ああ!!官僚天国の種は尽きまじ!!!

April 27 [Tue], 2010, 22:45
23日から始まった事業仕分け第二弾のネット中継の初日のアクセス数は約80万件だったとか・・・単純計算では4日間、320万件、すごいものですね。テレビもボヤボヤしていると、そのポジションを失いそうですね。
私も3日目のネット中継を途中から見ていました。対象は独立行政法人・日本貿易振興機構、通称ジェトロですね。
ホームページには「特に地域の中小企業の国際展開を支援するため」「世界約70箇所以上の海外事務所、国内38箇所の本部、貿易センター、およびアジア経済研究所のネットワークで地域や企業それぞれのニーズに即したきめ細かな対応を行います」とあります。

ジェトロの待遇はなかなか結構なものなのですね。
ジェトロの職員は約1300名いて、このうち800名は海外各地に駐在。この皆さんの処遇は地域事情の差に応じて決定していますが、ルールは外務省の外交官の給与・処遇(その8割。独立行政法人で海外に駐在しているケースはこのやり方、と説明していましたが)に準じているという。(外務省の職員は3年駐在すると1軒家が建つそうですが・・・)
ジェトロも駐在員になれば、給与は国内給与の2倍超という計算のようです。仕分けで出た数字では国内給与が700万円超の場合、駐在員になれば1500万円超になるという。
しかし、駐在地の政治的・気候的環境は様々です。できれば、欧米のようなところが良いのでしょうね。

バンクーバー駐在事務所の所長は歴代財務省の者が着任しているという。財務省の指定席(財務省には3つの指定席がある、とか)ですね。出向駐在、現役官僚の指定席です。
この事務所は所長一人、所員一人。二人だけの事務所です。
財務省の官僚はバンクーバーに決まったとなると「バンザイ」するそうですよ。快適なところなのでしょうね。文句のつけようがない。しかも、帰国すれば懐ははちきれそうになっているのですから。
ジェトロでは、なぜ財務省の者がバンクーバーなのかについて「大きな事務所では手に余るだろうから、この規模がちょうど良い」と説明する。要するに大した仕事はなく、楽しんで2〜3年過ごすには手頃だということでしょう。
この候補者をどう選んでいるのか?と問われて、「面接しています」。「いままで落ちた人がいるのか?」「おりません」「そういうのは面接とは言わない。顔合わせというのだ」というやり取りもありましたね。

因みに、この手の現役出向は全部で14名いるとか。財務省以外は経済産業省の皆さんです。
仕分けは「現役出向は廃止でした」が・・・
監督官庁の経産省の副大臣は「若い人の経験勉強になることなので納得できない」と仕分け後も猛反対、場外乱闘の状態でした。
「省益」丸出し、民主党の政務三役も仕分けしたほうが良さそうです。
(第294回)
  • URL:https://yaplog.jp/matsudo/archive/472
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鸚鵡
事業仕分けの役割は、日本に多数の役人が日常的に独立行政法人および関係諸団体に関与し、将来、高級官僚のみでなく、末端の職員までの就職先になる構図を明らかにする意義があるでしょう。これは、国家のみでなく地方公共団体も似た構図があります。
私の経験では、各業種の例えば、自動車、家庭電器、医薬品等の多数の工業会があります。この工業会には、所轄官庁の退職者が数人います。これは、所管官庁の指定ポストです。このOB、OGが所轄官庁と折衝して、業界の意向を伝え、官庁は対応します。その折衝に企業担当者も同席する場合もあります。ここに企業と所轄官庁の良きに悪しきに癒着が発生します。所轄官庁からすれば、工業会を通して法令新設、改正等の伝達ができ、情報も交換できる便利な団体でもあります。これらの工業会の所轄官庁のポストは、業種が巨大であるかによってサラリー、退職金も異なります。当然、参加企業の会費により運営されています。これは民間工業会ですから、政府が口出しはできないでしょう。ジェトロの話がありましたが、経済産業省の若手の役人をヨーロッパの大学に2年研修に行かせるのに、まずジェトロの職員に出向させ、ジエトロからヨーロッパに赴任していきました。諸手当が公務委員よりジエトロの方が高いからです。会員メンバー企業が壮行会を開き、現地でも参加企業駐在員が何かと面倒を見るシステムです。帰国すれば、当然お世話企業とは、それなりに厚誼を交わします。日本的で素晴らしいシステムです。独立行政法人と所管官庁もこの構図で、更に税金が団体に流れ、役人にとっては職場を提供、団体に関係する企業には、入札競争のない旨味のある仕事が入るのでしょう。その企業にも役人を受け入れることになるでしょう。
これが、戦後の自民党政権の磐石であった利権の構図です。
April 28 [Wed], 2010, 9:09
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