お引っ越し

April 29 [Sun], 2018, 0:14
ブログ変えます。

こちらで。

まぼろし

April 28 [Sat], 2018, 22:41
白馬に乗った王子様かと思った。
でも、実際は泥舟に乗った肥えきった狸だった。
私は泥舟に足をかけかけたけれど、何かに気付いて、その足で思い切り泥舟を蹴った。
泥舟は遠くの地平線へ流れ、やがて見えなくなった。

これで良かったのだと、足についた泥を払った。

春一番

March 08 [Thu], 2018, 15:36

「どういうことだよ。45って聞いたから仕方なく呼んだのによぉ。ババアじゃねえかよ。」

ラブホテルの一部屋。
ヤニ臭い室内。昭和のバブルのまま改装することがなく今では下品といった色使いの蛍光色の調度品の数々、掃除をしているのか疑問に思う埃っぽい室内。
私は見事にへその辺りまで垂れ下がった乳房とドス黒く汚れた大振りの乳輪、腹は出てはいないが皺まみれになった自分でも気持ちが悪いと思う腹を出し、なんとか色気を出そうとなけなしのお金で買ったディスカウントストアの黒のTバックを履き、尻はTの隙間から溢れんばかりに垂れている。
そう、私もこのホテルのように昭和のバブルのまま改装されることがなく、きっと埃っぽい品だ。
男はイライラとしながら、タバコに火を点け、ソファーに座る。
「そんな困ります。もう私の裸を見てしまった以上、チェンジはできません」
今回は上手く行くかと思った。
行った部屋が薄暗かったので男は私の皺やしみ、垂れた身体に気付かないと思った。
でもいい。服まで脱げたのだから、今回はチェンジにならずに済んだ。これで今日はお金が貰える。あとはこの男が私を抱こうが抱くまいが、どちらでもいい。
「そうは言ってもよぉ!こんなバァさんじゃ勃つもんだって勃たねえよ。本当に詐欺だな、この店は!どう見ても45じゃねえだろう」
本当は67である。
もう毎回このトラブルには慣れてきた。後はどうこの部屋を出ようかとばかり考えていた。
最近は客と性的なサービスを提供するというより、孫のような怒り狂った客たちをどうなだめて、あやすか、やはり仕事に来ても孫の海斗の面倒を見ていることと変わらないと思った。海斗もわがままで、自分の思い通りにならないと癇癪を起こし、私が作った夕飯をひっくり返し、床に叩きつける。
海斗と客たちは何ら変わらない。
このまま帰っても良かったが、最近は店長に何もしないで帰ることに釘を刺されてしまったので、一応、もはや何の意味もない儀式のようになってしまったことをする。
私は細い腰を左右に振り……最近は歳のせいかこの動作も辛くなってきた。腰が意識とは違う動きをし出し、痙攣し始めているのを何とか堪えながら、なるべく妖艶さを意識し、男に近寄る。
「そんなこと言わないで。お兄さん。ねっ、楽しみましょう。私、お兄さん見ていたらこんなに濡れてきたの」
かすれて、自分でも聞こえないようなか細い声で、肉はなくただ伸びきった皮膚の二の腕を広げ、骨ばった手の甲を男のピンとハリのあるごつごつした大きな手を無理やり取り、その手を私のTバックの中に押しつけた。
「気持ち悪いババアだな。ババアのくせにムラムラしているとかボケてんじゃねーの?頭がおかしいんじゃねーの?もういい、もういい。金は渡すから、ババア帰れよ」
