天明

2009年10月12日(月) 0時32分
 昨日はわが家で精算会。出演者全員が集まり、会計報告をし、鍋をつつきつつ盛り上がった。それぞれと再会を約して解散。今回もまた、いいメンバーだった。みんながこの芝居が好きだったと言ってくれたし、最後の一日まで前向きに取り組んでくれた。
 一つだけ残念だったことがある。大阪初日に高校生の団体予約が入っていたのだが、インフルエンザのためにキャンセルになってしまったこと。高校生達がどんな感想を抱くか興味シンシンだったのだ。来年はぜひお願いしたい。
 私自身、中学や高校時代に出会ったことが、今も続いている気がするからだ。その頃に惚れこんだものは今でも大好きだ。私達の芝居は見れなかったけど、ぜひ色んなものを見たり、聞いたり、読んだりやったりして、経験を積んで欲しい。
 学校としては中止になったが、数人だけ自主的に来てくれ、たくさん笑って、楽しんでくれたみたいだ。80歳くらいのお客さんや子供達もたくさんいて、かなり幅広い年齢層、職業の方々が来てくれて、楽しんでもらえたようだ。
 楽日には頭上の満月からも祝福された。あれは天明か。50にして天明を知る。いや、ほんとは天命・・・。
 今回の東京公演には、中学や高校の同級生たちがたくさん駆けつけてくれた。当たり前だが、みんな50位になっている。ずっと会っていないヤカラも多くて、あまり話す機会もなかっただが、これからちょっとづつでもお付き合いができればと思う。幻視行(大学の頃の劇団)や変貌クラブ、そして楽市を辞めて東京に居る人も、ある人は観客として、ある人は手伝いに、ある人はスタッフとして協力してもらった。両親もたくさんお客さんを呼んでくれた。ご祝儀や花、お酒や食べ物を頂いた人たちもたくさんいる。
 明日はやっとお礼状が書けそうだ。

東海道四谷怪談

2009年10月09日(金) 5時02分
 日曜日の楽日は、天井のない劇場ゆえ、美しい満月に恵まれ、また、壁のない劇場ゆえにタダ見のギャラリーたちにも恵まれての、金蛇のファイナルとなった。ああ、大阪公演をやってよかった。その上、なぜかバラシ中も雨は降らず。夜の倉庫搬入の時だけ恵みの雨となった。
 出演者の皆さん、協力して頂いた皆さん、見に来て頂いた皆さんに多謝!
 屋根なし壁なしのスタイルで、今後もやっていくことを決めた。きっと土砂降りで誰も来ない日もあるだろうけど、やっぱり人生はギャンブルだ。
 さあ、それより次回作のことを考えよう。
 「いつかはやってみたい」という本がいくつかある。
 鶴屋南北の「東海道四谷怪談」もその一つ。話は誰でも知っているが、実際に本を読んでみて、こんなに面白いのかと思った。日本が誇る大傑作だ。じつは結構笑えます。
 そのまま上演したら6時間を超えてしまうだろう。
 さて。

本日楽日!

2009年10月04日(日) 15時15分
 昨日初日で今日は楽日! 昼間は夏のように暑いですが、夜には冷えます。扇町公園の喧騒も、明るさも、それほど気にならず、劇はきちんと立ち上がっていた。周囲に立ち見客もたくさん出て、なんだかちょっとしたお祭りみたいになった。それはそれでなごやかだった。
 4年続いた金蛇も今日で終わり。なかなか感慨深い。
 かなり初演に近く戻したのだが、それでもかなり違うところがある。今回のもので決定稿になったという思い。いいメンバーも揃った。4年かけて自分自身納得がいく舞台が作れた。そして、完全野外で、音響効果も照明効果もなしにしたが、これも大正解。自画自賛してやろう。
 今夜を最高の「野蛮でおじゃらけたドリームタイム」にしよう。もっとも美しい夜に。
 そして、頭の中にはすでに来年に向けたプランがブクブクと泡を立て始めている。

本日初日!

