史上最短の旅

September 15 [Sat], 2007, 23:36
今日から山へ出掛けるはずだったのですが
天気予報を見て、さっさと取りやめにしてしまったハイジです。

お天気が悪くなりそうなら「や〜めた!」・・・というタイプなので
なかなか山へ行けないハイジです。

今年も あまり山へ行けてないなぁ・・・。

☆。.:*:・'゜★。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜★。

では・・・今回は山旅の思い出話でも・・・。

※ 写真は、昨年、立山から薬師岳方面へ向かった時のもので
記事の内容とは あまり関係がありません。
・・・その為、非常に解りづらくなってしまいました。
記事と写真と、別々で見た方が良いかも知れません m(_ _)m


                              

        史上最短の旅

          プロローグ

この夏、「リベンジ薬師岳」をやろうと考えていた。

実は昨年、立山方面から薬師岳へ向けての縦走中に膝を痛め
薬師岳まで行く事を断念してスゴスゴと黒部湖の方へ下る
・・・というような情けなく悲しい事件 (?) があり、薬師岳に思いが残り
「あぁ、薬師岳〜、薬師岳〜」・・・と
1年間、寝ても覚めても「ヤクシダケ〜」・・・だったのである。

どうしても薬師岳に行きたかった。

もう、立山からの縦走には こだわらない。
とにかく「薬師岳」・・・だ。
最も早く登れる折立から登る事にした。

立山から薬師岳へと向かったひゃっほ〜う

           いざ!薬師岳!

折立から登る為には
富山駅前から出ている本数の少ない登山バスに乗らなければならない。
しかし、特急の始発に乗っても登山バスには間に合わないので
夜行で行く事になる。

で、富山行きの夜行バスを予約しようとしたのだが、すでに満席。
どの候補日もダメ・・・。
毎回、キャンセルを待ったが、それでもダメ・・・。

グズグズしている間に時は流れ、夏が終わろうとしていた。

結構、雪渓が大きく残っていて、ヒヤヒヤだったちょっとスリルが

仕方がない、夜行バスは諦めて、JRの夜行列車で行くかぁ〜。
JRからも、富山方面へ行く夜行が出ているのである。

しかし・・・JRの夜行列車は4人掛けのリクライニングのない直角座席で
非常に座り心地が悪く、
以前、一晩の乗車で足がパンパンにむくみ、腰の具合が悪くなった
・・・という事があったので
山登りの前には出来たら乗りたくない乗り物・・・なのである。

五色が原方面を臨む今日の宿泊地が見えてるわ

しかし、「何が何でも薬師岳」・・・である。
山の準備をしてザックに詰めた。
直角座席対策グッズも取り揃え、準備万端整えた。

お花畑の斜面から黒部湖を見下ろす 絶景かな〜絶景かな〜!こういう所で言うセリフと違うでしょっ!

「よっしゃーっ!行くでぇー!待っててちょうだい 薬師岳ーっ!」
気合を入れて、自宅を出発した。

もう私の頭は、富山へと飛んでいた。

          JR某駅   

JRの最寄り駅までバスで行き、窓口で切符を買った。

年の為に「今夜、『北国』っていう急行、出ますよねぇ」・・・と確認すると
「ハイ!出ますよ!」・・・の返事。

「よっしゃーっ!行くぜーっ!」
・・・ワクワクしながら改札口を入った。

もう私の心は、折立へと飛んでいた。

          駅のホーム

程なくして大阪駅方面へ向かう電車が来た。

「行くわよーっ!薬師岳ーっ!」

・・・ゾクゾクするような興奮の中、電車に乗り込んだ。

もう私の心は、薬師岳を登り始めていた。

          電車の中

・・・と・・・
まさに電車のドアが閉まり発車しようとした その瞬間
大声が響き渡った。

「待ってーっ!ドア、閉めないでぇ〜っ!」

切羽詰まったような、ただならぬ様子の叫び声に
事故だな!・・・と思った。

誰かがドアに挟まれたのか?それとも転落したのか?

声の方を見ると
駅員さんがホームから電車のドアに駆け寄る姿が見えた。
さっき、窓口に居た駅員さんだ。

「ドア、閉めないでーっ!」・・・さらに叫びながら
駅員さんはドアを手で押さえ、電車の中に首を突っ込んだ。

そして大声で何やら叫んでいた。

こっちの方を見て叫んでいる。
まるで私に向かって叫んでるみたい・・・。

ん?・・・キョロキョロ・・・え?・・・私〜!?

駅員さんは私に向かって叫んでいた。

「夜行列車 『北国』 は運休になってるんですっ!降りて下さいっ!」

しばらく、ポカン?・・・としていた私も
ハッ!・・・と気付いて、慌てて電車を降りた。

乗客たちからの好奇の視線を受けて
恥ずかしい・・・という気持ちで一杯だった。

          再び駅のホーム

巨大ザックを担いだ女をホームに残し、電車は出て行った。

電車が行ってしまうと、今度は放心状態に陥った。
「どうしよう〜!?どうしたらいいの〜!?」

夜更けの人気のなくなった駅の階段を
トボトボと降りて行く自分が惨めだった。

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