秋田初日は雨の合間に

2010年07月31日(土) 9時48分
到着した日こそ、晴れていたものの、翌日から大雨の秋田。初日も朝から断続的に土砂降りだったが、開演時間前には止んで、秋田初日の幕はあいた。途中、パラパラと少し降ったがなんとか最後までお客さんは帰らずに、というか、通りすがりの方が見てくれて、お客さんは増えていた。終わってしばらくしたら、また土砂降り。秋田には、大雨、雷、洪水注意報が出ていた。けれども、天気予報そのものがクルクル変わる状況。

雨の中でもずっとヒグラシは鳴いている。雨が止むのをグズグズ待ってたら、死んでしまうぜ。私たちもそうで、雨だろうとお客さんが来ればやるので、ジャブジャブと水溜りを歩きながら作業。そう、客席の半分くらいは水溜りの中になって水没。水の劇場だ。芝居中、盆の上を走ると、ザブザブと水が池の外に溢れ出して、迫力。

考えようによっては、壁も屋根もないからこそ、どんな強風にも大雨にも耐えられる劇場なのだ。パイプ椅子を並べるだけなので、多少の浸水とかデコボコにも対応できるんだね。

少ないながらも、楽しそうに見て頂いた秋田初日のお客さんに感謝。毎日新聞の方もおられて、今日の朝刊に間に合わせてくれるとのこと。3日目に踊ってくれる山本郁子さんも、また楽しみ。下見のときに泊めて頂いた田村さん(今日踊ってくれる)のご両親には、雨の仕込のときから差し入れを頂いた。通りがかり(?)で見てくれた二人の子供たちとお父さんは、見終えた後に、お菓子を持ってきてくださった。心温まる秋田初日になった。そうそう、大学の先輩である戸田さんが、秋田の知り合いに連絡してくれて、わざわざ仕込に来てくださった方もいた。

何度か雨で中止しているが、「鏡池物語」は、秋田初日で、57回目の上演。秋田楽日までなんとかやれれば、晴れて60回を迎える。

意義深かった仙台

2010年07月29日(木) 0時38分


あっという間に仙台公演は終わった。

仙台では、毎日Sさんが来てくれ、また、IQ150のHさん、Oさんも来てくれて、それから仕込とバラシにHさんが、バラシにはSさんも手伝ってくれるという、じつに人に恵まれた1週間だった。
楽日の打ち上げには、新潟のNさんにもお会いできたし。バラシの日には、HさんやOさんの上司(?)のAさんの事務所にもお邪魔して、寺山氏や東京キッドの東氏の話なんかを聞かせてもらったし。ああ、それに、その後には、OCT/PASSのとてもエネルギッシュなゲネを見せてもらい、石川氏にもお会いできたし。
すごく出会いに満ちた仙台公演だったのだ。

お客さんの入りはまだまだ。投げ銭までこぎつけた人は、4日で100人くらい。立ち見で最後までという人もけっこういたが。
アンケートによると、評判はいいので、もう少し日数があれば増えたかもしれない。
来年は、1ヵ所あたりの公演日数を増やすかもしれない。
やっぱり、タヨリは口コミだ。3日間連続で来てくれたお客さんがいたり、どくんごからの紹介で見に来てくれたお客さんが大喜びしてくれたり、決してダメダメだったわけではないっ!
と、思っている。
そうそう、結局お天気にも恵まれた。一度、カミナリつきの大雨が昼間に降ったが、夕方には止んだし、楽日は満月だった。

さらに、仙台では蛇ダンディの新衣裳の登場があった。
徳島洋子嬢による衣裳で、これで金魚姫と同じテイストになってきた。ただ、今までと同じメイクだと、どうもカワイクなってしまう気がして、2日目からメイクを変えた。かなり歌舞伎調の隈取メイク。
衣裳も、悪いけど、かなりハサミを入れて、華麗ではあるがボロボロに。涼しくなって、なんだか隈取メイクのちょっとオジサンぽくて派手なスナフキンみたいで気に入っている。
同時に、ゑんぎもまた変えようと努力中だ。
長田の何日目かから、かなりパンキッシュな気分になっていたのだが、今度は、そこに歌舞伎っぽいタメを入れていくつもり。まだまだ、「つもり」の段階で、なかなかうまくできてはいないが、ゑんぎについては、もしかすると私はやっとトバグチに立ったのかもしれない。
萌とキリコの人気、なんとか凌駕できんか?

