「逃亡くそたわけ」絲山秋子

2005年07月10日(日) 8時56分
逃亡くそたわけ
絲山秋子
4120036146

自殺未遂をして病院に入院させられた21歳の花ちゃん。「21歳の夏は一度しかない」と病院から逃げ出す事にした。思いつきで茶髪の24歳の会社員なごやんを誘い、二人で九州の博多から薩摩半島の先までをなごやんの昭和生まれの古い車で旅する。

直木賞候補ですね。糸山さん読むの初めてです。「袋小路の男」を図書館で予約したのに長い長い順番待ち!じゃあ待たない本から読んでみようと思って借りました。手にした後直木賞の候補に。そして今予約はいっぱいのようです。セーフ。

舞台は九州。花ちゃんの言葉は博多弁、なごやんは標準語を話しているけど時々自分の生まれた場所名古屋弁を喋る。出てくる音楽はTheビーズ。全くわからない事ばかりだった。知っている人が読んだら又違った印象なのでしょうか?唯一わかるのは専門分野の薬の話。出てくる薬は殆どきっちりと実際に使われている薬だったので驚いた。なのできっと他の部分も正確に書かれているんだろうと想像。

躁鬱病と鬱病の二人の逃亡なのに、「眠れない」とか「薬がほしい」とか書いてあるのに、重い雰囲気があまりない。無免許運転、無銭飲食なども全く許されてしまうような、何があっても大丈夫な雰囲気。きれいな景色と時々出てくる不思議な人達、ライオン先生や海坊主のおかげでしょうか。九州に行ってみたくなりました。「いきなり団子」が食べてみたくなりました。
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