世相探訪その373 巨大な原発の闇の蓋が一部開いた。金沢国税局の税務調査で判明。原発所在地の高浜町の今年3月に死亡(90歳)した元助役への税務調査で、元助役が原発工事関連の工事会社から預かったうちの『一部』を7年にわたり関西電力の社長、会長ら幹部20人に計3億2千万円を渡していたことが判明。無論、時効の分を含めれば、それ以前もあったのだろう。政官学も含めて原子力ムラの闇は底なしに深い。  

September 28 [Sat], 2019, 6:20





関電会長らに高浜町元助役から資金
関西電力の八木誠会長(69)や岩根茂樹社長(66)、豊松秀己元副社長(65)を含む役員ら6人が2017年までの7年間に、関電高浜原発が立地する福井県高浜町の元助役(今年3月に90歳で死亡)から、計約1億8千万円の資金を受け取っていたことが、金沢国税局の税務調査で分かった。複数の関係者が9月26日までの共同通信の取材に明らかにした。
元助役は原発関連工事を請け負う地元建設会社から約3億円を受領していたことも判明。国税局に対し、関電側への資金提供について「お世話になっているから」と説明しており、工事費として立地地域に流れた「原発マネー」が経営陣個人に還流した可能性がある。
八木会長は26日夜、取材に対し、税務調査に真摯(しんし)に対応したとした上で「元助役は地元の有力者で、原子力に対しても理解のある方。そういう意味でお付き合いがあった」と述べた。資金の授受があったのかとの質問には「会社の広報に聞いてほしい」と繰り返した。岩根社長は「中元とか歳暮はあった。通常の付き合い以上のものはいけないという認識でお返しした」と話した。
元助役は1977〜87年、助役を務めた。当時から関電と深い付き合いがあり、退職後も町の顔役として影響力を持っていたとされる。
複数の関係者によると、金沢国税局は昨年1月、高浜原発や大飯原発の関連工事を請け負う高浜町の建設会社への税務調査に着手。この会社から工事受注に絡む手数料として元助役へ約3億円の資金が流れていることが確認された。
さらに元助役の税務調査を進めると、元助役が関電役員ら6人の個人口座に送金したり、現金を入れた菓子袋を関電側に届けたりしていたことが判明。総額は7年間で約1億8千万円に上り、スーツの仕立券などもあった
。元助役は「関電にはお世話になっているから」と説明したという。
工事経歴書によると、高浜町の建設会社は15〜18年、原発関連工事を少なくとも25億円受注していた。
元助役は、受け取った約3億円を所得として申告していなかったため、金沢国税局は申告漏れを指摘し、追徴課税した。
高浜原発は3、4号機が17年6〜7月に営業運転を再開。1、2号機も再稼働に向け、安全対策工事が進められている。(共同通信)

関電20人に3億2千万円 社長「返却強く拒まれた」
関西電力の八木誠会長(69)を含む役員ら6人が関電高浜原発が立地する福井県高浜町の元助役の故森山栄治氏から多額の金品を受領していた問題を受け、関電の岩根茂樹社長(66)が27日、大阪市の本店で臨時の記者会見を開き「2011年からの7年間で20人が計3億2千万円を受け取っていた」と明らかにした。
「常識の範囲を超える金品は受け取りを拒んだり、返却を試みたりしたが、強く拒絶されたため一時的に個人の管理下で保管していた」と説明。
既に自身と八木会長は報酬減の処分を受けたとし「それ以外の処分人数と内容は差し控える」と語った。(共同通信)

