「悪党たちは千里を走る」貫井徳郎

2006年02月18日(土) 22時48分
悪党たちは千里を走る
貫井 徳郎
4334924689

人生をドロップアウトして、今はケチな詐欺師の高杉。舎弟の園田と一緒に田舎成金を騙そうとやってきた。ところが隣の部屋にいた美人の詐欺師に正体をばらされそうになる。気を取り直して次の計画の準備をしていたところ、再びその美人・菜摘子と出会い、仲間に入れざるおえなくなる。着々と準備を進めていたところ、なんととんでもないお荷物が・・・

全体的に軽快なコメディタッチで描かれているのでとてもテンポよく読めました。3人が計画していた誘拐が思わぬ展開をみせ、慌てるふためく姿が面白い。ちょっとありがちな設定だったけど、いいんです。楽しかったから。

誘拐を企てる三人のキャラクターが好きです。主人公の高杉はお人よしで、金のために非情になり切れない三流詐欺師。いつもボケてるんだけど、時々鋭い洞察力を見せます。高杉をアニキと慕う園部は、外見はいかついが頭の回転がちょっと。何も考えていないようで、時々鋭い事を言う。そんな二人の前に現れた菜摘子。頭脳明晰、容姿端麗なんて言葉がぴったり。だけど人生に傷ついてる。そんな3人がテンポよく「ボケとつっこみ」していくんです。

前半部分で詳しくかかれてた巧の両親や警察の陰木や天王寺が途中でいなくなってしまったのが残念。警察は納得したのか?

貫井さん初めて読みました。この本はきっと貫井さんの本の中では軽いんでしょうね…次は「追憶のかけら」を読んでみたいって思います。
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