脱国家ファンタジー

2012年03月10日(土) 2時51分
新作「宝の島」の台本にかかりきりで、ブログの更新をしていなかった。じつは、まだ台本はできあがっていない。前半部分がやっとできあがったところだ。新作の初演は、もともと鹿児島からだったのだが、前倒しして沖縄ラスト、3月25日の佐敷にしてしまった。そのため、あと15日しかない。日程はますますギリギリになってくるが、渾身の力をこめて芝居を書いている。このところの公演、名護の公設市場と那覇新都心公園の報告は省く。キリコのブログを読んでもらいたい。

毎日が、まるで悪夢の中を生きているかのようだ。この「宝の島」は、この悪夢をはね返す力にしたいと思って書いているのだが、すぐに押しつぶされそうになる。今日は福島の4号機が崩壊すれば日本が終わるという言葉に押しつぶされそうになった。4号機には、チェルノブイリの10倍以上、1331本の燃料棒がプールにある。そして、その建屋はボロボロだ。その燃料棒の安全を確保するためには数年かかるという。その間に地震などでプールから水がなくなったりすれば7時間でメルトダウンがはじまる。半径250キロ範囲は、まったく人が住めない環境になるかもしれない。ようだとしか書けないのは、「日本が終わる」の意味が私にもはっきりわからないからだ。そして、この半径250キロというのは、政府が隠蔽した、事故当初の「最悪のシナリオ」だ。

汚染されたガレキを全国で処分するという。東京都は引き受けたが、その産廃業者は東電の子会社だ。ガレキ処理はその地域に処分場を作った方が雇用も創出できるのに、国はその要望を岩手で却下している。現地ではガレキに困ってはいないのだ。応援でもなんでもない。その費用があれば、危険地域からの避難や移住、様々な保障が可能なはずなのに。これは利権のための決定で、そのためにまた莫大な広告費がマスコミに流れている。そうやって全国にバラまいて危険性を拡散させ、東電や国の責任も拡散させようというんだろう。全てがこの調子なのだ。
たとえば、世界のどこかで旱魃による食糧不足が起きる。すると、食糧価格の値上がりを見込んでどっと金が流れ込み、買占めがはじまる。そんなことが、世界中の飢餓を作り出している。今やグローバルな食糧買占めで、世界の7人に一人が飢えているのだ。日本の原発事故処理も、まったく同じ構図が見える。このような強欲資本主義は、国家とマスコミもそのための道具でしかない。

ある意味では、すでに日本は終わっているのかもしれないし、同時に世界もまた終わっているのかもしれない。いや、やっぱりまだ終わってはいない。終わらせてはならない。そういう思いで、この芝居を作る。「宝の島」は、言うなれば「脱国家ファンタジー」だ。この言葉は、<脱国家>のファンタジーでもあると同時に、脱<国家ファンタジー>の芝居でもあるということだ。どう考えても、一度国家というものをなくすことを考えた方がいい。たとえそれがムチャな仮説で終わったとしても。もちろん、芝居とてしてもかなり面白いはずだ。子供も楽しめるように頑張っている。笑いも重要な要素だ。海賊の、しかも宝探しの話とくれば、近頃はワンピースが流行りだが、この芝居もまたそうなのだ。もちろん、中身はぜんぜん違うが。

落ちぶれて目が見えなくなっている海賊、ゴキブリのゴキ。こいつは肩にオウムのフリントをのせている。アリの世界から一人で逃げてきたクロアリのクロ。まだ少女だが、ピストルを持っている。圧倒的な強さを誇るカマキリのカマコは最近ノシてきた海賊で、カマを振り回して関西弁。まずは宝の地図をめぐってのこの3匹の三つ巴からはじまる。今回は、完全に虫ケラたちの物語だが、今のこの日本や世界の具体的状況と意識的に強くリンクさせて書いている。皮肉、嘲笑はもちろん、マスゴミには報道されないためにまだまだ一般にはあまり知られていない事実もバンバン入れている。そういう事実をお客さんに明確に突きつけながら、芝居はドラマとして激しく、バカバカしく、展開するという方法だ。こんな芝居の書き方は、私にとってはまったくはじめて。

ああ、こんな文章ならいくらでも書けるんだが、そうもしていられない。さっさと書き上げねば!

チラシ

2012年02月07日(火) 3時05分
チラシデザインができた。キリコご苦労様〜!台本は・・・。ちょっと書きはじめたところ。そういや、チラシより早く書き上がったことないかも。
新作「宝の島」は、野蛮な芝居にしたいのだ。
今夜はやけにぬくい。虫の声、カエルの声がお盛ん。でもまだカエル見てない。
やっつけたいもの、イロイロあるが、芝居は楽しめるものにしたい。
原発、除洗、基地、TPP、増税、全てが利権だ。EUやユーロってのもそんな気がする。

新作「宝の島」は海賊の話!

