賛否両論

June 17 [Fri], 2011, 0:04
仙台港に行った後、東部道路を通り閖上へ。東部道路は海岸から数キロ内側に海岸と平行に走っているが、それより海側は町自体がなくなっていると言っても過言ではない様子だった。海岸線の松林がなぎ倒され、海岸から数キロ離れた東部道路の下まで流れてたまっていて、松林は3分の1程度に間引かれ向こう側が見えるぐらい。東部道路が堤防になって津波を食い止めた、という話は聞いていたが実際見てみてまさにその通り。堤防を兼ねて、ということで高台を走らせる設計にしたとのことだが、良くも悪くもその効果がバッチリ現れることとなった。これがなかったらさらに大変なことになっていたのは間違いないと思うが。直後は湖のようになっていた一帯は既に水抜きが終わっていたが、比較的ダメージの少ない一部の建物を除いては、ほんとに何もないという感じ。仙台港と違って閖上は住宅も多く、その辺も何もなくなっており、もはや田園地帯だった場所と区別するのも難しいぐらい。一般人が立ち入ると復旧の邪魔になるような場所は現在も許可車両以外通行止めとなっている。その通行止めの看板の一枚に、周辺住民が書いたと思われる野次馬は来るなの文字。これは書いた人の正直な気持ちだろう。色々考えさせられた。被災地をバックに友人とピースで記念撮影とか、斜線を塞いで路上駐車とか、感情を逆撫でたり復旧の邪魔をするのはもってのほか。被災された方たちの受け止めも一般人は来ないでほしいとか、一方でこの様子を見てほしいとか色々なんだとか。行くならそこに住んでいる、あるいは復旧作業をしている人のことを最優先に考えて行動すべき。行くこと自体の賛否はあるが、実際見ることで支援の意識が高まることも十分ありえると思うし、自分も意識だけは高まったと思う。話は少しそれるが地元のラジオの話。野次馬への注意事項を呼びかける他、色々な人の視点から色々なことを呼びかける。例えば復旧作業を従事していると思われるトラックの運転手さん、急いでいるのは分かりますがむやみにクラクションを鳴らさないで下さい。みんな急いでるんです。クラクションは危険でどうしようもない時だけにして下さい。トラックがどうのこうのではなく、色んな影響を持った内容だな、と。とかとか、ラジオも震災モードでその役割を十分果していて頼もしいかぎり。時折出来る事を出来る範囲で私達は必ず乗り越えて行けます。というフレーズが流れ、その落ち着いた物言いにグッとくる。その後国道4号の混雑を避け、国道286経由で帰宅。実際この目で見ないと感じることができないことも多々あり、行ってよかったと思う。
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