まねきねこプロジェクトというプロジェクトをやっている中の人です。ネットで、ちょっと他とは違った心地よいコンテンツを技術的な立場を含め、いろいろ検証していますが・・・ここではぬるくやってます。

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デトロイトメタルシティを観てきた / 2008年09月01日(月)
速報:クラウザーさん、アメリカ進出?!

ようやく時間が出来たので、デトロイトメタルシティを見てきたぜ、ファ〜ック!!
ついでに、パルコでやってたDMC展も見てきたので、そっちの情報は別の記事に書くので、よろしくDMC!!(こっちはファン垂涎の情報満載ですぜ!?)

映画は、賛否両論あるようです。あちこちのブログを拝見したが面白くなかった、という記事も目にすることもありました。原作を知らない人は、正直難しいかもしれないですね。
原作は、原作は累計300万部を突破し、『このマンガを読め!2007』『このマンガがすごい!2007 オトコ版』といったアンケートで1位を獲得してる作品。知らずに見るのは、楽しみ半減しちゃうかもです。
と、同時に、原作を知る人の中には、漫画の良さが半減してる、という人も多いようです。原作のエロさ?、グロさ、なんでもありなハチャメチャさ、は言論の自由に相対する放送コードという壁に阻まれた。まぁ、それは仕方ないと思う。それに、映画と漫画は、表現の方法が違う。だから、意味がある。あの時間内で、原作を知る人には呆れられないように・・・、知らない人には内輪ネタで終わらないように、デスメタルを知らない人にはどんびきしないように、デスメタルを知る人には舐められないように、と様々な要求があったと思うが、それを何とかしようとしたスタッフの苦悩が見てとれる。まぁ、その結果『二兎追い』や『虻蜂』にならないか?が気になる点であったのだけども。
良作!と声を大にして言うのは難しいが、すくなくとも自分は、あの漫画を実写化した心意気を買う。この映画7は『あの漫画を実写化したことが凄い』のである。その時点で、(いい意味で)くだらない作品になること保証済み!(だって漫画もくだらないもの!!)。信者なら、何も言わずに楽しめ!である。

大森美香さんの脚本は、ちょっと話を盛り込みすぎで、どこに着眼させようとしてるのか見えなかったのが残念だった。先に書いたようにいろんな視聴層を配慮するなら、そうならざるを得ないのかもしれないが、エピソードを盛り込みすぎて食傷感があるわりに、大切なエピソードが省かれてる物足りなさは如何ともしがたかった(映画の配給時間を考えるならドラマの方が向いてるのかもしれない)
…と、最初に全体的な感想を個人的に感想を書かせていただいたが、客観的な判断をするためにこう書かせてもらいたい。渋谷パルコ3の会場内はあちこちで爆笑が起きていた。少なくとも、あちこちで爆笑するシーンがあることだけは確かだと思う。

次に、演者さんについて。

まずは、クラウザーさんを演じた松山ケンイチのメイク、存在感は原作にヒケをとらなかった。クラウザーさんが動いたらあんな感じになるだろうな!てイメージを体現してくれた。どうしても、彼はデスノートのLのイメージが強すぎて他の役柄が比較されてしまうのが難だと思う。今回も、根岸君を演じるならもうちょっと線が細くないとムリだと思ったし若干の違和感は拭いきれなかった。ただし、あのクネクネした動きは最高に気持ち悪くて良かったけど、オーバーアクションすぎな感もあった。動き以上に、根岸君のドロドロした人間性を演技で表現していた彼は凄い役者さんに化けるんじゃないかな?と思ったりもしたよ(そういう意味ではLの時は適役だったけど彼の器の中にあった気がする)

相川さん役の加藤ローサ。個人的な好みで言わせてもらえば、原作の相川さんのイメージに合わせるのなら、もっと顔の薄い子を選ぶべきじゃなかったかな?と思う。ただ、最初にも書いたように、映画と原作は別のもの、と割り切って考えるべきだと思う。それならば加藤ローサ演じる相川さんってのもありなのかもしれない。にしても、他の演者さんがハッチャケてるのに、彼女だけがマイペースだった。その対比は監督さんの要求だったのかしらん?