2012年01月24日(火) 15時18分
昨年(いや、もう一昨年か)はまったく入らなかったコザ。今年もあまり期待していなかったのだが、わりと来て頂いて、しかも毎日のように来て頂く方もいて、なんだかホッコリ。また1年後に行きますよ、コザ。ただし、バラしてみると池のゴムシートに大きな穴。コザは半ば室内みたいな場所だったので、念のために新しいブルーシートを購入し、下に敷いていたため、水漏れこそしなかったがかなりヤバクなっている。あちこち穴塞ぎをしたが、普天間からは新しいシートにするため発注。同時に、普天間のバラシで、舞台の池と盆を全て一回り小さく作り直したいと思っている。状況次第だが。

今は今年の新作を書くために一週間のオフを作って台本作業。いつもながら、まだセリフを書く作業には入っておらず、まずノート作りからはじめ、ラベルを作成、今はそのラベルをグループにまとめていく段階。KJ法の台本への応用。なんとかラベルのグループ化を終えて、今度はそれを開きつつ地図のようにしていきたい。水曜日にはチラシのための写真撮影。新作「宝の島」は、海賊の話。今年の旅で、私たちは海賊になるのだ。

来週は普天間。普天満山神宮寺さんにお邪魔する。土・日・月の3日間。それぞれ6時、6時、7時。その次の週は再び公演なし。台本と4月以降の制作。

4月以降の旅の準備も、キリコが着々と進めており、だいぶ場所が決まってきた。今年は北海道と秋田を復活した。東京・千葉・福島・仙台はやはり難しいと判断。もちろん原発事故のためだ。まったく収束などしていないし、除染作業も効果はないだろうというのが私たちの考えだ。今でも、その地域の人たちには、本当は避難してもらいたいと願っている。

東京電力でさえ、福島から出ている放射能が増えていることを発表した。インドは日本からの食糧を全て輸入禁止にした。元ブルガリア原子力安全庁長官はこう言っている。「現在の日本は核戦争後の世界だ。セシウムで広島原爆170発分が福島から放出された。」今年になって、4号機で二度の爆発があったことが、アメリカで報道された。日本ではそんな報道はまったくない。ここ数日、関東の線量は上がっている。4号機はもともと動いていないが、たくさんの燃料棒があるのだ。福島の事故は、チェルノブイリをはるかに上回っている。そして、世界中が日本政府の対応や日本のマスコミ報道に疑問を呈している。世界最大の原発大国フランスでさえ、原発依存度を半分に下げると言っているオランド氏が大統領選をリードしている。一方、この日本という国は、狂気の淵をさ迷っている。

テレビや五大新聞の報道には、もはや何の意味もなくなってしまった。政府と官僚、大企業とマスコミが抱き合いながら国民を騙している。これが世界中でも進行中だが、今の日本は特にひどい。今は生き延びようとすること自体が戦いだ。

第一次基礎ラベル作りが終了

2011年02月03日(木) 1時31分

昨日の夜は、はじめてのコロッケに挑戦。またフライパンだったが、うまいじゃん!! ただ、手が汚れるため、これも旅ではむずかしいのか。なんとか工夫したいぞ。

今夜は、ポークピカタ。豚肉が3枚残っていたので、それをふくらました。チーズも入れて大満足だ。これは使えます。安くつく。あ、それと炊き込みご飯も。去年の旅では、お米と一緒に入れるだけの炊き込みご飯を何度もしたが、今年は味付けも自分でやりたい。コレ、安いし、鍋もフライパンも使わないし、洗い物がすごく少なくて、バランスもいい。炊き込みご飯一品なら、究極のカンタン料理かも。

台本のためのノート(今のところ60頁くらい)から抜粋した第一次基礎ラベルが144枚になり、とりあえずここでラベル作りはいったん終了。明日は、これを「まとめ」に入る予定。
これは、「なんとなくコイツとコイツは、一つになるかも」という直感でくくり、新しいラベルでまとめるというもの。
KJ法を応用したものだが、台本なのでバカバカしいほど直感でいい。

144枚のラベルをにらんで、「広島焼きはウマイ!」というラベルと、「破れかぶれ位の気持ちでやった方がいい」という2枚のラベルを見て、なんやこいつらセットになるんやないかいなとピックアップ。ほんで、この2枚をあわせたらどんな言葉が浮かぶやろなあと考えて(「そのココロは・・・」に近い)、「テンコ盛りにして、ひっくり返せ」といったタイトルラベルを作るのだ。そして、タイトルラベルを上にして、クリップとかホチキスでとめる。後から下のラベルのタイトルであることがわかるように、タイトルラベルには色鉛筆で線を引いておく。

これでラベルの総数は、1枚減ったことになる。これを繰り返して、最後は10以下のラベルグループにするのである。最後は、輪ゴムでないとくくれない。場合によっては、最後まで一枚のやつとかハグレモンがおったりするけど、それでも最低12以下にはしたい。ここまでなんとか明日がんばるぜい。

ちなみに、KJ法というのは、川喜多二郎という人が作り出した、データをまとめていくための感動的な創造的発想法だ。私がこれを知ったのは大学を出てからなのだが、世界に誇れる技術だと思っている。こういうものは、中学くらいで習うべきだ。商標化したりして普及が遅れたかもしれない。大学でもいい。「論文の書き方」なんてたいがい形式ばかりで、実がない。本当に人生に迷っている人には、これからの指針さえ見えてくる。
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