芸能と旅

2011年01月27日(木) 2時40分


本日は、餃子なり。皮は今回パス。今までと違うのは、キャベツを搾らなかったのと、ひき肉を練らなかったこと、高かったニラの代わりにネギにしたこと。うん、これでぜんぜんOK! 好評。


写真は近所の電柱。傾いてるよね。よく見ると、こんなふうに傾いてる電柱はたくさんある。大丈夫なんだろうか? 現代、あちこち傾いてませんか?


去年はあまり本を読まなかったのだが、宮本常一をはじめて読み、それから沖縄で網野嘉彦と再会したことが大きかった。

二人の書いたものを読んでいると、芸能というものの幅の広さに改めて驚く。職人も武士も商人でさえそうなのだ。
網野氏によると、百姓の生産も、自給自足が基本ではなく、むしろはじめから売るために作っていたという。生産より交換が先にたつわけだ。そして、その交易を行っていたのが海人たちだ。

宮本氏が言う「芸は身を助く」の、芸人が移動の際に恩恵を受けていたということも、彼らが交易する人たちと同根であったことを思わせる。

また、楽市楽座などの自由経済も、けして武士(これも武芸者という芸人である)からの押し付けだけではなく、もともとあった無縁・公界からくる楽だという。つまり、自治・自由・平等・芸能の、人類のもっとも基本的な古い歴史なのだという。いや、それらをもって芸能というべきか。

生産よりも交換の方が先に立つならば、おそらく、所有よりも交換が先に立つ。
これは、じっと持っているだけでは価値はわからなくなってしまうが、手に入れた瞬間や高く売れた瞬間に、そのモノの価値がわかることと似ている。
出会いとは、いつもなにかの交換を伴うということだ。出会いがないと、ヒトは生きていけない。

ということは、定住よりも旅が先に立つかもしれないよね。
アイヌとかアボリジニとかを思うと、確信的にそう思うのだ。
だから、人生は旅だったり、タマシイが旅立ったりするんではなかろうかい。

現代は、その芸能性が最大限におし進められて、バーチャルなゲームまで行っている。
たぶん、世界経済の大半を占める非実体経済の金融にしても、もともとは芸能だ。

一方で、義理より規則、人情より善悪(良心)、救いや呪いより賞罰(法律・裁判)・・・まだまだありそうだがここらへんにしておくけど、そういう合理化というか、不合理なものを切り捨てる方向で進んできているということかな?

なんとなくだが、旅と芸能、そして投げ銭というのは、すべてつながってるのかもしれんな。と、我田引水しておこう。
  • URL:https://yaplog.jp/nagayamagen/archive/406
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