そう言って男はズボンのポケットに刺さったように入っていた長財布から札を取り出し、まるで悪霊を追い払うお札を投げるように、何枚かのお札が舞った。
「そうですか……。それは残念だわ」
と言いながらも、私の手は薄暗い中に散ったブラジャーを探していた。この頃は更に目も悪くなり、この闇の中でブラジャーを見つけるのがとてもつらい。
言っておくが、私は全くボケてはいない。
むしろ、同世代のほうではしっかりしているほうだと思う。
物忘れも全くしない。私はここで稼いだお金を可愛い可愛い海斗の為に全て捧げている。海斗はニンテンドースイッチが欲しいらしい。海斗はとてもかわいそうな子だ。お風呂に入るのをいつも嫌がり、無理矢理服を脱がせたところ、全身に紫色の大きな痣がまるで海斗の身体に寄生していた。たぶん、娘から虐待を受けている。最初は目立たないようにと思ったのか、服を着ていれば分からなかったのだが、最近は顔にまで痣ができてきている。もちろん娘に問いただしはしたが、しらばっくれるばかりで困っている。誰の子か分からない子を勝手に妊娠し、産んだら夜通し遊び歩いた困った娘だ。
「だからね、海斗はばあちゃんが守ってやるよ」
そう海斗と約束をした。あの子は私がいないと生きてはいけない。その気持ちだけで、この頃は罵声を浴び続けるだけのこの仕事に耐えてきた。
私は高校を出てすぐに家出をし、持ち金が尽きた頃、公園で一夜を明かそうとしたところ、優しそうな男に声を掛けられ、男の優しさの暖かさに涙をした後、気付いたら見知らぬ男に裸を晒し、弄ばれていた。つまり、仕事と言ったらこの仕事しか知らないのだ。もちろん、自分の商品としての賞味期限なんてとっくに過ぎていて他の仕事にしようと思ったことは何度もある。
ただ、学歴も職歴もない年老いた私に仕事の選択肢なんてものはなく、たまに見つけても給料が今の仕事の十分の一にもならないと思うと馬鹿馬鹿しいし、だったら見知らぬ男たちの前で裸体を晒し、決まった時間内にだけ身体を好きなように弄ばれるほうが楽だった。ただし最近はこんな罵倒を浴びることまで付いてくるとは予想外ではあったが。
真っ赤な水玉のワンピースのホックを器用に自分で取り付け、散らばった金を拾った。
「それでは、またね」
また、なんて永遠に来るはずもないと分かっているのに、もうこれは口癖のようになってしまった。
ホテルの長い廊下を歩く。ホテルの老朽化がだいぶ進んでいるのか、自分のハイヒールの靴音がいつも以上に響く気がする。
しんと静まり返った無人の受付を抜けて「ありがとうございました」と自動的に言う全く愛想の無い言葉を浴び、自動ドアを抜ける。
とそこは、横殴りの雨と強風だった。
もう、三月のはじまりだったことを思い出す。もう寒くはないと思った。
いや、薄手のワンピースを着ているから寒くないようにと、厚手のコートを自分が着ているせいかもしれなかった。自分だけが季節に取り残されているような、何かがひとりだけ進んでいないような気がした。
でもやはり寒くはないと思った。ひと月前はこのコートで寒かった気がする。それに空気もなんだか暖かいような気がする。それにしても困ったのはこの雨と風だ。目で見ても雨が真横に流れているのがよく分かる。まるで怪獣の唸り声のような風の音だ。髪は根元から持ち上げセットした白髪交じりの艶のないロングヘアーが、まだ明るい夕暮れの空に舞う。雨が顔を叩くように降り、とても痛い。