2009年10月03日(土) 11時21分
 昨日は1日雨。雨のゲネで、初日の雨対策をする。途中、一時やむものの、夜中はまた雨。
 ついに雨の中での上演である。じつは天井を抜いてからというものの、本番中一度も降ったことがない。ましてや今回は客席も天井なし。
 とおーーーっても楽しみにしていたのに、朝起きると暑い・・・。なんということだ、晴れているではないかあ!!! あれだけぬかるんでいた地面がみるみる乾いていく。扇町公園は特別水はけがいいのだ。最新技術を投入して、そう作られているようだ。
 朝の天気予報によれば、今夜の降水確率は0%だとー。明日も晴れだとー。なんじゃらほい。昨日の雨対策はムダになりけり。
 だいたい、雨が降ったらどうしようとか、客があまりに多くきたらどうしようとか、たいがいの「○○になったら大変だ」という心配のために、いろんな対策を練ることが多いが、そのほとんどはムダである。そのくせ、滑って転んで骨を折ったりするなどという予想のつかないことが起きるのある。
 「何かが起きたら、そのときに考える」
 これが一番正しいやり方だし、そのための心の準備をしておけばいい。たいがい、どうにかなるもんだ。
 残念ではあるが、この天気に感謝!! これで客席は満杯かな?

サッカーと雨と

2009年10月02日(金) 8時22分
 昨日、扇町公園入り。大阪ではプロフェッショナルな協力者がたくさん来てくれて、どんどん組みあがり、夜も含めてかなり仕込みが進む。
 にしても、暑かった。10月というのに、まるで真夏。すでに蝉は一匹も鳴いていないが。井の頭公園では、ヒグラシやツクツクボウシが鳴いていたなあ。肋骨の痛みはかなり軽くなっていて、暑いから一日コルセットなしで作業にいそしんだ。
 夜になっても煌々と明るい扇町公園では、昼間と同様の人たちでごった返す。サッカーチームがずっと練習をしている。駅も近いので、通り道にもなっている。これだけの人の群れの中で、壁なしの劇をやろうなどという馬鹿さかげんに自分で笑える。彼らは風景になりうるのか? 戦争映画の合戦している群集に一瞬見えた。果たして、メイクして衣装をつけた私たちと、運動着を着てボールを足で蹴っている彼らと、どちらが異様だろうかとも考えてしまった。雨でもサッカーやるだろうか。
 目が覚めるとやはり雨。どうも今日は一日雨らしい。私の中のカッパがケケケと目を覚ます。

明日から扇町公園の住人だ

2009年10月01日(木) 0時18分
 さて、本日はトラックに宵積みし、明日からは扇町公園の住人の予定。
 ついこの間はは井の頭公園の住人だったが、今度は扇町公園。なんだかルンルン気分だ。私はこんな旅気分が大好き。明日からはまた寝袋生活に戻れる!
 旅回りでこんなことをやり続けることができたら、どんなに楽しいだろうなと思う。
 扇町公園ははじめてだ。あんなに都会的な公園もあまりないだろう。でも、「扇」というのは、どこか芸能を感じさせてくれる。
 昔の扇町公園は、真ん中にプールがあって、どこまで公園が続いているかわからないような不思議な公園だったなあ。今は全域が見渡せそうな、謎のない公園。
 そうそう、大阪城公園の太陽の広場では、どくんごがシュールな楽しい芝居を今日くらいからはじめているはずだ。うちも面白いけど、あそこも面白いよ!
 ああ楽しい。こんなに楽しいことをやらしてもらっているなんて、なんてオイラは幸せもんであろう。

今週末は扇町公園へ!

2009年09月29日(火) 23時26分
 昨日、今日の稽古は読み合わせ。そして、明日は積込で、明後日からまた公園暮らしがはじまる。あと2回のステージで、長いことつきあってきた「金魚姫と蛇ダンディー」がいったん終わる。いろんな人からまた東京の感想を生の声で聞いて、あらためて「名作じゃ」とうぬぼれる。「あれを見てからはアタマが爆発しています」とか、「科学とは、池に映った月のようなものかもしれないと思った」とか。
 今日、扇町公園をちらっと通った。井の頭公園と全く違う。井の頭公園はかなり自然な公園で、舞台に向けて照明をつけると周囲はますます暗く、「夜の帳(とばり)を感じた」という友人もいた。今回はかなり明るく、すぐそばを広い歩道が通っている。
 キッズプラザの巨大なガラス張りのビル。モダンなオブジェ。室内プール。水銀灯がいくつも並んだ照明塔まである。24時間眠らない公園。夜にダンスや芝居の稽古までやっている。
 出演者一同、ずいぶん疲れは取れてきたようだ。雨が降るかもしれないが、どんと来いだ。基本は街頭劇。どっちにでも転んでやる。いろいろと演出的にも変更している。あとは現場でやってみるのみ。
 雨が降ったらビニールとか100円カッパの用意はありますが、基本的には傘はさせません。もしかすると、簡単な屋根が作れるかも・・・でも、期待しないで。いちおう覚悟はお願いします。
 まだまだ予約にはアキがあるようです。ぜひに、ぜひに。見ておかないとソンだぜい! 今週の土日はぜひ扇町公園へー! いや、まずは土曜日に!

