「ぼくとひかりと園庭で」石田衣良

2005年12月28日(水) 21時21分
ぼくとひかりと園庭で
石田 衣良
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ひぐらし幼稚園に来た新しいお友達、ひかりちゃん。ともだちのみずきくんとぼく、あさひは「かわいいね」と言った。夏のお泊り保育の日、夜中に目を覚ましたひかりちゃんと僕は園庭で園丁に出会った。

石田さんが子供の為に書いた本だそうで、字が大きく絵も沢山あります。低学年だったら読めるのかな?だけど、自分の子供に読ませたいか?って聞かれたら「読ませる価値なし!」です。

「好き」という気持ちが友達を深く傷つけてしまい、傷ついた友達が殺人をする。真夜中に起きた二人は園丁に出会い、友人・みずきを救う3つのチャンスをもらいます。

幼稚園に侵入して子供を殺し、自殺する未来のみずき君。なんだかどこかにありそうな話です。そういうニュースを聞いて思いついた話なのかな?

言いたい事はわかるんだけど、なんだか不自然な感じ。読んだ後モヤモヤしたものが残るのです。

柏屋 薄皮饅頭

2005年12月28日(水) 13時16分

夫が昨日郡山に出張でした。
それで買ってきてくれたお土産が柏屋の薄皮饅頭です。

小粒で美味しい。
子供たちにもぴったりのサイズです。






先々週、社員旅行で熱海に行った時には
ゴーフルもどきのあまり美味しくないお菓子を買ってきたのです。
「もー温泉といえば饅頭でしょう」と
文句を言ったのを覚えていたようです。
寝ている私に「ほら!ご希望の饅頭!」と
ビニールの音かさかさ言わせて見せ付けるのです。
いやがらせかしら?

これ、どこかで見た事があるって思ったらユミさんのところでした。

「100回泣くこと」中村航

2005年12月27日(火) 20時25分
100回泣くこと
中村 航
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犬が死にそうだと実家の母から電話があった。バイクだ大好きだった犬の為にバイクでかえってあげなよと言う彼女。彼女と一緒にバイクの修理をした日、僕はプロポーズをし、1年間結婚の練習をする事にした僕たち。

最初から実家で飼っている犬が危ない状態だし、また「犬好きの心をくすぐる本」そして「泣く本」なのかな?って読みはじめました。ぼくと彼女が結婚しようと決めた次の朝「ここが頂点でもいいな、と降りてきたように思った。」って文章を読んで、あぁこれはもう悲しい別れなんだって。「結婚の為の練習」をする幸せな二人が、悲しい別れをよりいっそう悲しくする為の「前ふり」に思えてきたりして。いかにも「泣かせます」って物語はどうもさめた目で見てしまいがち。

だけど、「前ふり」っぽい二人の生活が淡々と書かれていて、それは素敵なのです。1年間の練習期間を設けて、通帳を一つ作る。家賃、光熱費はそこから出し、普段の食費はお互いが出す。生真面目で、前向きで、清い。そんな二人の生活なんです。結婚する前だったらこんな生活に憧れたかもしれません。

自分が死んだ時に、誰かがこの主人公のように悲しんだら、それはすごく辛いって思いました。だけど、悲しい事が起って自分は壊れてしまうんじゃないかって思っていても、季節がいつの間にか流れていくように自分の気持ちもゆっくりだけど流れていく。読んだ後、そんな事を考えました。

「ニート」絲山秋子

2005年12月26日(月) 17時04分
ニート
絲山 秋子
4048736434

あぁ、ダメかも。この先絲山さんの本に手を出せないかもしれないです。「海の仙人」以外の絲山さんの本は全部読んでます。今までは苦手だなぁと思う分野の話が出てきても大丈夫だったのです。だけどこの本の最後の短編「愛なんかいらねー」は辛すぎた。途中、これはダメだって思った部分以降は飛ばし読み、ラストを読んでそれからページをパラパラと。失礼な読み方しか出来なかったのですが、目が頭が受け付けないのだか仕方ないです。私の好きな本の基準が「パァーっと楽しい気分に慣れるもの」なんだって事が本当にわかりました。

絲山さんの本の登場人物ってすごく弱くて、危なっかしい。「寝ないほうがいいと思うけど寝ちゃった」「大阪に待ってる人がいるのに名古屋でおりちゃった」「わかっちゃったけど言わない」「イヤだけど言わない」いろんな事に「まぁいいか…」ってゆるゆる流されながら生きていく人達。いいんだけど、楽なんだけど、仕方がないのかもしれないけど、もうちょっと何とかしてもよかったんではないかしらねぇ。と眉間にしわ寄せてしまいます。自分の中にあるそういう部分が嫌いだかでしょうかね。