傘なんて差してもすぐに壊れることが分かっていたから、向かい風の突風になんとか細い身体を護りながら、待機場のある事務所まで向かった。こんな強い風の中ではとても帰れそうにない。いつもだったら歩いて三分ぐらいの道だが、全く前に進めない。セットした髪も、ブルーのアイシャドウでくま取ったような細い目を誤魔化したメイクも全て風と雨が台無しになってしまった。きっと街行く人は私が目の前で変化している姿に驚くのだろう。だが、そんな人目を気にしている場合ではない。幸いなことに私が醜く変化している姿は自分では気付かない。いや、醜く変化しているのか?変化はきっと今しているのだろうが、変化する前も後も醜いのだから、結局どっちも同じことだ。ともかく、私はこの風に向かいながら、空を睨みながら、どうでもいい変化をしている。どうでもいい変化とは本当に気にも留めないものだなと思った。肺が痛い。こういう天気のときは肺が痛くなる。初期の肺がんを患っている。治療費がとてもかかるし、別のこのまま放置して死んでしまっても構わないのだが、海斗をひとり残してくたばるわけにはいかない。だから、海斗のためにも頑張らねば。
やっと待機場に着いた。フラフラになり骸になった姿で、男性スタッフにお金を渡し、トイレへ向かう。どこから直していいか分からないめちゃくちゃなってしまった自分の姿を鏡で確認する。とそこへ男性スタッフの声がする。
「マサエさん。次、指名が入っているから。いつものオンダさん」
オンダさんが来る。オンダさんとはたぶん私と同じ世代の初老の男で、いつも綺麗でお洒落な身なりをしている。
もしかしたら、オンダさんとは半世紀ほどの付き合いになるかもしれない。もうこの頃は体力と雀の涙ほどの年金のせいか、月に一度しか会いには来てはくれないが、それでもオンダさんは他の若い男の客とは違って、私を女として見、もちろん勃起も、若い男ほど立派ではないが、こんな私にも興奮してくれて、オンダさんのグローブみたいな大きくて柔らかみのある手で髪を撫でてくれて、それから優しく私の身体を触ってくれる。オンダさんに髪を撫でられただけで、私にまだこんな力があったのかと思うくらい濡れてくる。オンダさんは私を女に戻してくれる唯一の人だ。こんな日にはオンダさんに激しく、もう意識がなくなるまで抱かれたい。と言っても、もう初老なので、若い男とは違って決して激しくはなく、客観的に見たら、ただ身体を撫でているようなつまらなそうな光景だが、私もこの年齢になるとそういうのが一番気持ち良くて穏やかな気持ちになりとろけてしまう。オンダさんのいつも暖かい体温を思い出しながら、もうすぐ逢えると思うと、どこから片付けていいか分からなかった身だしなみの乱れが不思議なほど片付いてしまった。あとはしあげに口紅を塗るだけだ。こんな日にオンダさんに逢える。
そこへ私の耳に邪魔にならないような音量でうっすらと流れていた有線が入る。今の流行歌を流していて、もちろん今の流行歌なんてとうに知らなくて今まで全く気にも留めていなかったが、今日はちがった。キャンディーズの「春一番」だ。もちろん歌っているのはキャンディーズではなく、今流行りの歌手がカバーをしていて、曲のテンポもキャンディーズよりゆっくりだし、ギター一本で歌いあげている。

