収穫のとき

2010年08月31日(火) 1時07分


なんだかユッタリした時間が流れた千葉、それでもついに楽日。
舞台は波打ち際の砂浜で、背後には海とその向こうに富士山。
空気が澄んでいないと富士山は見えないのだが、夕暮れになると、逆光で浮かび上がる。
もしかすると、この旅の中でも最高のロケーションだったのではないか。
開演の7時にはもう暗く、ちょっと残念なくらいだった。

二日目の昼間には、萌と一緒に海水浴もした。
萌は生まれてはじめての海水浴であった。
泳ぐというより、波打ち際で貝拾い。
波が引いた直後に、2枚貝が砂にもぐりこもうとするところをゲット。
その日の味噌汁に入れて食す。

ここは、千葉といっても房総半島の先っぽに近く、田舎の海水浴場。
近所の方々が来てくれあのだが、かなりにぎわった。
投げ銭も好調。
札幌ではじめた折り紙によるオヒネリが、飛び交う、飛び交う。

それと、蛇ダンディのメイクを、また変更。
歌舞伎のハマグリというメイクを参照にして、これが結構好評。
とくに子供たちには蛇ダンディが受けて、
「蛇ダンディ! ハゲダンディ!」と、つきまとわれた。。。
なんか役者としても、ひと皮むけたかもしれん、わたくし。

今日も東京方面から友人が駆けつけてくれ、
じつは昨日も、千葉に住んでいるという友人が来てくれたし、
泊まっているのも、中学の友人の持ち家だし、
またまた中学の友人たちが、
この二人は最初の岡山にも、長野にも来てくれたのだが、
また来てくれて、毎日が感謝の日々であります。

ここらへんでは、もう稲刈りがはじまっている。
旅をしながら、田植えもあったし、
稲がグングン伸びている時期もあった。
ちょっと感慨深い。

親を選んだ子ども

2010年08月27日(金) 1時23分
北海道の深川で私たちを受け入れてくれた人たちの中に、渡辺貞之さんという画家さんがいて、美術館の館長さんでもあり、元小学校の先生でもあった方なのだが、その人が面白いことを言っていた。
よく、子供が親が勝手に生みやがってと言うが、子供の方が親を選んで生まれてきたんだ、と。だから、萌も、変わった親につきあっているが、その親を選んだのは君なんだって。
アハハ〜! これ、すっごく面白い。大好きだ、こういう発想。
子供のいない人はいっぱいいるが、親のいないニンゲンはいない。(生き物全部そうだ)
そいつらみんな、じつは生まれるときに、親を選んで自発的に生まれてきた。
そして、親にしばらくつきあうことになる。きっとたいがいは失敗で、しばらく後悔するかも。萌もそうかもね。
でも、自分の責任なんだよね。親だって、こんな子が来るとは思ってなかったし。
この人の、子供の顔のデッサンすごい。子供たちには黒い羽が生えていて(悪魔的天使)、そして、ときどきツノが生えている(鬼)。そして、どこかにネコがいたりする。

トム・ジョーンズ「拳闘士の休日」、そして房総半島に到着

2010年08月26日(木) 0時04分
約19時間船に揺られて、本当に久しぶりの読書。旅に出てほぼ5ヶ月になるが、やっと1冊読み終えた。トム・ジョーンズの「拳闘士の休日」。歌手でもないし、主人公でもない。けっこう新しいアメリカの作家の短編集だ。この人の作品をずっと読みたいと思っていたが、なかなか本屋で出会えなかった。いい小説だ。何度も泣けた。エネルギーに満ちている文体。思わず中上健二と比較してしまいそうになるが、トムの小説はやっぱり生で、中上の熱いフィクションの方がやっぱりスゴイかも。もっと読みたい作家だ。

