妻と二人三脚で近江・京都を巡る旅(101)   

October 10 [Thu], 2019, 6:28



京都には・・・・「・・・・面(づら)」という物言いがあるそうだ。
たとえば「大徳寺の茶面(ちゃづら)」である。
「茶づら」は、大徳寺が千利休との関りが深かったからである。利休の木像があることで有名で、それが秀吉のご機嫌を損ねたともいわれるが、茶の湯の文化との関りが深いことで『大徳寺の茶面』というわけのようである。
他にも、『南禅寺の武家面(ぶけづら)』。
これは南禅寺が足利義満や徳川家康から格別の帰依を得たことからだという。
あるいは・・・建仁寺は詩文芸術に秀でた僧侶を多く輩出したことで『建仁寺の学問面(がくもんづら)』と言われた。
他にも、こういう呼び名を持つ寺があるのかもしれない。

さて・・・・京都五山のひとつである東福寺はどういう異名を持っていたか。
『東福寺の伽藍面(がらんづら)』である。
これまでのことで想像がつくかもしれないが、東福寺はその伽藍の壮大さによる。
現在でも威風堂々たる三門の他、昭和期に再建された本堂の他、日本最古の禅宗東司(お手洗い)などが有名であるらしい。
が・・・・何より有名なのは『三名橋』であろう。
下流から臥雲橋(がうんきょう)、通天橋、偃月橋(えんげつきょう)であり、中では方丈と常楽庵を結ぶ通天橋が有名である。通天橋は長さ27メーターの屋根付き木造廊橋。
廊橋の界隈には2000本にも及ぶ楓が密集する紅葉は圧巻というほかはない。

ちなみに・・・・京都五山というのは、南禅寺を別格として、第一位が天龍寺、第二位が相国寺、第三位が建仁寺、第四位が東福寺、第五位が万寿寺という。
順位がその格を現すかは、そう単純ではならしい。選んだ権力者の思惑に左右されるもので、精々何かの目安程度のものと受け取るのがよいのかもしれない。



(第11047回)
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