決意はいつも

October 19 [Wed], 2005, 23:02
これも渋くて可愛い友人からの誕生日第2弾まであるなんてもったいなくてびっくりしかもまたまた素敵に渋くて可愛い帯締めと帯留めではないですかもろに色もデザインも好み一気に着たい着物のイメージが広がりました。着物以外にも絶対いろいろ使えそうな素敵な帯留め。ありがとう…ひたすらありがとう、友この豪華尽くしにオットは恐れをなし、「お前、こんなにしてもらえるほど相手に何かいいことしてあげてるの!?意地悪ばっかり言ってるんじゃなくて!?」ええ、ええ、あなたにいうほどの意地悪は言ってませんともさ

 ひさしぶりに雨粒にあたらずに外出できますな。しかもオットが休みをとってくれたので朝は比較的のんびり。とにかく何もしない(何をどれくらいしないか、ということについて語りだしたらとてもこのブログの文字制限で収まりません)オットを出勤させるだけで毎朝の手間は並大抵のものじゃないんだなあっと今更ながらしんみり。オットは私の誕生日を境に生まれ変わり宣言をしていて、必ずや私の心身サポートをできる有能な夫になるからと頼んでもいないのに誓ってくれたのだが(私の愛想尽かしが身にしみてきたらしい、フン)そういった2日後くらいからすでに努力は下降線にはいってるのよね…。
本当は友人とのんびり素敵な午前を過ごして、一緒にランチを食べたかったなあオットと二人で食事してもそう楽しく弾む会話もないわよとブツブツいいつつ、子供達を送る。役員の打ち合わせを少しした結果、必要な買い物が出来たのでたまたまオットがいるのを幸い、で少し遠い町へ連れて行ってもらう。結果、あっさり目標達成。委託のお店も2軒回って挨拶・お願いをして回り、有意義に午前を過ごせて大満足。オットはあっという間に潰れた時間に呆れながら「オレがいなかったらどうやってたの?」と聞く。そりゃあ、足で歩き、バスに乗るか、誰かの車に乗せてもらうか、用事でその町に行く人を捜してついでに買い物してきてと頼むか、工夫と努力は色々よ、と胸を張って答えると「ふ〜ん。でも今日はオレがいたから楽したでしょ、得したでしょ、ね、ね!?」ううーん、まあねえ〜……。使えるものは親でも使え、が今の役員達の好きな言葉No.1になってるのよね。
誕生日の前に私は一つ決断をした。息子の入学のことだ。かねてから目標は『普通』に入学することであった。幼稚園生活が素晴らしく息子の成長も目覚ましかったと思っている。でも息子の成長面で期待に答えてくれてない部分…それは言葉、という最大の問題である。単語を二つ三つつなげれば良い方で、あとは顔の表情と身振りで意志を伝える、それが息子が他者との交流として最大限譲歩している現在のスタイルである。単語はこの2年半で増え、時に驚くほどに豊かな語嚢が飛び出すけれど、会話として安定しない。交流がとれる状況、相手も厳しく制限される。食事、排泄、着替えなどの身辺自立のほか、字を読む、数える、運動する、遊ぶ、などちゃんと発達しているけれど、やはり息子を「普通」というのは身びいきでありおこがましいことだと客観的に見てそう思う。たまたま私の周りには息子と似た子が多い。娘のクラスにも一人いる少年、1学年下にいる少年…いずれも息子と似た発達障害児童であり、特別措置として普通クラスに在籍している…毎日母親が付き添うという形で。私が範とする先輩方である。私もそうしよう、そうすべきだと思っていた。9月になってすぐに区の就学相談に乗り出した時も自分なり考えをまとめて望んだ。けれど相手の意見もきちんときこうとは決めていた。自分の考えに固執するな。これは年老いて私が得た教訓の一つである。区の学務課の方々は大変思いやり深く私の話を聞いてくれた。その上で、特殊クラスについての説明も淡々としてくださり、たいていの方が普通クラスへの入学をご希望になるし、そのお気持ちもよくわかっておりますから、最終的には折り合って行けるようにいたしましょうと言ってくださった。それから1ヶ月半。就学検診の日が決まり近付くにつれて、まだ心がすっきりしない。それについて考え続けた。そしてついに悟ったのだ、普通クラス入学を選択すべきではない、ということを。 区では障害児ひとりひとりに適したプログラムを作成、きめ細やかに丁寧に個性に合わせた教育指導をしていくという。それについて区の学務課の方達は自信をもっていらした。息子は私がついていれば、なんとか普通クラスに通うだろう。周りの子も親や教師に教育され指導されて優しく接してくれるだろう。だから先輩方もなんとかやっているのだ…けれど私にはそれがいいと思えない。他のお子様はいざ知らず、息子はきっと単に優しくされるためだけに通学することになる。コミュニケーション能力も、学力も、下手をしたら両方身に付かないままに。確かに、いつかどこかで息子がコミュニケーションに目覚める夢は私も捨てていない。けれどそれは特殊クラスにいて学びながらでもいいのだ。専門家が考えたプログラムを受ける権利を、私の固執で息子から奪うべきではない。そう思った瞬間、ふっと、一つの迷路から出たのが自分でも判った。これが答えだと。少しずつ周りの人に話して行けるようになった。友人、オット、オットの両親。友人はとても心配してくれて懸命に私と私の子供達の苦難の道について考えてくれた。そして全力で応援すると言ってくれた。オットは私の考えを支持すると了解し、オットの両親はそれでいい、それがいちばん孫息子にとって安全かつ適切な指導をしてもらえる場なら、そんなところが身近にあることを感謝しよう、と言ってくれた。それで今日、初めて、立ち話のような形ではあるが副園長先生にまだまだ決定の段階では在りませんが、私の気持ちの中ではこのように決着し、その方向で進んで行こうと思います、とお話できた。その瞬間の先生の目に、はっと閃いた安堵の光。「それがいいと思います。何より、それが一番○○○くんを守ってくれると思うの。子供はね、本当に残酷なんです、子供の世界はね、本当にとっても残酷なのよ…!」思慮深い副園長先生の言葉には重みがある。先生方が私に望んでいた決定を私はすることができたのだな、と判った。先生方は経験上わかっていらしても口にすることをはばかっていらっしゃったのだろう、私の気持ちを考えて。運命を変える決定に、影響を与える意見をすることも慎んでいらしたに違いない。そしてただ心の中で、息子のために一番いい決断を私が下せるように祈っていてくださったに違いない。 見通そうとすると、いつも来年4月以降の生活は不安な靄に包まれていて私の気持ちを辛くさせていた。息子と共に通学する小学校生活を、とても楽しみだとは思えずに、息苦しいほどに時間がこのまま止まって欲しいとばかり思っていた。でも今、私には一つの新しい未来の可能性が見える。決意の時はいつも、どこかしら希望に満ちている。たとえそこに痛みが伴われているとしても。
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■プロフィール■
■語り手:かりん■
■趣味:着せ替え人形の収集■
■家族構成:オット、娘、息子■
■住処:東京■
■招待:人形姫
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