2年8ヶ月ぶりに・・・ 

February 21 [Mon], 2011, 12:03
ツーショットチャット区民ひろばという区の施設があって幼児からお年寄りまで趣味やら健康やら子育てなどのプログラムを楽しんでもらえるようになっている。ここに通って来るお年寄りの中にMちゃんと呼ばれる全盲の女性が居る。このMちゃんは全く見えないらしいのだが耳で楽しむ行事はもちろん見えないと楽しくないだろうと思われる行事にもちょくちょく顔を出してくれる。あたしはこのMちゃんとい頃出会ったのか記憶が無いのだけど見かければ必ず傍に行って声をかけて手を取ってあたしの肩に手を置くように導いてあげたりしている。Mちゃんの本名も歳も聞いたことは無いのだけど何度か話すうちに大体の年も判ったし子どもの頃に罹った病気で失明したことも察せられるようになった。昨日ひろばの子育て部会で紙芝居の公演があった。タイトルは日本の神話古事記。去年もやって好評だったものの再演だけど絵描きの先生がもう1話因幡の白ウサギのパートを描き下ろしてくれた。天地創造の第1話から八岐大蛇の第5話そして新作の因幡の白ウサギの第6話すなわち出雲神話に入った所まで進んだわけだ。我々が準備をしていたらホールに白い杖を持ったMちゃんが現れた。そばに行って椅子のあるところまで並んで歩いていたら何やらバッグの中をごそごそやっていたがこれたーさんパパにあげようと思って作ったの。目が見えないから上手に出来ていないけど使ってと言って紙を折って作った土瓶敷を手渡してくれた。確かに不揃いでグズグズですぐにばらばらになりそうなんだけど見えない目で一生懸命作ってくれたのだろう。昔はよく煙草の空き箱を幾も組み合わせて作ったあの土瓶敷きだ。紙をよく見てちょうだい。点字のポツポツが見えるでしょう。点字でお知らせみたいなのが来るとその紙をとっておいて折ったものなのなんだそうだ。確かに紙質も普通の紙ではないしポツポツと点字が打ってある。今日は古事記の紙芝居をやると言うので耳で聞いたら子どもの頃に読んだ絵本を思い出すかもしれないと思って来てみたと言う。そして今日来ればきっとたーさんパパに会えると思ったからとも言う。嬉しいなぁ。バレンタインにはずいぶん早いけどMちゃんからのプレゼント。正直言って最近のダイニングでは鍋敷きとか土瓶敷きってあんまり使わなくなったような気がする。昔みたいに薪だとか炭のような直火を使わなくなったからかも知れない。でも折角のプレゼントだから壊れてバラバラになるまでは使わせてもらうもりだ。
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