春の一日

March 23 [Sat], 2019, 0:03
2019年3月22日(金)


冬中、眠り続けた椿。
やはり私は、植物を育てる才能に乏しいのか と半ば諦めていた折














小さな春が訪れました

本当は冬の花だと思うんですけれど
なぜ今、、、?笑





さて、昨日は大阪音楽大学付属音楽院庄内本校キッズレッスン土曜クラスの発表会でした。

ミレニアムホール。
奏者の味方になってくれる良い空間です。




私のクラスのトップバッターは、昨年11月からレッスンを始めたばかりの年少さん。

とっても可愛らしいその姿がステージに現れると、会場はたちまち、あたたかい空気に包まれました。
ごく最近までピアノの椅子にダーイブ!なんて感じだったのに、習い始めて4ヶ月で見事ソロ3曲を弾ききりました!

しかも、ハラハラドキドキの大人たちをよそに、舞台上で客席へ向かって手を振る驚異の大物ぶりを発揮、、!笑

将来が楽しみです。


続く年中、年長さんも、もの凄い集中力で堂々たる演奏。

そして、小学生組さんたちも、最後のレッスンで聴かせてもらったときから、ぐーんとパワーアップしていて、本当に素晴らしかったです。
出会った頃は小学1年生だった生徒さんも、この春から中学生。大きくなったよなぁ なんてしみじみ思ったり、、、


みなさんの最後の気合の入った追い込みと、保護者の皆様の陰ながらの大きなサポートの底力を感じ、当日は袖で見守ることしかできない私も、いい音楽にたくさん触れられて、大変刺激的な充実の時間を過ごすことができました。


ひとつ終わってもまた次がある、終わりのない世界ですが、遠い未来をしっかり見据えながら、まずは、近い未来にある次なる目標を一つずつ これからも一緒にクリアしていくことができたらなと思います。


最後になりましたが、いつもながらに、黙々とプロの仕事で舞台裏を支えてくださる音楽院スタッフの皆様には、本当に感銘を受けます。心より感謝申し上げます。ありがとうございました。




と、私が感動の時間を過ごしている頃、4歳男児はパパと初めての床屋体験。









微動だにせずにがんばっていた模様。


普通の紙ばさみでザクザクと私に適当に切られるのが嫌になってきたのか、本人自らの希望による床屋体験だったのですが、やはり本人なりに相当緊張したらしい様子。



夕方は、公園で走り回っておりました。

スキップ、練習しておられます。
ハイテンションでした。







大阪音楽大学付属音楽院庄内本校、さくら夙川校では、小さな子供さんから年配の方までご受講いただける、様々なレッスン・講座があります。

体験レッスンも随時受け付けておりますので、少しでもご興味をもたれた方は、ぜひ音楽院のホームページをのぞいてみてください。


音楽がもたらせてくれる豊かさと喜びを、一人でも多くの方と分かち合えますように、、、。














2月の便り

February 27 [Wed], 2019, 23:36
2019年2月27日(水)

今年の2月もあと一日!

そう遠くない過去の出来事を思い出すのが年々困難になってきましたが、脳活性化のためにも記憶を一生懸命たぐり寄せて、今月を振り返ってみました。
この作業をするにあたっての貴重な”お助けマン”となる写真の存在には感謝です。


まずは久保惣美術館Eiホールにて。



よいお天気に恵まれ
美術館のお庭では、なんと可愛らしいお顔! がお出迎えしてくれました。



大学院時代の友人と出演させていただいているこの美術館コンサートシリーズも、もう何度目になるでしょうか。



リハーサル。
歴史ある楽器、この日は朝に調律が入ってくださいました。



はせぴーと。
太ったなー!私 (笑)
色々弾きましたが、プログラムの最後に、約20年ぶりにメフィストワルツを演奏したせいでしょうね。
全身筋肉痛、歯の噛み合わせの歪み等、満身創痍となりました。
面白かったですけどね、悪魔になってみたり、かけひきをしてみたり、魂を売ってしまったり。
古典ものとはまた違った別の面白さを久々に味わうことができました。





