歳末

December 31 [Thu], 2009, 21:35
おせち作りが終わった。

板場の窓を全開での仕事、寒くて寒くって指がかじかむ。かじかむなんてもんじゃない。なんて言えばいいかな、小田和正じゃないけど、それを言葉にできない。

細工包丁をするときなんかは、指に息を吹きかけては一剥き、二剥き。


今年は例年より、おせちの数も多く、日付が変わって深夜に家路へ、そして夜が明ける前にまた板場へ。
そんな日が三日三晩も続けば、気も狂ってくる。逆に、この状況でまともでいられるほうが、どうかしている。


なにわともあれ、やりきった。
このおせちを食べて、にぎやかな正月を過ごしてもらえたら、この日々が報われる!

大晦日かー、カウントダウンより、思いっきり寝たい。
目をつぶって、みっつ数えれゃ寝れそうや。


眠ってしまう前に、これだけは言っておきたい。

今年1年、オレと遊んでくれたみなさん、ありがとう。


♪「ありがとう」井上陽水

1年の終わりに

December 24 [Thu], 2009, 0:27
1年が終わろうとしている。

今年も、包丁とギターの調和を模索する日々を過ごした。

もう随分と長い年月をかけて模索している。

思えば、学生を卒業して見習いとして働き出した頃は、想像していたよりもずっと厳しい仕事に、そしてバンドをやる時間のなさに、毎日のように板前なんて仕事は辞めたいと思ってた。

見習い3か月が経った頃、当時働いていた店のおやっさんにもう仕事辞めたいと言ったこともあった。

今思えば、あのときバンドがしたいから仕事辞めたいと言った理由は、ただ、もっと遊びたかったし、もっと楽がしたかっただけ。


そんな未熟なオレを、おやっさんは話す機会を作り引き止めてくれた。
「料理とバンド、ふたつやりたいことがあるんなら、ふたつとも追いかけろ。二頭追うものは一頭を得ずじゃあかん、二頭追ったら二頭とも掴め。ただし、一頭を追うより二頭を追うほうが大変やぞ。それをふまえてもう一回考えてみぃ。」ということを言ってくださった。


また「今おまえは若いからいい、でも、なにも身につけずに年を重ねれば、やりたいことがあっても、その選択肢は減っていく。おまえが30歳になったときに、今より選択肢が増えるように、今はしっかり仕事もして勉強せぇ。」ということも言ってくださった。


未熟で半端で生意気だったオレに、忙しい中、こんなふうに長い時間をかけて話をしていただいたことが嬉しかった。


翌日、オレはこの仕事を続けることをおやっさんに伝えた。


月日は流れて、あの頃ほどではないけど、今でも時々は辞めたくなることもある。そのたびに、あのとき話していただいた言葉を思い出す。

もうすぐ30歳。いろんなことがあったけど、腐らず続けてきて良かった。
あの頃より調理の腕はついたし、あの頃より歌いたいことを歌えるようになった。未来の選択肢も増えた。


