「家守綺譚」梨木香歩

2005年09月23日(金) 12時17分
家守綺譚
梨木 香歩
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定職を持たず、文章を書くことを仕事にしている男。亡くなった友人の父に頼まれ、留守宅に住む事になる。男の過ごした一年を、草花に絡めた書いた物語。

初めて読む梨木さんの本。blogで紹介されてて興味があったところで、図書館で見つけ手にした1冊。

不思議な話です。庭のサルスベリに恋心を抱かれたり、亡くなった親友が掛け軸の中から出てきたり、ムカデや蝮を買ってくれる長虫屋、河童や小鬼、人魚なんかも登場する。そんなものを見つけても「そんなもの」とすんなりと受け入れる主人公。そしてそれらについて質問するたびに的確な答えを驚くことなく返す隣のおばさんもすごい。現実離れした話だけど、百年前にはこういうこともあったのでは?って思えます。

使われている言葉がちょっと昔っぽくて好き。「ああいう手合いと、係わり合いになってはいけません」とか「すべからく」「すわゴローかと身構えれば」「すべからく」って「すわ」って…使ってみたいものです。白い目で見られること間違いなしではありますが。

28の物語のタイトルはすべて植物。見たことがあるものもあれば、知らないのもある。「南蛮ギゼル」ってどんな植物なんだろう?
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