翌日は、1週間の発熱からようやく回復期に入った病み上がりの息子を連れて、ウクライナのピアニスト、アレーナ・チェルニーさんのワークショップを受講。ヴァイオリン、コントラバスの先生方とハイドン ピアノ三重奏曲<ジプシートリオ>を演奏させていただきました。
受講できてよかった!とっても楽しく、すばらしいレッスンでした。
次なる課題を明確に提示していただき、すっかり元気になりました。






そしてこちらは大阪市内の幼稚園にて。


こちらの園で演奏させていただくのは2回目になりますが、この日もノリの良い元気っ子たちに、たくさんのパワーをもらいました。








そしてこちらは芦屋に新しくできた音楽サロン”サロン ド メール”
オープン記念コンサートにて久々に歌の伴奏をさせていただきました。
ここ最近は、楽器とのアンサンブルが多かったので、何だか新鮮でした。



将来が大変楽しみな素敵な歌い手さんです。
私、半目、、、笑



そして、偶然にも先日の久保惣ホールの担当調律師さんがいらしていて、ホフマンの楽器について興味深いお話をお聞きすることができました。

演奏後のお茶会では、お客様も交えて和やかな交流の場となりました。
そして大学院時代の友人にもバッタリ!びっくり!!



小型の楽器からは想像できないような、無理のない、とても良い響きをつくり出すことができる楽器でした。
芦屋川駅近くにあるサロン・クラシック と、同じ方がオーナーをされていますので、この新しいサロンにご興味ございます方は、ぜひぜひHPなどご覧になってください。





そして、いよいよこちら。
息子が大変お世話になっている園でのコンサート当日。
リハ風景。




プレッシャーと緊張にだいぶテンパり気味でしたが、関わってくださった皆様のあたたかいお力に救われ、なんとか無事に乗り切ることができました。



頼もしい共演者たち



驚異の集中力で聴いてくれた園児のみなさん






客席からの子供さんらしい、素直でキラキラした反応が、とても嬉しかったです。



会うたびに色々な刺激を与えてくれて、リスペクトするところがたくさんある職人的奏者のこの二人との出会いも、再会も、様々な偶然が重なってのことでしたので、なんだか不思議なご縁の力を感じます。



色々な本番がありますが、この日は、私たち奏者もとても楽しく、会場がよい集中力で満たされていたように感じ、大変幸せでした。
今回の企画に声をかけてくださり、諸々の準備をいつも笑顔で行ってくださった園の先生方には、本当に心より感謝申し上げます。ありがとうございました!!





そんなこんなで、合間には節分。
イワシの骨が喉に刺さる人生初体験に悲しみを見せつつも、鬼が島制作に勤しむ人。





鬼に扮しながら鬼退治にいくようです。






そうそう、残念ながら写真はありませんが、音楽院さくら夙川校の生徒さんの発表会もありました。
小さい背中に、小さい孤独と、大きな覚悟を背負って舞台へでていくその姿には、いつも本当に感銘を受けます。

本番を終えてみると、反省点が見え、次の課題が浮き彫りになってくるもので、それは生徒さんたち自身もそうでしょうし、指導させていただく立場にある私にも言えることです。

次の目標に向かって、それぞれのペースに寄り添いながら、一緒にコツコツビカビカ磨きの時間を積み重ねていけたら、と思います。


継続は力なり!!



さくら夙川校に続いて、来月は、庄内本校の生徒さんたちの発表会。
追い込みがんばるぞー







さくら夙川校といえば、こちらは、そのさくら夙川校の教室サロンで昨年演奏したときのもの。
どこかからか出てきたので載せてみました。





大阪音楽大学付属音楽院さくら夙川校、庄内本校共に、春の体験レッスンなど随時受付中です!

