が、神々として分かれて、その神々が各自の天命を果たしてゆくための、一齣一齣の現れなのですが、この一齣一齣は、その分霊魂魄としての一つ一つの天命があるわけなのです。ですから、天命には永遠の生命性を持った、神々としての天命と、個々人として、この世やあの世で果たす天命との大小二通りの天命があるというわけになるのであります。
人間というものは、実は神の生命が、智慧や創造力等々の神のもつ能力をそのままもった心が、根源となり、人々の相(すがた)として、存在しているのであります。ですから、ひとびとがそうした本心から、離れた生活さえしなければ、神そのものとして、この世の生活をしてゆけるわけなのです。しかしながら、この世は、物質体の世界なので、人々もそうした物質体としての生活を各自の経験として、味わなければならないことに、なっていましたので、今日までは、その経験をしつづけているわけなのです。そして、やがては、神霊なる人々が、物質体(肉体)がもつ波動とすっかり、調和しきって、肉体を持ったまま、物質界に住まったまま、神そのものの全能を発揮してゆくことになるのであります。現在はその課程ではありますが、これからの一歩一歩は、急速に霊化現象を示してゆくものとおもいます。
脳性小児麻痺や精神薄弱のような場合は、こうした人々は、一体どういう霊魂がまとったのでしょう。こうした人々には、二種類あるのです。一種類は、前世において、自己の力や権力を笠にきて、他の人々の肉体や精神を痛め傷つけつづけてきた人々、そうしてもう一種類は霊魂自らが自己の霊系統または、肉体系統の因縁消滅を買って出て、そうした不具の身に生まれ出ているのです。いわゆる菩薩行のためであります。どうして、こうしたことが菩薩行になるのかと申しますと、一つには、そうした不具の子を産み育てることによって、苦しみ悩むことによって、その両親や周囲の人々が自ずと浄化されてゆくのです。苦しみ悩むということは、過去世の業因縁を自然と消滅させてゆくことになるのです。肉体意識としては、苦しみ悩むだけで、なんのプラスにもならぬように見えるのですが、実は、霊魂的には、自分の過去世からの誤りをその苦悩の中で、はっきりと認識してゆくのです。過去世の誤りを認識すると言うことは、もう再びそうした誤りを冒さぬための反省となるのです。
肉体人間というものは、霊波動と物質波動の両面からなっておりまして、これが全く調和した交流を成し遂げている人が、精神面も物質面にも立派な生活をしてゆくようになるのです。霊波動と肉体波動との間に幽波動という中間的な波動がありまして、この波動の世界には、いわゆる、迷った想念、不調和な想念の波が渦巻いているところなのです。この世界の波動が神霊界からくる光明波動を遮って肉体波動と神霊波動との交流を妨げますと肉体が神霊波動の完全性を失ってしまい、神霊的自由が発揮できなくなり、不自由な肉体となってしまうのです。こうした不自由な肉体が小児麻痺となり、精神面にこのマイナスがくると、精神薄弱者となったりするのです。普通にこの状態を心霊的には霊魂の障礙(しょうがい、さわり)といっているのです。このさわりをなくすためには、肉体面の力を強化する方法も良いけれど、それにも増して、必要なのは、神霊の光明波動をより強く、肉体に交流させなければならないのです。その、方法は、周囲の人々の愛年による神霊への感謝によるのです。感謝しながら、守護の神霊を呼び続けることなのです。この一番やさしい方法が、世界平和の祈りなのです。
何ごとも想いの習慣によるので、人間神の子と想う習慣をつけ、人間は霊であり、生命そのものであって、肉体ではないと想う習慣性をつけますと、いつのまにか、肉体にばかり把われる想念が、肉体に把われぬ想念に変化してくるのです。肉体に把われなくなれば、異性への想いも自然と精神的なものが多くなり、自ずと浄化されたものになってくるのです。
なんにしても、人間はその想念がすべてを決定してゆくのですから、想念のあり方が、その人の運命をつくりあげてゆくのだ、ということになります。人間は、個人的には、過去世の因縁を浄化するために、生まれていると同時に、神のみ心の大調和性をこの地球界に顕現するための一つの働きをするために、生まれてきているのです。貧富に把われず、地位や立場にこだわらず、その人の生きていることそのものが、世のためになり、世の光と自らなってゆくような、そういう人に多くの人々がなってゆくことが、私たちの理想なのです。
宇宙人は、自らが霊的存在であることを知っていますので、霊的な働きは当然できますし、その波動をすこし粗雑にしてゆけば、肉体としても現れることができる自由自在性を、その生活の中に持っているのです。
  • URL:https://yaplog.jp/niniginomikoto/archive/37
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