みかんとちっちの作品を知ってもらう為の日記です

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同じ月を見ている-ちっち観る- / 2005年10月27日(木)
同じ月を見ている

窪塚洋介さん復帰第1作目です。

漫画「編集王」を描かれた さんの作品の映画化だそうで、実に青年誌っぽいストーリでした。(原作はみていません)

主要人物として香港から俳優さんを連れてきて、撮られたそうですが、違和感はありませんでした。

(ちなみにaki さんのご指摘により「香港」のところが「韓国」になっておりましたので修正いたしました、ありがとうございます)

ちなみにこの映画についてはブログもあって、制作状況など書かれてあります。

パンフレットのように澄んでいて美しい映像ばかりかと思いましたが、その反対で、日々起こる、思い出したくもないような思い出のような過去や現在が交差されています。


ちなみに今回も暴力シーンや、手術シーンはブラックアウトしています。(目をつぶっていました)音だけでも分かりますしねぇ。痛いのは嫌です。ははは、ごめんなさい。

復帰後のあの方の演技が見たくて観ましたが、浮くことなく、後ろ暗い過去や、やるせない現在、不安や嫉妬で一杯の青年を見事に演じられていました。(彼自身、彼が演じた役ではなく、もう一人の男の役をやりたかったそうですが、こっちのほうが合っています。)

しかし、それよりももう一人の男の存在が凄かった。

設定だけ話しちゃうと、両親もういなくて、貧乏なんです。んで、教えてもらえる人もいないので、学もなく、いじめられっこだった人の役です。

もう一つ、特殊な能力を持っていて、「ネンリキ」と彼らは呼んでいましたが、人の心が少し分かるんです。そして、彼は絵が上手。

純粋で、きれいな心の持ち主と表現できますが、なぜか目が死んでいるんです。

「仕方ない」と少年時代から全てを引き受けてしまっていたせいなんでしょうか、笑っても目に俳優さん独特の目の輝きがないんです。

しかし一転して山場のシーン、光ってるんですよね。この時その役者さんの演技だと悟りました。

その前に彼は本当に表したかった感情をぶつけた絵を1枚描くのですが、岸田今日子さんが解説を入れるよりも早く何らかの感情に突き動かされました。

若者語でいえば「ヤバイ」なんですけどね。

これは一度観た事のある感じの絵だな、とは感じたんですが、プロの日本画家さんの絵でした。(過去何度か日展に入選されていました)

その人のサイトにもまだ公表されていませんが、その画家さんの絵が私は好きになりました。
祝いとして送った絵よりもあの日本画のほうが好きです。

・・・映画から脱線しましたが、総評して、観ておいても絶対損はない映画だと思います。

難点なのは場面展開で見ている側に何らかのイマジネーションを強要させられる部分も多い話の展開になっていますし、リアリティを出す為に暴力的なシーンや、手術で本物の心臓も出てきたりするところです。

ただ、この世の中あんなにドロドロしてて、嫌な感情ばかり渦巻いている人たちばっかりだと思うと嫌にはなりますが、でもそれだからこそ、きれいな心を持った人間がくっきりと浮かび上がってきますし、己の醜さも感じずにはいられない作品になっていると思います。

でも、やっぱりクライマックスくらいはうまくいってほしかったなぁ。あれじゃぁ、「受難」って言ってもおかしくはないし、もっと、笑ってほしいし、もっと、創りだしてほしかった。
「かわいそう」というよりも一人の人間の人生を垣間見た者としてはやるせない悲しさがこみ上げてきます。
原作の問題なのかもしれないんですが・・・。
あと、名演技をされていた山田太郎さん、最後のシーンを除けばいい演技だったと思います。


・・・制作中の「奇跡の実」(仮)と微妙にかぶるあたりなんで今これを思いついたんだろうと悲しくなりました。
でも、テーマ自体が微妙にかぶるだけで、読んだ人はたぶん「どこが?」って聞くかもくらいです。

あー、でもこの作品は漫画読みたくなったなぁ。
世の中には知らないところで良い話が生まれてる事を実感した今日この頃でした。
Posted at 09:49 / ちっち映画れびゅー / この記事のURL
コメント(4)
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https://yaplog.jp/mikan_titti/archive/63
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コメント

追記します。

お名前を確認していなかった為、ひとつにまとめてしまいました。

申し訳ございません。

お二人のコメント大変嬉しかったです。

では。
Posted by:ちっち at 2005年10月28日(金) 11:22

コメントありがとうございます。
香港の方でしたか・・・。
早速編集かけさせてもらいますね。

あと、お邪魔させていただく事もあるかとおもいますがよろしくお願いします。

「嬉しい」内容と言ってくださってありがとうございました。
Posted by:ちっち at 2005年10月28日(金) 11:14

主人公ドンちゃん役は、韓国ではなく香港の人です。
って偉そうに言える立場ではありませぬが・・。
下記の方同様、私も、公式ブログから流れてきました。
では、失礼します。
Posted by:aki at 2005年10月28日(金) 02:49

はじめてコメントさせてもらいます。
早川剛と申します。

同じ月のブログのトラックバックから
たどってきました。

あまりに嬉しい内容のブログだったので
おもわずコメントさせてもらいました(苦笑)。

あ、ちなみにサイトの方には
そろそろ詳細をアップしようかと思ってるんで
気が向いたら見てやって下さい。

それでは。
Posted by:早川剛 at 2005年10月27日(木) 12:39

   
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