楽器が弾ける・歌が歌える ことで、 「ああ、音楽やっててよかった、、、!」 と感じる瞬間に立ち会えたり、自らを支えてもらえたり、勇気をもらえたりする時が必ずやってくると思います。

ピアノだけでなく、多種多様な楽器のレッスン、コースがありますので、ご興味ございます方は、音楽院のホームページをぜひぜひチェックしてみてください!







だいたい思い出せましたね。
ふうゥーーー


何とも今月は分刻みの毎日でしたので、あまりゆっくり活字に触れることもできなかったのですが、とりあえず自分の中で恒例にしている今月手にした本たち記録。

・新 岳物語(椎名誠)
・岳物語(椎名誠)
・遣灯使(多和田葉子)
・世界でいちばん貧しい大統領からきみへ(ホセ・ムヒカ くさばよしみ編)


どれも面白かったですが、遣灯使は結構、正直 気が重くなりました(笑)

重くなりましたが、鈍痛を伴う苦しみや焦燥感、無力感から、決して目をそらせてはならないこと、感覚を鈍らせてはならないことを、再度自分の中に刻み込み、受け入れる努力だけはしてみました。


次はちょっと気分を変えようと、南総里見八犬伝にしました^_^!






最後に息子作。
左端から順に、本人→ママ→パパ だそうです。
幅を利かせてますね〜ママ(笑)



前作に色々ツッコミを入れたからか、次作では
左端から順に、ママ→パパ→本人 となりました(笑)






では、どうぞよい春をお迎えください〜





きました!

January 25 [Fri], 2019, 0:07
2019年1月24日(木)



どどーーん!!



きたきた!!!


物凄い重装備で届いたリトルピアニスト様。





つい先日、私のピアノ指導法の師匠である先生に教えていただいた補助ペダルです。


関東の方では、結構使用されているそうです。

でも、作っている会社は東大阪だったのです、、!

にも関わらず、関西在住の私が今まで全くその存在を知らず、、

まだまだ勉強不足ですね。反省(^^;



お試しで10日間使ってから購入を検討してOKとのことでしたので、早速モニターに申し込んだ次第です。


まずは自分で試してみましたが、確かにすごい安定感です。高さ調整も簡単でした。



当たり前のことですが、生徒さんたちは一人ひとりみなさん体型も柔軟性も筋力も違いますので、補助台も補助ペダルも、その人にとってのベストなものを目指して、本当にいつも試行錯誤の連続で頭を悩まされるのですが、また1つ 選択肢が増えてよかったです。



早速、レッスンで試してみようと思います。

どんな反応をされるか楽しみです。(^^)

お正月から日常へ 

January 13 [Sun], 2019, 23:50
2019年1月13日(日)


新しい年が始まり、ひととおりのお正月イベントもひと段落、世の中も日常を取り戻しつつありますね。


さて、本年度最初のコンサートのお知らせです。
大学院時代の仲間とのこの美術館コンサートも、もう何回目の出演になるでしょうか。

凍りそうな気温だった年、雪の舞った年もありました。

真冬真っ只中ではありますが、なんとなく春の足音も感じるこの季節。
物言わぬ厳かな建物、齢を重ねた木々、その中を動く絵画と人と音楽。(小鳥も!)
どのような時間になるのか、今年も大変楽しみです。







2月は このあと、幼稚園公演、保育園公演、そして 音楽院生徒さんたちの発表会と続いていきます。

小さい子供さんたちは、なかなか手ごわいお客様ですから、こちらも相当な覚悟で真剣モードスイッチを入れなければ、、、! マリンバ、ヴァイオリン奏者の頼もしい仲間たちとの演奏、今から とっても楽しみです♪

