「花まんま」朱川湊人

2005年07月05日(火) 19時27分
花まんま
朱川 湊人


今から30年位前の大阪を舞台にした、ちょっとぞくっと来る短編6編。
「トカビの夜」
「妖精生物」
「摩訶不思議」
「花まんま」
「送りん婆」
「凍蝶」

全編、大人になった主人公が、まだ日本全体が貧しかった昭和の時代、自分の子供の頃の出来事を語る。どの話も今より、家族、近所の付き合いがとても濃くて残酷でそして情が深い。「花まんま」の妹を思うお兄ちゃんの気持ち、そしてお弁当箱の中の草花で出来たご飯をとても上手に食べるまねをするおじいさん。すごく素敵。どの話も読んだ後、じんわりと暖かくなる。が、「妖精生物」のラストの一文は本当に「ぞく」っと来ます。
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