清水きよしさんからのメール

2009年09月29日(火) 0時54分
日本のマイム界を代表する清水きよしさんから、こんなメールを頂きました。
ご本人の許可を得ましたので、ここに掲載させて頂きます。

・・・・・・・・・・・・・・
楽しくて、切なくて、そして帰り道、心に温かなお土産を頂いて帰りました。
遠くまで来ての公演、色々と大変だっただろうなと思います。無事お帰りでしょうか?

久しぶりの野外劇、不思議な時間を親子で楽しみました。もっと沢山の方に観てもらいたかったですね。一見おどろおどろして、近づきがたい舞台かと思いましたが、長山さん、金魚姫さん、お二人のお人柄ですね、とても親しみやすく優しさにあふれた作品でした。金魚姫と蛇ダンディーが鱗をお互いに食べさせあうシーンが好きです。それに雨に打たれて歌う金魚姫がとても素敵でした。
そして舞台の作りも良かったですね。水に浮かぶ月の上で繰り広げられる世界のなんと危うくはかなく美しいことでしょう。本当に優しさにあふれた舞台でした。
この作品の最後の舞台とは残念ですが、次の作品を楽しみに待つことにします。
新しい作品が出来たらまたお知らせ下さい。
金魚姫さんはひときわ輝いていました。私も連れ合いも、金魚姫さんの大ファンになりました。そして最後に一緒に楽しませて頂けたのも嬉しい思い出です。

いつまでも心に残る、そんな舞台は多くありませんが、私の心にずーっと残る舞台になるでしょう。また何時かゆっくりお目にかかりたいと思います。
本当にお疲れ様でした。
・・・・・・・・・・・・・

なんとも言えない、清水さんのお人柄こそが感じられるメールです。
素直に喜びたいと思います。
これも4年やり続けた成果かな、と。

清水さんは、10月31日(土)、11月1日(日)に、梅若能楽学院にて「幻の蝶」30周年記念公演があります。
http://www.mime-works.com/stage-jyouhou.html

それにしても、30年も続けている作品があるなんて、すごいことです。
清水さんのマイムは、ある瞬間に、涙がボロボロこぼれてしまいます。
私はもちろん行くつもりです。
皆さんもぜひ!

扇町公園への企み

2009年09月27日(日) 23時58分
 肋骨骨折の痛みにもだいぶ慣れてきた。医者は3〜4週間かかると言っていたが、1週間でこれならもっと早く直るかも。
 先日は小難しいことをつい書いたが、扇町公園のドリームタイムに向けて着々と企み進行中。本日、井の頭公園に見にきてくれた何人かに会う機会があったが、とても好評だった! 井の頭公園では、屋根なし、壁なし、投光器のみの照明、生演奏だけのSE、全てが予想以上の効果を引き出した。予想外の虫の声も。扇町公園では、これらはまた違った印象を作り出すだろう。完全野外は、どれだけその場所と触れ合うことができるかが勝負になる。もっと柔らかい感性を持ちたい。もっと「野蛮でおじゃらけたドリームタイム」へ!
 時間はあまりないが、演出もあちこち変える予定だ。「金魚姫と蛇ダンディー」のファイナルにふさわしく、やれることは全てやっておきたいのだ。今の楽市楽座にはそれができると思う。
 3日の土曜日には、高校生の団体予約も入っている。これが芝居の面白みなのだと、胸を張って感じさせてもみたいし、もっともっと面白いものがある可能性さえ暗示したいと思う。たとえ大いにすべったとしても、それも楽しめるという妙な自信があるなあ。
 ああ、楽しい! ああ、しゃーわせー!
 でも、まだ予約はいっぱいになってない! ぜひぜひ、ご予約を! 雨の日は次の日に振り替えがきくので、とりあえず3日にご予約を!

明日はもう楽日

2009年09月23日(水) 1時48分
 あっという間に東京2日の公演が終わり、明日はもう楽日。
 繰り返すようだが、完全野外はやっぱり素晴らしい。役者たちが美しく、最高!
 もちろん毎日ダメなところもたくさんあるのだが、それぞれの役者たちが全開しているのが感じられる。まさにドリームタイムだ。
 じつは初日に、私は舞台で転んでしまい、今日病院に行ったら肋骨が折れていた。ショーック! こんなことは最悪なことで恥ずかしい限り。今日はコルセットをしつつ、なんとか勤めた。明日以降はどなることやら〜。まあ、大丈夫だが。
 集客はいまいちだが、芝居はうまく行っていると思う。ぜひ、暖かい恰好でお越しください。
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