これからの追い込みが大変ではありますが、生徒さんたちの姿が眩しい発表会の晴れの舞台も わくわくどきどきです。





そして、私は直接関わってはおりませんが、下記 おすすめワークショップとコンサートのお知らせです。

ウクライナ出身のピアニスト、アレーナ・チェルニーさんが来日され、全国ツアーをなさいます。

これまでにも大阪では二回ワークショップをしてくださり、どちらも大変好評をいただいております。

その魔法のような指先が、鍵盤に降り立つと、たちまちピアノからこれまた魔法のような音が生み出され、そこに立ち上る音楽は、聴く人の心を掴んで離しません。
本当にすばらしい音楽家でいらっしゃいます。

ヴァイオリニスト河村典子先生とコントラバス白土文雄先生と共に、きっと忘れがたい時間になることと思います。
音楽好きな方、音楽仲間のみなさんなど、広くお知らせしていただければ嬉しいです。















話はとびますが、、、
園で作ったというので、凧あげに行ってみました。

楽しそうに走っていました(^^)


いいですね、日本のお正月の遊びって。







お正月と言えば、お正月に出会った本たち。

・犬婿入り(多和田葉子)
・カツ丼わしづかみ食いの法則(椎名誠)
・殺したい蕎麦屋(椎名誠)
・バカの壁(養老孟司)
・旅の絵本全8巻(安野光雄)

人間らしい自然な感覚を呼び戻してくれる面白い本たちでした。




では、今年もどうぞよろしくお願いいたします。








2018年最後の仕事 おしまい! 

December 31 [Mon], 2018, 16:37
2018年12月31日(月)

本年最後の仕事。
今年は、暮れに誰も大きく体調を崩さなかったので、比較的落ち着いて取り組めました。

しかし、年々如何にして手を抜くかに情熱を燃やしつつある中での取り組みでしたので、出来ばえは例年とさほど変わらず、、。

そして、こうして写真にしてみると、つくる人間の性格がよく表れているなあと、我ながら苦笑い^_^;









2018年は、私にとっては 山あり谷あり起伏の激しい一年で、大変なこともたくさんありましたが、今思えば、これまでにない新しい世界の扉を開いていただいた、そんな出逢いが多かった幸せな年だったようにも思います。

自分は、何者でもない ということに立ち返ることができたことが、一番の収穫だったといえるかもしれません。

色々な人たちの助けあってこその毎日、本当にありがとうございました。



こうしている間にも、師走のどさくさに紛れて(というかいつもですけどね)、卑怯としかいいようのない手法で、国民を馬鹿にした様々なことをやってのけていくこの国の政治には、相変らず憤りを覚えます。
個人的な忙しさだけに身も心も奪われてしまわないよう、2019年もアンテナフル回転で、自分にできることを一つずつ積み重ねていこうと思います。



多くの天災が起きた一年でした。
落ち着いて年越しをできない境遇におられる方もたくさんいらっしゃると思いますが、皆様の心に少しでも希望の灯が届きますように。


どうぞよいお年をお迎えください。











モスクワ回想録

December 24 [Mon], 2018, 21:05
2018年12月24日(月・祝)

もう一ヶ月前のことになりますが、モスクワ音楽院の先生が主になって20年続けてきておられる国際音楽フェスティバル<日本の心>に招待され、ラフマニノフホールで演奏させていただく機会に恵まれました。

1年以上前からロシア側との様々な交渉を重ね、何度も断念しかけたこともあり、実現されたときには、本当に信じられない思いでした。

私たちの想像も遠く及ばないような忙しい中を、誠心誠意対応してくださったモスクワ音楽院のカラトゥイギナ先生他 現地でお世話になったみなさま、最初の段階から様々なご意見をいただき、たくさんの作曲と編曲をしてくださった作曲家 前田智子先生、何をするにも煩雑な手続きを要する国の体制に理解を持ってくださり、常に迅速に対応してくださった尺八 田嶋直士先生、ヴァイオリン 河村典子先生、コントラバス 白土文雄先生、、そして多くの仕事を抱えながら、ロシアとの間に入って、難しい内容の通訳と交渉を根気よく続け、現地では困難と思える諸々の手続きを一人で担ってくれた夫(彼がいなければ今回のこのコンサートは実現できなかったことと思います)に、心より感謝申し上げます。