仙台公演の映像がウェブでいくつか見れるようですので、よろしければ探してみてください。

これで、旅の半分が終わったところだ。これからは、後半戦となる。

今は秋田。
三吉神社さんには、とっても親切にして頂き、すでに問い合わせもあった。広島で出会った田村さんの紹介なのだが、その田村さんのお母さんも、今日、お友達と一緒に、現場に顔を出してくださった。
下見に来たときには雪に覆われていた秋田。今は夏だ。公演が終わると同時に、竿灯祭がはじまる。ヒグラシが鳴いていた。(ヒグラシは、福島や仙台でも)

秋田までの高速道路の脇には、山百合がたくさん咲いていた。

今日は楽屋のみ設営。宿泊は、神社の道場(剣道とか空手の教室が開かれている)の畳の一室に、泊めてもらえることになった。近所のスーパーには、なんだか珍しいものがけっこうある。
(最近は、ムリしないことにして、最初の日は楽屋のみ、翌日にノンビリ舞台を作ってる。で、その翌日に初日。)
温泉にも入った。体重が増えていた。カラダが引き締まって、筋肉ついてきてるね。このところ、しょっちゅう温泉に入っているせいか、メイクのベースで、顔にアブラを塗っているせいか、梅雨だったからか、お肌はツルツル。
しょっちゅう、あっちが痛い、こっちが痛いとか言っている3人だが、基礎体力とか免疫力そのものは、きっと上がっているかも。
ネコのソラも、少し度胸がすわってきた?(今夜は楽屋でひとり)

仙台初日終了!

2010年07月24日(土) 0時51分






仙台の錦町公園は、県庁前で都会のど真ん中。でも、半分は緑の草地で、もともと芝生なのだが、オオバコとシロツメグサがびっしり生えていて、まるで牧草地のよう。当初は土のグランド部分に劇場を作る予定だったのだが、この緑のちょっと盛り上がったところに変更したいと役所に連絡したところ、快くOKしてくれた。仙台市、太っ腹!!
写真のように、まるで「大草原の小さな家」ならぬ「大草原の小さな劇場」みたい。いや、もちろん後ろにはマンションがあるし。実は周囲も騒がしいのだが。
コレが、日が暮れると共に、2枚目の写真のようになる。コレがほぼ開演前の状態。

で、本日は初日だったのだが、タダの初日ではない。蛇ダンディの新衣裳の初日でもあったのだ。ソレが3枚目。いや、ワタクシのことではなく。ちょっと華麗な衣裳になっております。着心地がまたいい。フワリとやさしい。ああ、しかし、ゑんぎをしながら、ゑんぎと衣裳のギャップを感じた今日でありました。いえ、衣裳が悪いのではない。衣裳にゑんぎをちかづけたいのだ。ああ、衣裳が泣いている・・・そう感じてしまった仙台初日。
明日は、もう一度蛇ダンディを研究する予定! ひと皮むけるぞ、蛇ダンディ!
暑さに負けるな、オデ!

