「執筆前夜」

2006年02月25日(土) 23時45分
執筆前夜―女性作家10人が語る、プロの仕事の舞台裏。
CW編集部
4797481706

作家を目指す人、クリエイターとしての活動の幅を広げたい人達に向けて、プロの作家から創作のヒントや、仕事の舞台裏について聞く為にスタートしたWeb連載を本にしたもの。

作家になりたいって思ったこともないのですが、好きな作家さんの名前が沢山登場してたので読みました。

10人の方に「作品を書くきっかけ」「デビューの経緯」「書き続けるこつ」などを質問しています。物を書くことを仕事にしている人達だからでしょうか、みなさん自分をキチンと知っていて、仕事である「書く」事についてちゃんと考えてる。「書き続けるこつ」は作家を目指していなくても、生きていくうえで大切な事なんじゃないかなぁと思いました。

そんな訳で印象深かった言葉をピックアップ。

恩田陸
気持ちのいいお話は、だいたいもう何パターンかにきまっている…だから、あとはもう演出をどう変えるかだけだと割り切っているんです。

三浦しをん
出版社の就職試験の時に書いた作文がきっかけでエッセイを書き始めた。それが「しをんのしおり」人間は締め切りがないとだめ。

角田光代
「エコノミカル・パレス」以前は「私」と「見えるもの」一枚の絵だったけど「空中庭園」からは彫刻みたいに、足りないものは別の世界から持ってきてつける。作業が全く違う。忘れるような事はたいした事じゃない。覚えている事を大切に。

酒井順子
締め切りを守る。まあいいや、とか思わない。

加納朋子
「ななつのこ」は北村薫さんへのファンレターのつもりで書いた物語。投げ出してしまったら、それきりで終わってしまう。

群ようこ
興味と好奇心。人の受け売りや何がはやっているのかではくて、自分自身で見つけることが大事。

中村うさぎ
社会偏差値と女偏差値の両方で戦うのが女。その女偏差値を語るときにどうしても容姿のことははずせない。

野中柊
エッセイは事実に近いけど真実からは遠くなっちゃうし、小説は事実からは遠いかもしれないけど、真実に近くなる表現形態。

林あまり
人との出会いの中で、その人の期待にどう答え、チャンスをどうつかむかということがまず大切。

鷺沢萠
私の価値観が絶対だと這い得ない。そういうフェアネスはいつでも持っていたい。(鷺沢さんはこの本が出版された時にはすでにお亡くなりになっていて、インタビュアーのあとがきで鷺沢さんの回の事について書かれています。なんだかすべての事に真正面から全力で立ち向かっていく方だったのかなぁと思いました。確か同い年でした。が、私とは全く違った生き方です)
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