まずは成田空港。
人と楽器がみんな無事に出国するのに、想定以上の時間とエネルギーを労しました。
大変ですね、弦楽器って。ピアノでよかった と思いました(笑)



なんとかシェレメチヴォ空港着。
税関審査に、ハードケース預け、ミニバスへの積み込み等々 まだまだ高いハードルが残っておりました。



それでも無事にホテルへチェックイン、美味しいロシア料理に身体の内側が懐かしさでいっぱいになり、とても癒されました。



翌朝、モスクワ音楽院にて練習開始。













練習の合間に観光。






夜は、比較的最近できたというレストランにて。
美味しい食事に、奥深いお話、疲れを忘れられるひとときでした。




翌日も音楽院で練習したあとは、いよいよホールでのリハ。
歴史を感じる、いい会場でした。
気持ちよい響きです。楽器もとても弾きやすかったです。

前田智子作曲 あわひ


前田智子作曲 鷺娘














音づくりにすべてを捧げる職人たち とでも言いますでしょうか。
未熟な私はともかくとして、先生方の、音楽にすべてを捧げる姿勢には本当にいつも崇高な気持ちにさせていただけます。




いよいよ夜の本番 へ向かうところ。
ライトアップされた音楽院。
寒い国で見るこういう灯りには、なんだか救われるような気分になります。



楽屋入口。




会場の様子。



日本とは違い、みなさん日本の文化・音楽に大変興味を持ってお越しくださっているのがよくわかりました。




尺八古典曲「虚空」 



前田智子作曲「五劫」



前田智子作曲「あわひ」












前田智子作曲「風 より」






前田智子作曲「鷺娘」




終演後



作曲家も登場して全員で








夫、息子も一緒に。
長時間、よくがんばったね、4歳くん。



打ち上げ。もの凄く疲れていましたが、美味しいウォッカが体を優しくあたためてくれました。



私にとっては夢のような時間。
最後には、カラトゥイギナ先生から
「前田さんの作品は奥行きがあり、心に沁みました。演奏家もすばらしく、本当にいいチームですね」
という嬉しいお言葉もいただき、月が凍るような寒さもどこかへ吹き飛ぶようでした。



スイスへ向かう河村先生と、オランダ経由で帰られる田嶋先生とは翌早朝お別れし、夜の便で出国する残りのメンバーで観光。
ボリショイ劇場。実に10年ぶり。



こんな間近でゆっくり鑑賞できるのも、ロシアの美術館ならでは。
何を感じているのかな。





日本を離れていたのは、ほんの数日間でしたが、それでも外から見る日本は、色々な問題を抱えているなあと感じました。

子供への寛容さは諸外国に見習わなければならないと思います。

日本語の通じる日本で息子と出かけるより、異国の地で息子と出かける方が、はるかに過ごしやすかったですから。




余計なものにとらわれず、大切なことだけを素朴にシンプルに大切にしていく。

余計なものが多すぎるこの国では、ついつい自分の方向性を見失いそうになることもありますが、今回のロシアでの先生方との貴重な時間は、そんな私に、道なき道をしっかり浮かび上がらせて提示していただいたように感じます。



人と自然と繋がりながらも、独り ただ黙々とその道を進んでいく 





それは本当に幸せなことです。















 

小さな愉しみ

December 14 [Fri], 2018, 0:18
2019年12月13日(木)