雪が溶けて 川になって 流れて行きます
つくしの子がはずかしげに 顔を出します
もうすぐ春ですね ちょっと気取ってみませんか

小刻みにリズムに乗りながら、口紅を塗り終わる。
オンダさんに会うにはとてもぴったりの曲だと思った。
そうか、さっきの天気は春一番だったのだと今更ながらに気付く。春の風が寒く居座る冬を強風で力づくで吹き飛ばす。こんな私にも春が来ていいのだろうか。こんな私にも春が来る資格があるのだろうか。春は来る。オンダさんの温もりと共に。

「マサエさん」

男性スタッフが私を呼ぶ声がする。
オンダさんに逢える。私は自分を落ち着かすために軽く目をつむり、深呼吸をする。
もうすぐ春ですね。
男性スタッフは女子トイレにも関わらず、扉を開けた。

「学校から電話があって、海斗くんが意識不明で救急車で運ばれたみたいですよ」

色ボケ

March 08 [Thu], 2018, 0:30
最近とある男性に、私は見た目も中身もエロいと言われた。
今日は全く謙遜しないことを書くので、予め書いておく。
あと、少し下ネタにもなった。

私はどうも放っているつもりは全くないのだが、大学時代ぐらいから色気がある、エロそうとよく言われていた気がする。
もちろん、男性を誘惑したくて色気を出したこともあるが、どうも色気を出しているつもりもないときにもそれを言われているから、自分では気付かないが、色気を常に出しているらしい。
話は変わるが、男子に生まれたかった。
男のほうがどう見ても魅力がいっぱいある。
女の魅力なんて何もない。
と私は考える。私の性格は自分では男子寄りだと考えているので、自分のこういう性格が男子だったらモテるのになとよく考える。
なんで女に生まれてしまったのかよく分からない。
男に生まれたほうが絶対にこの性格は得だったと思う。
と書いてしまうとなんだか私は性同一性障害とかそういう深刻なものと思われてしまいそうだが、結局恋愛対象は男性だし、自分の女という性にキッパリと別れたいとは思っているわけではないから、違うのだと思う。
でもよく考えると、男子が魅力的だなって思うのは、自分が女だから、性別が違うから魅力的に見えてしまって、結局自分の性格が男みたいだと言ってはみても、自分が一番女だからだと思う。
ちなみに、昔から女友達というのも苦手だった。男子と話しているほうがいつも楽しいと思った。
最近これは気づいたのだが、結局私は元来の男好きで、女がみんなライバルに思えて警戒してしまったのだろう。それに、男好きだから、男と話したほうがときめくからそうしたいのだろう。同じ褒められるならば、男のほうがいいに決まっている。ただでさえ、女友達がいないのに、こんなことを書いたら余計にいなくなってしまいそうだ。まあいいとする。つまり、私は女の敵そのものだと、これから自己紹介するときに言いたい。
以上の理由から、どうやら私は自分が女であることを受け入れなくてはいけないようだ。
でもさっきも書いたように女なんて魅力がない。女としての自分の魅力とは何だと考えた。女として生きるしかないならば、なるべく楽しく生きたい。
そこで冒頭に書いた色気である。
色気を出した自分を客観的に見たことはないので、なんだか自覚もなく、はっきりと捉えられないのも自分の性格としては嫌だが、どうもそれが武器になるみたいだ。
どんなものが私の女としての武器、女としての魅力になるならば、嬉しい。
エロいは最高の褒め言葉じゃないか。
女で良かったと思う瞬間がないと私は自分が分からないままになってしまいそうでいやだ。
ただ何度も言うが、その魅力が客観的に見れないのが本当に残念だ。
今年は色気を出して行こうかと思う。と言ってももう三十代なので、ビッチとか下品とかそういう類のものにはならないように気をつけようと思う。
そろそろ大人の、妖艶な色気を出していきたい。
色気とは香水のように、目には見えないけれど、ふっと香るように突然現れ、人を惑わせ、理性を飛ばすものだと思う。
あと女の色気はどこか陰湿めいたものがあるけれど、なんだか私はそれが好きではない。
陰湿めいたものがなくては成立しないならば、陰湿を少し加えた程度でいきたい。

色気と言えば、
最近、バナナマンの設楽の色気にやられてしまって仕方がない。
設楽なんて、ジャニーズとか今をときめくイケメンと比べたら見た目は劣っている。
でもなぜか彼に色気を見出してしまった。Sっ気な性格、冷たそうな表情と話し方。
この話は実は設楽が素晴らしいということを分かってほしいという話ではなく、たぶん今の私は色気がある男が好きなのだということだ。
ベットで色気がない男なんて男と認めないし、ベットの外でも色気がない男なんて論外だと思う。
逆に色気がある男ならば、こっちから行ってやろうじゃないかと思った。
淑女で可憐そうな女を演じるのは私には似合わない。
汚くてギラギラした感じが私らしい。
そんな私がはしたなくて嫌いと思うならば、それはご縁がなかったと思って諦める。

なんだかよく分からないけれど、色気を武器に今年は行くみたいです。
エロいが最高の褒め言葉。

当ブログは色気のある男からのお便りをたくさんお待ちしております。

午前四時の春

March 04 [Sun], 2018, 4:24
どうやら、過眠ばかりしてしまった為か、気が付いたら、寒い冬から暖かい春になっていたようだ。

両親は非喫煙者な上、たばこの臭いにはとても敏感で、一応それでも気を遣っている私は、家の外の駐車場スペースになっている場所でたばこを吸う。
現在深夜四時。
パジャマにちゃんちゃんこという姿で外でタバコを吸っていても、寒さは感じない。
空気がつんとした刺すような冷たさから、優しい暖かい空気になっている。
こういうところでやっと、私は春を感じ、こういうところで春を感じる自分の感性が鈍いなと思う。
思わず、たばこを吸う回数が多くなってしまう。