劇団翔龍

2010年07月22日(木) 9時09分
福島でのことで、書いておきたいことが一つ。それは、大衆芝居を見たこと。
スーパー銭湯で1ヶ月公演をしている劇団で、萌が風呂上りに一座の娘さんと友達になった。
萌と同じ年で、10歳。普段は小学校へ行っているが、土日は出演もするという。
というので、土曜日の昼間公演を見に行った。
だしものは、忠臣蔵をからめた家族の人情劇。娘さんは9歳の武士の子供役で、自ら切腹をするという役。
ここの劇団、すごくしっかりした芝居をしている。セリフもかまないし。
台本もいい。1時間くらいにギッシリ物語がつまっていて、まるでシェイクスピアみたい。
忠臣蔵は嫌いなのだが、不覚にも、3回ほど、涙流す。
夜にはまた違う芝居をするという。
座長は、6歳のとき、この切腹をやったらしい。
毎年、このスーパー銭湯で1ヶ月やっているらしい。
休みは月に2回らしい。
そんなあれこれを、幕間で面白おかしく語り、笑いの渦で物品販売。
そして、歌謡・舞踊ショー。
たっぷり2時間半楽しんで、これがお風呂の入場料(延長料もあるが)で見れてしまう。
メシ食ったり、ビール飲んだりしながら。
ああ、長い年月で培ってきた、プロの仕事だ。
私たちは、まだまだ駆け出しだあ。

仙台に到着!

2010年07月22日(木) 0時51分

仙台に到着。県庁すぐそばの錦町公園。久しぶりの都会だあ。歩いていけるぞ、繁華街。
福島からはあっという間だった。福島もそうだったが、梅雨があけたら急に暑くなった。
SさんとHさんが手伝ってくれて、楽屋作りはスムーズに。初日はここまで。
仙台で外食。牛タン定食、バツグンにうまかったあ! テールスープに焦がし麦ごはんで感動!
銭湯のテレビで、日本のあちこちが猛暑だとのこと。いや、世界もか。
最近は、テレビもほとんど見ないし、新聞もほとんど読まない。
自分自身の動くスピードと、範囲に比べて、情報量は少ない?
いつの間にか、もう真夏。福島も仙台も、もうヒグラシが鳴いている。

ところで、
徳島洋子嬢から、蛇ダンディの新しい衣裳が到着!
仙台で初お目見えする。
コレを機に、蛇ダンディに新しいステップが開けるかどうか。

今日、雑談中に、そういや高校時代に一度、仙台に大学の下見に来たことを思い出した。
結局、大阪に行き、そのまま大阪で30年。
ほとんど家出のための進学だったので、仙台に来ていたら、ずっと仙台にいたかもしれない。
・・・たぶん、おんなじような人生歩んでたな、きっと。

仙台・秋田を終えたら8月だ。
8月は北海道を3箇所、そして千葉の海岸。
9月は東京・博多・大阪、10月は再び四国と九州。
11月の沖縄は、これから、できれば2箇所ほど増やしたいと思っている。
沖縄本島でやれそうな場所がありましたら、ご連絡ください!!

舟の旅

2010年07月19日(月) 3時43分
ううむ、フェリーを使うとなると、急にお金も時間もかかることが判明。
夏休みだし、予約急ぐべし!

日本は狭いと思っていたが、意外と広い。
秋田から札幌、紋別から千葉が結構大変だあ。
まあ、舟に乗ってしまえさえすれば、あとはノンビリかな。
いつの日か、海に浮かぶ劇場で、港々をまわれたら・・・
そしたら、楽屋も劇場も、設営いらんし!
ヒマなときは、釣りして暮らす・・・。

ひょっとして、これ、最高なんじゃ。。。

放浪の芸能

2010年07月16日(金) 0時42分

長野では、近所の人たちがずいぶん来てくれて、なんだかこの旅の意義を再認識した。見た翌日に、もう一度投げ銭を持ってきてくれた人、差し入れを持ってきてくれた人、バラシにのぞきに来てくれた人、出発のときに声をかけてくれた人、いろんな出会いがあった。オバアチャンが多かった。
香川、金沢の盛り上がりに比べて、長野ではお客さんがおとなしく、どうしたものか悩んだ。でも、楽日にはなんとか冒頭から手拍子に持ち込んだ。やっぱり芝居は活気があった方がいい。

長野を終えて、ふと思ったのは、もともと芸能は土地のものだったはずだということだ。それぞれの土地に根ざして芸能はあり、おそらく観阿弥までの能は、そのような土地の芸能を取捨選択して持ち芸とし、言うなればニセモノの流浪芸能者として、それを編集して、他の地域で見せていたのではないか。それが都市に受けて、世阿弥の文学的な芸能が誕生する。
その構図は、今もあまり変わっていないのか。それとも、今は地方の芸能と、都市の芸能に二分されてしまっていて、放浪の芸能の意義はもうないのか。
いや、そこにこそ、新たな放浪の芸能の意味がありそうだ。