19時半に房総半島の原岡海岸に到着。中学時代の友人Yさんの住むところで、海水浴場の砂浜だ。当初は楽屋を作る予定だったが、ナント、Yさんが自宅の隣にある、おばあちゃんがついこの間までやっていたという、高校生のための下宿屋だった建物を提供してくれた。寝るのはもちろん、風呂あり、台所あり、洗濯機あり。持つべきものは友達じゃ。土曜日には、東京から数人の友人たちも駆けつけてくれる。これも中学時代の友人たち。

ここは、この旅の中でも珍しい海岸の砂浜(沖縄の石川公園も海辺だが)。晴れていれば、海の向こうに富士山が見えるという。波の音を聞きながらの芝居になる。海水浴場で、白い波頭はすぐそこなのだ。ワクワクするなあ。もっとも美しい上演の一つになるだろう。

もちろん、北海道より暑いが、夜はそれほどでもない。
今夜は満月。明日の建て込みは、たぶん暑いゾ! セミがミンミン鳴いているのが新鮮!福島や仙台や秋田では、ヒグラシやツクツクボウシが鳴いてたもんなあ。

ちょっと太った

2010年08月24日(火) 1時20分
今日は、3人(萌含む)で最短のバラシを達成。楽屋も含めて4時半に終了。しかも、それほど疲れていない。これも慣れか、はたまたチームワークの成果か、私の筋力がUPしたのか、涼しかったせいか。
5時に出発して、今は旭川。ここで一泊して、明日、苫小牧からフェリーで千葉に向かう。
北海道は道がいいため、ナビの時間よりもかなり早く着いた。こんなことなら、今日の深夜発のフェリーに乗れたかもしれないとちょと思うが、まあ、ムリは禁物だ。

今は旭川のホテル。旭川の街が窓から一望できる。
大浴場があって、体重を量ると少し増えている。北海道に来てから、おいしいものばかり差し入れされたり、ご馳走されたりだなあ。いや、考えてみると、この旅をはじめてからずっと、そんなことばかりだとみんなで笑った。

にしても、ほとんど全てはじめての土地。売上としては種まきの状況で、貯金もそろそろ底をつきつつある。これからはグッと節約せねば。来年はどうなる? 今年は種まきで、来年は水やりか? いや、その前に、12月から3月までどうやって暮らそう、などとチラホラアタマをかすめるが、まあ、先のことは先に考える。それが旅のコツ。私なりの人生のコツでもあるのだ。

さて、千葉は晴れていれば向かいに富士山が見えるという海岸、砂浜だ! 

紋別、盛り返す!

2010年08月23日(月) 0時13分

紋別楽日、もうきっと少ないだろうと思っていたら、開演直前になってアレヨアレヨと客席けっこう埋まる。リピーターの方もいて、投げ銭もガンガン飛び交った。今朝、紋別の新聞である北海民友新聞に、かなり大きな記事で初日の感想、写真、私たちのコメントなどが掲載されたのが大きかったようだ。それと、紋別の劇団である海鳴りの人たちも来てくれたし。
観客の一人である、小学校2年生の女の子にはまいった。芝居に突っ込みを入れ、客席大爆笑。しかも、それは次のセリフでもあったのだ。自分でも、うまいこと思いついたセリフだったのに、小学2年生でも思いつくなんて。あの子に、旅についてきて欲しいな。
紋別は、もともと4日の予定だったのだが、次の千葉への移動が思いのほか時間がかかることが判明したため、チラシができてから3日間となった。したがって、本日楽日。
さすがに魚がうまい! 今日の昼は、スーパーの握り寿司。安いわりには結構豪華。夜はついにカニ。ホントはそういう贅沢な状況ではないのだが、スーパーに行くと、あまりに魚介類が豊富なのだあ。昨日の晩飯は、ホタテのバター焼きしたし。そういや、キンピラゴボウの味付けが独特だったな。うまいけど、なんか違うのだ。ピーマンも、マイタケも大振りで、北海道人はでっかいのが好きなのかも。ああ、カレイなんかすごく安かったけど、料理をあきらめちまった・・・。(夜は忙しいのだ)
明日は一日でバラシて、たぶん旭川で一泊。それから、苫小牧から大洗まで長い船旅。これからはどんどん南へ。どうもかなりの暑さらしい。ここは、今夜はちょっと寒いくらいに涼しいぜ。
そうそう、深川公演について、新聞のコラムに書かれたものを送ってもらった。これがまた、スンバラシイ文章を書いてもらった。(くわしくはキリコの夢参道を)
これで20ヵ所を終了した。われながら、よく健闘していると思うのだ。