「ニート」Not in Employment, Education or Trainingの略。「元はイギリスの労働政策に用いられる語で、近年、日本でも「ニート」の語は用いられ、失業者でもフリーターでもない人をさすようになった。」ってあります。ニートって聞くとどうも英語のneatが思い浮かんで「きちんとした」イメージを持ってしまうのです。

トナカイさんは駅で待ってるんだよ

2005年12月25日(日) 23時48分
私は…確か年中のクリスマス、 まだ4歳の時にサンタなんていない!って知ってました。
翌年のクリスマスには仲良しの子に「サンタなんていないんだよ!そんなの信じてるのって子供っぽい(って十分子供なのですが…)」って言って喧嘩しました。
その子の両親の気持ちを考えると申し訳なかったなぁと思います。

そんな私の6歳と3歳の息子達はまだサンタさんを信じてます。
ケッ!!!まだ信じてるの?なんて思いながらも、一応買ってきたプレゼントは車の中、クローゼットの中と場所をかえながらクリスマスの朝まで隠しています。

サークルのクリスマス会でサンタクロースに会った下の子。
サンタさんが退場してから先生に「トナカイさんはどこにいるの?」って質問しました。
先生は「トナカイさんは屋上で待ってるのよ」って答えてくれたのに、
何を勘違いしたのか「トナカイさんは駅で待ってるんだって!」と興奮して私に報告。
駅に行くたび、サンタクロースの話をするたび
「トナカイさんは駅でまっているんだよ!」って得意顔でいいます。

ブッシュドノエル

2005年12月24日(土) 19時50分
メリークリスマス

昨日、主人の実家でホールケーキを食べたので、今日はブッシュドノエルを作ることにしました。
基本的に雑な性格なのでデコレーションが苦手。
どうなる事かと思いましたが、遠目ならオッケーかと思い
写真を載せてみました。

うちのクリスマスは夫の希望により、毎年ケンタッキー。
脂っこいものが苦手な私は一年に一度のケンタです。

シャンパンも飲んですっかりいい気分。
後は寝るだけです。

おっと、寝る前に子供のクリスマスプレゼントを枕元に置くのを忘れないようにしないといけない。



「幸福ロケット」山本幸久

2005年12月23日(金) 23時02分
幸福ロケット
山本 幸久
4591089703

小学五年生の香な子。お父さんが仕事を辞め、お母さんの実家で働く事になったので小石川のマンションから葛飾区お花茶屋のアパートに引越してきた。めったに家にいなかったお父さんが晩御飯を作る日々。ちょっと気になる同じクラスの男の子、コーモリとの恋の物語。

タイトルに「ロケット」が続きました。今回はロケットには全く関係のないお話です。何の予備知識もないまま読み始めました。小学5年生の香な子の視点で物語が進んでいきます。香な子、「やれやれ」なんて文章があって、5年生というには考えがすこし大人びてるかなぁなんて思ったり。最初のほうにそんなことしたら、鎌倉先生の逆鱗(香な子はこの漢字を最近、読んだ本で覚えた。読み方は「げきりん」。あなたもいまのうちのおぼえることをすすめる)なんて文章が3回続けて出てきて、違和感を感じたりもしたのですが、さらりと読めて、かわいくて、切ない物語。

クラスで一番かわいいお嬢様町野さんに「隣の席の小森君とどこかに出かけたいから、橋渡しをして欲しい」といわれる。コーモリこと小森、普通の男の子でどうして町野さんが好きになったのかわからない。ある日、小石川の塾からの帰り道、風呂敷を背負ったクラスメイトのコーモリこと小森君と出会う。「母が入院している」と言うコーモリ。家にご飯を食べに来るようになり、少しずつ意識し始める香な子。いろんな出来事がかわいんです。そしてラストが切ない。2学期の終業式、突然別れが来る。東京駅まで走る香な子。駅のホームでお別れをする二人。

「夏のロケット」川端裕人

2005年12月22日(木) 14時00分
夏のロケット
川端 裕人
4167662019

高校時代、火星に憧れ、「天文部ロケット班」でロケットの打ち上げ実験に熱中していた主人公の高野。 社会人となった今は新聞社で科学記事などを書いている。過激派のミサイル爆発事件の取材で同期の女性記者芦川純子を手伝う事になり、現場写真を見てみると、見覚えのある部品が写っていた事から、高校時代の仲間が関係しているのではと考える。果たして彼らと事件とは関係があるのか…