近年は寒いと思ってダウンジャケットを着ていたかと思うと、すぐにTシャツを着てしまうようなことばかりで、春を感じる時間がなかったような気がする。

今、こうして春を感じることで、今年はちゃんと春がやってきたのだなと思う。
気付けば三月。
ちゃんと暦通りに春が来ているのがなんだかまた嬉しい。

今まで服装は黒ばかり着ていて、一人暮らしの家から持ってきた黒のトレンチコートは失敗したと思った。
どういう心境の変化か、もしくは自分の気まぐれのせいかもしれないが、今年の春はあんまり黒を着たくないと思った。
母親から貰った、パステルカラーのセーターに合わない色ばかりだ。
母親から大量のパステルカラーのセーターを手放しで喜んで貰ったときから、たぶん私の気分は変わっていたのだろう。
似合わないと他人から言われても、今年は色とりどりの服を着て、春をめいいっぱい感じたいと思った。
黒のトレンチコートはクローゼットにしまいたい。
黒い服は着たくない。

そうやって、春を私なりに迎えてみたいと思った。

幕開け

March 04 [Sun], 2018, 2:21
アナザースカイで大杉漣の話を観て、エラく感動してしまった。
演劇の素晴らしさ、舞台は思考する場所、台詞の虚しさ…
などなどを考えていたら、なんとなく自分がハイパー躁タイムと名付けているのだが、それになってしまったような気がして、ジプレキサを合計一錠飲んでしまった。

……と書くと、たぶん一年前の今頃はジプレキサ一錠を飲んでいた生活をしていた気がする。
それが私の記憶としては、ここ三ヶ月以内で、あまり褒められたことではないが、大好きだった医師S先生の教えを信じ、自分の判断で減薬をしている。
で、今はジプレキサ一錠をカッターナイフで半分にし、それをまた半分にした、四分の一を飲んでいる。
私の飲んでいるジプレキサ2.5mgは、一錠にしてもそこまで大きくないのだが、四分の一にしてしまうと、本当に米粒のような大きさである。
他人から見たらこの米粒のような大きさの薬が効くはずがないと思ってしまうのだろうが、これもS先生の言葉ではあるのだが、私は薬が少量でもてきめんに効いてしまう体質らしく、うまく文章では伝えられないのだが、感覚的なのだが、減薬の時期であると判断した。いつからか、ジプレキサを四分の一にしたのを忘れてしまったが、減薬ということは、私の障害では完治とは言わず、寛解と呼んでいるのだが、寛解に向けた一歩ではあるのだが、なぜかそのときは感慨深い気持ちにはならなかった。たぶん減薬はしたけれど、相変わらず過眠と不眠を繰り返していた生活だったからだと思う。

話はそれたが、大杉漣のアナザースカイに感動してしまった私は、ハイパー躁タイムになってしまい、ジプレキサ一錠を飲んでしまった。
で、やっちまったのである。
朝の六時半に目覚めそしてまた眠り、次は十一時前に目覚めまた眠り、次に目が覚めたのはなんと夕方の六時だった。
たぶん過眠の原因はジプレキサ。
ジプレキサ一錠は間違った判断だったらしい。夕方の六時には起きたものの、しばらくボーっとしてしまい、夜中の十二時を過ぎた頃にやっとご飯を食べたり、こうしてブログを書くところまで来た。

しかし、昨日の大杉漣のアナザースカイのおかげで、私を小説や演劇をやりたいという気持ちにさせてくれたことは感謝だ。
例えこれが躁の一時的な感情だったとしても、この気持ちは大切にしたいと思った。
奇しくも、その日は私の三十三回目の誕生日だ。
良い幕開けだ。