最近読んだ本。

・「不実な美女か貞淑な醜女か」米原万里
・「暗夜行路」志賀直哉
・「本人の人々」南伸坊
・「ロシアは今日も荒れ模様」米原万里
・「ヒトのオスは飼わないの?」米原万里
・「嘘つきアーニャの真っ赤な真実」米原万里
・「言葉を育てる」米原万里
・「愛の法則」米原万里
・「謎の耳づまり病を自分で治す本」萩野仁志
・「生命の意味論」多田富雄
・「できそこないの男たち」福岡伸一
・「遺伝子はダメなあなたを愛してる」福岡伸一
・「空中ブランコ」奥田英朗
・「わたしを離さないで」カズオ・イシグロ


こうやって今年の秋を振り返ってみると、ゆっくり本屋さんめぐりもままならない日常の中で、たまたま夫の本棚から拝借した米原さんの本にしばらくはまり(はまり過ぎ?そういえば米原さん特集をしていたユリイカのバックナンバーも取り寄せて読んだな 笑)、あとは、その本の中で出会った作品へ吸い込まれるようにして辿り着いているなァという印象。  

どれも私の中ではなかなかのヒット作品、と感じましたが、久しぶりに読んだ長編小説「わたしを離さないで」には特に心揺さぶられました。どーん というのではなく、音もなく静かに でも、とてつもなく巨大な黒い影を伴って という感じです。いろいろと考えさせられました。

いつだったか、20年近く前になるかもしれませんが、「ダンサー イン ザ ダーク」という、これはズドーン!と魂を揺さぶられる作品でしたが、映画を観たときの心の動きを思い起こさせるものがありました。



自室には既に、読みたいと思って選んだ本たちがアマゾンからお目見え。続々と積み上げられ中です。
本当は本屋さんでの偶然の出会いが好きなのですが、、そうも言ってられない毎日ですから、今は仕方ありません。便利さの力も借りて、、、。
1日1冊 とは なかなかいきませんが、次にどんな作品に出会えるか、今の私の小さな愉しみです。






久しぶりのモスクワ!

October 28 [Sun], 2018, 0:07
2018年10月27日(土)

大阪も、ようやく秋の空気になってきました。
と思っていたら、来週はもう11月ですね。


11月19日のモスクワ公演もいよいよです。
わくわくどきどき、、、!

チラシが出来上がったようです。



今年は、日本とロシアの交流年ということで、様々なご縁がつながり、第20回 国際音楽フェスティバルの中の一つの公演に出演させていただくことになりました。

<日本の心>に軸を置いて20年間続けられてきた音楽祭ですが、今回のテーマは「悟りへの道、永遠なるもの ー 日本人作曲家の作品に宿る仏教的・儒教的思想」となりました。


「第20回 国際音楽フェスティバル ー日本の心ー」
日時:2018年11月19日(月)19:00開演
会場:モスクワ音楽院内ラフマニノフホール

コンサート前半は、洋楽と邦楽の垣根を越えたすばらしい作品を数多く生み出されている前田智子先生の作品を尺八:田嶋直士先生、ヴァイオリン:河村典子先生、コントラバス:白土文雄先生、ピアノ:久保美緒でお届けいたします。宇宙、永遠、人間、自然、人間の業と無常観を描き出すプログラムです。

後半は、つい先日急逝なさった松下功さんの作品によるプログラムです。




話は少し飛びますが、今を遡ること15年? 大学院時代の研究テーマをラフマニノフにしたことで、在学中の2年間はロシアのことしか頭になかったような日々を過ごしていました。

彼の生まれ故郷をどうしても訪れたくて、夏休みを利用して一人ペテルブルクへ。

彼が少年時代を過ごしたという小さなアパートに泊まって感激のあまり一人涙し、信者でもないのにカザン大聖堂に一日に何回も足を運んだり、さらには長距離バスに乗ってノブゴロドに赴き、息も白くなる9月下旬の夕暮れ時、彼が幼少時に通ったであろう教会の鐘の音をベンチに座って録音したり、この川で遊んだりしたのかなぁなんて勝手な妄想を抱きながら、冷たい川にそっと手を入れてみたり、、、

