マンチカンがキマリ

August 12 [Fri], 2016, 18:26
歯科におけるインプラント治療では、あごの骨に埋める部分の素材はチタンが主流です。骨になじんで比較的安定しやすいため、アレルギーも起こりにくいとされています。治療を始めるにあたっては頭部CT、あご周辺のレントゲン、口腔内検査といった検査を一通り行い、治療方針を決めてから本格的な治療がスタートするので患者の意見や疑問も十分聞き入れて治療を行えます。一通りの治療が終わったあとは、メンテナンスを継続することによってより快適に、長期間使えるようになるのです。
様々な条件を考え合わせた上で、インプラント治療を受けることを決めたと思いますが、大切なのは自分にとって一番良い治療をしてくれる歯科医を見つけることです。この治療独自の技術を身につけた歯科医であるかは当然として、手術前に行う検査や、治療方針をどうするか、アフターケアに至るまで歯科医の技量は厳しく問われるのでかなり治療実績には差があると考えられます。インプラントは、他の治療に比べても、歯科医による結果の差が大きい治療法とされています。手に入る限りのデータを集めて、歯科医を決めることがインプラント治療の結果を左右するのです。
ある程度の規模の歯科医院で、普通の外来診療のみで行うごく一般的なインプラント治療でも、どうしても院内感染のリスクは伴います。いくつかの候補の中から歯科医院を決めると思いますが、その医院の感染症対策についての取り組みを知っておくことが治療の成否に関わる問題です。近年、院内感染への関心が高まっていることもあり、予防策をきちんとホームページに載せている歯科医院もごく普通になっているので、真っ先に見ておきたいところです。
インプラント治療によって義歯が使えるようになるまで、段階が大きく3つに分かれます。一番に歯茎の切開、あごの骨へ人工歯根を埋入、人工歯根があごの骨、及び周辺組織と結びつき、固まるのを待って、第三段階では、歯根にアタッチメント(連結部分)を接続し、さらに義歯をかぶせて完成という段階を踏みます。時間を要するのは、人工歯根の周りに組織ができて骨にしっかり定着するまでであごの骨の状態や、その人の体質にもよりますが、最短で2ヶ月、最長で6ヶ月はかかると思ってください。仮歯を取って、義歯を入れるのをゴールと考えると、治療開始から全部で3ヶ月から10ヶ月かかることを覚悟しましょう。
皆さんが気にしているインプラントの耐久性は、長期間の使用例が少ないため定説になっていませんが、治療後のメンテナンス次第で本来の歯同様の耐久性を得られるというのが多くの意見です。すなわち、自分の歯と同じようにしっかりケアすることにより長期間トラブルなく使うことも可能ですが、他の自分の歯と同じように、ケアが行き届かなければ維持できなくなる異常も起こりうると思ってください。
いろいろな事情からインプラント治療を始めるでしょうが、治療費は総額でいくらか、深刻な問題だと思います。この治療の費用は歯科医院ごとにずいぶん違っています。保険適用外がほとんどであるインプラント治療は、歯科医院の裁量で、治療費を決められるのです。それでも、どの歯科医院でも同じような材料や薬剤を使っているので、相場がだいたい決まってきます。インプラント一本の場合、安くて30万円ほど、高ければ50万円ほどが相場だと押さえておきましょう。
これはインプラント治療の大きなメリットですが、治療終了後、義歯だと気づく人はまずありません。歯茎から生えているので、見た目も自分の歯に近く自然な感じを保てるので他の人に自分から言う必要もないので義歯だと気づかれることも気にする必要はありません。義歯だと思われたくない方にはこの治療方法を選ぶべきでしょう。
これはインプラント治療が最適、とされるのは周辺の歯に関係なく治療したいという場合があります。ブリッジ治療を例に取ると、両隣の歯を支えにするため、一回り削る必要がありますが、これに対しインプラント治療は、失った歯に見合った人工歯根を骨に埋めていくため、該当する歯の分だけ治療することになります。周辺の歯に影響を与えたくないという希望がある方にはインプラント治療を優先して良いでしょう。
歯科治療の中でも、インプラント治療が難しいとされるのは、失敗すると、やり直しが非常に困難な治療だということです。他の義歯、つまり入れ歯やブリッジ、クラウンとは異なりあごの骨にインプラントを定着させるので時間をかけてもインプラントと骨の間に組織が形成されず、骨とインプラントがしっかり結びつかなければ、同じ穴に再びインプラントを埋入することができず、再手術して、骨をさらに削って修復するという治療しかなくなります。そして、インプラントの埋入にはあごの骨を削るので、周辺の神経を傷つけるリスクが常にあります。
虫歯の危険性は、インプラントにはありませんがメンテナンスは自分の歯より楽と思ったら大間違いです。義歯やアタッチメントの損傷は寿命を縮めますし、食べかすを放置すれば歯茎が細菌感染して当然、歯肉炎や歯周病は起こり得ます。自分の歯に対する手入れと同じで良いので歯科医に指示されたブラシなどがあればそれも使い、セルフケアは欠かさないようにしましょう。異常がなくても、歯科医の指示に従ってメンテナンスを受けなくてはなりません。
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