深夜のぽつり

March 02 [Fri], 2018, 0:00
占いを信じてはいないが、好きな人ができてしまうと、占いにすがって、良いことを言ってほしくなる。
で、結果は今の現状なわけで、占いなんて当たりませんよねってお話なのだけれど、一つだけ当たっているのが、「男運がない」もう一度言おう、「男運がない」。もういち…いや、しつこいので、話を進める。
で、この一週間がある男性に一目惚れして、ひとりでテンション高くなって、もう躁のフルスロットルである。
ジプレキサをせっかく1/4錠までに減らせたのに、ここ3日ぐらいは3錠飲んでも不眠だし、テンション異常だし、楽しいことばかりを考えている。
やっぱり恋愛をするのなら、双極が治ってからじゃないとだめだなと痛感。
生活がめちゃくちゃになるし、躁状態は自分のことを全く整理できていない。
LINEに既読がつかないだけで不安になるし、ちょっとしたことで心配で何も手がつけられず…まぁそれは双極じゃない人にもあることではあると思うのだが、なんだか好きな人の言動や行動に自分の感情が振り回されているのがアホらしいと感じてしまうのですよ。
これは双極関係なしに、人に振り回されているがとても大嫌いな性格なのだと思う。
躁で頭の動きがフルスロットルになって自分が何をやっているか分からなくても、「あっ、もうこの人、私に興味ない」とか「こいつはだめだ」って見限ったり、変に状況を分析してしまう自分がいる。
正に二重人格のような障害である。

というわけで、しばらく恋愛は封印だなと思った。
なかなか私と性格合う人がいないというのもあるし、まぁこれは障害以前の問題ではあるのだけれど。
最近は母親と一緒にお出掛けするのが一番楽しいと思った。
これはマザコンの一種なのだろうかと思うが、変な男といるよりはまぁ健全だとは思うから、今は良しとする。
暦は三月。
もう吹く風が春である。
春一番のような強風が吹いていて、まるで春が冬を力づくで押し倒しているように思える。
みなさんは春には素敵な恋愛を。
私は恋愛は封印するつもりだから、それで幸せを感じられない分、みなさんには感じない幸せが私には訪れたらいいなと思っている。

そんなことを書いていたら、日付が変わり、三月二日になった。
おかげさまで三十三歳になってしまった。
どういうふうに生きたいなんて目標はない。
ただ、夜はぐっすり眠って、朝は起きて、働いて、普通の生活ができる身体になりたい。
なぜ神様は私にこんな「障害」を与えてしまったのだろう。
この十年は悔しさしかなかった。
これ以上書き進めると出口のない愚痴になってしまう。

さぁて、躁で眠れない夜。
何をして時間を過ごそうか。

拾い直す旅

February 09 [Fri], 2018, 10:41
それにしても、文章を書くのはおもしろい。
汚い言い方をすれば、長らく便秘気味だったものを一気にだしたような感じだ。
ツイッターやインスタ、フェイスブック時代の今、なぜブログを再開したのか。
ともかく文章を書きたかったのだ。
自分の考えを納得いくまで書きたいツールはブログだと思った。
二十歳のときの大学生時代に、大学内や身内だけの評判だったけれど、私のブログを気に入ってくれる人がたくさんいた。
「文才がある」だなんてお世辞だとしてもそう言ってくれる人までいた。
単純な私はとてもその言葉は気持ち良く、その気になり、私には文才があると思った。…いや、今でも思っている。恐ろしいことに、十二年もそのお世辞を鵜呑みにしている。このままだと、たぶん死ぬまでそのお世辞を鵜呑みにして生きていきそうだ。
二十歳のときのようなインパクトがあるブログは書かないと思う。
もし、まだ私のブログを覚えていてあのときのようなインパクトがある文章を期待してい人が万分の一いたとしたら、それは期待を裏切るつまらないブログになったと思う。
ただ、私には双極性障害という障害で色々と邪魔をされてしまい、文章を書きたいという気持ちが起こらなかったどころか、生きるのが、本当にこれは大げさではなく、呼吸するのですら精一杯だったのだ。
だから、たとえつまらない文章になったとしても、こうやってまたブログを書こうと思った気持ちになれたのがうれしい。

今朝、起床したときに感じた胃の不快感と気怠さが、今は嘘のように消えてしまった。
窓辺から入る二月の日差しが優しく、あたたかいと感じる。
部屋は加湿器と遠くでしている工事の音がのんびりと聞こえている。
静寂ではない。心地よい静かさと穏やかさだ。
文章を打つ手元が徐々に陽の光を帯びている。
まるで書くことへの希望を表しているかのように錯覚する。
でも、今はそれでいい。
障害で失った感性をもう一度拾い直すように、今日は記念日だ。