その翌年、運良くモスクワ音楽院のマスタークラスに参加できることになったのですが、そのとき通訳として同行していた人が、まさか将来自分の夫になるなんてその時は夢にも思わず、、、笑


ロシアに住んでいたわけでもないのに、どういうわけだか、何かとご縁があり、ホッと懐かしい想いを抱かせてくれる国です。


なんて色々書いていると、だんだんと昔のロシア熱が復活してきて、もうすでにかなり興奮気味です。



そんなこんなで、様々な準備を日々積み重ね、日常の仕事、家事、育児をこなし (ていると自分では思っている)、私の頭の中は東京の路線図と大阪の路線図を重ね合わせたような状態。
心身ともに弱っているところを樹木希林さんの言葉に救ってもらいながら、とにかくポジティブに!と自分の脳に言い聞かせているところではありますが、この日を楽しみに、本当に楽しみに大切に迎えたいと思います。








掌〜大切なものは手の中に

September 10 [Mon], 2018, 12:23
2018年9月10日(月)

もうはや2018年も残すところあと4ヶ月となりました。
度重なる天災をはじめとして、今年は地球全体が何だかざわざわもごもごと動いていますね。
一人でも多くの方が一日も早く日常を取り戻せますように、、、。


我が家でも地震の大きな揺れや迫りくる台風の恐怖、そこに存在していて当たり前だったはずの水道や電気の停止、洗濯機・クーラー・冷蔵庫・パソコンと次々に家電が故障していく状況に加えて、この夏は息子が2度も体調を崩し、続いて私も珍しく内科にかかり大嫌いな抗生物質のお世話になるという事態に至りました。

特に、不気味な音と共に巻き起こる強い”風”がこんなにも人の心を不安にするとは、この歳になるまで想像がつきませんでした。


そんな中ではありましたが、何とか今夏も音楽だけに身も心も捧げる(捧げきれたかは?ですが、、)幸せな4日間を過ごすことができました。有難いことです。


時は移ろい、月日の流れと共にそれぞれの置かれている状況も変化し、また人の力の及ばない様々なエネルギーの働きもあり、これからは他力本願ではなく、それぞれに自身の課題と向き合い、日々独り黙々と時を重ねていく、いつかまた再会が叶うことを愉しみにしながらも、そんな覚悟が必要なのかなと、ふと思いました。

そして、音楽に関係あることもないことも全てにおいて日常を丁寧に生きるということが、いかに大切であるかということをまた思い出させていただいた気がします。



生命誌研究者の中村桂子さんの言葉に「生の充実とは思い通りにならないものを手塩にかけて育む。時間を飛ばすのではなく、紡ぐこと。自分も生きものの一つという原点を見据えるためにも農業を学べ」とあるそうです。

中村さんの言葉を紹介しておられたその記事にもありましたが、扉を閉めるとき、ものを置く時、掃除をするとき等々、日常には手を使うことが非常に多いですが、その動作の最後まで優しく手を添える。何でもないそんな仕草がある風景の中で子供たちが育っていくわけです。

ひとつのフレーズの終わりをどう弾くか、次に登場する音楽がどういうものなのかを想定して終わりを大切にする、そのことが次の音楽へと繋がっていく。 

今、目の前で起きていることに集中し、その時間を大切にすることが次の時間を育んでいくという意味で、農業も日常生活も音楽もみんな同じなんだなと自分の中で何となく一つの線となってつながりました。
(つながりましたが、これがまた簡単そうでなかなか難しいのですよね、特に大人にとっては、、、。)


子供に対して親らしいことは何もできていないことになんとなく後ろめたさを感じることもあるのですが、でも私が私らしく生きるその姿を見せることが、唯一私にできることなのかなと、漠然とではありますが大切に持っていたその考え方を、これからも持ち続けていいのかなと、少し勇気をもらえた気がします。