DMCのメンバー2人。ジャギ様のヘタレぶり、ロバート秋山演じるカミュ様の変態ぶり、は松山ケンイチのクラウザーさまぶりより上だったかもしれない。原作を愛する方々にも、この両名は漫画から飛び出してきた印象すら与えると思う。くいこみ戦隊ブルマちゃんは最高だ!

DMCの信者さんたち(大倉孝二 他)。最高です。原作から飛び出してきた感。クラウザーさんを愛し、盛り上げる仲間たち。バカでミーハーで、でも憎めない彼らが最高でした。

最後に、ジーンシモンズ。言わずと知れたKISSのメンバー。その大御所がジャック役で出る!というだけで見る価値は確実にUPしましたよ。実際、彼以外にジャックを演じるのは難しかったと思う。こんな大御所に依頼したスタッフの愛すべきバカさ加減が好ましくてたまらない。

他にも、いろいろ気になる役者さんはいたけど、その辺りは割愛。サジ君とか、オシャレ四天王の鈴木一真とか、長くなりそうなので割愛。

次に、若干ネタバレを含む各シーンについて。

  • DMCが日本を席巻する様があまりにも省かれすぎ。KIBAとのエピソード、おいしい話いっぱいあるじゃん!

  • サジくんをトイレでファックしなかったのは映画では品がなさ過ぎと自主規制かけたのか?それならR15にしてもっと過激にしてほしかった

  • おかあちゃんが、根岸=クラウザーに気づいてたのは、ホロリとさせるためなんだろうけど…そういう意味では、宮崎美子の演技は最高だった!

  • 根岸のケータイの着信音がフリッパーズギターの恋とマシンガンだったのだが、クラウザーさんがその電話に出るというのは可笑しかった

  • 松雪泰子のくされファックぶりが迫力に欠けていたように思う。松雪泰子さんのイメージとのギャップは最高すぎるのですが…

  • 全編を通じて夢をもつことの素晴らしさがテーマにあるのだけど、原作にはそんな高尚なテーマは無い。映画は別物だからいいのだけど、そのテーマをくっつけたのは無理矢理だったかもしれない

  • 根岸くんが売れないポップミュージックを歌ってた場所は下北沢の五差路。行き着けの飲み屋の近くなのでびっくりした

  • 最後にジーンシモンズと戦った会場の周辺は、多摩センターの駅前のホールだと思うんだけどなぁ…違うかな?

  • メンバーの中?に、ブタがいない!!(激怒)

  • 真のSはMの気持ちが分からないと辿り着けない、だからこそ、根岸はヨハネクラウザーII世になれるのだ、と僕は思う。相手を嗜虐するだけのSは単なるオナ○スト以外の何者でもないと個人的には思うのです

  • クラウザーさんの正体がバレすぎ。原作ではまだ誰にもバレてないのに!!

  • 映画だけのクラウザーさんの伝説が追加されていたが、これ原作に負けじとも劣らぬ最高にアホくさい伝説に仕上がってて、グー!