苦戦の紋別

2010年08月21日(土) 23時42分
今回の旅にとって、一番の北であり東の紋別、苦戦してる。
初日は10人、中日は9人(赤ちゃん含む)。
いいところなんだけどなあ、紋別!
今日はホタテをまるごとバター焼き。
(8個で350円!)
スーパーには、まだまだ食べてみたいものがいっぱい。

千葉への移動に時間がかかるため、明日はもう楽日。
さすがに夜は涼しい。
千葉は海水浴場。暑いかもしれないなあ、原岡海岸。

そして、9月は東京、博多、大阪、
ハードスケジュールだ。

紋別!!

2010年08月20日(金) 1時00分

牛や馬がいて、トウモロコシ畑やタンポポ畑を通り過ぎ、約5時間の道を走って紋別に到着。信号もほとんどなく、明るい農村の道。畑の匂い。そして、おそらく肥料としても撒いていると思われる動物の糞尿の匂い。この道のりだけでも紋別に来たかいあり。途中のソバ屋さんが紋別出身とのことで、見に来てくれるとのこと。楽屋建て込みに、紋別の新聞社、北海民友新聞社の方が陣中見舞。
http://www.minyu.ne.jp/digitalnews/100819_4.htm

風呂はチト高いがすぐそばにあり、街は盆踊り大会。すぐ港で、オホーツク海だぜ。冬には流氷が見えるんだぜ。今回の旅の最北端だが、最東端でもある。
とりあえず楽屋を作るが、2時間で完了できた。
港そばの魚屋さんがやっているという飲み屋に入ろうとしたが、予約してないと入れないという。ぜんぜん高級店には見えないが、それがまた、ク、クヤシイ。
それが、昨日。

今日は舞台作り。こちらも3人でシコシコやって、5時にはほぼ完了。お昼に役所の方から、揚げたてカマボコの差し入れ。これがウマイのなんの。今後、カマボコは紋別に限る、ということになりそう。カニの入ったカマボコもあったが、ホンモノのカニが入っていて、大阪でよく売っているカニカマボコとはえらいちがう。深川で頂いていた細長いミニトマトもうまし。
行く先々で、いろんな食べ物を差し入れて頂く。深川では名物・ウロコダンゴを何度も。三角のウイロウっぽいお菓子で、何度差し入れて頂いても一家でペロリ。あと、キュウリとナスの漬物とか、もぎたてキュウリとかも。そうそう、この間書いたご馳走に書き漏らしていたのが、ホタテの肝。タコの刺身。どちらも絶品だったあ。
札幌では、おいしいパンをお土産に頂いたり、カルボナーラをご馳走になったり、朝もぎトウモロコシとか、牛乳もアイスもおいしかったし、考えてみると、北海道に来てからご馳走三昧だ。いや、その前から? 旅をはじめてからずっと?
今日は紋別観光協会からも、ブログに掲載すると、取材あり。
http://monkan.tabilog-hokkaido.jp/article/0010046.html