高校の時の天文部ロケット班のメンバー。理論的なリーダーで、ロケットの設計図を引く、現在は宇宙開発事業団で働く「教授」こと日高紀夫、いつも汚れた白衣を着ている物作りのプロ、現在は大手特殊金属メーカーで新素材の開発をする・清水剛太、成績優秀な医者の息子、現在は歌手であり事務所を経営する氷川京介、体育会系の身体に強引な話術、現在は一流商社に勤めるの北見、そして文章力からロケット班の広報担当となり、現在は新聞記者の高野。この5人が一度はあきらめた高校時代の「火星に行く」夢の為に一生懸命になる。

荒唐無稽で(本の中でこの文字が2回出てきた)、リアリティの欠片もない。高野以外の4人はヘリコプターの操縦は出来るし、宇宙服を買いにロシアまで急遽飛んだり、その宇宙服を着て自分達が作ったロケットに乗る人まで登場するんだから。だけどそんな事はどうでもいいのです。

「おわりの雪」ユベール・マンガレリ

2005年12月21日(水) 20時07分
おわりの雪
ユベール・マンガレリ 田久保 麻理
4560047987

ベッドに寝たきりの父。ぼくは養老院で働いて得たわずかな収入で家計を助けている。古道具屋で売られてる鳥かごの中のトビに魅せられたぼくは、仕事の帰りに毎日のように店に立ちより、父には自分が創作したトビ捕りの話を聞かせるようになる。やがて冬がきて、トビを手に入れるため、ある仕事をすることになる。

「しずかに流れるみどりの川」もそうでしたが、音がない世界です。シーンと静かな中、聞こえてくるのはかごの中のトビがならす音と水道の蛇口から垂れる水滴の音。前回は草のトンネルが目の前に広がりましたが、今回印象に残るのは目の前に広がる雪の平野。氷の下の青い沼。そこを行きは犬を気にしながら、帰りはずんずん歩くぼく。

どんどん弱っていく父親。夜になって母親が外出する音が聞こえそうになると息子であるぼくに「トビ捕り」の話を聞かせてくれと頼む。トビが餌である肉を全部食べ終わると「おいおい、ぼうず、もう全部食っちまったぞ」という父。それに「まさか、上等なお肉なのになあ」と答えるぼく。そういう二人のおきまりの会話がすごく悲しいです。

本と私―バトンです。

2005年12月20日(火) 13時10分
「わすれるまえに」のゆうきからまわってきたバトンです。
yahooブログでグルグルバトンタッチしているようで、「高度なバトン」って書いてありました。

【Q1】パソコンまたは本棚に入っている「本と私」
もっぱら図書館派なので所有している本は50冊にも満たないと思います。
しかもその殆どが結婚する前に買った本。

「グレイク・ライス」「キャロリン・G・ハート」「パトリシア・コーンウェル」「ジル・チャーチル」「ナンシー・ピカード」「スー・グラフトン」などの海外ミステリー。しかもライスとハート以外は英語なので今では手にすることもないです。
日本の作家は江国香織の「きらきらひかる」だけを持ってました。

結婚してから本棚に追加されたのは
江国香織・辻仁成の「冷静と情熱のあいだ」
これは夫に買ってもらいました。愛蔵版で二人の物語が交互に入っているのです。二つがばらばらだから面白いと思うんですよね。だから夫にも「別々になってる、文庫本を買って」って言ったのに大きな愛蔵版ですから…人の話を聞いてない(プン!)

伊坂幸太郎「オデュボーンの祈り」
今年の夏に本屋さんでどうしても1冊買わないといけなくて。伊坂さん図書館の予約数がすごくてなかなか読めないし、手元においてもいいかなあと。だけど手元に置いて安心したら読まない。

所有欲がなくなりました。図書館で借りて繰り返し読めばいいんです。

【Q2】今妄想している「本と私」
これは難しい質問。

自分の部屋があったら好きな作家の本を全部買って、好きなときに好きな本を手にとって読みたいです。
まずは江国香織さんの本。それから川上弘美さん。そして恩田陸さん。石田衣良さんも…
考え出したらきりがないです。

【Q3】最初に出会った「本と私」
6歳のお誕生日に父が買ってきてくれたディズニーの絵本です。
A4の大きさで「シンデレラ」「白雪姫」「眠れる森の美女」「101匹ワンちゃん」など10冊以上あったと思います。なかでも「シンデレラ」がお気に入りでした。舞踏会に行く時に来ていたドレスとひじまでの手袋に憧れていて、結婚する時気がついたら袖なし、ひじまでの手袋のドレスを選んでいました。

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