  • エンドロール後にもちょっとしたエピソードがあります。トイレに行くのはそれを見終えてからにしないとね♪

  • ジャックとの対決のシーンが長かった気がする。そりゃ、御大に出て頂いたんだしそのシーンは使えるだけ使わないと…という気持ちは分かるんだが

  • 大分県犬飼町の全面バックアップというのが随所に温かさを感じさせて良い

  • ピアノを弾いてた子供はもうちょっと頻繁に出してほしかった。

  • 「死にたくなければ生まれてくるな」は名言だと思う



最後に、ブログ界?での感想をリストアップしてみた。賛否両論偏らないように、アトランダムで抽出。未読の人も結構いるようだ。本ブログはあくまで感想の一つにすぎない。他ブログでの意見も参考にされるといいでしょう。傾向を見ると、原作既読の方は、原作と別物として考えれば好ましく思っているようです。原作を知らなくても楽しむことができるとする意見も多いようですが、全く肌に合わない人もいらっしゃるようです。でも、おおむね好評のようですね(ブログタイトル::原作既読か未読か?::一言引用を順不問で列挙させていただきました。原作に触れていない方には『原作未読?』と書かせていただきました)
『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』100万部?日記 さん::原作既読(自称信者さま)::原作ファンは「まあまあ良かった」という感想が多いようですが、私もそうです。
レベル999のマニアな講義 ::原作未読::映画感想『デトロイト・メタル・シティ』おもしろいなぁ。。これ
映画通信シネマッシモ☆プロの映画ライターが贈る映画評さん::原作未読::一見Mだが、殺害せよと絶叫する根岸くんの根っこはSと見た【55点】
映画の感想文日記さん::原作未読::全然面白くない
Hello Nico Worldさん::原作既読::それなりに映画も楽しめる。
さると映画感想さん::未読?
映画見取り八段さん::原作未読::役者さんのハチャメチャっぶりを見に行く映画かな
のほほん亭さん::原作未読?::最初から最後までずーーーっと笑いっぱなしっ!
ウルトラマニアックさん::原作未読?::映画はすごく面白かったですこんなに笑った映画は久しぶりかも・・・
そーれりぱーとさん::未読::この夏(もう終盤だけど)一番笑える邦画でした。
::音色きゃめらさん::原作未読?::(デスメタルの解説)
映画感想つれづれ日記::ライコスクリップさん::原作既読::あのぶっ飛んだ雰囲気をどう出せるか心配だったのだが・・・それは杞憂におわった
映画コンサルト日記::原作未読?::映画??(単なるアクセス稼ぎの為のブログ?)
北浦和映画劇場::未読?::このくだらなさは賞賛に値する。『オースティン・パワーズ』シリーズに匹敵
おっさんノングラータさん::原作既読::原作ファンも概ね満足な映画化
どんくらの映画わくわくどきどきさん::原作未読?::とりあえず、よくわからんけれど、おもしろかった。
マキネキ通信さん::原作既読::新しい世界観が構築されてて、漫画とアニメと映画がそれぞれ成り立ってる(結論がうまくまとまっていたのですが、勿体無かったのでその箇所の引用は避けました)
長江将史〜てれすどん2号 まだ見ぬ未来へさん::原作未読::ゲラゲラホロリとバカらしく素晴らしく過ごしました
映画細胞さん::原作未読::けっこう笑えます。終盤はダレ気味かも
ノラネコの呑んで観るシネマさん::未読?::ヘヴィーなテーマを盛り込んだ作品が多い今年の夏休みにあって、貴重な超オバカコメディだ
腐女子の漫画・小説・アニメのオタク感想文さん::原作未読::「デトロイト・メタル・シティ」の世界を知らないあたしにはとても見やすい映画
ダメ男のダメ日記さん::原作既読::とてもおもしろいが原作を読んでいた分インパクトが弱く感じた
sailor's taleさん::未読?::演奏シーンの迫力は乏しいし、ロックバンドの生態もそれほど描けていたともいえない。でも、マイノリティであることの誇りや音楽への忠誠心。そんなメタルのコミュニティーの本質的な姿が、なぜかしっかり描けている。
やさしい時間さん::原作未読::大爆笑とはいかないまでもテンポも良く、とっても面白かったです(もっと大笑いしたかったのですが、恥ずかしくて…。家で観ていたら確実にバカ笑いしていました)
映画ノスタルジアさん::未読?::コメディ映画は笑いが続き過ぎると間延びするが、ポップやメタル音楽が挿入されているせいか、テンションが持続されるのも心地良い
はらやんの映画徒然草さん::原作未読?::クラウザーさん、存在感がスゴいっす。
ノルウェー暮らし・イン・ジャパンさん::原作既読?::放送禁止用語を取ったら、台詞ないじゃん?の心配をよそに、原作ファンも松ケンファンも大爆笑の渦に巻き込む、爽やか(?)青春ムービー
ketchup 36oz. on the tableさん::原作??::大爆笑! なのに涙と夢と勇気も!
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