とはいえ、まだまだオレは半人前やから、これから先も、模索する日々は続いていくんやろうな。

一生懸命は、オレには合わない。身も心もパンクしてしまうから。

でも、包丁を持って、まな板の前に立ってるときと、
ギターを持って、舞台の上に立ってるときは、
一所懸命にやりたい。


それ以外は、まぬけな顔して、ぼーっとしたり、くだらないことでゲラゲラ笑ったりしてんのがいいな。


今年もあと少し、正月までノンストップ、おせち料理までやりきって、今年も終わりにしよう。


そんで元旦に、とうちゃんの顔でも見に行くか。

強烈

December 19 [Sat], 2009, 0:24


あかん、強烈に寒い。バイク、風痛い。

まだ冬が始まったばかりという事実、あと3か月くらいは寒いんやな。うーん、まいった。


春よ来い、という、ユーミンの曲でも口ずさんでみようか。


でも、春よ来るな、という、いなかやろうの曲が好きや。

春になったら さようなら 春よ来るな♪ っていう。


静電気で髪の毛が逆立つ。今週は半休しかなかったから、なんか一週間が長ーく感じる。

でも、去年の今頃を思ったら、心は逆立ってないし、寒いだけなら、どうってことない。

どーってことねぇよ。

深夜劇場

December 14 [Mon], 2009, 13:05
先日の「どうしてぼくは こんなところに」ライブ後は、酒呑んで、いろんな人と話をした。

そんな宴も終盤になり、お客さんもほとんど帰った深夜1時すぎ、リールードの亀ちゃんの一声から、楽屋にて弾き語り大会が始まったのである。
リールード亀ちゃん、本田リサ、さいうち(ねじ梅キーボード)、オレ、の4人で、それは始まった。

・ねじ梅タッシ弾き語り
深夜楽屋のセットリスト
・鳥の日(本田リサのカバー)
・本気になる前に
・チミなしではとても
・大学8年生


・亀ちゃんが新曲思いついてん!と言って歌いだした「淀川〜」というのが心に染みる歌だった。鴨川じゃなくて淀川なのが彼らしくて、名曲の予感。
加川良のカバーも、かめちゃん風になってて、時を越えて胸に飛び込んできた。


・本田リサが作った「京都精華大学校歌」がおもしろい。
これがほんとに校歌になったら、入学式のとき、新入生は笑いながら歌うやろう、やがて4年を過ごし、卒業式のとき、卒業生は泣きながら歌うやろう。みんなで合唱したい。

・さいうちが懐メロにやけに詳しい、相変わらず地声がよく通る。ロマンスの神様やら、いったいいくつなんや。なにをやらせても、ほんとにおもしろい存在である。


こういう予定調和にない状況で歌うのは好きだ。また、そういう状況で歌っているのを聞くのも好きだ。知らない本質が、こういう場にあったりするから。


そんなこんなでレコ発イベントは終わりました。
あの場にいたみなさん、CDを買っていただいた方、ありがとうございます!


ねじ梅タッシと思い出ナンセンス「人が人を呼ぶんだよ」CDコメント

「ねじ梅タッシと思い出ナンセンスの歌を、オレの好きな好きな野球に例えます。

その歌というのは、決して唸りをあげてねじ伏せる豪速球というわけでは無いと思う。

ところがタッシ君が声を発しリリースする瞬間の「一押し」が効いているから、歌はスピンのかかった伸びのあるストレートとなり、リスナーであるオレにズバッと決まるんや…と、野球馬鹿のオレは思うのです。

その「一押し」ってやつが「歌にしてまで言いたいこと」っていうハートなんやろなぁと思うわけです。

そしてバックを務める思い出ナンセンスの、これまた決して派手では無いが絶妙なプレイが、マウンドに立つタッシ君を盛り立てている。ええチームやなぁ!と、CDを聴いたりライブを観るにつけ思うわけです。

こないだは同じネガポジのマウンドで投げ合えて光栄でした。オレの「歌にしてまで言いたいこと」ってやつを、大切にリリースしていきたいと思わせたCDです。」

リールード&せんべろ探偵・亀田純司


かめちゃんコメントありがとう!オレが好きな和田豊の応援歌をチミに捧げる。
男なら命かけて ボールに喰らいつけよ 打てよ打てよ 亀田純司 おまえの出番だぜ かっとばせー! かッ!めッ!だッ!

不良じゃねぇよ 追伸

December 10 [Thu], 2009, 13:47
イベントをやりました。

それぞれ色の違う個性の強い出演者たちだった。
みんな持ち味のあるライブをしてくれて嬉しかった。

表現の仕方はそれぞれ、ただ、どの出演者も音楽に対してしっかり向き合って、一生懸命だった。それがステージはもちろん、出番前と後の楽屋での風景からも、オレには伝わってきた。


そんでもってお客さんのみなさんが温かくて、ライブハウスのなかでいい雰囲気を作り出してくれていた。

だから、出演者もよりいい演奏ができたんやと思う。

集まっていただいたお客さんの皆さん、ほんとにありがとうございます!たくさん笑ってる顔が見れて嬉しかったです!