関電社長「記念品的なもの」
社内処分、金品の内容、返却時期など説明なく

関西電力の八木誠会長(69)ら幹部らが、高浜原発のある福井県高浜町の元助役、森山栄治氏(今年3月に90歳で死亡)から資金を受け取っていた問題で、27日午前に緊急記者会見を開いた岩根茂樹社長(66)は冒頭、「ご迷惑をおかけしてしまい申し訳ありません」と謝罪し、約5秒間深々と頭を下げた。
しかし、受け取っていた金品の内容や返却した時期などについて、あいまいな答えに終始し、詰めかけた約100人の報道陣から厳しい質問が相次いだ。
スーツ姿の岩根社長は硬い表情で質問に答えた。八木誠会長(69)ら6人だけでなく、計20人が計約3億2000万円相当を受け取っていたと明らかにした上で「(福井県高浜町の元助役で故人の森山栄治氏と)関係悪化することを恐れて、一旦お預かりして、返せる時に返そうと思った」と釈明し、「原子力事業に影響が出るのではないか」と返却をためらったことも明かした
岩根社長は20人が受け取った金品の内容は具体的に説明せず、「返せるタイミングで返せるものは返した」と話すにとどめた。しかし、いつ返したかは明かさなかった。関係者の処分についても「社内処分は行った」と繰り返すのみで、具体的な処分内容は伏せた。
会見では、岩根社長自身は何を受け取ったかも問われた。しかし、「記念品的なもの」と述べるだけで具体的には明かさず、返却した時期や方法についても語らなかった。(毎日)

関電20人に金品3.2億円 岩根社長「一時的に保管」
関西電力の岩根茂樹社長は27日に記者会見し、岩根社長、八木誠会長を含む役員ら20人が2018年までの7年間に、個人から私的に計3億2千万円分の金品を受け取っていたことを発表した。
関係者によると、金品を渡したのは関電高浜原発が立地する福井県高浜町の森山栄治元助役=3月に90歳で死亡。元助役には原発工事の関連会社から資金が流れていた。
電や関係者によると、金沢国税局による元助役への税務調査で、元助役が原発工事に関わった建設会社から約3億円を受け取り、関電側にその一部が渡っていたことが判明した。元助役は生前、地元の顔役として関電側との接触があった。役員らは所得の一部について修正申告し、すでに所得税の追徴分などの納付にも応じたという。
岩根社長は記者会見の冒頭、「社会に多大な心配をかけたことを深くおわびする」と謝罪。「受け取りを拒んだり、返却を申し出たりしたものの、強く拒絶されるなど返却困難な状況があった。返却の機会をうかがいながら、一時的に個人の管理下で保管していた」と釈明した。「受け取った金品は儀礼の範囲内をのぞいて返却した」といい、社内処分も行ったという。(朝日)

●関西電力役員らが福井県高浜町の元助役(今年3月に死亡)から多額の金品を受領していたことが明らかになった9月27日、高浜町民の間に驚きや憤り、困惑が広がった。
町内には関電の高浜原発4基が立地し、地元経済はさまざまな恩恵を受けてきた。「裏にこんな関わりがあったとは…」と複雑な思いを抱く人もいた
同町の70代男性は「町民としてつらい」と表情を曇らせた。「小さな町だがこれまで発展してきた。その裏にこういう関わりがあったのかもしれないと考えると寂しい。町の名前も大きく報道されてしまい、大変不名誉」と肩を落とした。
「やっぱりねと思った」。こう切り出したのは同町出身の60代女性。関電と元助役を巡る黒いうわさを耳にしたことがあるといい「町のイメージが悪くならないといいが…」と心配した。同町の70代女性は「決してあってはならないこと」と憤り、「別世界の話でよく分からないが、関電との関係を維持するためには、ここまでしなければならなかったのだろうか」と困惑気味に話した。
「一時的に預かったとする関電側の説明は不誠実で信用できない」と話すのは同町で旅館を経営する50代女性。「関電はしっかり説明責任を果たしてほしい」と強く求めた。一方、81歳の男性は「こんなことはどこにでもある話だろう」と冷めた表情で話した。
地元の建設会社から元助役に約3億円もの巨額の金が流れていたことが明らかになったことに対し、町建設業組合の松味良幸理事長は「ただただ驚いている」と絶句した。(福井新聞)


素敵な学び舎も汚染し、いまや・・・廃校の墓標

積まれた汚染物質
 
それが・・・いまや誰もいない街になった。


(第11018回)
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