ことばそうさ

February 09 [Fri], 2018, 9:24

途中まで楽しく読んでいたのに、最後の文章が許せず、思わずブログを書くことにした。
私が大人に言われて頭にくる言葉がある。
それは「私たちの時代は良かった。それに比べて今の若者は、日本は情けない。がんばれ」という言葉だ。「うるせぇ馬鹿野郎」と思う。こればかりは言葉が悪くなる。
私が思うに、今の若者も日本も頑張っている。みんなみんな頑張っている。
確かに頑張っていない若者もいるかもしれないが、大半は頑張っているように私は思う。
みんなみんな頑張っているのに、「がんばれ」と追い込むのはどうかと思う。
だから、過労死したり、ブラック企業で不条理な待遇にも耐えている若者に、あなたたち年寄りは「がんばれ」と言えるのですか?と問いたい。それは正義のふりをした「死ね」という同じ意味の言葉だと思う。もっと言えば、今の若者が社会や文明を作っているからこそ、あなたたち年寄りの今の生活が成り立っているということを忘れないでいただきたい。
それでも、今の日本に不満があるなら、どうぞ日本から去っていただきたい。
若者を追い込むあなたたち年寄りは、こちらからいらない。

と、まぁ、怒りに任せて書いてはしまったが、なぜ年寄り連中はみな口を揃えてこんなことを言うのか考えてみる。
たぶん、今、自分が社会を動かしている中心ではないと感じると口に出してしまうのだろう。
つまり、この言葉を口に出してしまった瞬間、老いははじまるのだろう。
まだ私は口には出してはいない。
社会は少しも動かしてはいないが、動かそうという気力があるならば充分だ。
何もできていなくとも、老いて何もする気がなくなるよりはマシだと、双極性障害という障害に悩まされて思ったことだ。この気持ちはきっと変わらない。

さてさて、
本の感想だが、先ほどの頭に来る文章でこの本がとても悪い本に見えてきて仕方ない。
自分の思考回路の単純さに、我ながら認識し、呆れつつ、もう悪い印象の本になってしまったのでそのまま書く。
しかし、文章を書くというのは恐ろしいことだ。面白い文章や話も、たった一文で印象が悪くなってしまうものだ。でも逆に、たった一文で絶賛されるものもある。
さて感想。まず、文が幼稚。
自分のことを棚に上げておいて、いや、神棚ぐらいに上げてはいるが、この著者の文章には何も引き込まれない。
次に、この著者は三島由紀夫に少しお近付きになっただけで、もう親戚になったのではないかと思うぐらい厚かましい気持ちがうっとうしい。
田舎に住んでいる私が言うのは見苦しいが、田舎者特有の厚かましさが出てしまっているなと思ってしまった。田舎者特有の厚かましさを否定するつもりではないが、ともかくこの本にあの文章のせいで悪い本にしか見えないので、とてもイライラして目障りで、「ひっこめ!」と野次を飛ばして生卵をなげてしまいたいくらいだ。

ただ、良いところが一つだけ。
三島由紀夫作品に対する分析が好き。
頭の良くない私が、ひとりで三島作品をここまで分析する力はなく、この著者の分析を聞いて、とても納得したし、また三島作品を読んでみたいと思った。

頭は良くないけれど、三島由紀夫が好きと言ってもいいですか?

コンバンワ

September 10 [Thu], 2009, 22:22
なぜ、またここを再開しようとしたのでしょう。。。

ああ、きっとそれはワタシの本能。

せっかく天から貰った女性という聖なる性を与えてもらったのに、

それを冒涜するような下品な行動の数々…。

誰がそんなふうにさせているのか?

誰かに操られているのか!?

ぼくびくしながら、ハレンチにブログを再開いたします。


ちなみに参考に過去(なんと4年前!)の記事を読みましたが、文章が稚拙なことはもちろん、ブスのくせに自分の写真が多いナルシスト具合に失望いたしました。
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