オレたちナンセンスも、お客さんの後押しがあってこそのライブ。
うちのギターの城がすごくいい演奏をしているなと、隣りで歌いながら思ってた。

だから最後の曲、丸太町で恋をしてるぜ、の演奏中に“ギターを弾くことは、不良じゃねぇんだよ、〜とうちゃんかあちゃん心配すんなよ”というフレーズを歌うときにいつもは自分のギターを掲げるんやけど、この夜は城のギターを指して歌った。城のとうちゃんに向けて。


この年になってバンドばっかやってりゃ、多かれ少なかれ親も心配するもんや。

でもね、ただ好きなのが、やりたいことがギターだっただけの話。

やりたいことから目をそらさずに向き合ってるやつを、オレはかっこいいと思う。

だから城のとうちゃん、わかってやってよ。

あいつは不良じゃないっすよ、頭もキレるし、仲間想いやし、好きな女に一途やし、こんなにも優しい男に育ってますよ。

ただ好きなのが、やりたいことが、ギターだっただけの話。


そんな城がギターを弾く、ねじ梅タッシと思い出ナンセンスの
次回ライブは、1/11(祝日・月曜) NANO

「ユームラウト(東京)・関西ツアー」
w・シェリムアップ
・ユームラウト(東京)

ポップで切ない歌心のあるバンド。きっとみんなも気にいってくれると思うなー。
夏に解散したレシポンのベース陳くんが、その後に加入したバンドがこのユームラウト。どうぞお楽しみに!



追伸、赤星が引退。オレも中学生のとき1番を打っていたので、赤星はすごく好きな選手だった。
赤星引退について、いろんな選手がコメントを送っていた。とくに下柳の短いコメントのなかに男を感じた。

盗塁したい、50m走したい、リレーしたい。短距離走は得意、だった。学生の頃は。
今走ったら何秒で走れっかな。

ありがとう

December 08 [Tue], 2009, 3:05
今夜、どうしてぼくはこんなところに、に集まってくれた皆さん、
みんなたくさん笑ってくれていて嬉しかった。

今夜のうちにお礼を、ありがとうございました。
またあらためて書きます。おやすみなさい。

数字の女の子

December 04 [Fri], 2009, 0:56


忘れもしない、二十歳そこらの頃、とあるライブを見に行ったこと。

いろんなバンドが出ていたなかで、予備知識をまったくなしの初見だったバンドに、二十歳のオレは、やられた。

チャコちゃんの全身でスライドするギターに一目惚れした。

アヒトさんのドラムに、勝手に体が動いて、なおかつ目が釘付けになった。


そのころ、好きなバンドや歌い手は、たくさんいた。いろんなライブにも行ってた。

でも、曲もなんも知らない、初めて見たバンドの演奏に、開いた口がふさがらなかった。

バンドがやりたいと思った。

コピーじゃなくて、オリジナルで、ものまねじゃなくて、自分にしかできない表現で、

バンドをやりたいと思った。


たしかあれは、二十歳そこらの夏だった。


愛と笑いの夜

December 02 [Wed], 2009, 0:57
学生のときにフィールドワーク(短期留学のようなもの)という制度があって、異国の地で一時期を暮らしたことがある。

このために、うどん屋でバイトして金貯めたんよな。懐かしい、あそこのうどん食いてー。


そんな異国の地で、同じ宿で暮らしていた仲間と5年振りに呑む。

思い出す、満天の星や、毎晩呑んでた物価の安いビール。

昔のこと、東京での暮らしのこと、これからの未来のこと、話は尽きない、15時から終電まで呑み続けても、笑いは絶えない。

サニーディサービスの歌のような、愛と笑いが溢れる、そんな夜だった。
来週の「どうしてぼくはこんなところに」も、ライブハウスにいるみんなにとって、愛と笑いが溢れる夜にしたいな。




あんだけ呑んだのに、二日酔いが軽い。
ありがとう、ウコンの力。
ありがとう、友達よ。
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