世相探訪その397 学校での「いじめ」認知件数が過去最多の54万件。その8割が小学生。学年数が同じ中学と高校では、高校は中学の倍。小学校は高校の倍の学年だが、実質12倍のいじめ件数。小学校の『いじめ問題』の深刻さが浮き彫りに。さらなる少人数教育の導入などで教師の負担経験など、徹底した小学校教育体制の改善が大いに急がれる印象だ。子どもは国の宝。軍事費より教育費だ。子どもを泣かせてはいけない。 

October 19 [Sat], 2019, 6:06





学校でのいじめ昨年度54万件 過去最多 文科省調査
全国の学校で認知されたいじめの件数は、昨年度54万件を超えて、過去最多となったことが文部科学省の調査で分かりました。
いじめの認知件数は、国が早期発見を呼びかけてから増加傾向が続いていますが、専門家は「小さないじめが認知されるようになったことは評価できるが、増えたいじめの解決を急ぐあまり、形ばかりの対応になっていないか注意が必要だ」と指摘しています。
文部科学省は全国の小中学校と高校、そして特別支援学校で確認されたいじめについて毎年調査していて、17日、昨年度の件数を公表しました。
それによりますといじめの認知件数は54万3933件で、前の年度より12万9555件増えて過去最多となりました。
内訳は小学校が42万5844件、中学校が9万7704件、高校が1万7709件、特別支援学校が2676件となっています。
さらに加害者の児童生徒に学校がどう対応したかを複数回答で聞くと、最も多かったのが保護者への報告で45.6%、次いで被害者の児童生徒やその保護者への謝罪の指導で43.4%、別室指導が11.3%などとなっています。
こうした対応によりいじめが3か月以上やむなど「解消した」とされたのは、全体の84.3%に上る45万8462件でした。
いじめの認知件数は国が早期発見を呼びかけてから増加傾向が続いていますが、いじめの問題に詳しい名古屋大学大学院の内田良准教授は「いじめが見つかるようになってきたことは評価できる。一方で、多くのいじめを解決する責任が学校に求められ、時間が無い中で説明責任を果たそうとすると、対応が形式的になる危険性がある。大人の都合による解決となっていないか注意が必要だ」と話しています。
仲直りの握手で終わり?
いじめの解決策として学校から仲直りの握手を求められた経験がある20歳の女性とその母親です。
小学生の頃、いじめを受けていた女性が、母親を通じて先生に相談すると、相手の同級生と一緒に呼ばれて事情を聞かれたといいます。
そして最後に求められたのは同級生との握手でした。
女性は当時の気持ちを「私は握手したくなかった。先生と加害者の子は謝ったら終わりという納得があったけど、私は置いてきぼりな気持ちでした」と振り返ります。
その後もいじめは続き、女性は学校に通えなくなりました

いじめを解決させる目的で、学校が行う仲直りの握手が引き起こす問題をNHKで特集したところ、幅広い年代層から「私も同じ体験をした」「握手して一件落着とされた」という声が、数多く寄せられました。
握手させたことを後悔する教員も
どうして、いじめを解決する手段に教員はこうした対応を取るのか。
過去に同じ指導をしたという50代の中学校教員に話を聞くことができました。
若手だった当時、「仲がよかった友達に陰口を言われる」と訴えてきた生徒がいたので被害者と加害者の双方に話を聞いたうえで、最後に行ったのが、仲直りの「握手」だったといいます。
この教員は「生徒指導も含め先輩から習うという部分が多く、先輩の見よう見まねだった。だからこうするものだと思い込んでいた」と説明しました。
握手させたことを後悔する教員も
しかし握手を終えた後、いじめを訴えた生徒から「相手からにらまれて怖かった」と打ち明けられた教員。
生徒のことを、本当に理解した指導でなかったと後悔したといいます

この教員は今は校長となり、いじめの訴えがあった時は加害者と被害者を個別に呼んで必要な指導を行い、被害者が望む場合はクラス替えや転校などの対応も検討するといいます。
教員は「教師としての力の無さを子どもに背負わせたことを思うと、本当に申し訳ないと思う。今は絶対に寄り添うべきは被害者で、心が折れないように支えきることが大切だと思っている」と話していました。
いじめの解決を急ぐ教育現場
一方、いじめの解決を急ぐあまり、握手などで仲直りさせる動きが今も学校で強まっているという教員もいます。
40代の男性教員がその理由として挙げるのが、学校側から細かく求められるいじめの報告です。決まった報告書にどんな小さないじめであっても、その詳細を記載し、最後には解決したかどうか書かねばなりません。
これにより小さないじめも見つけることができるようになった一方、解決を急ぐあまり、安易に仲直りさせるケースは若手教員を中心に少なくないといいます。
男性教員は「報告の数が少ないと、『少ない』と言われてしまうので、どんな小さなことでも報告しなければというプレッシャーがある。最近は特にいじめの早期発見、早期対応というのが、よい対応とされるので、握手して仲直りはよく見るなと思う」と指摘していました。(NHK)


素敵な学び舎も汚染し、いまや・・・廃校の墓標

積まれた汚染物質
 
それが・・・いまや誰もいない街になった。


(第11058回)
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