福島は明日が初日。今はかなりの雨。そういえば、長野の仕込初日以来、星を見ていない。カエルが鳴いている。昼間はセミの声を聞いた。琵琶湖の季節はずれのセミ以来、今年はじめてだ。ここの公園には、やまゆりが自生していて、その匂いがあたりに満ちている。今日のお風呂は温泉だったが、露天風呂のまわりに、またやまゆり。確か一休が、女のあの匂いを百合の匂いと書いている。男は栗だな。

そうそう、金沢21世紀美術館での上演が、写真入りで、朝日の新聞記事になりました。タイトル「にわか雨でも観客夢中」。イエイ! 明日も雨かな。

会津〜磐梯山は〜♪

2010年07月15日(木) 2時00分




移動中のインターで。
途中、強風だった。
金沢からこっちは、ネムノキが目立つ。

そうそう、長野楽日の昼間には、戸隠の「鏡池」にも行ったぜい。
静かな湖。雨だったので、鏡にはなっていなかったが

新潟です

2010年07月13日(火) 22時08分
今日のバラシ、積み込み、ふいに現れたNさんのおかげで、4時に終了。5時に長野出発。今夜は新潟で一泊。久しぶりに一人で飲みに。酒も魚もうまい新潟。公演ないのが残念。けど、幸せ〜!

久しぶりの雨天中止

2010年07月12日(月) 0時18分


長野、本日も雨。結構な降りで、しかも、雷雨。お客さんは・・・それでも様子を見にご近所の方たちがチラリホラリと来てくれた。のだが、やっぱりこの降りでは、屋根なしはつらいだろうということで、ついに7時に中止を決定。皆さんに説明すると、明日また来てくれるとのこと。ほっとした。
メイクも照明も楽器も一応準備していたのだが、さすがにこう雨が多いと、肉体的にはきつい。たぶん、雨の日はいつもの倍くらいの体力を消耗するのだ。声が雨音にかき消されるし、けっこう小さな音に耳をすますところがあるのだが、その音が残念ながら聞こえなくなってしまったり。お客さんも雨足が強まってくると多少浮き足立ってくる。
でも、雨の野外劇は印象的だ。よく「遠目、夜目、傘の内」という。美人に見える条件である。円形劇場には遠目はないが、夜であること、雨が降っていることは、芝居を際立たせる。「あの雨の中、傘をさして芝居を見た」なんていうことは、あまりあるものではない。「昔の状況劇場なんかでは、お尻を浮かして見た」なんていう話をよく聞いたものだ。
芝居中、雨が降っていても、少しの雨足の弱まりをついて、虫たちは光に集まってくる。一匹の虫にとって、雨の日と粒はかなり大きいだろうに、そんなことは構わず飛んでくる。その命がけの乱舞を見ながら、芝居で虫が飛んでいくところでギターを弾いたりしていると、あらためて、すごくフシギな共感を覚えたりする。
昼間の雨も、少し止むとすかさず鳥たちが鳴き始める。どちらも「今がすべて」という感じで、必死なのかもしれないし、目一杯楽しんでいるのかもしれない。
長野、明日が楽日。天気がどうであれ、やる予定。
そうそう、もう14ヶ所目だったはずだと思うが、毎回、初日と楽日を感じる。初日はお客さんが来るかどうか、うまくやれるかどうか、ドキドキするし、楽日はいつも名残惜しい。
明日は、ギターを一昨年の街頭ライブのペイントギターに変えてみたい。それと、蛇ダンディの歌のメロディとアレンジを変える予定。
写真は初日の長野。暇人倶楽部さんが楽市掲示板にUPしてくれたもの。うちの劇場は、写真撮影も動画撮影もOKだし、もちろん、飲食もOKなのです。
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