夜は衣裳を着て、盆踊り大会でチラシ撒き。じつは明日の初日まで盆踊り大会はあるのだ。

ところで、沖縄、まだ1箇所しか決まっていない。その前になんとかもう3箇所決めたい。沖縄に知り合いがいる方、どうぞご連絡ください。

まだ深川

2010年08月17日(火) 5時31分


朝早く目が覚めてしまった。写真は4時すぎの朝焼け。

札幌から、オヒネリ用の折り紙を配るようにしたので、芝居中にオヒネリが飛び交うようになった。ココ深川では、受け入れの溝口さんのアドバイスを頂いてその枚数を増やしり、もっと呼びかけたり。いよいよ投げ銭興行らしく。まだまだ試行錯誤が続く。三味線がちょっとらしくなってきたかな。
二日目には、どくんごが来てくれて、賑わった。普段着のどくんごも、みんな、なんだかステキ。なんだろうな。
雨かと思っていた楽日も、なんとか芝居中は降らず。お客さんは少なめだったが、楽しい上演に。

昨日は、こちらの役者さんもある桜庭さんがバラシに参加してくれて、昼過ぎにはあらかた劇場は片付く。その後、旭川まで洗濯と風呂に。銭湯にマッチョなスキンヘッドの若者がいて、たくましい筋肉にアコガレ。
夜は、萌がネコつながりで知り合った方の家にお呼ばれして、ジンギスカンなどを頂く。行者ニンニク、葉トウガラシ、ホタテのお刺身、いずれもおいしかった〜。まだ2ヶ月のチッチ、かわいかった〜。ありがとうございました。

今日は楽屋のバラシと、美術館に行き、もう一晩、深川でお世話になる予定。
北海道は、車で走っていても広々。めったに観光などしない私たちなのだが、夕暮れの道を走っていて、ふと、こうやって旅ができている幸福感が全身を走る。
明後日は紋別。今回の旅の最北端だ。

旅の生活

2010年08月14日(土) 7時24分
旅の生活は、気の持ちようだ。あまり明日ことを心配しないこと。終わったことをクヨクヨしないこと。異変があれば、注意して見守ること。まあ、毎日を楽しくやろう。
ティン・パン・アレイの「チュウチュウガタゴト」とか、久保田まことの「おお、スザンナ」とか、旅の歌にはちょっと辛いっぽいものもあるけど、はたして、ニンゲンにとって、定住本能と旅本能のどちらが強いのか。私は、アフリカから出たジンルイが、あっという間に世界中に散らばったことから、ひょっとしたら旅本能の方が強いのではないかと思ったりするのだ。とくに、モンゴロイドは。
その証拠として、赤ん坊をあやしていると、抱っこして、テクテク歩いているのが赤ん坊にとっては一番いいような気がしたのだ。赤ん坊を抱っこししながら、世界中に散らばったモンゴロイドを夢想してしまう。
にしても、早朝はカラスがうるさい。特有のだみ声で、声を合わせて合唱。ぴったりあわせたり、一拍ずらしたり。歌ってるようにしか思えない。

北海道の深川にて

2010年08月13日(金) 2時03分
最近は、どんどんスローペースになりつつある仕込。朝は雨だったが、すぐにやんで、涼しい中をダラリダラリと池作り。
どでかいミミズを発見。
そうそう、ミミズは雨の後によく見るのだが、しとか、らとか、そとか、つとか、のとか、ひとか、るとか、ひらがなの形でひからびてるよなあ。ミミズのダイイングメッセージはひらがな一文字。

深川では、受け入れの方たちが珍しく年上で、昨日は楽しい宴。話がオモローイ! 私もこんなふうに年を取っていきたいぜい。

ソラが下痢が続いていて、ちょっと心配。

夜になって、また雨。テントなので、雨の音が大げさ。

今日はリサイクルショップで、思い切って、電子レンジを購入! これで冷凍食品も買えるぞ。レンジでチンのゴハンもOKだぜ。奮発したが、食費が安くなるはずだし、手間も減る算段。(食当はほぼ私なので)

深川まで来て、さすがに遠くまで来ているなあ、と感じる。ここらあたりは、道も広いし、家も大きい。空もでかい。北海道はどこかハイカラだ。
明日は三日月。そろそろ月が見たい気分。この前見たのは、仙台での満月だったかも。

明日は初日。フシギなことに、何度やっても新しい場所では初日っていう気がする。
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