とはいえ、まずはどうしょうもないこの大雑把な行動を直すべく、扉を静かに閉めたり、静かに片付けを行える様、嘘偽りのない心で意識を持って取り組めるよう、改めて心がけるところから始めようと思います。






わたしの不在中に建設されたそうです。
一階がコンビニで、二階がスシローだそうです(笑)




おじいちゃんと。
息子にとっては無条件に安心できる存在なのでしょうね。
不思議です。







4年前はこういう関係だったのですから、早いものです。





父もずいぶん歳をとったなと、色々心配ごとは後を絶ちませんが、できるだけ長く健康で生きていてくれたらと思います。




今日は、47歳という若さで他界した母の19回目の命日です。

私も今年40歳を迎え、47歳という年齢にかなり近づいてきたことによって、これまでよりは母の胸中を具体的に想像できるようになってきたように思います。



親子間の関係というのは、死後も変化し続けるのだなぁということをふと思いました。








夏の祈り

July 17 [Tue], 2018, 9:48
2018年7月16日(火)

この1ヶ月ほどつらい出来事が続いています。
色々な境遇にあるであろう被災地の方々の状況を想像すると本当に心が痛みます。

だからといって何の力にもなれないのですが、、これ以上つらい思いをされる方が増えない様、祈るばかりです。






そんな折に何とも書きづらく、筆が進まなかったのですが、、、
来週に迫ってまいりましたので夏のコンサートのお知らせをしたいと思います。








容量の関係で裏表のサイズがバラバラでどうもおかしな感じですが^_^;




今回で4回目の公演となります。
和洋様々な楽器や作品による色彩に富んだプログラムとなっておりますので、何方様にもお愉しみいただけることと思います。
私は、詩:谷川俊太郎 作曲:前田智子による「あおのふるさと」尺八・ピアノ版でプログラムの最後に演奏させていただく予定です。



気が滅入りがちな今夏ですが、木の新しいエネルギーを感じさせる豊中文化芸術ホールでほんのひととき、暑さと日常から離れた世界をご一緒できたら嬉しいです。


ご興味ございます方はいつでもご連絡ください。





では、引き続きみなさまお身体大切に、全ての方が静かな夏を過ごせますようお祈り申し上げます。








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大阪在住のピアニスト&ピアノ講師のブログです♪
音楽(最近は室内楽が特に好き)と、戦争のない人間らしい世界をこよなく愛し、映画鑑賞と一人旅、宴会が大好きです!
気が向いた時に日々感じたことを綴っていきますので、時々遊びに来てくださいね!



♪近々のコンサート予定♪

ヴァイオリン、コントラバス、ピアノによる室内楽の愉しみ 2017 〜一音の世界〜

出演:ヴァイオリン河村典子 コントラバス白土文雄 ピアノ久保美緒

曲目:ツィポリ・コントラバスソナタ、モーツァルト・ピアノ三重奏曲KV.502、シュニトケ・古い様式による組曲Op.80、ショパン・子犬のワルツ、グリンカ・ロシアの歌、サラサーテ・ツィゴイネルワイゼン

◆2017年6月10日(土)14:00開演(13:30開場)
小海邸(長野県茅野市)
入場料:3,000円 お問合せ先:0266-72-3025

◆2017年6月11日(日)14:00開演(13:30開場)
第15回 えにしのサロン
光が丘美術館(東京都練馬区)
入場料:3,500円(学生2,000円) 
お問合せ先:officen_info@yahoo.co.jp

◆2017年6月18日(日)14:00開演(13:30開場)
SalonClassic(兵庫県芦屋市)
入場料:3,000円(学生2,000円)
お問合せ先:kubomio.0725@gmail.com



※各公演内容はやむを得ない事情により予告なく変更される場合もございます。予めご了承くださいませ。










生徒さん募集
ピアノレッスン新入生随時大募集です。お子様から大人の方まで♪
お問い合わせは、kubomio.0725@gmail.comまたは右記久保美緒のホームページよりメールでどうぞ!! 
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